話はミラーの留学時代のことに移っている。
「――とにかく、ワタシの代で魔術師の力を取り戻そうという動きが強まった。ワタシの両親がそう考え、ワタシもそれに賛同した。そして自分の意思でイギリスに渡った。家の再興を目指して」
「そうはならなかったのか?」
「えぇ。ワタシには才能がなかったから……」
ミラーは笑みを浮かべながら事実を述べた。
口ぶりとは違ってそこに暗い感情はあまりないように弥堂には見えた。
その理由は――
「――だが、アンタには“
「えぇ。それがわかったのは留学してからだったけどね」
少し細まった弥堂の眼をミラーは笑みを浮かべたまま見返す。
自分に自信のある者が浮かべる笑みだ。
「これはね、ラッキーなことよ。とてもラッキーだったわ。一応魔術の使い方も習ったけれど、実技はさっぱりで。この“
「ということは卒業は出来たのか?」
「いいえ。結局途中で見切りをつけて自主退学したの。魔術は使えるようにはならなかったし、“
「それなら通っている意味もないな」
「そうね」
「…………」
そこでミラーの笑みには少し苦いものが混ざった。
今しがた聞いた事情以外にも何か苦いことがあったのだろう。
「日本の陰陽師もそうだけど、魔術師も選民思想や優生思想が強いわ」
能力で何かを感じ取ったからか、それとも単に弥堂の沈黙から察したのか。
ミラーはポツリと内情を漏らした。
「そんなクソッタレどもにイジメられでもしたか?」
弥堂は自身の経験に基づいてそんな絵が想像ついた。
異世界の魔術師も大概そうだったからだ。
その優れた魔術師の筆頭としてルナリナの顏が浮かぶ。
彼女は才能のないクソガキに魔術を教えることに酷く苛立っていた。
まるで成果が表れないからだ。
優秀な自分には当たり前に出来ることが少しも出来ない――そんな劣った存在を強く侮蔑していた。
最初こそは、クソガキが国の賓客である勇者だということもあって、言葉選びには気を遣っていた。
だが、途中からはヒステリックに罵詈雑言を喚き散らすようになった。
彼女の立場からしたらそれも仕方ないだろう。
彼女のしたいことは自身の研究だ。
なのに、その時間を削ってモノに成らないとわかっている愚図の指導をしなければならない。
それは強いストレスだ。
少しでも成果があれば少しは話が違ったかもしれない。
だが、ゼロだ。
何も生産されなかった。
優秀で才能のある自分の邪魔をする悪。
それがルナリナから見たクソガキだ。
クソガキの進捗はボスであるセラスフィリアと共有していたはずだ。
今思えば、ルナリナがその本心を隠さなくなった頃が、『期日までに成果がなければ処分する』と方針転換をしたタイミングだったのだろう。
あの時のセラスフィリアは猫を被っていた。
優しく綺麗で穏やかな年上の女の子。
クソガキはそんな彼女の役に立ちたいと思っていた。
だから自分でも才能がないと自覚した魔術の修得に励んでいた。
しかし、それは奉仕や慈善の精神からではない。
この美しい少女に認められたい――
美しいお姫様に承認されることで、元の世界で何者でもなかった自己を肯定したかったのだ。
つまり、この女にチンコを挿れたいというスケベ心だ。
男性の9割が最低一度は傾倒する『スゴイ女にチンコを挿れたオレはスゴイ』という“りろん”である。
(バカなガキめ)
