戦えない私がキヴォトス中の生徒に執着されるまで   作:Zuzuiikb

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5話 借金と少女たち

 

 数字には、重さがある。

 

 紙の上に並んでいるだけなら、ただの線と点のはずだった。けれど、アヤネさんが一つずつ読み上げるたびに、その数字は机の上へ落ちて、乾いた音を立てるみたいだった。返済額。利息。維持費。補修費。弾薬費。水道設備の修繕に必要な見積もり。食料備蓄の残量。紙の端に書かれた小さな数字まで、全部がこの学校を少しずつ押し潰している。

 

 私はメモを取っていた。

 

 取っているつもりだった。

 

 でも、途中からペン先が遅くなった。アヤネさんの声は落ち着いている。落ち着いているからこそ、余計につらい。慌てたり、泣き出したり、怒鳴ったりしてくれた方が、まだその場の感情として受け取れたかもしれない。でもアヤネさんは、何度も確認した数字を、何度も使ってきた資料を、今日もきちんと説明している。

 

 慣れているのだ。

 

 借金という言葉を口にすることに。

 

 毎月の返済予定を見ることに。

 

 学校が少しずつ削られているのを、表にして、資料にして、報告できる形に整えることに。

 

 それが、胸の奥にざらりと残った。

 

「現在、アビドス高等学校が抱えている債務は、この通りです。もちろん、一度に全額を返済する必要があるわけではありませんが、毎月の返済額だけでも学校運営を圧迫しています。生徒数の減少に伴って収入も大きく減っているため、返済と維持費を両立するのは……正直、かなり厳しい状況です」

 

 アヤネさんのペン先が、資料の同じ行を二度なぞった。

 

 ほんの少しだけ。

 

 でも、その動きが目に残る。

 

 セリカさんは椅子の背にもたれ、腕を組んでいた。足先が床を小さく叩いている。苛立っているのだとすぐ分かる。でも、その苛立ちはアヤネさんに向けられているわけではない。資料にも、先生にも、私にも、たぶん全部に向いていて、でも本当はどこにもぶつけられないものだった。

 

 ノノミさんは微笑んでいる。

 

 いつもの柔らかい笑顔。けれど、返済額の話に入ったあたりから、目元だけが少し動かなくなっていた。口元は笑っているのに、机の下で重ねた指が、ゆっくりと握り込まれている。

 

 シロコさんは黙って資料を見ている。表情はほとんど変わらない。けれど、地図の端に書かれた通行不能区域を見る時だけ、視線が少し長く止まった。

 

 ホシノ先輩は、頬杖をついて眠そうにしていた。

 

 でも、眠ってはいない。

 

 返済予定の数字が読み上げられた瞬間、半分閉じていたまぶたが、ほんの少しだけ持ち上がった。その小さな動きが、かえって怖かった。普段だらしなく見える先輩が、どこを聞き流して、どこを聞き流していないのか、急に分からなくなる。

 

「……つまり」

 

 セリカさんが低く言った。

 

「普通に返してたら終わらないってことでしょ」

 

「セリカちゃん、言い方……」

 

「だってそうじゃない。節約して、バイトして、襲撃の後片付けして、壊れたところ直して、それで返済日にお金払って、また足りなくなって、次の月も同じことして。これでどうにかなるなら、とっくにどうにかなってるわよ」

 

 言葉は荒い。

 

 でも、誰もすぐには否定しなかった。

 

 できないのだと思った。

 

 セリカさんの言葉は乱暴だけど、乱暴なだけではない。ここに残っている人たちが、何度も考えて、何度も行き詰まって、それでも毎朝この学校へ来ていることを知っている声だった。

 

 先生は静かに資料を見ていた。机の上に置かれたシッテムの箱が、薄く光っている。アロナさんからの通知なのか、内部の計算なのか、私には分からない。先生の指は端末の縁に添えられていて、その顔は落ち着いている。けれど、軽く見ているわけではないことだけは分かった。

