キヴォトスに妖怪の賢者が混ざり合う   作:空飛ぶTNT拡散型

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 書いてたら抹茶が飲みたくなったから点てて飲もっと!
 あっ菓子は賞味期限の早い雲龍にしようかな?

という訳であらすじ

描写も無いままにヘルメット団アジト破壊!
セリカが借金の事で先生に反発!逃走!
大丈夫!先生は対策委員の一員だから!*1
色々話して家に帰って仕事してから就寝!
紫、ヘルメット団のアジトにアテをつけて移動!
紫落胆!なんかある!武器GET!
撃ったらなんか起きた!良し実験だ!丁度生徒も来た!
実験成功!力の使い方を理解!どうやら狙った所に飛んでいくらしい!
紫圧倒してるけど実は今モブより力無いんだよね!やっぱおかしいよこの妖怪!

以上!

*1
ヒュー!流石先生輝いてるよー!!




1章 4話 セリカの非日常

 

 先生∶「う〜ん暑いなぁ……」

 

 清々しいほどに青い空と、さんさんと熱気を放つ太陽を見上げ、先生は白シャツを手で仰ぐ。

 

 こんな暑い中、一昨日はよく歩き回れたものだ。前の私を尊敬するよ……

 

 夏用のシャツを着てくれば良かったと心の中で後悔しながら先生はアビドスの住宅街を歩いていた。

 そんなさんさんと来る暑さと格闘しながら歩いていると遠くにセリカを見つけた。

 先生は仲良くなりたい、その一心でセリカの元まで早足で近づいていく。

 しかし足音に気が付いたのか、セリカが振り返った。その顔には怪訝な顔を浮かべている。

 

 セリカ∶「う……な、何……!?」

 

 先生∶”おはよう!いやー、アビドスって暑いね!”

 

 セリカ∶「何がおはようよ!なれなれしくしないでくれる?」

 

 セリカ∶「私、まだ先生のこと認めてないから!」

 

 セリカ∶「まったく、朝からのんびりうろついちゃっていいご身分だこと」

 

 セリカは挨拶した先生に対し、反発する様に力強い口調で返した。

 しかしそれでも先生はめげずに話しかけ続ける。

 

 先生∶”セリカちゃんはこれから学校?”

 

 セリカ∶「なっ何よ!何でちゃん付けで呼んでんのよ!」

 

 セリカ∶「私が何をしようと、別に関係ないでしょ!」

 

 セリカはフンッ、と鼻息を鳴らしそっぽを向いて逃げるように歩き出す。それでも話し続けていると堪忍袋の緒が切れたのか、うるっさいわね!バイバイ!、とだけ言って逃げるように走り出した。

 先生もセリカに付いてくるように走り出す。

 

 セリカ∶「ひゃあっ!?な、なんでついてくるの!?」

 

 先生∶”ついてったらどこに行くか分かると思って”

 

 セリカ∶「何言ってんの!?あっち行ってよ!ストーカーじゃないのっ!!」

 

 セリカがまた同じ様に走り出し、先生が追いかける。それを何度か繰り返した所で、ようやくセリカが諦めたのか足を止めた。

セリカが諦観したようにため息をつき、口を開けた。

 

 セリカ∶「分かった!分かったってば!行先を教えれば良いでしょ?」

 

 セリカ∶「……バイトよ」

 

 先生∶”なるほど、バイトかぁ”

 

 セリカが出した答えに先生が納得し、頷く。そこで先生はどこのバイトなの?、と返そうとしたが、少しでも稼がないといけないのよ、こっちは!!、とだけ言い残して走り出してしまった。

 それでも先生は追いかけたが、セリカにしつこい!、ぶっ殺すわよ!、とだけ返されてそのまま去っていった。*1

 

……………………………………………………………………………………………………

 

 セリカ∶「いらっしゃいませ〜何名様ですか?」

 

 時刻は既に12時昼前の丁度良くお腹がすく頃。セリカが目まぐるしく入り続ける注文に慌ただしそうに動き回る。そうやって接客をしていると見たことのある5人が入ってきた。

 

 ノノミ∶「あの〜☆5人何ですけど〜!」

 

 アヤネ∶「あはは〜…セリカちゃんお疲れ」

 

 シロコ∶「お疲れ」

 

 先生∶”どうも〜”

 