セラスフィリアはそれを見透かしていた。
むしろそうなるように振舞っていた。
クソガキの求める理想のヒロインとして。
だがそれは期間限定のサービスだ。
ある日、それまでの全てを無かったことにするかのようにスパっと斬り捨て――
クソガキの幻想も一太刀で斬り捨てられる。
片腕とともに。
結局誰もが失敗したのだと弥堂は思う。
セラスフィリアは結果的に戦争に勝った。
当初の予定とは違っても、想定とは違った役立たずのクズを結局は上手く運用して目的を達成した。
だが、これは成功だったのかどうかはわからない。
異世界での時の中で、弥堂の能えられた『勇者』の力は一度も発動しなかった。
それが初めて効果を発揮したのはついこないだのことだ。
万の悪魔とそれを率いる魔王。
それらから水無瀬 愛苗を守るための戦い。
その時に葉脈に血は流れ、全てを跳ねのける絶大なチカラが生まれた。
色々なことを試した。
論理的・学術的に考えられたことを、効果的・効率的に試していく。
優れた頭脳、恵まれた肉体、溢れる才能――
――それ以前の問題だ。
『人を守りたい』
能力以前に人としてあって当たり前の、そんな基本的なものが抜け落ちていたから『勇者』は成らなかった。
確かにそんな条件は誰も知らなかった。
だが、そんなことは他人から言われるまでもなく、人としてあって当たり前の心根なのだ。
結局誰も彼もが根本の人間性から終わっていて――
だから誰も彼もが最初の時点から失敗していた。
もしも、セラスフィリアや彼女の国が――
あの世界が、そこで生きる人々が――
そこに召喚された者が――
守りたいと思えるような素晴らしきモノだったのならば、あんな過程を踏まずにもっとマシな結果をもっと早くに出せていたのだ。
もしも召喚されたのが水無瀬 愛苗だったら――
もう一度それを想像せざるをえない。
仮に彼女が勇者として喚ばれていたのなら、即日その場でチカラを発現させただろう。
そして『戦っても無駄だ』と思うような圧倒的な力で魔族の侵攻を止め、それを処刑しようとするニンゲンたちも止めたはずだ。
「そんなことしちゃダメだよー」と。
それから「みんなで“おあいこ”して“なかよし”しよう?」と、瞬く間に世界を救ってしまったに違いない。
彼女には確かに才能が魔力が加護がある。
だが、それ以前に人間性が善良だ。
当たり前のように『人を守りたい』と考えることが出来るから、最初から資格を満たしている。
だが、弥堂もセラスフィリアもそうではない。
最終的に勝利という結果にだけは辿り着いたが、多くの犠牲を生み出した。
それは人間性が終わっているからだ。
そんなクズどもは水無瀬 愛苗の足元にも及ばない。
だからあの戦争も、あの勝利も、全ては失敗だったのだ。
そうに違いない。
(ざまあみろ)
セラスフィリアが失敗したという事実を
(だが、いや、待てよ――)
しかしすぐに猜疑心に苛まれた。
確かに愛苗は圧倒的に優れている。
だが、そんな彼女にも弱点はある。
それは、あまり頭がよくない――というか、他人を疑わないことだ。
彼女なら多少騙されたところで問題にならないほどのチカラがあるが、しかし相手はあのクズだ。
セラスフィリアなら愛苗を騙して自身の国の利益の為に都合よく消費するはずだ。
(おのれ……、彼女に近寄るなクズ女め……っ!)
