第二次スーパーロボット大戦Z Another   作:Dr.クロ

26 / 34
クロウがスフィアを克服した後、新たな異世界人が来る。


第二十六話~参戦!ロボットガールズたち!~

これは前回の戦いが少し終わってからの事である。

 

スコート・ラボがある街から少し離れた街近く

 

???「ったく、何処だよここはぁ!!」

 

うがぁ!!とその少女は叫ぶ。

 

ただ、見た目は普通ではなく、甲児が見たら機械獣みたいだなと述べるだろう。

 

実はと言うとそれはあながち間違いではなく…近い存在であるからだ。

 

???2「こらこら、あまり騒ぐと周りの人に迷惑ですよ」

 

???3「でも男爵、此処って何処ナノ?」

 

そんな少女を傍にいた女性が宥める中で少女よりも幼い少女が女性を男爵と呼んで聞く。

 

ちなみに女性は右半面が女性らしい金髪縦ロール、左半身が男性的な黒髪の短髪で肌色も右半身が色白で左半身が色黒、右半身がピンク色のドレス、左半身が黒色のタクシードと言うかわったのを身に纏っていて少女や幼い少女よりもか~~な~~り~~目立っている。

 

幼い少女は少女で頭に変わった帽子と両手にパペットを嵌めてる以外はピンク色のワンピースを纏った普通である。

 

まぁ、そんな3人組も目を引くがさらに目を引くのは…

 

???4「まあなんとかなるんじゃね?初めてって訳じゃないしな」

 

???5「そーそー!なんとかなるなる!」

 

???6「なんとかなるってのんきだな全く……」

 

機械獣のガラダK7とダブラスM2が後ろに控えていて、しかも喋れると言う。

 

最初に喋ったのはガラダK7で次にダブラスM2の左側の顔で右側の顔は楽観的な反応にはぁ…とため息を吐く。

 

???2「でも前来た世界とは別の世界みたいね…」

 

ダブラスM2(右)「ふむ、確かにそうだな」

 

困った感じに言う女性にダブラスM2の右顔も同意する。

 

風景的なの以外に雰囲気が違うと言うのだ。

 

ただ、他の面々は本当に楽観的だった。

 

???1「大丈夫だって男爵!別の世界だろうがあたしたちなら大丈夫でしょう!」

 

ガラダK7「そうそう!ガラダちゃんの言うとおりだぜ男爵!」

 

???3「それに敵が出てきたりしてもパワーアップした私達なら楽勝ナノー」

 

ダブラスM2(左)「俺達、かなり強くなったからな!」

 

ダブラスM2(右)「いや、ダブラスに左よ。あんまり楽観してると危ないと思うぞ…特にガラダズ、お前等は突っ走るなよ、あしゅら男爵様を心配させるからな;」

 

はぁ…本当にとダブラスM2の右側は頭痛いのと思いながら辺りを見渡し…発見する。

 

それにあしゅら男爵と呼ばれた女性(以降ガールズ男爵と表記)も様子から気づいて声をかける。

 

ガールズ男爵「どうしたのダブラス右君?」

 

ダブラスM2(右)「あしゅら男爵様、これを見てください」

 

そう言って目を光らせた後に自分が見せたのを映す。

 

それは見慣れたのや見慣れてないのもあるが機械獣の集団で、こちらに向かっている感じであった。

 

ガールズ男爵「あれって機械獣!?」

 

ダブラスM2(右)「どうやらこの世界にも存在するようだな。しかも指揮しているのはブロッケン伯爵のようだ」

 

???1「ゲッ!?あの変態伯爵かよ!」

 

驚くガールズ男爵に後半言ったダブラスM2の右側のにガラダちゃん(以下ガールズガラダと表記)と呼ばれた少女は心底嫌な顔をしてダブラスちゃん(以下ガールズダブラスと表記)と呼ばれた幼い少女もガールズガラダの後ろに隠れる。

 

ガラダK7「へっ!ちょうど良いぜ!俺達の力を試せるじゃねぇか!」

 

ガールズダブラス「あ、それは良いナノー!あの変態をボッコボコにしてやるナノ!」

 

ダブラス(左)「男爵様!やってもいいよねー!」

 

