この世界はかつて魔法少女によって救われた。
100年ほど前、異世界からの侵略者が現れた。
当時の軍隊が連合を組んで対抗したが敵わず侵略者によって支配されると思われた。
だが侵略者に反応している勢力もまたこの世界に現れて対抗する手段を授けてくれた。
力を扱えるのは当時は少女だけだったからその者達を魔法少女と呼ぶようになり魔法少女達と魔法少女を支えてくれた者達によって侵略者は次第に押されやがて倒される事となった。
魔法少女達は元の生活に戻り異世界からの来訪者も元の世界へと戻った、だがまた似たような事が起こるかもしれないと世界は魔法少女の為の機関を作り出した。
それから100年が経ち今では魔法少女は受け入れられて街中で魔法少女を見かけるようになった。
どこにだって虐めや格差はある、それは魔法少女でも同じ。
優秀な子は優遇されて駄目な子は虐められる。
私は
だからこそ私は成績は良いけど学校では常にカーストの位置にいる。
流石にやり過ぎはアウトで既に1人が魔法少女としての進路を取り消されている。
そんな出来事があってからは虐めは少なくなっているがそれでも続いている。
今ではすっかりと慣れた差別がある授業を終えて家へと帰る。
『ねぇ、あれって?』『あらまぁ!すごいわ!』『私達に会わせよう!』
そして家に帰って明日の準備をしていると窓の方で騒がしくなってきた。
思わず窓の方を見るとそこには小人達がいた。
小人達は私がこちらを見ている事に気づくと
『私達に気づいた!』『本当に見れるのね!』『姫様にも連絡だ!』
と大はしゃぎした。
小人達は魔法少女達とかつて関わった妖精のように思えるがおそらくは違う者だろう、小人達は3人いてそのうちの1人は何処かへと飛んでいき残りの2人は窓を障害でもないようにすり抜けて私の近くまで寄ってきた。
小人達を近くで見ると1番の特徴と言えるのは羽だろう。
透明感のある赤と青の羽はこの子達をファンタジーの妖精のように思わせる。
「貴女達は一体?」
『私達?私達は妖精よ。』『妖精妖精!』
小人達は自身の事を妖精と告げた。
でも妖精はなぜ私の所へときたのだろうか?
『私達はね、貴女の魔力に惹かれたの。』『魔力、凄く、ある。』
「えっ?私には魔法は使えないのですが?
『外で良く見たもどきの事?』『魔法使いもどき?』
魔法少女をもどきと妖精は呼びそれはどういう意味なのかを聞こうとしたら
『姫様に知らせたよ!すぐに来るからね!』
一旦離れていた1人の妖精が戻ってきてそう告げた後新たな妖精が現れた。