弥堂はかつての支配者に激しい憎しみを抱く。
とはいえ、世界が違うのでそんな状況になることはありえないだろう。
頭の中でセラスフィリアの殺害方法を複数パターンシミュレートして、弥堂は平静を保った。
そしてミラーの話に意識を戻す。
「――そういう言い方をするとカッコ悪いけれど、でもそうよ」
「そうか」
反射で相槌をしつつ、弥堂は心中で首を傾げる。
今のミラーの肯定は一体何についての肯定なのだろうかと。
セラスフィリアの妄想殺害をするより前の話を、記憶を再生して確認する。
すると、すぐに思い出す。
異世界でのそんな経験上、魔術の才能のない者が魔術師の学校に通ったらどうなるか。それは容易く想像が出来る――
――そんな話だった。
今考えるべきは冷血皇女に最も屈辱を与えることの出来る拷問方法ではない。
「なるほど。同情するよ」
なので、弥堂は同情している旨をアピールする。
酷い目に遭った人を前にしたら同情をするのが人として当たり前のことで、自分はあの全人類が侮蔑するべきイカレ女とは違うからだ。
その為に同情をする。
「…………」
ミラーは一瞬ジト目になる。
同情を口にした者がどんな感情を浮かべているのかを読み取る異能が彼女にはある。
それはそれとして、彼女は気を取り直して話しだした。
「……まぁ、それでもワタシには異能があった。これで見返してやれるって思ったら、今度は気味悪がられて避けられてしまったの。酷いわよね。散々だったわ」
「あぁ……」
ミラーの場合は加護の種類がマズかったのだろう。
ルビア=レッドルーツの【
サイコメトリーと聞いてパッとイメージするのは、自分の心の裡が読まれてしまうということだ。
人々がどんな反応をするかは想像に難くない。
「優生だろうが劣生だろうが、ニンゲンに生まれた時点でどいつもこいつもゴミだ。どこでもそれは一緒なんだな」
「フフ、そうね。でも、そういった連中の心の色を知れたからいい経験にもなったわ」
弥堂の言葉の真意は知れず、慰めと受け取ったのかミラーは笑う。
「なにも恐れるものではないのにな」
「それも特殊だと思うわよ」
ほら、こうして何も読めていないのだから――と、弥堂は心中で唱える。
彼女にわかるのは感情の動きだ。
その反応と動作を操作できればサイコメトリーの脅威度は大分下げることが出来る。
「それから中退後は日本で陰陽術を少し学んだの」
「その時に日本語を?」
「えぇ。日本に居たのも2年くらいだったかしら。ワタシ結構好きよ? この国が」
「そうか。日本にもそういう学校があるのか?」
「……今のところはないわね。陰陽府の方針的に日本は閉鎖的だし」
「へぇ。じゃあどうやってそれを学んだんだ?」
ミラーの回答までに妙な間があったことに弥堂は気付かないフリをした。
「京都の陰陽師の家にホームステイという形で滞在させてもらったのよ。これも実家の伝手ね。その家独自の技法は当然開示されないけれど、陰陽術の基本は教えてくれたわ」
「なるほどな」
「だから、まず日本語を覚えるのが必須だったの。上手でしょ? ワタシ。言葉がわからないと呪術と符術は扱えないし。魔術だとどうしても術者自身の才能へ依存するところが大きくなるから……。それで今度は補助具を使う技法を学びたかったの」
「……札に文字を書くからってことか」
「そうよ」
記憶の中に記録されたそれを弥堂は思い出す。
先日の探偵事務所での出来事。
弥堂から暴行を受けた清祓課の大山を御影所長が治療していた。
彼女はあの時に呪符を手に持っていた。
やはりあれが陰陽術だったようだ。
その時の呪符。
そしてその魔力の動きをよく覚えておくことにした。
「それで? 陰陽術は使えるようになったのか?」
「ダメね。それもさっぱりだったわ」
「だろうな」
「わかるの?」
当たり前のように納得の姿勢を見せた弥堂に、ミラーは意外そうに目を丸くする。
「アンタには魔力がない。正確には“少ない”だな。魔術にしろ陰陽術にしろ、術が起動するに足る魔力を術式に供給出来なかったんだろう」