ガールズ男爵「ええ!ガラダK7!ダブラスM2!やってしまえい!」

 

おお!と元気よく返事してそれぞれ2機は駆け出し、3人もすたこらさっさと追いかける。

 

そんな事も知らないブロッケン伯爵は笑っていた

 

ブロッケン伯爵「くくく、兜甲児達が気づく前に街を襲撃し、そこで罠をはって奴等を誘い込む。なかなか理にかなった作戦を立てた者だ吾輩は…」

 

愉快そうに笑い、ブロッケン伯爵は楽しみだと思っていると…

 

ガラダK7「カッターブーメラン!」

 

ダブラスM2(左)「ツインレーザー!」

 

ズドズドォオオン!

 

現れたガラダK7が頭に付いていたカッターを投げてタロス像を1体両断し、ダブラスM2が左右の顔の口からレーザーを放ってもう1体タロス像を焼き尽くして同時に爆発させる。

 

ブロッケン伯爵「なんだとぉ!?」

 

いきなりの事にブロッケン伯爵は驚いた後に襲撃者が誰なのかに気づいてさらに驚愕する。

 

ブロッケン伯爵「あれは色が違うがガラダK7とダブラスM2!?何故我々の邪魔を……」

 

ガールズ男爵「ふははははははは!そこまでだブロッケン!」

 

それにブロッケン伯爵は狼狽してると追いついたガールズ男爵に気づく。

 

ブロッケン伯爵「な、なんだあの女!?あしゅらっぽいが奴より変だぞ!?なんだあの髪型と服装!?頭がおかしい奴か!?」

 

ガールズ男爵「頭がおかしい(泣)!?」

 

ガールズガラダ「泣くなよ男爵;」

 

ガールズダブラス「よしよしナノ」

 

容赦もないブロッケン伯爵の言葉にガールズ男爵はショックを受けて2人に慰められる。

 

ガラダK7「さあてブロッケン!てめえを強化された俺達の相手としてぶっ飛ばしてやるから覚悟しやがれ!」

 

ダブラスM2(左)「ボッコボコにするからねー!」

 

ダブラスM2(右)「運が悪かったな。俺達が居た町を偶然にも襲ったのを」

 

ブロッケン伯爵「ええい!生意気な事を言いおって!機械獣ども!あの邪魔する2機を破壊しろ!!」

 

そう言って構える2機にブロッケン伯爵は喋れてる事による驚きよりも怒りを見せて連れて来ていた機械獣達に命令し、機械獣達は2機へと攻撃を仕掛ける。

 

ダブラスM2(右)「行くぞガラダ!」

 

ガラダK7「おう!」

 

ガールズガラダ「あたしたちも行くぞ!」

 

ガールズダブラス「うんナノ!」

 

それを迎え撃つダブラスM2とガラダK7にガールズガラダとガールズダブラスも迎え撃つ。

 

小娘風情が何が出来るとブロッケン伯爵は嘲笑おうとし…目を見開く。

 

ガールズガラダ「カッターブーメラン!」

 

ガールズダブラス「強化版口からビーム!」

 

先ほどのガラダK7やダブラスM2の様に同じ攻撃を放ってタロス像へと炸裂させ…

 

ズドォオオオオン!!

 

タロス像を爆発四散させる。

 

ブロッケン伯爵「バカな!?あんな小娘にタロス像が!?」

 

ガールズガラダ「あたしたち機械獣ガールズを舐めるなよ!」

 

ガールズダブラス「強くなった私達の力、見せるナノ!」

 

驚くブロッケン伯爵に2人はむふんと胸を張る。

 

ブロッケン伯爵「き、機械獣ガールズだと?ええい!タロスたちよ!とっとと奴らを倒して…」

 

驚いた後に怒って2人に襲い掛からせようとし…

 

???「光子力ビィィィィム!!」

 

ズドォオオオオオオオオン!

