俺は普通の高校生なので、   作:雨ノ千雨

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序章35 その瞳の泉に映るもの ②

 

「弥堂くん。質問をしてもいいでしょうか?」

 

「…………なんだ?」

 

 

 唐突に口調を変えて尋ねてくる希咲を訝しむ。

 

 

 弥堂は目の前の情緒不安定な女子を警戒しその様子を視てみると、わずかに口の端と頬がピクピクと引き攣るように動いていた。どうも努めて無理矢理にでも冷静に振舞おうとしているように見受けられる。

 

 

「どうして、こんなことを、するのでしょうか?」

「こんなこと? なんのことだ?」

 

 

 弥堂が質問を投げ返すと希咲の頬が強く引き攣った。

 

 だが彼女はすぐに「すーはーすーはー」と大袈裟に深呼吸をしてみせ、淡々と先を続けようとする。

 

 

「こんなこととは、えっちなことです」

「あ?」

 

「弥堂くんは私のむっ、むねっ――コホン…………胸の谷間にお金を入れましたね?」

「お前にそんなものはないだろうが」

 

「あるもんっ! あるからっ! あるでしょっ⁉」

「…………」

 

 

 冷静を装う為の化けの皮が剥がれ、感情的に主張しながら谷間を主張する。

 

 自身のブラウスの両襟を手で持って僅かに襟を開く。そして少しでも大きく見えるように、弥堂に向って胸を突き出すようにして見せる。もちろんさりげない動作で手に力をこめて左右の胸肉を中央に寄せることは怠らない。

 

 

 弥堂は希咲のそんな針小棒大な仕草を胡乱な目で見た。

 

 その視線を受けた希咲はハッとなり、自分が感情的になってしまったことに気付く。

 

 

 すぐに体裁を取り繕おうとするが、続けて今度は、ムキになってしまった挙句にあろうことか自分で胸元を強調して男の子に見せつけているようにしか見えない――そんな現在のはしたない状況にハッとなり慌てて着衣を整えた。

 

 

 羞恥心と八つ当たり染みた怒りに頭にも身体にも、カっと熱が入る。そのまま衝動に任せて怒鳴り散らしたくなるが、努めて衝動を抑え、彼女は先程よりも深く念入りに深呼吸を行う。

 

 それからコホンと咳ばらいをして切り替えると、何事もなかったかのように再び喋り出した。

 

 

「――んんっ。いいですか弥堂くん? 先程も言いましたがセクハラはいけません。何故ならえっちだからです。えっちなのはいけないことです。例え自分の彼女や奥さんだったとしても相手の同意が必要です。そして私は弥堂くんの彼女じゃありませんよね? だからなおさらダメです。わかりますか?」

 

「…………」

 

「弥堂くん? わ か り ま す か ?」

 

「…………あぁ」

 

「はい。次にキミは『服に触っただけだろ? 身体には触れてない』などと言いだすでしょうから先に言っておきましょう。ダメです。だめだめです。あんな風に乱暴に引っ張ったらブラみえちゃうかもしれませんよね? はい、えっちです。それにボタンとれちゃったり皺になっちゃったりするかもしれません。そんな状態では外を歩くことはできません。女の子は服も身体の一部です。無暗に触ってはいけません。わかりましたか?」

 

「…………」

 

「わ か り ま し た か ?」

 

「……わかった。わかった…………が、お前、その喋り方やめろ」

 

「いやですっ」

 

 不機嫌そうに告げられた弥堂の要請をにべもなく断り、希咲はぷいっと顔を背ける。

 

 

 そのような振舞いをしたのは、怒りを主張するためではなく、笑い出しそうになるのを堪える、そんな今の自分の顔を隠すためだ。

 

 

 彼に対して感情的に喚いても効果がなく、減らず口を返されるだけだと思ったので、無理矢理にでも冷静になるために不自然さを無視してでも丁寧な口調を心掛けてみた。

 

 

 中世時代、もしくはそれよりも以前の時代の野盗などに類する無法者とモラルやコンプライアンスが同レベルなのでは――そんな疑いのある弥堂に対して現代日本人としての最低限のマナーを教えるためにと、クールな女教師をイメージして演じてみせたのだ。

 

 

 そんなことでこの男がどうにかなるとは考えていなかったのだが、思いの外に効果があったらしい。

 

 何がそんなに効いているのかは全くを以て不明だが、いつも無表情な減らず口男が苦虫を噛み潰したような顏で黙って自分の話を聞き、その後絞り出すように「わかった」と返事をする。

 

 

 そんな様子がちょっと面白くなってきてしまったのだ。

 

 