 

「支出の中で、すぐ削れるものはある?」

 

「すでにかなり削っています」

 

 アヤネさんが答える。

 

「食費、備品、修繕、弾薬、通信費……必要最低限に近いです。もちろん、ノノミ先輩が一部を負担してくださっているものもありますが、それに頼りきるわけにはいきません」

 

「ううん、私は大丈夫ですよ〜。みんなでお茶できる分くらいなら、いつでも」

 

「その“いつでも”が問題なんです。ノノミ先輩のお金を学校運営の前提にするわけにはいきません」

 

 アヤネさんの声は真面目だった。

 

 ノノミさんは困ったように笑う。

 

 その笑顔に、少しだけ影が差した気がした。

 

 お金がある人が払えばいい、という話ではないのだ。学校を残すために、誰か一人の優しさを使い続ける。それはきっと、別の形でその人を削る。救護騎士団で教わったことと似ている。誰か一人だけを救護対象から外して、そこに全部を乗せてはいけない。

 

 ペンを握る指に力が入った。

 

「じゃあ、もう手っ取り早く稼ぐしかない」

 

 シロコさんが言った。みんなの視線が向く。シロコさんは真顔だった。

 

「銀行を襲う」

 

「だめよ」

 

 先生の返事は速かった。

 

 大人の声だった。迷いがない。けれど、セリカさんが即座に机を叩く。

 

「当たり前でしょ! なんで真顔で言うんですか、シロコ先輩!」

 

「でも、効率はいい」

 

「効率で犯罪を選ばないでください!」

 

「計画名は必要。アビドス再建作戦」

 

「作戦名つける段階まで進めないでください!」

 

 私は一瞬、反応が遅れた。

 

 銀行を襲う。

 

 今、さらっと言った。

 

 冗談なのか本気なのか分からない。いや、シロコさんの顔を見る限り、少なくとも半分くらいは本気に見える。先生は冷静に止めている。セリカさんは先輩相手なのに、敬語を保ちきれないぎりぎりのところで全力で突っ込んでいる。アヤネさんは頭を抱えかけている。ノノミさんは「シロコちゃんらしいですね〜」と言いそうな顔をしている。ホシノ先輩は眠そうに笑っている。

 

 アビドス、怖い。

 

 そう思った直後、先生が少しだけ口元へ手を当てた。

 

「ただ、作戦名の響きだけは少し格好いいわね」

 

「先生!?」

 

 セリカさんの声が裏返った。

 

「そこ褒めるところじゃないでしょ!」

 

「もちろん実行はしないわ。犯罪だから」

 

「当たり前です!」

 

「でも、作戦名を考えるのは嫌いじゃないのよ。昔から、こういう名前をつける遊びは少し楽しくて」

 

 先生は真面目な顔で言っている。

 

 大人の女性として、犯罪はきっぱり止める。なのに、作戦名の響きには少し心を動かされている。なんというか、先生にもそういうところがあるのだと、妙に安心してしまった。いつも落ち着いていて、こちらを見守ってくれる大人の人。でも、少しだけ子どもみたいな感性が覗く瞬間がある。

 

 セリカさんは頭を抱えた。

 

「シャーレ、大丈夫なの……?」

 

「先生は時々こうです」

 

 私が小さく言うと、セリカさんがこっちを見た。

 

「あんた、知り合いなんだっけ」

 

「はい。前に少し、お世話になりました」

 

「ふーん」

 

 それだけだった。

 

 でも、さっきまでの棘とは少し違う。興味がないふりをしながら、ほんの少しだけ引っかかっている声。まだ聞かない。聞くほど親しくない。でも、完全に流すほど無関心でもない。

 

 その小さな変化が、少し胸に残った。

 

「銀行強盗案は却下です」

 

 アヤネさんが、改めてきっぱりと言った。

 

