もしエウリュステウスの側近にヘラクレス並の化物がいたら   作:名無しのマネモブ

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番外編となる続きです。今回は前編となります。


天才魔術師兼大魔女のアクイラとコンモドゥス

「ねぇねぇおねーさん!ぼくはえらばれしものなんだって!つぎのこーてーはぼくなんだって!」

「おーそれはスゴイですねー。君が大きくなったらどんな皇帝になるのか今から楽しみですね!ちなみに今の僕は男なのでお兄さんと呼んでくださいね」

「えー、そんなにきれいなのにおにーさんなの?おねーさんじゃないの?」

「フフン、中々見る目がある子ですね。僕は天才魔術師兼大魔女なのでお兄さんにもお姉さんにもなれるんですよ!」

「わーすごーい!おにねーさんはすごいひとなんだね!」

「おおっと、おにねーさんとは斬新な呼び方ですねぇ」

 

ローマ皇帝ネロの時代からおよそ百年が経過していた頃、後世で五賢帝と呼ばれる事になる五人の皇帝達によってローマ帝国は絶頂期を迎えていた。そんな中現在の皇帝であるマルクス・アウレリウスが住む宮殿では幼い男の子が謎の美少年兼美少女と楽し気に会話をしていた。

 

「おにねーさん!おにねーさんはまじゅつしでまじょなんでしょ!なんかスゴイことやってよ!」

「そうですねー、なら母さんから複写させてもらったギガントマキアの映像を一緒に見ましょうか」

「わーい!」

 

幼い男の子は謎の美少年兼美少女の膝に乗って魔術映像を見る事にした。謎の美少年兼美少女は久々に訪れたローマが大いに繁栄しているのを見て感心しつつ、特に用事もないので戯れに宮殿に潜入していた不審者であったが、幼い男の子はそれに気づく事なく無邪気に慕っており二人は良好な関係を築いていた。

 

「巨人達との戦いは……巨人の解体ショーなんて幼児に見せるものじゃないですから飛ばしましょうか。では怪物を超えた怪物な竜を退治するシーンをどうぞ」

「わあ!前にいるオジサンがピカピカひかってるー!」

「いやー何時見ても父さんの勇姿はカッコいいですねー。大神の雷を身に纏いテュフォンに殴り掛かる姿は本当に素晴らしいですよ。この雷光を纏い躍動する筋肉を見てたらキュケオーン三杯はいけますね!……ああいえ、今の言葉は冗談ですから。虚空からキュケオーンを渡してこなくてもいいですよ母さん。え?その子と一緒に食べればいい?これ子供が食べて大丈夫なキュケオーンなんですか?豚にはならないから安心していい?本当に大丈夫なのかなぁ……」

「なんかおいしそう!ぼくもたべるー!」

「まあいいでしょう。豚になっても僕が解呪してあげればいいですしね。じゃあ一緒に食べましょうか」

「はーい!」

 

虚空から出現したキュケオーンを食べた幼い男の子は美味なキュケオーンに感動しパクパクと食べており、謎の美少年兼美少女はニコニコした顔で男の子を眺めていた。

 

「フフ、美味しそうに食べてますねー。君の口に合ったみたいでよかったです。さて、映像を見た感想はどうですか?」

「くろいひとがすごくかっこよかったー!」

「ああ、ヘラクレスさんの事ですね。確かにヘラクレスさんは父さん並みの素晴らしい筋肉の持ち主ですし君が気に入るのは当然ですね」

「ぼくもあのくろいひとみたいになるー!」

 

ヘラクレスの活躍を見た幼い男の子はキラキラした目でヘラクレスのような大勇士になると宣言し、それを聞いた謎の美少年兼美少女は興味深い様子で男の子を観察する。

 

「ふむふむ、なるほど、君はヘラクレスさんみたいになりたいんですね……僕の目から見ても君は中々の素養があります。神代の時代でもそれなりの勇士として名を残せるくらいには強くなれそうな素質がありますねー……よし、いいでしょう。君の願いを叶えてあげましょう!僕の手で君をヘラクレスさん並み……は難しいですのでこの時代で一番強い勇士にしてあげますよ!」