 セリカ∶「なっなんで皆、しかも先生まで…!?」

 

 セリカが皆が来たことに驚愕して、肩を跳ね上げる。

 実は先生がセリカに逃げられた後、学校まで歩いて行き、そこでホシノからセリカのバイト先教えてもらったので直接来たのだ。柴大将という獣人が運営している柴関ラーメンというらしい。

 

 ホシノ∶「うへ〜セリカちゃんのバイトといったらやっぱここだよね〜」

 

 セリカ∶「ホシノ先輩!?うぅっ……!」

 

 ホシノに裏切られたのが相当ショックだったのか、セリカがうめいて身体を震わせていると奥から一人の獣人が話しかけてくる。

 

 柴大将∶「アビドスの生徒さんか。セリカちゃん、おしゃべりはそれくらいにして、注文受けてくれな」

 

 セリカ∶「あ、うう……はい。大将…こちらにどうぞ……」

 

 セリカの頭の中で順々と思考が回ったが、柴大将に指示され、渋々ながらも皆を6人席に誘導する。

 誘導された5人が好きに席に座り、会話を繰り広げた。ノノミとホシノがセリカのユニホームの話をしたり、いつからバイト始めたかを聞いたり…セリカをいじって楽しんでいたが、流石に恥ずかしくなったのか、セリカがご注文はっ!?、と話を遮った。

 皆が楽しそうに笑い、注文を取る。

 

 ホシノ∶「先生も遠慮しないで、じゃんじゃん頼んでね〜」

 

 ホシノ∶「この店、めちゃくちゃ美味しいんだよー!」

 

 先生∶”いや〜どれも美味しそうだな〜!”

 

 先生がどれにしようか悩み、選んだ。近くのコップに水を入れて飲む。

 

 セリカ∶「……ところで、みんなお金は大丈夫なの?もしかしてまたノノミ先輩に奢ってもらうつもり?」

 

 ホシノ∶「いやいや、またご馳走になるわけないよー」

 

 ホシノ∶「きっと先生が奢ってくれるはずだよ〜。ね、先生?」

 

 先生∶”ぶっっふ!?ゲホッゲホッ!?”

 

 アヤネ∶「せっ先生!?」

 

 ホシノの一言に先生が水を吹き出し咳き込む。まさかこっちに奢らせてくるとは思ってもいなかった先生は溢れた水を拭いた。

 

 先生∶”初耳だよ!?”

 

 しかし、初耳だって?今聞いたから良いでしょ〜!、と飄々とした態度でホシノが返す。

 

 先生∶”良しっ逃げよう!!”

 

 最近お金を別の事に使用したこともあり、今月は厳しい。先生が席を立ち逃げ出そうとするが、しかし

 

 ホシノ∶「そうはさせないよー」

 

 先生∶”うぐ……力強い……”

 

 

 ホシノに先回りされて捕まってしまった。ホシノの力は強く、振り解くことが出来ない。

 

 ホシノ∶「うへ〜大人のカードがあるじゃん。これは出番だねー」

 

 ホシノ∶「先生としては絶好のチャンスじゃーん?」

 

 先生∶”仕方ないなぁ〜……”

 

 先生はホシノの口車に乗せられ席に戻る。

 戻った時、ノノミにこれでカードを支払ってください、と言われたが流石に生徒に払わせるくらいなら、と拒否した。

 そうやって会話した後、ラーメンが席に届く。

 評判通り、柴関ラーメンは美味しかった。今後通うことにしよう。

 そんなこんなで皆が食べ終わり、会計を済ませた。

 ……カードを使用したが、何故か財布が寒くなった気がする。そんな事を思いながら皆と外に出る。

 

 ホシノ∶「いやぁー!ゴチでしたー先生!」

 

 ノノミ∶「ご馳走様でした」

 

 シロコ∶「うん、お陰様でお腹いっぱい」

 

 セリカ∶「早く出ていって!二度と来ないで!仕事の邪魔だから!」

 

 アヤネ∶「あ、あはは……セリカちゃん、また明日ね……」

 

 セリカ∶「ホント嫌いみんな死んじゃえー!!」

 

 ホシノ∶「あはは、元気そうで何よりだー」

 

 美味しいラーメンに満足した先生達は、セリカの叫ぶようなセリフを聞きながら帰っていった。

 柴関ラーメンから学校へ戻った後、先生はシッテムの箱で仕事を行いながら生徒達と会話をしていた。

 

