キヴォトスに妖怪の賢者が混ざり合う   作:空飛ぶTNT拡散型

8 / 10

 紫って遠目で見たら人間っぽいのに近付いたら人の形をした構造物みたいな性格してそう。

という訳であらすじ

3日間仕事漬けの先生!
そんな先生のもとに一通の手紙が!アビドスからの支援の要請だった!
行くぞアビドス!遭難したぁ!
先生が死んだらどうなるんだろうね?じゃあ先生助けようね紫!
移動してたらめっちゃ強いアビドス生徒が!誰かなぁ?
介抱してくれて良かったね!
以上!


1章 2話 アビドス学校、襲撃される

 

 ーー眩しい。朝かな?

 まどろむ意識の中、まぶたを開ける。何だか違和感を感じて周りを見渡した。

 

 先生∶”……………?”

 

 此処は何処だろうか。確か、昨日はアビドスに遭難して、それで……

 昨日、何があったか必死に思い出した。だが夜中に歩き回った後から記憶は全く無い。……誰かが助けてくれたのだろうか?

 しかし周りには誰も居ない。

 一旦、此処が何処か確かめるとしよう。

 

 先生は身体を起こし、移動しようとするが、しかし。

 

 “ガチャン“

 

 先生∶”………あぇ?”

 

 手を前に動かした瞬間、手首が固定されたかのように引っ張られる。何が起きたか分からないままに自身の手元を見て見ればそこには手錠がしてあった。

 

 先生∶”えっあれっ?なにこれ!?”

 

 眠たかった頭が覚醒し、ぐるぐると思考を回す。何で手錠されているのか、誰がやったのか。答えの見つからないものを考え続ける。

 そうして混乱しているとガチャ、と扉の開く音が聞こえた。反射的に聞こえた方向を見れば、そこには一人少女がいた。

 制服から見てアビドスの生徒だろう。ということは此処はアビドスの学校なのだろうか。

 

 ???∶「あっ起きたみたいだね〜」

 

 ???∶「いやぁ〜歩いてたら倒れていたからおじさんびっくりしちゃたよ〜」

 

 話を聞くがぎりどうやら私は気絶していたらしい。介抱してくれたのは純粋に嬉かった。しかしそうであるのならばこの手錠は何なのだろうか。

 

 先生∶”あの…この手錠は一体?”

 

 ???∶「まあまあ、その前に自己紹介しない?」

 

 先生は手錠の事が気になり、目の前に立つ少女に聞いた。しかし返ってきたのは鋭い目線と緩い口調ながらも何処か語気の強い一言だった。

 

 その目線と一言を聞いて理解した。どうやらこの子は私を警戒しているらしい。だからこその手錠なのか。

 

 先生は目の前の生徒を刺激しない様、優しい口調で自己紹介する。

 

 先生∶”私は連邦捜査部、シャーレの顧問先生です。よろしくね”

 

 ???∶「シャーレ?…あっもしかして、アヤネちゃんの言ってた?」

 

 ???∶「支援要請、受理されたんだ〜…ならいっかぁ」

 

 ???∶「お客さんっぽいし、手錠外すね〜」

 

 少女の目線と口調が柔らかくなる。どうやら納得してくれたらしい。少女はスカートのポケットからカギを取り出し、片手に付いていた手錠を外してくれた。*1

 身体を起こし、手錠をかけられていた方の腕をグルリと回す。

 うん、自由に動かせれるのはいいものだ。

 

 ???∶「あっおじさんの自己紹介がまだだったね」

 

 ホシノ∶「おじさん、小鳥遊ホシノって言うんだ〜よろしくね」

 

 先生∶”よろしくね”

 

 ホシノの自己紹介に挨拶を返し、周りを見渡す。窓からは日が差しているのだが、今は何時なのだろうか。

 そう思い、壁に飾られていた時計を確認すれば、針は既に8時半を指していた。

 

 ホシノ∶「あっそうだ。皆にも先生が起きたこと教えないとね〜」

 