「当然だねぇ」

 

 ホシノ先輩がのんびり頷く。

 

「でも、お金がないのは本当だしねぇ。おじさん、地道に働くのは嫌いじゃないけど、さすがに限界ってものがあるよねぇ」

 

 軽い声だった。

 

 でも、その言葉の後ろにあるものは軽くなかった。

 

 限界。

 

 それをホシノ先輩が言うと、なぜか違う響きになる。自分の限界を言っているようで、学校の限界を言っているようで、でも本当に限界が来た時、この人は自分のことだけ外してしまいそうな気がした。

 

 まだ、何も知らない。

 

 ホシノ先輩のことも、アビドスのことも。

 

 なのに、その予感だけが喉の奥に残る。

 

「アビドス高等学校の名前を残すためには、返済を続けながら、学校として機能していることを示し続ける必要があります」

 

 アヤネさんの説明が続く。

 

 名前を残す。

 

 その言葉で、 ほんの少しだけペン先が止まった。

 

 名前が残るというのは、どういうことなのだろう。

 

 呼ばれ続ける場所があるというのは、どれくらい強いことなのだろう。

 

 そこにいた誰かの席がなくなっても、名前が残っていれば、その場所はまだそこにあると言えるのだろうか。逆に、名前を呼ばれなくなったら、そこにいたことまで消えてしまうのだろうか。

 

 余計なことを考えている。

 

 今は、アビドスの話を聞く時だ。

 

 慌ててメモへ視線を戻した。

 

 けれど、シロコさんの視線が一瞬だけこちらへ向いたのが分かった。何に気づいたのかは分からない。ペンが止まったことか、リボンを握りかけた指か、それとも私の呼吸がほんの少し変わったことか。

 

 シロコさんは何も言わなかった。

 

 ただ、見ていた。

 

 水を飲んだかどうかではない。もっと別の、言葉になっていない小さな揺れを拾われた気がした。

 

「すみません、続けてください」

 

 小さく言うと、アヤネさんは一度だけ頷いて、説明へ戻った。

 

 資料の数字は、まだ続く。

 

 返済。維持費。襲撃被害。修繕。足りない物資。削れない支出。削り続けた結果、もう削る場所がほとんど残っていない現実。

 

 話を聞くほど、部屋の中の空気が乾いていく気がした。

 

 砂漠の暑さとは違う。

 

 何度も考えた末に、それでも出口が見つからなかった人たちの息苦しさだった。

 

「……ちょっと、空気悪すぎ」

 

 セリカさんが立ち上がった。

 

「セリカちゃん?」

 

「外、見てくるだけ。襲撃の後片付けも残ってるし」

 

「それなら私も――」

 

「いい。アヤネは先生に説明続けて。ノノミ先輩は物資確認。シロコ先輩は……好きにしてください」

 

「ん」

 

 シロコさんは短く返した。

 

 セリカさんはそれ以上何も言わず、部屋を出ていく。扉が閉まる音は乱暴ではなかった。でも、静かでもなかった。

 

 私は思わず、セリカさんの出ていった扉を見た。

 

 追いかけていいのか。

 

 まだ、そんな関係ではない。むしろさっきまで「今さら」と言われていた相手だ。外から来たばかりの私が、分かったような顔で追いかけても、きっと嫌なだけだと思う。

 

 でも、あの背中をそのまま見送るのも、何か違う気がした。

 

 先生を見る。

 

 先生はすぐに答えをくれなかった。ただ、穏やかな目で私を見ている。

 

 自分で決めなさい。

 

 そう言われている気がした。

 

「……先生」

 

「ええ」

 

「少し、セリカさんの様子を見てきてもいいですか。邪魔にならない範囲で」

 

「行ってらっしゃい。ただし、一人で遠くまでは行かないこと」

 

「はい」

 

 立ち上がると、シロコさんも壁から背を離した。

 

「私も行く」

 