「…………」
続いた補足の説明にも、ミラーは驚きを浮かべていた。
弥堂はそれを訝しむ。
「どうした?」
「……いえ、確かに魔力を測定されたことはあって……。その時に同じようなことは言われたの。魔力が少ないって」
「へぇ」
「でもその後の、『術式への供給が足りない』という表現を初めて聞いたわ。それに少し驚いたの」
「……へぇ」
知りたかった情報が得られるかもしれないと期待し、弥堂は手持ちの情報を開示することにした。
「単純な魔力量の問題でもあるが、それとは別に操作できる魔力の量が術式を起動するのに不充分だという原因もある。魔力量には3種類の意味があるんだ」
「どういうこと?」
「『生産量』『ストック量』『消費量』の3つだ。魔力は生物の生命活動とともに常に体内で生成される。『生産量』は一度にどれだけの魔力が生成出来るかを指す」
「『ストック量』はその生成した魔力をどれだけ肉体に保持しておけるかということ?」
「そうだ。消費しないで無限に溜めておけるわけじゃない。どれだけ維持しておけるかというスペックだな。『消費量』は一度にどれだけ魔力を扱えるかという能力になる」
「…………」
過去の記憶を探るように考え込むミラーに弥堂は説明を続ける。
「術式が起動しないというのは、『消費量』が足りていないことが多い。そうなる原因は主に3つ。1つは『生産量』『ストック量』『消費量』のいずれかが魔術を扱えるラインにまで足りていないこと。2つ目は『魔力を消費する』という動作に関する技術や才能が足りないこと。3つ目は魔術を使って自分の外の『世界』へ影響を齎せるだけの“存在の強度”が足りないこと」
弥堂はその3つ全てに該当していた。
今喋っている内容は、弥堂が異世界に行ったばかりの時の魔術の修行中にルナリナに言われたことを、後に入手した二代目のノートに書かれた知識で補強したものだ。
世界は違うが、どちらの世界も魔力の運用についての仕組みは同じだと弥堂は考えている。
だからあちらの世界の魔術理論はこちらの世界でも通用するはずだ。
「……やっぱり初めて聞く概念ね。魔力に関しては“ある”か、“ない”か。それが“多い”か“少ない”か。そういう考え方しか教わらなかったわ」
「そうか。生憎俺はこの考え方しか教わっていない。宗派はともかく教会系の魔術とは違うようだな。あとは……、そうだな。測定の仕方が悪かったという可能性もある。どんな風に測定されたんだ?」
ダメ元で一応確認する――そんな風に振舞う。
その裏で、瞬間的に【
これこそが弥堂が最も訊きたかった内容だ。
「それも魔術よ。相手の魔力を測るための魔術があるの。他の測定方法はワタシの知識にはないわね」
「へぇ。まぁ、そうだよな」
「アナタは他の方法を知っているの?」
「いや? この世界の魔術師たちは、そうやって魔力を測定するとしか聞いたことがないな」
「そう……」
そして訊きたかった答えが訊けた。
弥堂に都合のいい答えだった。
美景台学園の理事長や生徒会長。
それから希咲 七海。
彼女らの前で弥堂は魔力を使ったことがある。
だが、誰も気づいた素振りはなかった。
もしかしたらこっちの世界には魔力を感知する術がないのではと考えたが、それはどうやら少々違ったようだ。
弥堂や異世界の魔術師たちは感覚的に魔力を感知していた。
対して、こっちの世界では魔術で感知をする。
恐らくその魔術は常時発動していたり、弥堂の使う“
『自分で』『使うと』『決めて』『実行する』
そうすることでしか測れない。
使った時にしか感知出来ない。
だからここまでは潜り抜けられた。
(運がいいぜ)
仕組みを知っていれば今後の対応もしようがある。
とてもいい情報を聞けた。
(だが――)
五感のように感覚で感じ取る能力は、こっちの人間にはないのだろうかと考える。
(多分そうじゃない……)
現にこっちの世界で生まれた弥堂が出来るようになっている。
それは多分、互いの世界の人類の進化が違う方向へ進んだせいだ。