…………………………………………………………………………………………………………

 

 紫∶「珍しいわね……今の時間に眠るなんて…」

 

 紫∶「まぁ良いわ、お陰様でこの時間帯に動けるのだから」

 

 時刻は夕方、夜に移行していく時間帯。珍しいことに、先生が就寝したのだ。どうやらシッテムの箱を使って仕事を行い、目が疲れたらしい。

 紫はベットから身体を起こし、スキマを作り出し、身体を通して確認する。

 

 紫∶「あぁ…やっぱり」

 

 身体ギリギリだが、入れる様になっている。

 昨日は気づかなかったが、スキマが身体を通せるほどに広げれるようになった様だ。

 紫は窓から外を確認し、誰にも気づかれないように移動していく。

 スキマを作り、通る。それを何度も繰り返し、移動していくと数分程で市街地の端の方まで移動した。

 

 紫∶「よっと……」

 

 紫∶「うん、移動がしやすくなって良かったわ……あら?」

 

 さて、色んな場所を巡ってみようか、そう思い周りを確認して見れば、見たことのある顔を見つける。

 

 紫∶「あれってヘルメット団の子達じゃない」

 

 紫はヘルメット団を発見する。そのヘルメット団員を見てみれば昨日の子達もいた。取り敢えずからかっておこう。

 紫はスキマを作り出し、ヘルメット団員の後ろに現れる。

 

 紫∶「こんばんは、昨日ぶりね?」

 

 ヘルメット団A∶「ッッッ!?」

 

 声を掛けた瞬間、昨日に紫と邂逅したヘルメット団員の二人が身体が即座に銃を構えながら振り返る。殆どのヘルメット団員は何が起きたか分かっていなさそうだ。

 

 ヘルメット団A∶「て、てめぇ……何しに来やがった!?」

 

 ヘルメット団B∶「皆気をつけろ!変なやつだ!」

 

 ヘルメット団C∶「あの言ってたやつ?」

 

 ヘルメット団D∶「なんだよ〜今から仕事するのに…」

 

 ヘルメット団E∶「一人じゃん、さっさとやればすぐ終わるって」

 

 ヘルメット団C∶「悪いけど、リーダー達の仇討ちさせてもらうから」

 

 唐突に現れた紫を二人が周りに警告するものの、周りは何処か緊張感無さげで余裕そうにしている。なんなら戦闘する気でいるらしい。

 紫が笑みを浮かべ、ヘルメット団員達を見据える。

 

 紫∶「仇討ち?私に?それとも先生達に?無理なことは辞めといたほうが良いわよ?」

 

 ヘルメット団D∶「はっ!!随分と余裕そうじゃん!」

 

 ヘルメット団C∶「周りをみて言いなよ!逆に私達が負ける要素ある?」

 

 ヘルメット団員達が余裕そうに煽りを返す。数は10名程、装備は前回よりも確かに良さそうだ。

 しかしその程度ならば紫からすれば問題は無い。*2

 紫は片手を後ろに回し、スキマからリボルバーを取り出す。

 ……偶には自分から攻撃を仕掛けるのもいいだろう。

 

 紫∶「あら、この程度なら問題ないわよ?だって……」

 

 紫∶「こうすればいいのだから」

 

 瞬間、ヘルメット団員数人の足元にスキマが現れる。

 

 ヘルメット団∶「はあ!?」「嘘だろ!?」

 

 唐突に現れたスキマに驚愕し、それぞれが声を張り上げて落ちていく。

 

 ヘルメット団C∶「な、何が起きて…あだっ!」

 

 地面がある筈なのに落ちていく様をみてしまったヘルメット団員達が驚いて慌てていると、紫が銃を構えて撃ちながら近づいていく。

 

 紫∶「ほらほら、撃ち返さないと直ぐやられちゃうわよ〜」

 

 ヘルメット団A∶「こっ攻撃だ皆!攻撃しろ!」

 

 ヘルメット団D∶「このやろー!!」

 

 何とか離れの遮蔽物へと隠れた一部のヘルメット団員が撃ち返してくる。が、しかし

 

 紫∶「残念、そこにはもう居ないわよ?」

 

 ヘルメット団D∶「んなぁ!?」

 