 腰骨のあたりから痺れるように湧き上がってきて胸の奥のどこかに空いた穴に染み出て溜まっていくような、今まで生きてきた中で知ることのなかったそんな仄暗く倒錯的な満足感。

 

 彼を困らせることによって、それを今自分が感じていることに無自覚なまま、にまにまと緩みそうになるほっぺを両手でぐにぐにと揉み解し、スッと表情をクールな女教師(推定27歳独身)に戻す。

 

 

「それでは次の授業です。次はお金についてです。いいですか? 弥堂くん」

 

「おい……」

 

「当たり前ですがお金は粗末に扱ってはいけません。それなのに弥堂くんはさっき私のお洋服の中にお金を突っ込んできましたね? どうしてそんなことをするのですか? とても最低です。なんでかわかりますか?」

 

「おい、希咲」

 

「何故ならえっちだからです。外国の映画とかで観たことがあります。そういうのはえっちな恰好をした女の子が踊ってたりするお店での作法ですよね? そういうことを私やそのへんの女の子にしてはいけません。なんでかわかりますか?」

 

「……おいって……」

 

 

 誰もが知っていて当然のような常識事を子供にでも言って聞かせるようにつらつらと並べ立ててくる希咲に対して、弥堂は制止の意味をこめて言葉の合間に呼びかける。

 

 しかし、それを正確に理解している彼女は素知らぬ顔だ。つーんと澄ました口調と表情で続ける。

 

 

「何故かというと、私はえっちなお店の女の子ではないからです。もしかしたら弥堂くんは将来そういうお店に行くことがあるのかもしれません。それは勝手にすればいいと思います。ですが、そういうことはそういう時にそういうお店の中だけですることです。一歩でもお店の外に出たら、してはいけません。そういう約束事になってるはずです。あとそういうお店に行ったら軽蔑しますので私にはもう話しかけないでください。わかりましたか?」

 

「…………」

 

「わ か り ま し た か ?」

 

「チッ、うるせぇな。わかってる」

 

「へぇ~。そう。ふぅ~ん。なるほど。それは今、私に言われてわかったのですか? それとも元々わかっていたという意味ですか? どっちですか? 答えてください。あと、前者の場合は『なにがわかったのか』、後者の場合は『わかっていたのに何故こんなことをしたのか』も答えてください。ではどうぞ」

 

「わかった。俺が悪かったよ。許してくれ」

 

 

 開いた掌を向けて「さん、はい」と回答を促してくる希咲に、堪らず弥堂が白旗をあげた。

 

 

 雑にハンズアップする弥堂を希咲はじっと見る。

 

 

 すると――

 

 

「ぷっ…………ふふっ……あははっ。なにそれ…………許してくれ、だって。おっかしぃ……」

 

 

 とうとう堪えきれなくなったのか演技をやめて笑いだした。

 

 

 

 お腹をおさえてクスクスと笑みをこぼす彼女から目を逸らし、弥堂は不機嫌そうに宙空を見上げる。

 

 そんな彼を逃がさないといった風に、希咲は一歩だけ歩みよる。

 

 

 後ろ手に手を組んで腰を折り、こちらの表情を覗きこむように下から見上げてくる。

 

 

「ねぇねぇ。あやまっちゃったね? なんであやまっちゃったの?」

 

「……お前な」

 

「あんたってさ。普段絶対に『ゴメンなさい』出来ない子でしょ? 最後に人に謝ったのっていつよ? ねぇねぇ」

 

「うるさい」

 

「そんなの絶対覚えてないでしょ? なのに、あたしに、ゴメンなさい、しちゃったんだー? ぷぷっ、だっさぁ~い」

 

 

 伸ばした指先を綺麗に揃えて唇を隠し、悪戯げに目を細めて、どこか自慢げな風に、コロコロと楽しそうに笑う彼女を見て――或いは笑う彼女が楽しそうに見えて――弥堂は特に怒りを感じることもなく、ただ不思議に思った。

 

 

 普段の自分に接する時の攻撃的で高圧的な彼女。

 

 

 先程までの「あれはダメ」だの「これはこうしろ」だのと、口煩いという点ではいつもと同じだが、どこかそれよりもお節介な感じの彼女。

 

 

 自分に戦いを挑んできた時のそれなりに雰囲気のある彼女。

 

 

 子供の様に泣いたり喚いたりしていた彼女。

 

 

 それとは違う種類の涙を流し傷ついた顔をした彼女。

 

 

 そして――

 

 

「――あはは。ごめんごめん。もしかして怒った?」

 

 

――そして、笑いすぎて瞼に滲んだ涙を指で掬いながら、まるで友人に対してそうするように気安く笑いかけてくる彼女。

 

 