「ほんとう!?やったぁ!」

 

そして謎の美少年兼美少女……アクイラは真剣な表情を浮かべ幼い男の子を素晴らしい勇士に育てて見せるとローマ帝国の神祖や神々に誓い、幼い男の子……コンモドゥスはヘラクレスのような強い大勇士になれると無邪気に喜んでいたのであった。

 

「では下準備の為に色々用意する必要がありますので一度お暇しますね!ではコンモドゥス君、二年後くらいに迎えに戻ってきますのでさようなら!」

「ばいばーい!」

 

コンモドゥス育成計画に乗り気になったアクイラは下準備の為にローマを旅立ち、コンモドゥスは手を振って別れを惜しんでいた……その後笑顔の息子から一連の経緯を聞いた父親のマルクス・アウレリウス帝は顔を青褪めて深刻な表情で側近達や魔術師達と話し込んでいたというが真偽は不明である。

 

 

 

 

「お久しぶりです、コンモドゥス君元気にしてましたか?」

「あ、おにねーさん……じゃなくてアクイラさん!」

 

アクイラが旅立ってから二年後、何やら大きな荷物を背負ってローマにある屋敷にやって来たアクイラをコンモドゥスが出迎えていた。

 

「うんうん、大きくなりましたねーコンモドゥス君。それに自分で出来る範囲で鍛錬をやっているようで素晴らしいですね。薄く割れた腹筋が中々いい感じですよ!」

「ありがとうございます!ヘラクレスさんになれるよう頑張って鍛えてたけど無駄じゃなかったんですね!……あ、でもアクイラさん。屋敷を警護していた兵士や魔術師達はどうしたんですか?」

「ああ、あの人達ですか。皆さん大人しく眠っていますよ。屋敷を取り囲む兵士達と幾重にも張られた魔術結界があって妙に厳重な警護でしたが、僕は天才魔術師兼大魔女なのであの程度余裕でしたよ!」

「わあ、父上が命じて用意させた厳重な警備を楽々攻略するなんて流石アクイラさんだぁ」

 

伝説の天才魔術師兼大魔女の凄まじい腕前にコンモドゥスは素直に感心する。ちなみにマルクス・アウレリウス帝は嫡男を奪われないようローマ皇帝の権力を使って非常に厳重な警備を敷いていたのだが、神代から生きる天才魔術師兼大魔女のアクイラに簡単に突破されていた。

 

「いやーお待たせしてすみません。色々と準備をしてたら時間がかかっちゃいましたよー。ではコンモドゥス君、君は今もヘラクレスさんのようになりたいと思ってますか?」

「はいアクイラさん!僕はヘラクレスさんになりたいです!父上や他の人達が何と言おうとこれだけは絶対に譲れないです!僕は皇帝よりも大勇士になりたいんです!あのギガントマキアで見せたヘラクレスさんみたいになりたいです!」

「お見事ですね……!君の覚悟はわかりました!君が心からヘラクレスさんになりたいと思っているのがわかりましたよ!ではこの天才魔術師兼大魔女のアクイラが君を全力で応援しましょう!では行きましょうか!まずはローマを出てブリテンに住む僕の知り合いの妖精さんの所に行きますよ!」

「はい!」

 

コンモドゥスの覚悟を知ったアクイラは笑顔でコンモドゥスを称賛する。そしてアクイラはコンモドゥスを連れて屋敷を出てローマを脱出し世界各地を旅する事にしたのであった……ちなみに嫡男を連れ去られたマルクス・アウレリウス帝は激しく狼狽するも兵士達を責める事はしなかったという。

 

 

 

 

「ブリテンにご到着だあっ!では妖精さんに会いにいきましょうか。妖精さんはちょっと気難しい性格ですが母さんに比べれば断然マシですしコンモドゥス君は安心してくださいね。妖精さんに君のマルミアドワーズを造ってもらいますよ!」

「あのヘラクレスさんが使っていたマルミアドワーズを!?あ、ありがとうございます!」

「フフ、すごく喜んでくれてますねー。まあ本物のマルミアドワーズと比べれば大きく劣る物になりますが、それでも十分スゴイ剣ができますから期待してくださいね」

 