 

別方向から放たれたビームがタロス像を爆発させていく。

 

ブロッケン伯爵「今のは光子力ビーム?!まさか兜甲児とマジンガーZか!?」

 

ガールズ男爵「今の声ってもしかして…!」

 

それにブロッケン伯爵が宿敵を思い浮かべるがガールズ男爵は違い…

 

???「無敵の力はあたしのために! 正義の心は二の次!三の次!パイルダー・オン!」

 

ダブラスM2(右)「今の台詞はやはり!」

 

ダブラスちゃん「チームZのZちゃん!」

 

誰もが見るとそこにはZEXISの戦艦があり、その前にマジンガーZとそのマジンガーZの右肩に立った少女がいた。

 

ブロッケン伯爵「な、なんだそいつは!?」

 

甲児『それはこっちがいいてぇセリフだよ!このじゃじゃ馬娘にホントな!』

 

ガールズ男爵「この世界のマジンガーZ!?」

 

マジンガーZの右肩に立つ少女を見て驚くブロッケン伯爵に甲児は怒鳴る感じに返す中でガールズ男爵はあれが…と呟く。

 

デュオ『おいおい、なんだよ。あの姉ちゃん…服おかしくね?』

 

クロウ『髪はファッションなのか?流石にあれはねえな…』

 

AN『お二人とも、流石にそれは酷いですよ;』

 

シオニー『女性に対してそんなこと言ったら……』

 

ガールズ男爵「どうせ私は変ですよおかしいですよ……(泣)」

 

ちなみにデュオとクロウが正直な感想を述べてガールズ男爵はさらに落ち込んだ。

 

葵「(確かにあのファッションはないわね…)」

 

Zちゃん「まぁ、あいつのはいつも通りだからともかく、そこの首が飛ぶ奴!イライラしてる分!ぶっ飛ばさせて貰う!」

 

ガラダK7「イライラしてるって……」

 

ダブラスM2(右)「八つ当たりだなそれは」

 

ちなみに同じ女性な葵も内心ないわーと思ってる中でZちゃんのにガラダK7とダブラスM2の右顔は呆れる。

 

ブロッケン伯爵「それ我輩に関係な……」

 

Zちゃん「うるさい!光子力ビーム!」

 

そう言って目からビームを放つ。

 

ブロッケン伯爵「避けろ!ダムダムL2!」

 

それに連れてきた中で糸巻き戦車に顔を付けたような新顔の機械獣に飛んで行くのに気づいて叫ぶブロッケン伯爵のにダムダムL2と呼ばれた機械獣は転がって避ける。

 

そして避けられたビームがガールズ男爵のいる街の方に飛んで行く。

 

Zちゃん「ゲッ、やばっ!」

 

ダブラスM2(右)「危ない!あしゅら男爵様!」

 

ガールズ男爵「り、リフレクトバリア!」

 

それにガールズ男爵は慌てて手に持っていた杖から大型のバリアを展開するとバリアに当たったビームは跳ね返される。

 

跳ね返されたビームはタロス像に命中して破壊する。

 

甲児『おいZ!だから射線をちゃんと見ろ!あの女の人が防がなかったらさっきの街の様に大惨事だったぞ!』

 

Zちゃん「分かってても難しいんだよ!」

 

ダブラスちゃん「(そう言えばZちゃんって結構私達しか見てないの…)」

 

ガールズ男爵「ちょっと待ちなさい。さっきの町の様にってまさか……」

 

怒鳴る甲児に対してそう返すZちゃんにダブラスちゃんは内心そう思う中でガールズ男爵は甲児の言葉にまさか…となる。

 

青山『そこの人の言う通り、この子達、さっきそこの街とは別の街で次元獣相手にしていたんだが…』

 

五飛『次元獣もろともなのが多く、街がボロボロと言うありさまを作り出した。人に被害がないのが不思議な位だ…』

 

ハヤテ『まあいわゆるギャグ補正なんですかね?』

 

疲れた顔で言う青山のに普段見せない呆れ顔をしながら呟く五飛へとハヤテは苦笑して言う。

 

ガールズ男爵「また普段の様に戦ったんですね貴女達は……三人とも後で説教です!」

 

Zちゃん「なんであしゅらに説教なんか……」

 

ガールズ男爵「説教です!」

 

うがー!と叫ぶガールズ男爵に成程、疲れてるからあんな服装なんだなとクロウは勘違いしながら納得していた。

 

ブロッケン伯爵「ええい!こちらを無視…!」

 

???2「サンダーブレーク」

 

