ふむ、なかなか有意義な朝食を取れたな。食事は大切なことを知っているがどうしても抜いてしまうことがあるがやはりパフォーマンスの向上には不可欠か。少し抜いただけでは特に落ちることはないと考えていないと思っていたが何よりも精神の癒しにはぴったりだ。…いや、あっちではそんなことはないか。
「失礼する。アル、何かやることは…うん?(ムツキしかいない?)」
「アルちゃんならお買い物に出かけてるよー。」
「そうか、他の皆は?」
「ハルカちゃんはバイトで、カヨコっちは猫探しの依頼に行ったけど、どしたの?」
「(あぁ、だからか)なるほど、少し自分の部屋に籠りすぎたか?何もしてないというのは好きじゃないんだが…」
「くふふ、陣おばあちゃんってちょっと真面目過ぎない?」
「そうか?まぁ、確かに真面目にしろとは言われたことはほとんどないが…」
「あっ、でもノリは悪くないよね?今日の朝もまさかのってくるなんてびっくりしたー。」
「まぁ、そっちの方が面白そうだったし。(あれはのるべき場面だと思ったしな。それにアルの反応が良すぎるし…しかし、少し自重するか?)」
「でも、本当にびっくりしたよ。あんな表情もするんだね。」
「?人を何だと思ってるんだ?別に俺は感情が死んでいる訳ではないんだぞ?」
「あははは、ごめんね。そうだ、陣おばちゃんこれで遊ばない?」
ムツキはカバンからコントローラーを取り出しながらそういうが、なんでカバンの中にコントローラーを入れているんだと思いながら。とりあえず、肯定する。するとムツキはゲームの準備をしている間、キヴォトスに流行っているゲームとは何だろう?という疑問が出てきた。FPSとかは流行っていなさそうだが、でも、ゲームと現実は違うから流行っているのかもと思いながら少し楽しみだった。ゲームは嫌いでない。色々参考になることもあるし、やりこむのも楽しいしな。いささかドン引きされたこともあった。なんでもやりこみすぎというが楽しんでいるのだから良いだろう。ゲームなんて人それぞれ楽しみ方はそれぞれだろし…確かに、対戦系のゲームではその人の癖など見抜いてボコボコにしたこともあったが、別にチートや嵌めを使ってもないんだろうから良いだろう。
「準備できたよ!」
「これは、パズルゲーム?」
「そう。前に安くて買ったんだけど途中で諦めちゃってね。(くふふ、陣おばちゃんどんな反応するんだろ?)」
「そうか。(作ったのはゲーム開発部?ミレニアムの部活のようだが…)」
にしてもパズルゲームか…大体簡単にクリアできるからやってこなかったが…とりあえずゲームをスタートさせるか。
「?なるほど?(ひっかけが多い系か珍しいな。パズル系のゲームでそういうことをやって来るとは。しかし、ジャンプスクエア系のゲームでもなさそうだが…繰り返したら何か変わるんだろうか?)」
「…えっと何やってるの?」
「何度か繰り返したら何か変化があるかもと思って試しておこうかと思って。」
「何も起こらないと思うけど」
「えっ?(このゲームってこれでスタートできたの?)」
「これは、なかなか。(ふむ、ゲームが始まったのは良いが…なぜ格闘ゲームに?パズルと格闘のゲームは組み合わせはあるかも知れないがそれぞれ単体で用意しているのか。それにしても相手のAI強いな。というよりゲームの操作説明が3秒ほどしか出なかったがフレーム操作が必要なのか。出来るからまだ良いがこれが販売されていたという事実が恐ろしいな。救いがあるのはこれが先ほどのように今のところ嘘は無さそうなところか…全て対応できなくもないがキヴォトスってゲームをする人のレベルが高いのかな?)」
「おぉ。(本当は陣おばちゃんがゲームに切れてるところが見たいからこっそり撮影してるけど、このゲームこんな風に遊べるんだ。それにしても、何が起きてるんだろ?操作方法も20種類あったけど陣おばちゃん普通に使いこなしてるし、何してるか全然分からないや。にしても、本当に上手だなー。全くHP減ってないし、ってこのボス何回復活するんだろ?もう、三回は復活してるし攻撃パターンも変わるのに全部対応してるし)」
「おっ、これでエンディングか?(にしては全然、格闘ゲームっぽくないがパズルゲームの方を流用してるのか?)まぁ、内容が面白かったから良かったから良いけど。ムツキ、ところでパズルの方はどうやって遊べるんだ?」
「えっと、それはね…(なんか思ってた反応と違ったけどこれはこれで面白いしいっか。)」
パズルの方もなかなか面白いな。唐突に世界の危機を救えるのは君しかいないと言われてRPG方式のパズルゲームが始まったのには驚いたがだいぶやりこみ要素がありそうだ。触ったら即死するボタンはあるが、そういうゲームと捉えれば面白い。スライムのような敵がここまで強いのはなぜだ?バリエーションも多いし…期限がぎりぎりだったんだろうか。まぁ、唐突にステージの外に行くバグや勝ったの後に唐突にコマンド入力が必要になったりしたのは少し驚いたが別に対応できないこともないしな。やっている途中、アル、カヨコ、ハルカが帰ってきてこのゲームをやっているのを驚きながら見ていたが、そんなに驚くことなのか?なぜか、観戦し始めたし。それにしても私たちの仇を取って頂戴。とは言い過ぎではないかと思うが誰も否定しなかったのはなぜだ?別に命がかかったデスゲームでもないんだし…
「とりあえず、クリアか(だいたい2時間で終わりか。周回要素もありそうだが、ひとまずここまでだな。)面白かったぞ、ムツキありがとう。ん?」
ゲームをひとまず終えて、反応が薄いアル達の方を振り返るとなぜか涙ぐんでいた。えっ、何?なぜ涙ぐんでいる。アル、なぜ抱き着くんだ?感謝してるのは分かるがこれはゲームだぞ?そこまでか?他の三人は助けてくれなさそうだし、ほんとに何なんだ?
「誰か説明してくれ!!」
その後の話を聞くと、どうやら最初にこのゲームをやったとき、何時間も進めていたデータが最初からになるイベントがあったらしい。それを見て、アル以外の三人は諦めたらしいがアルは諦めていず、数時間ずつこつこつやっていたらしい。そして、ラスボス直前、準備を徹底して挑んだのだがどうやらまたそのイベントがあったらしい。それには流石のアルも心が折れてしまって諦めたとのこと。なるほどな。とりあえずされるがままになりながら30分後、アルが謝罪をしてきたがとりあえず気にすることはない。と言っておいた。その後に俺のプレイ動画を上げたいと言ったムツキが言ってきたが別に俺の顔も映ってないし許可しておいた。そんな価値があるかな?と思いながらも見たい人は見たいか。と納得して、アルに俺が普段やるべきことを聞いたが今のところは決まっていないらしい。やることが無いというのは嫌だが、無いなら仕方ないな。と思いつつ、俺は連絡を返しておいた。
書きたいことが前後して全く違う話が出来てしまった。前回と言い反省すべきだなと思います。ちなみにこのプレイ動画は一部の界隈では伝説になります。タイトルとかも何も考えていませんがゲ作っていてもおかしくはないかなと思っています。次はあの子とデートかも?
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