「え、でも……」

 

「道、まだ知らないでしょ」

 

「あ……はい」

 

 理由は道案内。

 

 たぶん、それは本当。

 

 でもそれだけではない気もした。シロコさんは私を見ている。さっきのペン先の止まり方も、セリカさんを追うか迷ったことも、席を立つ時に救護バッグへ手を伸ばしかけてやめたことも、全部までは分からなくても、何かを拾っている。

 

 見られていることが、落ち着かない。

 

 でも、不思議と嫌ではない。

 

「レナさん」

 

 アヤネさんが声をかけた。

 

「セリカちゃん、言い方はきついですけど……その、本当に怒っている相手が誰なのか、本人にも分からなくなっている時があるので」

 

「はい」

 

「無理に慰めようとしなくて大丈夫です。たぶん、慰められると余計に怒ります」

 

「分かりました。慰めません」

 

「……ありがとうございます」

 

 アヤネさんの声は、少しだけ疲れていた。

 

 セリカさんのことをよく知っている人の声だった。怒りっぽいところも、強がるところも、放っておけないところも、全部分かっているからこそ、どうにもできない時がある。そういう声。

 

 私は頷いて、部屋を出た。

 

 廊下は、夕方の色になっていた。

 

 砂を含んだ光が窓から差し込んで、床の上へ薄く広がっている。使われていない教室の扉が並んでいた。閉じた扉。古い名札。剥がれかけた掲示物。きっと、昔はここにも声があったのだと思う。誰かが遅刻しそうになって走ったり、友達を呼んだり、先生に怒られたりしていたのだと思う。

 

 今は、足音が二人分しかない。

 

 私と、シロコさん。

 

「セリカさんは、いつもあんな感じなんですか」

 

「うん」

 

「そうですか」

 

「でも、悪い子じゃない」

 

「はい。そんな気がします」

 

 シロコさんが、ほんの少しだけこちらを見た。

 

「分かるの?」

 

「分かるというほどではないです。ただ……本当に嫌いなら、あんなに怒れないと思ったので」

 

 アビドスを嫌いなら、もっと冷たくできる。

 

 諦めているなら、もっと楽に笑える。

 

 でもセリカさんは怒る。机を叩く。言葉を刺す。刺した後に、自分の指が痛くなるみたいな顔をする。

 

 たぶん、好きだから痛い。

 

 好きだから、許せない。

 

 シロコさんは少しだけ黙った。

 

「セリカは、アビドスが好き」

 

「はい」

 

「だから、怒る」

 

「……はい」

 

 短い言葉。

 

 でも、その中にシロコさんなりの信頼があった。セリカさんを説明する声は、相変わらず淡々としている。でも、雑ではない。セリカさんの怒りを、ただ面倒なものとして片付けていない。

 

 校舎の外へ出ると、セリカさんは校門近くにいた。

 

 戦闘でずれたバリケードを一人で直している。誰かに頼まれたわけではないのだろう。動きが少し荒い。けれど、壊れた部分を見逃さない。砂を蹴り、倒れた看板を起こし、曲がった金具を力任せに戻そうとしている。

 

「セリカさん」

 

「……何」

 

 振り向かない。

 

 でも、返事はした。

 

「手伝ってもいいですか」

 

「いらない」

 

「分かりました。じゃあ、見てます」

 

「なんでよ!」

 

 今度は振り向いた。

 

 セリカさんの顔には、苛立ちと困惑が混ざっている。拒否したのに残られるとは思っていなかったのかもしれない。

 

「手伝うなって言われたので」

 

「見てるのも邪魔!」

 

「じゃあ、邪魔にならない場所にいます」

 

「あんたねぇ……!」

 

 セリカさんは言い返そうとして、言葉を飲み込んだ。視線が私の後ろ、シロコさんへ向く。

 

「シロコ先輩まで、何しに来たんですか」

 

「道案内」

 

