皆様こんにちは、\オカカオニギリッッッ/です
UAが200としおりが1件つきました、皆様ありがとうございます
お気に入り登録があと1件で10になるので、心優しい方はどうかお願いします
それと、お気に入り登録者や評価して下さっている方の人数が実際の人数と違うのですが誰か詳しい方いらっしゃいますかね?
ではどうぞ
霊夢さん宅にお邪魔して、暫く話し合おうと居間らしき場所でちゃぶ台を挟んで座った時に、彼女は唐突に現れた。
「こんにちは、霊夢と…私を口説いた外来人さん?」
「紫!?というかアンタ、紫を口説いたって…」
「口説いた記憶はない…いや、もしかして」
どこからともなく現れた、色香のすごい美女…この幻想郷を作った一人、“八雲紫”その人だった。
そして、俺は紫の声を聞いてとある人物を思い出した。
「外の世界で駅の道案内を頼んだ女性、八雲さんだったのか」
にしてはあの時より少し身長が縮んでるような…化けるとあの姿なのか?
「正解、ご褒美によしよししましょうね」
そう言って俺に近付いて頭を撫でる紫。
…なんだろうな、やっぱり背中がゾワゾワする。
俺と殆ど同じ身長の女性に撫でられてるからなのか、昔から撫でられるのが苦手だからなのか、はたまたその両方か…
俺の頭を撫でている手を優しく外し、思っている疑問を口にする。
「何故、現れたんですか?」
「と、言いますと?」
俺の疑問に紫はくすりと笑いながら言葉を返す。
…この微笑みは質問の理由を知ってて笑ってるのか?
「八雲さんも妖怪なので人を食べることがあるのは知っています。しかし霊夢さんに一時的とはいえ、現在は保護のような状態となっています。外の世界に返すにしろもう少し早く気付いて返すことも可能なように思うんですよ」
言いたいことを略すなら「俺も食うわけじゃないんでしょ?なら霊夢と話す前に外の世界を戻せたんじゃ?」と言っている。
その意図が伝わったのか、紫は手で口元を隠してクスクスと笑う。
その姿は、不覚にもドキリとした。
「そうね、私なら貴方を外の世界へとすぐに戻せたでしょう。しかし、私が貴方を気に入って幻想郷へ招待した、そして貴方は幻想郷で暮らしたいと言った。ならば私は、幻想郷の管理者として貴方を歓迎するわ」
紫からの歓迎の言葉、これはとても大きな意味を持つ。
紫は幻想郷にたまたま入ってきた外来種の花が勝手に繁殖した時も、それを排除するために動き回るほど幻想郷に深い愛情を持っているから。
「…はぁ、わかったわ。紫が歓迎してるなら私が口を挟むことは何もないわ、お試し期間とか色々考えてたけど、無駄だったわね」
色々と無駄にしたみたいでごめんね霊夢ちゃん。
心の中で霊夢に謝っていると、霊夢は紫に対して口を開いた。
「それにしても珍しいわね、紫が人間を気にいるなんて…それも外の人間を」
確かに、俺もそう思う。
紫から見て、俺は簡単に殺せる食料だろう。俺が口説いたと言っても、人に化けたあの姿を見ていると、多くの男からナンパのようなことをされていたことは想像に容易い。
それに、紫のスキマの中にあるあの目は現代に渦巻く欲望を表していると聞いたこともある。ならば現代に住む俺など人間を気に入ることは少ないのではないだろうか?
そんな俺達の疑問に、紫はあっけらかんと言った。
「私のことを本心で褒めてくれたからね、それに可愛いし」
「「えぇ…」」
俺と霊夢の声が被った。
理由が単純すぎない?もしかして紫ってチョロインだったの?
紫が悪い男に引っかからないか心配になる俺を他所に、紫は話を進める。
「ここでの生活もいいけど、貴方も男なのだから見られたくないことの一つや二つあるでしょう?だから人里に貴方の家を用意しておいたわ」
「随分と用意周到ね」
「先程も言ったけどこの子を気に入ったから、幻想郷で過ごしたいと言った時のための準備をしてただけよ。本当ならもう少し早く会うつもりだったの」
「それは…俺のためにありがとうございます」
「気にしなくていいわよ」
その後も話は続き、俺はこれからの生活に胸を踊らせるのだった。
紫さんって何の妖怪なのか調べたんですけど「妖怪」とだけしか出ないですね、スキマ女が元ネタと思っていました
感想、評価、お気に入り登録してくださるとモチベが上がりますのでどうかお願いします
ではまたお会いしましょう
あ、そうそう…次回は今回から大分時が進みます