足利尊氏に成り代わったが意味が分からないない   作:アルトリア・ブラック(Main)

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足利尊氏はわからない

 

 

『殿の魅力は幼い頃から見ておりますが、どんどん人間離れして来ますな』

 

そう足利家に仕えてくれている執事から言われ何言ってるんだかと思いつつ天皇に仕えるのは当たり前のことだろうと返答する。

 

突如として鎌倉時代に放り出された身にもなって欲しい。

 

鎌倉時代の知識なんてほとんどなかったからかなり適当に生き抜いた。

 

足利尊氏の名前は知っていたし、足利幕府初代将軍だと言うのは知っていたが、所詮はそこだけ、鎌倉時代を生き抜いたのも運だけだった。

 

まず生き抜くために剣術も頑張ったし、一致団結するために味方も褒めまくった。

 

でも、ことごとく負け続ける日もあったし、家族が窮地に追い込まれたり、味方だったはずの天皇が突如として自分のことを敵視して来て攻撃して来た時はもう終わったと思った。

 

何度死のうとしたが、結局は死にきれず、死なないからやけっぱちで戦いに挑んだらなんだかんだ勝った。

 

そして後半は幕府を開き、ほとんど義詮(息子)に政治を丸投げして過ごした。

 

「いろいろあったなぁ〜」

 

戦いを生きた前半期だったが、晩年は布団の上で死ねた。

 

「後醍醐帝を裏切っちゃったのはしんどかったなぁー」

 

そう言って死んだら知らん土地に呼ばれていた。

 

はて?と思ったが、自分はどうやら死んだらしい

 

その死んだ後の世界だという。

 

サーヴァントとしてマリスビリーに擬似サーヴァントとして召喚されたという。

 

サーヴァントとは、英雄や偉人が死後、人々に祀り上げられ英霊化したものを、魔術師が聖杯の莫大な魔力によって使い魔として現世に召喚したものらしい

 

勝手にそう知識で分かった。

 

 

 

 

 

 

人理が破壊され、世界が白紙化された

 

たった一人のマスターに全てを託され、藤丸立香はマシュ・キリエライトや生き残った職員と一緒に数々の旅路に向かうことになった。

 

「『彼』はうーん。まぁ、悪意も嘘もついてないんだけど、訳が分からないからなぁ、有事の際以外はあんまり関わらせたくないんだよなぁ」

 

ロマニからの言葉に立香(ぐだ男)は『彼??』と首を傾げる

 

「無邪気に生きて人を狂わせ死なせる男だよ、まぁ、現段階では敵には回らないとは思うけど」

 

ダ・ウィンチが『優男には気をつけたまえ』と言って工房に引っ込む

 

「やぁ、お疲れ様、マスター」

 

数日後、オケアノスから帰って来た藤丸に親しみを持って話しかけて来る職員がいた。

 

戦いの後、疲れ切って食堂で伸びていたところを声をかけられ『マスターは大変だなぁ』と相談に乗ってくれた。

 

親しみやすい声、穏やかそのものな表情

 

「直義さん、仕事終わりですか?」

 

「終わりだよ、うーん。事務仕事は肩が凝るねぇ、向いてないな私も」

 

そう言って肩を回す彼

 

話しながら自室に向かうために歩く

 

不思議と彼といる時はフォウ君がおらず、自室に入るとフォウ君がいつのまにか肩に乗っていたりもした。

 

何より彼がいるとロマニやダ・ウィンチちゃんとは会えなかった。

 

しかし、彼といる職員は常に明るくニコニコしていたし、親しみを持って皆んな話していたから居心地が良かった。

 

「じゃあ、私はあっちに用があるから、マスターもしっかり休んで次の"戦い"に備えるんだよ」

 

「はい、直義さんも無理しないでくださいね」

 

「ハハハ、私は大した仕事していないさ、マスターを支えるために頑張るさ」

 

そう言って手を振っていなくなる

 

部屋の扉を閉めるとフォウ君がいつのまにかベットの上にいた。

 

「あれ?フォウ君、また突然現れて…」

 

「フォウフォーウ」

 

ドアの方に向かって蹴るような素振りを見せフンというような感じでまたベットに戻る

 

「??なんで?」

 

そう思いながらも布団の方へ行く

 

 

直義

【真名】足利尊氏

【状態】擬似サーヴァント

【クラス】バーサー…フォーリナー?

【属性】??

 

【詳細】

中身別人の成り代わり主だけど、足利尊氏適正マックスな人。要はサイコパス

名前に関しては好きな人の名前から取った(尚自分が殺した)

足利尊氏としての生を終え、気づいたらカルデアにいた。擬似サーヴァントとして召喚され、バーサーカーだったが…?

 

【スキル】

 

カリスマ・EX

カリスマを超えた何か。最早異常『俺強ぇ』を地で行った化け物

 

精神汚染・A+++

伝承の訳のわからない記述がそのままスキルに。

気づいたら敵が無条件で降伏してたとか意味不明

最早洗脳に近い何か

 

直感・A++

勘で回避するスキル、物を見つけるのも大得意

 

狂化・A+

バーサーカーのクラス適正。そのまま持ってる

 

忘却・A+++

名前で呼ばない理由

 

 

【登場人物関係図】

 

ロマニ

めっちゃくちゃ気味悪がられてる。尊氏からは親しみ持たれているが、名前では呼ばない

 

ダ・ウィンチ

危険人物扱いされてる。藤丸君と関わらせたくないと目を光らせていたが、無意味だった。

 

藤丸立香

尊氏のことは話しやすい気さくな人として尊敬している。こちらも名前では呼ばない代わりに『支える人』扱い。要は後醍醐帝のような感じ、真名を看破したら多分もっと懐くが…?

 

織田信長(アーチャー)

一番最初に呼ばれたので尊氏とは面積がある。尊氏も自分の作った幕府を破壊した人だったので興味津々で話しかけに行った。滅ぼしたことに関しては全然気にしてない(自分も鎌倉幕府滅ぼしたしー?と)

ノッブからは『えぇ…コイツいんの??滅ぼしといてアレだけど関わりたくねー』と思ってるが、多分、ギルに絡まれるアルトリアよろしく絡まれる。

 

エミヤ(アーチャー)

要警戒中。マスターに絶対逆らう男だと思っている

尊氏からは楠木殿の奥さんみたいに料理美味くてよく食堂にいる。

 

アンリマユ

『カルデアってなんでこんな碌でもねぇの?』

 

キアラ

珍しく関わらないという選択肢を取った。

 

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