???3「反重力ストーム!」

 

それにブロッケン伯爵は怒鳴ろうとして稲妻と竜巻がタロス像へと襲い掛かり、爆発四散させる。

 

何だ!?とブロッケン伯爵は飛んで来た方を見ると円盤の様なのに乗った女性と指を突き出しつつぐでーとしているZちゃんとは別の少女がいた。

 

ガールズガラダ「グレちゃんとグレンダさんだ!」

 

ガールズダブラス「グレちゃんがなんか気分悪そうナノ」

 

グレちゃん「酔った…戦艦でも船は船だった…」

 

ハヤテ「(そう言えば船には弱かったんですよね彼女は…)」

 

首を傾げるガールズダブラスだがグレちゃんの呟いたのにハヤテは苦笑する。

 

甲児『奇妙な感じだな…機械獣と肩を並べてってのは…』

 

ガラダK7「俺達もまさかマジンガーZと一緒に戦うとは思ってもいなかったぜ」

 

ダブラスM2(左)「まあよろしくねー!」

 

ダブラスM2(右)「気を抜くなよ2人とも」

 

着地しながら呟く甲児にガラダK7はそう言い、ダブラスM2の左顔が挨拶する中で右顔がそう言う。

 

ブロッケン伯爵「むむむ!全く不愉快だ!ダムダムL2!奴らをひき殺せ!」

 

その言葉と共に先ほどZちゃんの光子力ビームを避けた機械獣が3機へと突撃する。

 

Zちゃん「こっちを無視するんじゃねぇ!ロケットパーンチ!」

 

そう言ってZちゃんは右手を付き出すとグローブが飛び出す。

 

放たれたグローブはダムダムL2の顔に炸裂して一瞬足を止まらせる。

 

甲児『今だ!光子力ビーム!』

 

ガラダK7「ガラダハリケーン!」

 

ダブラスM2「ダブラスファイアー!」

 

その隙を逃さず、マジンガーZに続いてガラダK7が口と胸部分からルストハリケーンの様な風を放ち、ダブラスM2は目と胴体部分からブレストファイアーの様な強烈な熱線を放つ。

 

それをマトモに受けたダムダムL2は溶かされてた。

 

ブロッケン伯爵「なに!?」

 

甲児『おいおい、見た事無い技を覚えてるのかお前等は?』

 

AN『と言うかその技、ルストハリケーンとブレストファイアーのパクリじゃないですか?』

 

シオニー『一体どうやってその技を…』

 

それに誰もが驚く中でガールズガラダとガールズダブラスが言う。

 

ガールズガラダ「えっと…ミセスSって言う人が面白いもの見せてくれたお礼に改良してくれたんだよ」

 

ガールズダブラス「私達をパワーアップさせてくれた人ナノ!」

 

胸張った2人の言った事にANはあの人かーと天を仰ぐ。

 

AN『何やっているんですか師匠……』

 

アルト『師匠!?』

 

シルヴィア『あんた…師匠いたの?』

 

顔を抑えるANのに誰もがそこに驚く。

 

AN『ええ、まあ居るんですよね…面白い事がとっても大好きなね』

 

シオニー『そうだったんですか…』

 

ハヤテ『驚きですね』

 

朔哉「(って事はあの悪戯とかのは師匠譲りって事か;)」

 

ブロッケン伯爵「ええい、分が悪すぎる!さらばだっ!」

 

肩を竦めて答えるANにシオニーとハヤテが呟いている間にブロッケン伯爵はそそくさと逃げ去って行く。

 

それを遠くで見ていたエルクは情けないと呆れた顔をする。

 

エルク「これがあの有名なDr.ヘルの部下なのか…。しょうがない、後は自分がするしかないですね」

 

やれやれと思いながらエルクは右腕を横に伸ばし…

 

エルク「ハッ!」

 

バシュッ!