 

 

 

「あの妖精さんとても親切な人でしたね!僕が何か困っているとすぐに来て助けてくれる本当にいい人でした。いつか彼女に恩返しできればいいなぁ」

「本当に親切でしたねー。君の事が本気で気に入ったみたいですね。ああそうだ、コンモドゥス君は将来どんな女性と結婚したいですか?」

「えっ?ええと、結婚とかまだわからないですけど……そうですね、僕はあの妖精さんみたいな人と結婚したいです!」

「ほうほう、なるほど、ムフフ……それはよかったです!……ああもう落ち着いてください妖精さん、まだコンモドゥス君は子供ですし結婚は早いですよ。もう少し待ってください。え?祝福を与えたいから戻ってこい?あーはいはいわかりましたよ……手を出したらダメですよ?

 

 

 

 

「うん、ローマを出て五年程経過しましたがコンモドゥス君も大きくなりましたねー。ヘラクレスさんの因子を入れたキュケオーンをずっと食べさせてるお陰で身体もぐんぐん成長して立派になりましたね!うーん成長期の少年の引き締まった筋肉もいいものだァ……ではコンモドゥス君、これから君には一人であの竜と戦ってもらいます。ヘラクレスさんになりたいのであれば竜退治くらい余裕でできなければいけませんからね!覚悟はいいですか?」

「はい先生!俺はいつでもいけます!俺は妖精さんの造ってくれたこの剣があればどんな敵だって打倒してみせますよ!」

「よし、見事な覚悟ですね。では行きなさいコンモドゥス君!大丈夫です、君の愛用の剣マルミアドワーズ(偽)があればあの竜だって倒せますよ!いけーっローマ皇帝の息子!!」

 

 

 

 

「お見事です……!あの大きな竜を本当に一人で倒せるなんて驚きましたよコンモドゥス君!今の君はヘラクレスの再来ですよ!一人で竜殺しをするなんて神代の時代でも非常に難しい事ですからね!」

「本当ですか!?それは嬉しいです!なら俺はもっとヘラクレスさんに近づけるよう精進します!」

「うんうん、カッコいいですよコンモドゥス君!君のその気概と矜持を見たら世の女性は皆股を濡らす事でしょう!少なくとも妖精さんは濡らしてますよ!では後処理は僕に任せてくださいねー……ムフッ、竜の血を浴びた事でコンモドゥス君は滅茶苦茶頑丈になりました。この後竜の心臓も食べさせて更に強化していきましょう!それと残った死体については回収して妖精さんに渡すとしましょう。未来の夫にふさわしい武具を造ると妖精さんが張り切ってますからね!

 

 

 

「いやーカッコいいですねー!妖精さん特製の竜の鱗と皮を使った鎧がよく似合ってますよコンモドゥス君!竜の血を浴び心臓を喰らった君に勝てる人間はもうこの世界には……あまりいないでしょうね!」

「そうですか、世界は広いですね!先生、僕はヘラクレスさんに近づけているでしょうか?先生のおかげでヘラクレスさんそっくりの顔になれたのは嬉しいですが、僕はヘラクレスさんの名に恥じない強さになれたでしょうか?」

「んーそうですね。全盛期のヘラクレスさんの二割くらいはあると思いますよ?」

「そ、そうですか……やっぱりヘラクレスさんはスゴいんだなぁ!俺ももっと精進しないと!」

「いやいや、十分スゴイですからね?神代の頃と違ってマナが薄い今の世界でその強さは驚異的ですよ?では今度はギリシャに行ってアイアイエー島に向かうとしましょうか……ん?どうやら向こうで戦争をやってるみたいですね」

 

 

 

 

「せ、先生。申し訳ありません!ローマ軍が苦戦しているのを見て居ても立っても居られず加勢してしまいました!」

「あー、うん、まあ仕方ないですね。父親がピンチなのを見て慌てて助けようとするのは仕方ない事です。僕は君を責めませんよ……あれ?君の御父上は君が自分の息子だってわかったみたいですね。肌が黒くなって筋骨隆々な大男になったのに自分の息子だとわかるとはスゴイですねー。それと皇帝陛下が僕の事を滅茶苦茶睨んでますけど僕何かやっちゃいました?」