 今日だけでいくつもの顔を見せた、目の前の希咲 七海という少女の本質は一体どれなのだろうか。

 

 

 それが不思議で、でもどれもが不自然には見えなくて、手を伸ばせば届く距離に居るのにその正体を掴める気がまったくしなかった。

 

 

 

 だが、そんなものなのだろう。

 

 

(そういえば、そうだったな)

 

 

 彼女は高校生だ。16歳の少女だ。

 

 

(高校生は、子供だったな)

 

 

 情緒不安定で言動がよく変わる。未完成で未成熟で未だ何者にも為っていない子供。それはそういうもので、なにもおかしなことではない。

 

 

 弥堂 優輝は希咲 七海を目に映したままで、目を逸らしそう決めつけた。

 

 

 そして興味を失くす。

 

 

「いや、怒っていない。キミの言うとおりだ。俺の敗けだ」

 

「やたっ。あたしの勝ちぃっ! ねぇねぇ、あたしちょっとスゴくない?」

 

「そうだな。キミはスーパーだ」

 

「あはは、なにそれ。スーパーって。あんたやっぱ言葉遣いヘンよ。ちょっとおもしろいけど、ふふっ」

 

 

 機嫌が直ったのならそれでいいはずだ。

 

 

 

「てゆーか、あんたさ、なんでいきなりお金なんか渡してきたわけ? いみわかんないんだけど」

 

「何故って、減ったからだろうが」

 

「はぁ?」

 

「お前が金を得るチャンスを俺が不意にしたから怒っていたんじゃないのか?」

 

「あんたなにいってんの?」

 

 つい数秒前までの楽しそうに笑っていた顏をコロッと変えて希咲は怪訝そうに眉を寄せる。

 

 

「なにって、お前らギャル種とはおぱんつを対価に生計をたてていると聞いている。俺が金を払ってないから怒っていたのではないのか?」

 

「は?」

 

 ビキっと希咲の口の端が引き攣った。

 

 

 スッと息を吸って肺を拡げ、反射的に大声で怒鳴り散らそうとし、寸前で彼女は踏みとどまる。

 

 スーハースーハーと先程よりは少し早いペースの深呼吸をして感情を制御してから口を開いた。

 

 

「弥堂くん、それはこういうことですか? キミは私のパンツを見て、なにかそういう種類のサービスを利用したつもりになり、その対価としてお金を払って済ませようと、そう考えたわけですか?」

 

「あぁ。もっとも俺に利用したつもりはなかったんだがな。まぁ、知らずに利用してしまったのなら仕方ない。欠片も望んではいないし、仕事上仕方なく見たくもないものを見ただけなのだが、面倒は御免だ。それで済むのなら勉強代だと諦めて金をくれてやろうと考えた」

 

 

 不出来な生徒のとんでも解答を聞いて、女教師・希咲 七海27歳(仮)は言葉を返さず静かにゆっくりと表情を造り、ニッコリと笑った。

 

 

 弥堂がその彼女を見て眉を顰める瞬間――

 

 

「なんだそりゃあぁぁぁぁっ‼‼」

 

 

 音響兵器もかくや、本日一番の大声量で希咲は叫んだ。弥堂のお耳がないなった。

 

 

「バカじゃないの⁉ バカじゃないの⁉ バカじゃないのっ‼‼」

「うっ、うるせぇ……」

 

「うるせぇじゃないでしょ! サイテーサイテーサイテーっ‼‼ あんたもうガチでシツレーすぎっ!」

「……あ? なんだって?」

 

「聴こえないフリすんなあぁぁっ!」

「待て。お前の声で耳がおかしくなった」

 

「んなわけあるかー! 騙されないっつーの!」

 

 弥堂は突発性難聴のフリで乗り切ろうと試みたが、自身の声量が齎す影響に自覚のない希咲さんには通じなかった。

 

 

「マジでしんじらんないんだけど! あんたなんでそんなにバカなの⁉」

「誰が馬鹿だ。ナメたクチをきくなクソガキが」

 

「聴こえてんじゃねーかこのやろー! うそつきうそつきうそつきっ!」

「うるさい黙れ」

 

「黙るかあほー! ねぇっ! ゴメンなさいしてよ! あやまって!」

「おまえ……ホントうるせぇな…………」

 

 

 盛大に顔を顰めて疲労感を滲ませながらしみじみと呟く弥堂を見て、希咲は少しばかりの溜飲を下げる。

 

 

「あたし、そういうえっちなお店の女の子じゃないってゆったじゃん! なんでわかんないの⁉」

 

「それを言ったのは俺が金を渡した後だろうが」

 

「へりくつ! なんでくちごたえばっかすんの⁉ あたしが怒ってんだからゴメンなさいって言えばいいじゃんっ! なまいきっ!」

 