 どうやらアビドスの生徒達にも私がいることが伝わっているらしい。なら、その皆のところに行くとしよう。

 

 先生がベットから立ち上がろうとするがその瞬間、外から銃声が響き渡った。

 あ~ヘルメット団かな〜、とホシノが呟いてから数秒、勢い良く扉が開く。

 

 セリカ∶「あっいた!ホシノ先輩!……てっあれ?その大人起きたんだ?」 

 

 ホシノ∶「あっセリカちゃん。先生起きたよ」

 

 セリカ∶「えっ先生なの?…ってそんなことはどうでもいいの!」

 

 セリカ∶「ヘルメット団が襲撃してきたの!もう物資が無いっていうのに!」

 

 セリカが憔悴した様子でホシノに話しかける。しかしホシノはチラリと先生の方を向き、聞く。

 

 ホシノ∶「ねぇ、先生。そういえば支援要請受けて来てくれたんだよね?」

 

 ホシノのその手には私が背負っていた鞄を持っていた。その意味を直感的に理解し、返答する。

 

 先生∶”うん、勿論。いいよ”

 

 ホシノ∶「ありがとね〜」

 

 期待していたその言葉を聞いたホシノは口元を笑わせてセリカに振り返った。

 

 ホシノ∶「支援物資は先生が持ってきてくれたから大丈夫だよ~」

 

 セリカ∶「えっあるの!?」

 

 じゃあ、行こっか〜、とホシノはびっくりしているセリカの手を掴み部屋を出た。

 先生はそんなホシノ達に付いて行く。

 

 ホシノ∶「セリカちゃん、皆に支援物資のこと伝えて置いて?」

 

 ホシノ∶「おじさんは先に行ってヘルメット団の足止めしておくから」

 

 セリカ∶「わっわかったわ!」

 

 セリカは離れて2階へと向かう。勿論私はホシノについて行く。私が付いてきていることを不思議に思ったのかホシノが聞いてきた。

 

 ホシノ∶「あれ?先生こっち来るの?」

 

 先生∶”勿論!指揮は任して!”

 

 ホシノ∶「指揮出来るんだ〜…じゃ、頼りにしてるからねー」

 

 ホシノについていくままに外に出る。周りを見渡せばそこにはヘルメットを被った集団が沢山いた。パット見で40人ほどだ。程身を乗り出した瞬間、四方八方から大量の銃弾が飛んでくる。

 

 先生∶”わぁぁぁ!”

 

 何とか銃弾を避け、近くの障害物に身を隠す。

 

 ヘルメット団A∶「ひゃーっははは!」

 

 ヘルメット団A∶「攻撃!攻撃だ!!奴らは既に弾薬の補給を絶たれている!学校を占拠せよ!」

 

 ヘルメット団A∶「先ずは飛び出してきた奴を叩きのめしてしまえ!」

 

 完全にロックオンされてしまった。まさかこんなに居るとは思っても居なかった。こんな量を相手して大丈夫なのかとホシノを心配する。

 

 先生∶”ホシノ!これホントに大丈夫!?”

 

 ホシノ∶「うへ〜凄いねこれ…今までで一番大変そうだなぁ」

 

 ホシノ∶「ま、やってみよっか!」

 

 瞬間、ホシノが盾を片手に即座に飛び出した。*2全ての銃弾がホシノに向かって飛んでくるが、ホシノは盾で軽々と受け流し、当たりそうな銃弾は回避しながら集団へと突っ込んでいく。

 

 先生∶”ちょッ!?ホシノ!?”

 

 ヘルメット団A∶「馬鹿が!突っ込んできやがって!蜂の巣にしてやる!」

 

 ホシノ「ッ…!」

 

 まさか、こんな状況で集団に突っ込んでいくとは。危険だと思ったが見ている限り、その身のこなしはとんでもないものだった。銃弾が何処に飛んでくるのかを理解して、またそれを淀み無く最小の動きで行動する。それが出来るのは普通ではあり得ない。

 しかしながらホシノの身体に少しずつ銃弾が被弾する。

 この状況ではいつかホシノが倒れてしまうだろう。なら私のするべきことは一つ。ホシノが倒れてしまわないよう誘導することだ。

*3シッテムの箱を起動させる。画面には戦場を上から俯瞰するように写っていた。

 

 先生∶”待って!ホシノ!突っ込まないで!”