「校内で迷うほどじゃないでしょ、さすがに」

 

「レナはまだ分からない」

 

「……まあ、それはそうですけど」

 

 セリカさんが小さく舌打ちする。

 

 でも、追い返す言葉は続かなかった。

 

 私は少し離れた場所に立った。邪魔にならない位置。けれど、何かあれば手を伸ばせるくらいの距離。救護騎士団で教わった立ち位置を思い出す。近すぎれば相手の動きを邪魔する。遠すぎれば届かない。大事なのは、必要になった時にすぐ動ける距離。

 

 セリカさんは黙ってバリケードを直し始めた。

 

 金具が少し歪んでいる。力任せに戻そうとして、手が滑りかけた。

 

「あ」

 

 声が出た瞬間、セリカさんが睨む。

 

「何」

 

「手、挟みそうだったので」

 

「挟んでない」

 

「はい」

 

「……挟みそうではあったけど」

 

「はい」

 

「その返事、なんか腹立つ」

 

「すみません」

 

「謝らないで」

 

 難しい。

 

 セリカさんとの会話は、足元に砂がある道を歩くみたいだった。踏み込むと沈む。避けすぎると進めない。正解が分からない。でも、少しずつ感触を確かめながら進むしかない。

 

 結局、セリカさんは工具を取りに戻るのが面倒だったのか、私に金具の端を押さえるよう指示した。

 

「そこ持って。違う、もっと下。そう。指挟まないようにしてよ」

 

「はい」

 

「なんで私が心配してるみたいになってんのよ……」

 

「してくれてるんですか?」

 

「違う!」

 

 即答だった。

 

 でも、私の指の位置をもう一度確認してから作業を続けた。

 

 少しだけ、胸が温かくなる。

 

 仲良くなったわけではない。

 

 セリカさんはまだ私を信用していない。私も、セリカさんの痛みを分かったつもりにはなれない。けれど、さっきまで突きつけられていた「今さら」の距離とは、ほんの少しだけ違う場所にいる気がした。

 

 作業が終わる頃には、空が赤くなっていた。

 

 砂が夕陽を受けて、校門の影を長く伸ばす。セリカさんは手についた砂を払い、ふいに言った。

 

「あんたさ」

 

「はい」

 

「本当に、しばらくいるつもりなの?」

 

 声は、さっきより低かった。

 

「はい。できることがある間は」

 

「……ふーん」

 

 それだけだった。

 

 でも、さっきまでの「今さら」とは少し違う声だった。信じたわけじゃない。許したわけでもない。けれど、すぐ帰る相手を見る目では、少しだけなくなっていた。

 

 シロコさんが横で黙っている。

 

 何も言わない。

 

 ただ、私とセリカさんの間にできた小さな沈黙を、見ていた。

 

「期待はしないから」

 

 セリカさんが言った。

 

「はい」

 

「でも......途中で勝手にいなくなったら怒る」

 

 その言葉に、返事が少し遅れた。

 

 怒る。

 

 それは、まだ優しさではない。

 

 でも、完全な無関心でもない。

 

「……はい。勝手には、いなくなりません」

 

 セリカさんは顔を逸らした。

 

「ならいい」

 

 夕方の砂が、足元で小さく鳴った。

 

 アビドスの空は広い。

 

 広すぎて、少し寂しい。

 

 でもその広さの中で、今、ほんの細い線が一本だけ引かれた気がした。まだ簡単に切れてしまう線。触れれば痛むかもしれない線。それでも、最初の拒絶だけではなかった線。

 

 私は胸元のリボンに触れかけて、やめた。

 

 今は、ここに立っている自分の指で、砂を払ったばかりの金具の冷たさを覚えていたかった。

アビドス編の最終的な展開について迷っています。ぜひ見たい方を投票してください。

  • 百合って綺麗だから綺麗に終わって
  • 曇らせドロドロ依存エンド希望
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