「しつこいぞ。さっき謝っただろうが」

 

「足りないっ! たりないたりない、たーりーなーいー!」

 

 ダダを捏ねるように騒いで「あんたは色々足りないっ!」と、締めにビシッと指さしてくる。

 

 

 そんな彼女のあまりの姦しさに弥堂はげんなりとするが――

 

 

「だが――そうか……ふむ。足りない、か」

 

 

 何かしらの納得した様子を見せる。

 

 

 そんな弥堂の様子に希咲は『わかってくれたか』とは思わない。逆に今度は何をはき違えたのかと警戒し胡乱な目になる。

 

 

 ジトーっと湿った温度の希咲の視線を気にすることなく、先程のように弥堂は懐に手を突っ込みながら近寄る。

 

 

 そして特に何のひねりもなく、先程同様に内ポケットから取り出した万札を数枚希咲の眼前に差し出した。

 

 

 希咲は頬がピクピクと動いているのを自覚しながら弥堂へ引き攣った笑顔を向ける。

 

 

「い、いちお、きいとこうかしら? なんのつもり?」

 

「金がもっと欲しいんだろ? くれてやる」

 

 希咲の口の端がビキっと吊る。

 

 

「ふっ、ふふっ、うふふふふ……っ。やだもー、びとーくんってばおもしろーい。いま言ったばかりなのにー。…………ちなみにどうしてそんな風に思っちゃったのかなー?」

 

「足りないと言ったのはお前だろうが。相場を知らんから多めに支払ったつもりだったんだがな。さっきからグチグチとわけのわからんことを言っていると思ったら遠回しに催促していたのか。金がもっと欲しいならさっさとそう言え。効率が悪い」

 

 至極面倒そうに言うと、弥堂は希咲のほっぺたにグイと金を押し付けて早く受け取るように促す。

 

 

 希咲は引き攣った笑顔のままでニコーとほっぺで金を押し返し――

 

 

「んなわけあるかぼけえぇぇぇっ‼‼」

 

 

 バシッと金を叩き落とす。

 

 

「あんたマジでどんな生活してたらこんな――」

 

 

 金を叩き落した勢いのまま盛大に罵声を浴びせようとしたが、すぐにハッとなってその場に素早く足を揃えてしゃがみこむ。それから今しがた自身で床にぶちまけた数枚の一万円札を拾った。

 

 手早く回収したそれを手際よく膝の上に載せてサッサっと埃を払う。

 

 そして頭突きでもかますような勢いで弥堂の方へ立ち上がり、彼の胸に回収した紙幣を押し付けた。

 

 

 TAKE2。

 

 

「あんたマジでどんな生活してたらこんな――」

 

 

 先とまったく同じ箇所まで読み上げたところでリプレイのようにハッとなり、今度は自身の胸元を覗きこむ。

 

 色々と衝撃的過ぎてすっかり失念していたが、そこには服の中に挿しっぱなしになっていた数枚の一万円札があった。

 

 

 カァーっと首元と耳輪を紅く染め、その場で「あぁっ、もうっ!」と一度だけ大きく床を踏み鳴らす。

 

 

 左手で床から拾い上げた万札を弥堂の胸に押し当てたまま、右手で自身の胸元から慌てて金を抜き取る。取り出したそれをすぐに非常識男へと突き返そうとすると、そのくしゃくしゃになった金が自身の目線に入った。

 

 

 それを見てさらにカァーっと顔を紅くする。

 

 

 希咲は諸事情により返金作業を中断し、頬を染めたままクルっと身体の向きを変えた。

 

 そしてシューズロッカーの扉をアイロン台に見立て、しわしわになった札を懸命に手で伸ばす。

 

 

 その作業を終えたらそれらを一度宙に翳して出来栄えを確認し、それから扇子を仰ぐように手に持った札束をサッサっと振って風に晒す。気分的な問題だ。

 

 

 紙幣に描かれた人物画の上下が悉くバラバラになっていることにイライラしながら、全ての一万円札の向きを直しキレイに揃え、「これならセーフ」と口には出さずに内心で納得をする。

 

『うんうん』と頷き、手に持った札をようやく弥堂へと返すため、再び彼の方へ向き直った。

 

 

「ん」

 

 

 ギュッと彼の胸に押し付ける。

 

 

 胸の間から取り出した多額の金を男へと与える女。

 

 

 傍から見たら完全にそういった絵面にしか見えなく、全くを以て『セーフ』などではなかったが、幸いにしてこの遅すぎる時間帯には学園の玄関口たる昇降口棟にも人通りはない。

 

 本人たちは意識していないが、この空間は二人だけのものとなっていた。

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