赤き血の英雄、悪を穿つ。   作:ただねこ

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13話

入試に出てきた0P敵(お邪魔虫)……!!

 

「もう轟が来てるな……」

「もっと凄えの用意してもらいたいもんだな、クソ親父が見てるんだから

 

そのまま、数体の0P敵が凍りつく。

……親父さんかあ。お前まだ囚われてんのな。

 

「血星磊……戻れ」

 

血液を無駄にしたくはない。

使いまわしていこう。

 

「っと……危ね、あいつそのまま倒しやがった。……穿血」

 

『轟、攻略と妨害を一度に!!コイツぁシヴィー!!』

『渡我も難なく突破か。この程度ならまあ余裕だろ』

 

んで、次は……おっと。

 

『さあ、第一じゃチョロいらしいぜ!?じゃあ第二ならどうだ!!落ちればアウト!それが嫌なら這いずりな!!ザ・フォール!!』

 

「……うーん」

 

赤燐躍動……足に溜めるか。

 

「お先」

「!」

 

『轟と渡我が争ってるな!』

『身体能力も判断力も図抜けてる。お互い一進一退か』

 

「よっ……ほっ」

 

縄を1本ちょうだいな。

 

血刃で切って……血液さえ付着すれば操れるから……こうだな。

 

「轟のぐるぐる巻きだ」

「チッ……!」

 

『個性で轟を拘束したか。血液の節約も兼ねた、いい判断だ』

『いいねー!!さあそのまま渡我が抜けたぁ!!』

 

……?一見何も無いな。適当に走り抜け……じゃなくて。

 

「っ!?」

 

爆発……!

 

「地雷か!!」

 

『そうさ地雷さ!!一面地雷原、怒りのアフガン!!位置はよく見りゃ分かるようになってんぞ!目と足酷使しろー!!』

 

「なるほど、じゃあ余裕だ」

 

赤燐躍動使って、下腿三頭筋(ふくらはぎ)外眼筋(動体視力)を底上げすればまあ見えるだろ。

 

『おおお!?渡我が難なく避けていくーーー!!!前しか見てねぇ!!まるでわかってるように……!!』

『動体視力の底上げか…!』

 

「俺には関係ねェよ渡我ァ!!」

「爆豪……!!」

「待てお前ら……!!」

「轟!」

「半分野郎!!」

 

俺の後をつけて最短で……!!

 

「やるか?」

「たりめぇだ!!」

「相手してやる、来な」

 

『さあさあ喜べマスメディア!!お前ら好みの展開だぁ!!A組3強の三つ巴だ!!』

『戦闘力は5分……さあ、どうする』

 

爆豪も轟も厄介だ。正直今の段階で蹴落とせるほどヤワじゃない。

 

「おらぁ!!」

「うお……苅祓!」

「こっちだ渡我!」

 

爆破による目眩まし、氷による妨害。赤燐躍動は氷も溶かせるから、ある程度進路変更しつつ、苅祓で妨害してるけど……ん?

 

「……なーんか結託してね?気の所為?」

「なワケあるかボケ!!」

「してねぇよ…!」

「俺に合わせんじゃねェ半分野郎!!」

「こっちの台詞だ!爆破で氷が壊れる!」

「氷で掌冷えンだよクソが!!」

 

隙だらけ過ぎるだろうがアホども。

 

「おふたりさん、余所見」

「「!!」」

「穿血」

「っぐ……!!」

「っぶねえ……!」

「つかテメェわざと外しやがったな!?」

「俺の血液は人には毒だ。万が一摂取したら危険なんでね」

「舐めプしんじゃねえぞ……!!」

 

目力凄っ。

……そろそろかな?

 

「3」

「!」

「あ?」

「2」

 

轟は氷、爆豪は爆破で迎撃の準備をする。

 

「1」

 

でも残念、俺じゃない。

 

「来いよ緑谷、遊ぼうぜ」

「デク!?」

「緑谷……!?」

「僕は負けるつもりなんて、ないぞ……!!」

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