 紫が瞬時に身を隠したかと思えば、遮蔽物に隠れたヘルメット団の真後ろに現れ、気絶させる。

 さて、後は三人。紫が遮蔽物からゆっくりと振り返って見れば、一人が耳元に手を当てて声を上げていた。どうやら何処かに連絡しているらしい。

 残りの二人が銃を構えてこちらを警戒している。

 

 紫∶「増援かしら?なら……!?」

 

 瞬間、紫がいた場所が爆発し、砂煙を上げる。ヘルメット団員が連絡していた先はもう一つの集団に対してだった。FLAK41改の放った銃弾が直撃したのだ。

 

 ヘルメット団E∶「よっし!これなら……!」

 

 直撃した所を目撃して、勝ったとヘルメット団員が緊張を緩めた、その瞬間。後ろで銃弾の音が聞こえた。

 何だと思い、後ろを振り返ってみれば倒れた二人の上に紫が立っていた。

 

 ヘルメット団E∶「ッ――!?!?!?」

 

 紫∶「ちゃんと周りを確認しなきゃ、やられちゃうわよ?」

 

 紫∶「こんなふうにね」*3

 

 ヘルメット団E∶「ふっふざけんなよ!」

 

 周りが居なくなってしまい、自分を奮い立たせて即座に銃を構えようとするが――

 そこに銃は無かった。

 

 ヘルメット団E∶「……は?」

 

 紫∶「貴方の銃ってもしかしてこれかしら?」

 

 ヘルメット団E∶「い、いつの間に、取って――」

 

 ヘルメット団E∶「いっ!?」

 

 瞬間、紫がヘルメット団員の真後ろから撃つ。何発か撃った所でヘイローが途切れた。どうやら気絶したらしい。

 ……遠くから走って来る音がする。多分さっき連絡してた相手だろう。

 

 紫∶「まだいるっぽいけど……流石に時間かけすぎたわね」

 

 紫はスキマを作り出し、その場を後にする……と、同時。走って来ていた本人がその瞬間を目撃した。

 

 セリカ∶「えっ……?何、今の?」

 

 セリカ∶「今のヘイローって……」*4

 

…………………………………………………………………………………………………………

 

 先生∶”くぁっあぁ〜……”

 

 先生は欠伸をしながら目を覚ます。

 仮眠していた部屋から出て、対策委員会の部屋へ入る。

 ホシノ∶「あっ起きた?おはよ〜」

 

 先生∶”おはよう”

 

 部屋に入り、時刻を確認してみれば既に20時を回っていた。ちょっと休憩するつもりが相当眠ってしまったらしい。

 ホシノ達に状況を確認する。どうやら未だ戻って来る様子がなく、不審に思ったアヤネがセリカの家にまで確認しに行っていて現在待っている、という状況の様だ。

 

 先生∶”中々帰って来ないね〜”

 

 ホシノ∶「うへ〜……珍しいなぁ」

 

 シロコ∶「うん。珍しい」

 

 珍しいね、と会話をしているとシッテムの箱に着信が来る。先生が確認するとモモトークの着信でアヤネからだった。

 

 先生∶”あっアヤネからだ”

 

 先生∶”え〜と…?〈セリカちゃんは今日、学校に戻らないみたいです〉?”*5

 

 どうやら今日は戻って来ないらしい。その事を皆が確認する。

 

 ノノミ∶「セリカちゃん、今日は学校に戻らないんですね〜☆」

 

 ホシノ∶「じゃあ…今日はもう解散するか〜」

 

 先生∶”そっか…じゃあ皆お疲れ!また明日!”

 

 シロコ∶「ん、お疲れ」

 

 それぞれが帰宅の準備を行い、そのまま一緒に帰宅していく。先生はそれを見送った後、一人でシャーレに帰って行った。

 

*1
知ってるか? 先生からは 逃け゛られない ▼

*2
どんなに数が多くてもモブ程度ならほぼ問題無いのだ!

*3
やっぱり能力強くない?

*4
見ちゃったね

*5
何とも珍しいセリカの誘拐キャンセル





 4話 終!

 TNT∶ストーリー見返して思うけど感情強くない?この子たち

 TNT∶まぁお陰で書きやすいんだけどね!

 TNT∶因みにモブちゃんがやけに紫さんに対して怖がっているけど理由はあったりするんだよね

 TNT∶でも紫さんは普通に怖くない?私は怖い!でも好き!!
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