 

 

 

 

 

「……先生、どうして俺はローマ皇帝になっているのでしょうか?」

「なんでですかねー?」

 

数年後、マルクス・アウレリウス帝が崩御し後継としてローマ皇帝として即位したコンモドゥスはどうしてこうなったのかと頭を抱えて自問自答していた。

 

「ああ、父上はどうして俺を次期皇帝に指名したのだ……!?」

「いなくなった嫡男が立派に成長して自分のピンチを救ってくれたんですよ?そりゃあ君の御父上も喜んで君を後継者に指名しますよ。というか無視すればよかったのでは?」

「た、確かにその通りです。ですが死にゆく父親の願いを断るわけにもいきませんよ。ずっと心配させてしまいましたし最後の頼みを断るのはよくないかと思いまして」

「コンモドゥス君は真面目ですねー。まあそういうところが妖精さんも気に入ったのでしょうね」

 

真面目なコンモドゥスを見てアクイラはケラケラ笑いつつ今後どうするか話し合う事にした。

 

「で、どうしますか?このままローマ皇帝として君臨しますか。それはそれで悪くないと思いますし僕は止めませんよ」

「やめてください先生、強いだけの阿呆な俺にローマ皇帝なんて無理です。とりあえずローマ帝国を脅かしていた蛮族共は俺の手で蹴散らしましたが、これ以上どうすればいいのかわかりませんよ」

「いや十分じゃないですか?コンモドゥス君の強さを見た蛮族達は完全に心が折れてましたし、今後数十年はローマを攻めてこないでしょうね……あ、そうだ!政治は側近の方達や元老院にお任せして闘技場でヘラクレスさんの再来として君臨すればいいのでは!?」

「それ何が楽しいんですか?ただの弱い者虐めにしかなりませんよ?」

「まぁそうですよねー」

 

闘技場のチャンプとして君臨するというアクイラの提案をコンモドゥスは渋い顔で聞いていた。今の自分が剣闘士になっても戦いが成立するわけがないし一方的な虐殺にしかならないと理解していたからだ。その後少し考え込んでいたコンモドゥスだったが、最終的に何か決心した様子でアクイラに尋ねる事にした。

 

「先生、俺は後どれくらい強くなれそうですか?正直に答えてください」

「あーそうですねー……………恐らく君はこれ以上強くなるのは難しいでしょう。これ以上何か追加したらコンモドゥス君は完全に人間をやめる事になります。大勇士ではなく怪物になっちゃいますねー」

「やっぱりそうでしたか。不思議ですね、俺もこれ以上強くなれないと何処かわかっていました」

 

残念そうな顔をするアクイラに対してコンモドゥスはさほどショックを受けず苦笑しつつも平然としていた。

 

「そんな顔しないでください先生。俺は幸せです。ヘラクレスさんになりたいという俺の我儘にここまで付き合ってくれてありがとうございます。先生のお陰で俺は強くなれました。俺を育ててくれた先生と妖精さんには本当に感謝しています」

「おや、諦めるのですか?」

「はい、でももう十分です。先生との旅は本当に楽しかったし、先生について行った事を後悔していません。今度は俺がお二人に恩返しする番だと俺は考えてます」

「はい言質取りましたー!」

「えっ」

 

爽やかな顔で自分の夢に付き合ってくれたアクイラと妖精さんに恩返しをしたいと答えたコンモドゥスであったが、アクイラがとてもいい笑顔を浮かべているのに気付いて困惑する。

 

「妖精さん聞いてましたか!?はい、はい、わかってますよ!コンモドゥス君をすぐにそちらに送りますので!仲人役は僕に任せてくださいね!はい、では式の準備はそちらにお任せしますから!」

