赤き血の英雄、悪を穿つ。   作:ただねこ

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なんか原作に引っ張られて緑谷が1000万P持ってました。うーんバカ。


16話(再投稿)

「さあ、取りに行くぞ」

「うん!」

 

爆豪の持っている1000万……まあ、あいつはそれで満足するようなタチじゃないな。

 

「素早く行こう」

 

赤燐躍動。載の方は身体が熱くなりすぎて火傷させかねないので妥協。

 

「おぁっ!?」

「遊ぼうぜ、爆豪!」

「渡我、デク……!」

 

怒りとはストレスに於ける薬だ。

歓びとは精神の覚醒剤だ。

落胆とは人生の毒だ。

 

つまり、爆豪勝己という人間は己の無駄を限りなく削ぎ落とした人物だ。

 

「苅祓」

「セロ!」

「うぐ……粘着はいやらしいなぁ」

 

血が張り付く……瀬呂のテープも封じれるけど、お互い様か。

 

「尾白、酸警戒」

「わかってる!」

「心操、切島は硬い。できる限り避けるから着いてこい」

「ああ」

「……取れよ緑谷」

「うん!」

「──血刃」

 

 

『またもや渡我の血!!赤い塊がフィールドを限定するーー!!』*1

 

 

「渡我、これって……」

「血刃。触ったら切れる。勝つにはコッチのほうがいい」

「……わかった」

 

上では変わらず、緑谷と爆豪の攻防が続いてる。

 

「ふんっ!!!」

「あああああ!!」

 

『緑谷が食らいつく!それに爆豪が応戦!!試合開始から7分経過した今、まだ殴り合う!!』

 

「!」

 

血刃の一部が割れた……誰だ?

 

──穿血

 

 

「跳ぶぞ緑谷!!」

 

 

「えっ?」

 

今の──

 

模倣(コピー)か……!」

「正解。君の血が身体判定で良かったよ*2

 

爆豪は……爆破で上手く蹴散らしたか。

 

「テメ入ってくンじゃねぇ!!」

「ふふ、ここは行かせてもらうよ!」

 

『さぁ物間が割り入って三つ巴!どうする!?』

 

B組の物間……だったか?個性はコピーでほぼ確。条件は……いや考えても仕方がないな。

 

「おらぁ!!」

「良い個性だ!」

「緑谷血星磊(コレ)持て!」

 

緑谷と特攻仕掛けてもあんま意味ねーな……!

 

「このまま残り時間……てめーらのハチマキ全部ぶんどってやる!!」

「野蛮だね!そんなだから友達できないんだよ!」

「爆豪の友達は俺だ!」

 

そこ張り合わなくていいぞ切島。

 

「……チッ、時間切れだ。良い個性だと思ったけど、消費が半端じゃないね」

 

時間は……あと3分。絶妙な時間差だ。轟が刺してこないとは限らないし……。

 

「……緑谷」

「?」

「秘策使う」

「!」

「振り落とされるなよ」

「うん!」

*1
原作での轟チームvs緑谷チームの1on1を作り出したアレをやってます

*2
物間の個性であるコピーは「個性を持つ人間に触れると、その人間が持っている個性を5分間使用することができる」というもの。たまたま渡我の血液が個性判定的にOKだった。

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