 

 先生∶”ちゃんと皆を待ってからにしよう!だから先ずはここまで下がってきて!”

 

 先生∶”ここからなら横からの銃弾は余り飛んでこないから!”

 

 先生∶「大丈夫!周りの事は私が見てるから!」

 

 ホシノ∶「ッッッ!」

 

 ホシノが私の言葉に呼応し、障害物がある場所まで下がってくる。良し。取り敢えず此処まで下がればある程度は何とかなるだろう。

 しかし、ヘルメット団はこれを好機と見たのか少しずつ、ジリジリと迫って来ていた。その距離は近くなっていき、段々と苦しくなってきたが、ようやく転機が訪れる。

 

 ヘルメット団∶「うわぁぁぁ!?なんだ!?」

 

 “ブゥゥゥゥン“という音とともに2機のドローンが現れ、一つはホシノのもとに行き、もう一つはヘルメット団の一部に向かって銃弾を放つ。

 ホシノの方を見ればドローンから光のようなものが出ており、それを浴びたホシノの身体がたちまち治っていった。*4

 

 セリカ∶「ゴメンホシノ先輩!遅れちゃったわ!」

 

 ノノミ∶「わぁ、凄い数ですね!」

 

 シロコ∶「ん、全員潰す」

 

 それと共に三人が現れた。知らない二人特徴からしては戦闘の最中にホシノから聞いた、ノノミとシロコという子だろう。

 助かった。数は以前にして不利だが、ホシノから聞いた情報からしてこの三人も結構強いはずだ。

 さぁここから反撃だ!

 

 先生∶「良し!ホシノ!本気を出して正面の集団に突っ込んで!」

 

 先生∶「皆はホシノが暴れやすいように左右の集団を撃って援護して!」

 

 先生∶「あとアヤネはさっきみたいに皆を回復させて!」

 

 先生の指揮の通りそれぞれが動き出す。ホシノが正面の集団を蹂躙し、左右のヘルメット団は他の皆によって倒されていく。*5

 

 ホシノ∶「おりゃ!さっきの恨み!」

 

 ヘルメット団A∶「嘘だろ!?物資はなくなったってーーー」

 

 ヘルメット団A∶「ギャァァァ!?」

 

 ヘルメット団B∶「くそっ!コイツらまじかよ!」

 

 ヘルメット団C∶「やばいぞ!撤退!撤退しよう!」

 

 ヘルメット団D∶「撤退!皆撤退だ!」

 

 周りが順々にやられていく中、正面を担当していた集団がホシノ一人に蹂躙されている所をみて、一人が撤退の号令を出した。

 全員が一斉に走り出し、校外へと撤退していった。その様子をみたアヤネが監視カメラを通じて確認する。そうして数分後、アヤネからシッテムの箱に通信が入った。

 

 アヤネ∶「カタカタヘルメット団残党、校外エリアに撤退確認しました!」

 

 アヤネが宣言する。その言葉と共に、この戦いでの勝利が確定したーーー

 

 第2話 終!

 

 

 

*1
いや待てその手錠何処で買ったの!?

*2
焦ると無謀だと分かっていてもやってしまうこともあるよね〜

*3
広くて障害物ない場所では流石に数の暴力

*4
どうしようかものすんごい悩んだ回復能力 次点にバリア

*5
障害物ないから大体の銃弾が当たるという





 TNT∶「アビドス書いてて理解した。これめっちゃ時間かかる奴だ!?」

 TNT∶「何か書き方迷走している様な気がするしなぁ」

 TNT∶「しかも紫さん今回出てないし」

 TNT∶「まぁええか!」
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