「あの、えっと、先生?」

「じゃあコンモドゥス君!君を妖精さんの所に転移させますので!では妖精さんと思う存分イチャイチャしてくださいね!僕は応援してますからね!大丈夫です!君なら僕の父さんのようないい夫として夫婦円満な家庭を作れると確信していますので!ああ結婚については妖精さんはノリノリですから何も心配しないでください!妖精さんはいいお嫁さんになりますよ!少なくとも僕の母さんよりずっと真面ですからね!」

「ま、待ってください。俺は妖精さんと結婚する事には何の不満もありませんしスゴく嬉しく思います。あんな素晴らしい女性と結婚できるなんて俺は幸せ者です……でも後継者を指名せず雲隠れするのはよくないと思うのですが!?」

「ヘーキヘーキ!後の事は僕に任せておいてください!では行きますよー!」

 

突然の展開についていけないコンモドゥスであったがアクイラは容赦なく転移魔術を発動し妖精さんの下に送り出すのであった。

 

「さーて、じゃあ事前に用意してあったコンモドゥス君の分身を取り出してと。とりあえず信頼できる人物に帝位を押し付ければいいですね!既に後継者候補は確保してありますし何も問題ありませんね!……あー!こら妖精さん!まだダメ!ダメですよ!まだ結婚してないんですから手を出すのはダメですよ!コンモドゥス君が困っているじゃないですか!初夜まで我慢してください!ええい世話が焼けますねー!」

 

 

 

 

……その後コンモドゥス帝は即位してから数年間堅実な統治を行い、後継者へ帝位を譲った後行方不明となる。コンモドゥス帝は統治者としての手腕は平凡であったが、彼は圧倒的な武勇によってローマ帝国と敵対していた蛮族達を尽く打倒して国境問題を完全に解決し長い平和をもたらした。蛮族達やローマ帝国民達からヘラクレスの再来と称賛され恐れられた彼は、ローマ帝国の皇帝の中でも最強の存在であると後世で評価される事になる。

 

コンモドゥス帝は謎に包まれた部分が多く、幼少期に魔女に連れ去られてブリテンで武者修行していたとか、泉の妖精から聖剣をもらい竜を打ち滅ぼしたとか、竜の血と心臓を喰らい不死身の英雄になったとか、皇帝を退位した後は泉の妖精と結婚しブリテンに住んでいたとか、数百年後に騎士王や円卓の騎士達と出会って交友していたなどといった様々な憶測が出回っているが、現在ではフィクションだと否定されている。だがコンモドゥス帝の数奇な運命は後に民衆達から格好の題材にされ、演劇や本、絵画などといった様々な形で後世に伝えられる事になるのであった。




コンモドゥス君:アクイラに誘拐され肉体改造&武者修行した結果素の状態で0.2ヘラクレスに成長した。竜の血を全身隙間なく浴びて滅茶苦茶頑丈になり竜の心臓も喰らったお陰でマルミアドワーズ(偽)でビーム連射できるようになった。マルミアドワーズ(偽)や竜の鎧などフル武装して嫁の加護もつければ0.4ヘラクレスになれます。美人で尽くしてくれる嫁をゲットし満足する。現代でも子孫がブリテンに残っているようだ。

妖精さん:アクイラの古い知り合いである泉の妖精。湖の貴婦人ではない。中々見所のあるコンモドゥスを見初めてアクイラに協力し、無事ゴールインできて大満足な様子を見せる。現代になっても夫とラブラブ生活を送っているようだ。それと夫に手を出そうとした奴には問答無用で呪いをかけている。

アクイラ:ノリと勢いで始めたコンモドゥス君育成計画が結構いいところまでいったので驚いていた。世界各地を旅する傍らで偶にコンモドゥス夫妻の所に行って様子を見ており、仲睦まじい夫婦を見て「いやーいい事しましたねー!」と満足しているとか。ついでに封印されたとある魔術師に差し入れをあげたりしているようだ。

マルミアドワーズ(偽):アクイラが材料を用意し妖精さんが造った剣。本物のマルミアドワーズの二割程度の性能だが十分すぎる性能である。ちなみに短時間限定で本物の五割ほどの性能を引き出せるがその後修復のために長い間使用不可能となる諸刃の剣でもある。



次もコンモドゥス君の話を書いてから第三章もとい最終章となる予定です。




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