あっちの世界は、科学などの分野が未発達な代わりに魔術関連はこっちよりも遥かに発展している。
魔力や魔術を使った戦争をずっと続けてきたから、人類は魔力を使った闘争に遺伝子レベルで最適化し進化している。
こっちの世界は逆だ。
途絶えはしなかったが、科学が発展している代わりに魔術関連が退化しているのかもしれない。
だが弥堂のように、それが出来ることを知って、それを続けていれば、多少は出来るようになる。
そのはずだ。
世界は違ってもニンゲンであることには違いがない。
それは魔術に関してもそうだろう。
『魔術』という名前が偶然一致しただけで、全く別の仕組みの、全く異なる技術ではないはずだ。
それなら、こちらの魔術師に関しても、あっちの世界で学んだ知識で対応することもいくらか出来るだろう。
後はそれを実戦で確かめるのみ。
「……悪いな。変な期待を持たせたか?」
少し眉を下げたミラーに思ってもいないことを言う。
ミラーはニッと、気の強い笑みを浮かべた。
「まさか。今更魔術なんて必要ないわ」
「そうか」
「ワタシはこの“
「それでFBIに?」
「あら。ダニーったらお喋りね。でも、そうよ。この“
「それならこの仕事は必ず成功させないとな」
「えぇ。だからマッドドッグ。アナタにも協力してもらうわよ」
「もちろんだ。話を聞けてよかった。自分の為だというのは当然だが、キミのことを応援したくもなったよ。家の再興、叶うことを祈っている」
「意外なことを言うのね? 本気かしら?」
「勿論。神に誓ってそう言えるよ」
思ってもないことを言えるのなら、思ってもないことを考えることだって出来る。
そこには何の感情も発生しない。
仮に感情が反応しそうな場合は【
一週間前までは未知に近かった、この世界の魔術師や加護、それを扱う組織のことが掴めた。
こっちでの戦場でもやれるという実感に近づく。
しかし油断はしない。
前回戦った悪魔たちよりもよっぽどニンゲンの方が恐ろしい。
弥堂はそれをよく知っている。
こっちもあっちも、同じニンゲンであるのなら――
それもまた変わらないはずだ。
「意外といえば、俺も意外だったんだが……」
「なにかしら?」
「仕事中にこんな風にプライベートなことを話す人には見えなかったよ」
「失望した?」
「いや? 言っただろ。訊けてよかったって」
「本当に思ってる?」
「読んでみてくれよ」
ここまでに何度かそうしたように冗談めかしてサイコメトリーを使うよう示唆する。
すると今回は、ミラーは少しだけ神妙そうに眉を下げた。
「アナタはイヤじゃないの?」
「なにが?」
「ワタシのチカラが」
「別に。むしろ効率がいい」
「え?」
思ってもみなかった答えだったのか、ミラーは目を丸くする。
「俺は口が上手くない。だから考えてることがそれで伝わるならむしろ楽でいい。そう思う」
「そんなことを言う人は珍しいわね」
「それに、俺は嘘吐きだ」
「は――?」
そして続いた言葉には口を開けたまま呆けてしまった。
「だが、嘘を見破られるのなら、嘘を吐く必要がなくなる。嘘を吐くことを考えなくて済む。伝えたいことは言葉足らずでも真意が伝わる。俺にとって、それはとても効率がいい」
「……そんなことを言った人は初めてよ」
「本当に? 誰にでも言っていないか?」
「フフ、アナタこそそうなんじゃない?」
「そのような事実はない。サイコメトリーで確認してくれ」
ミラーはふと視線を落とす。
弥堂の手に触れている自身の手をジッと見つめた。
「気分を悪くしたか?」
「いえ。とても面白いわ。アナタ」
「そうか。なら、俺たちは相性がいいと思わないか?」
「あら。もしかして口説いているの?」
「まさか。仕事中だぜ? これは営業だ」
「それはどういう意味?」
「読んでみてくれよ」
「ウフフ……」
少し艶ののった笑みを漏らしながらミラーは視線をまた上げ、弥堂の眼を見つめ返す。
そして、何も言わないまま、弥堂の拳の凹凸を指先でなぞった。