 

まだ少し残ってたダムダムL2へと向けて腕を振るい、何かを飛ばす。

 

エルク「さあ強く蘇りなさい!ダムダムL2!」

 

そんな事も知らないZEXIS面々はガールズ男爵によるZちゃん達3人のを聞いていた。

 

ガールズ男爵「いいですか三人とも。私達の世界ならともかく此処は別世界です。別世界であんな戦いをしたらこの世界の人達に迷惑がかかるでしょ!」

 

Zちゃん「なんで説教されてるのかね私ら」

 

グレちゃん「と言うか2回目だし…」

 

グレンダさん「……………」

 

聞いてるんですか!?と怒鳴るガールズ男爵にパイルダーのハッチを開けて見ていた甲児はうへぇとなる。

 

甲児「ホントお母さんとも言える説教ぷりだな」

 

ガラダK7「それがうちの男爵様の良いところなんだよなー!」

 

ダブラスM2(右)「ああ、良い上司だ」

 

そう言って自分達の様に自慢げに言う2機に甲児は複雑な顔でそうか…と相槌を打つ。

 

フェニーチェR「む!?皆、気を付けろ!高エネルギー反応が迫って来る!」

 

ガールズガラダ「なんだって!?」

 

AN『このエネルギー反応は……エルクのエネルギーです!』

 

するとフェニーチェが感知してANが言うと同時にダムダムL2に光が当たり…

 

カァァァァァァァァ!!!!

 

Aエクシア「うお、まぶし」

 

ダブラスM2(右)「何だこれは?!」

 

ダブラスM2(左)「眩しいー!」

 

ハヤテ『一体何を…!』

 

誰もが光に目を守り、収まった後に見て驚く。

 

ダムダムL2「!!!!!!」

 

目に入ったのは先ほどよりも狂暴な顔で本体の上部分に体の様なのが出来ていた。

 

甲児『な、なんだこいつ!変貌しやがった!?』

 

ガラダK7「まさかさっきのでか!?」

 

ハヤテ「(あれー?これなんか何処かで見たような奴が…)」

 

それに驚く甲児とガラダK7とは別にハヤテは変貌したダムダムL2を見てどこで見たっけ…と唸る。

 

その間にダムダムL2は…車輪の横からドリルを出現させてそれをメンバー目掛けて伸ばす。

 

コマンド「避けろ!」

 

Zちゃん「ぬおっ!?」

 

ガールズダブラス「ナノ?!」

 

慌ててメンバーは避けるがその拍子にガールズダブラスはこけて、両手から手袋がすっぽ抜ける。

 

ガールズダブラス「あう!あー、マペットが~!」

 

甲児『!あぶねえ!!』

 

慌ててマペットを取りに行くガールズダブラスへと突撃するダムダムL2にマジンガーZは前に胴体部分を抑える。

 

そんなマジンガーZへとドリルが襲い掛かろうとする。

 

ドモン『させるか!』

 

すかさずグレンラガンが両腕をドリルにしてカバーに入る。

 

ダブラスM2(右)「ダブラスちゃん、大丈夫か!?」

 

ガールズダブラス「大丈夫ナノ。よくもやってくれたナノ!タブラスファイアー!」

 

声をかけるダブラスM2の右顔にパペットを装着しながら返した後にぴょんと飛び上がって顔に向けて放つ。

 

それにダメージはないが怯みを見せ、その隙にマジンガーZとグレンラガンは離脱、ガールズダブラスもダブラスM2が抱えて離れる。

 

ゼロ『どうやら装甲が強化されてるみたいだな』

 

AN『やれやれ、我ながら厄介なエネルギー作ってしまいましたね』

 

ダメージを受けてない様子からそう呟くゼロとぼやくANにどうするんですか!?とガールズ男爵は叫ぶ。

 

ガラダK7「ふむ、これはあれをやるしかないようだなダブラス!」

 

ダブラスM2(右)「そうみたいだな」

 

ダブラスM2(左)「やろやろ!」

 

甲児『あれ?』

 

ハヤテ『あれとは?』

 

告げた事に誰もが疑問を感じる中で2人は気合を入れる様に声を出す。

 

(推奨BGM:爆闘伝説ダイガンダー挿入歌『GET A VICTORY!』)

 

すると2機は光りに包まれ、その中で外装をパージした後に拳をぶつけ合わせると2体の体は分解されて行き、新たに再構成されて行く。

 

体は肩と胸部分をガラダK7の胸、胴体部分がダブラスM2の胴体を合わせたボディとなり、右腕はガラダK7、左腕はダブラスM2の腕となり、ダブラスM2の足をベースに強靭な足を作り上げる。

 

最後に両肩にダブラスM2の頭2つが形成され、胴体の上部分にガラダK7の頭が形成された後に3つの顔の目に強い光りが灯る。

 

ガラダブラ「合体勇者!ガラダブラ!!」

 

甲児『マジかよ!?』

 

ハヤテ『合体!?』

 

AN『師匠、こんなのも組み込んでいたんですか!?』

 

力強く名乗り上げるガラダブラに誰もが驚く中でANは自分の師の仕業だ!と絶叫する。

 

そんなガラダブラにダムダムL2はドリルを突き出す。

 

ガラダブラ「ガラダブラー!」

 

ドガドガドガドガッ!

 

ズドォオオオオン!

 

そんな向かって来たのに向けてガラダブラはパンチを連続で叩き込む。

 

ズドォオオオオン!

 

それによりドリルは殴り壊される。

 

ハヤテ『殴り壊した!?』

 

甲児『なんて威力だ!』

 

ダムダムL2「!」

 

バシュバシュバシュバシュ!

 

パンチだけで粉砕するのに甲児やハヤテが驚く中でダムダムL2はトゲミサイルをガラダブラに向けて沢山放つ

 

ガラダブラ「ツインブーメラン!」

 

向かって来るのに対してガラダブラはガラダK7の顔の左右に付いてるカッターを取り外して投げ付ける。

 

ズババババババッ!

 

ズドドドドドォン!!

 

投げられたカッターでミサイルを全て切断して破壊し、そのままダムダムL2へと向かって行き、胴体へと切り傷を作る。

 

ダムダムL2「!!!」

 

甲児『つ、つえぇ…』

 

AN『流石師匠、強くしてますね』

 

ガールズ男爵「ようし!ガラダブラ!決めてしまえ!!」

 

その強さに甲児は呟き、ANもそう言う中でガールズ男爵がそう言うとガラダブラは構え、ダムダムL2は突撃する。

 

ガラダブラ「ガラ……」

 

ガールズガラダ&ガールズダブラス「ガラダブラ!投げ飛ばせ/ナノ!!」

 

ガシッ!

 

その言葉にガラダブラはダムダムL2を受け止め…

 

ガラダブラ「ダブラッ――――!!」

 

勢いを利用して投げ飛ばす。

 

ズドォオオオン!!

 

それによりダムダムL2は横転し、隙が出来る。

 

ガールズガラダ「今だ!必殺の」

 

ガールズダブラス「ガラダブボルケーノナノ!」

 

ガラダブラ「ガラダブボルケーノ!!」

 

その言葉と共にダブラスM2の目と胴体部分から熱線、ガラダK7の口と胸部分から酸を纏った突風が同時に放たれる。

 

ダムダムL2へとそのまま熱線と突風は炸裂し、超高温と風に含まれる酸で溶けていきながら吹き飛び…

 

ドカァァァァァァァァン!!!

 

空中で爆発四散する。

 

ガールズガラダ&ガールズダブラス「やったぜ!/ナノ!」

 

ガラダブラ「ガラダブラー!」

 

腕を突き出す2人に合わせてガラダブラも右腕を突き上げてカチドキをあげる。

 

 

 

 

ゼロ「成程、元の世界に戻る筈がこの世界に迷い込んでしまったと…すまないがバロネスと呼ばせて貰う…こっちの知るあしゅら男爵とかぶらない様に」

 

ガールズ男爵「ば、バロネス?」

 

目をパチクリさせるガールズ男爵にゼロはこれは失礼と説明する。

 

ゼロ「イギリスでは女男爵の事をバロネスと呼ばれており、それで区別をつける為にバロネスと呼んだ。不満かもしれないが…」

 

ガールズ男爵「い、いえ…分かりました。ありがとうございます」

 

戸惑いながらガールズ男爵は納得する。

 

ゼロ「それで話なのだが…あなたがよければ彼女達ともどもこちらと行動を共にしないだろうか?勿論衣食住も保証する」

 

ガールズ男爵「え、良いんですか!?」

 

ああと頷いてから甲児やハヤテに抑えられてるZちゃんやガールズガラダ達にレイジとアイラと共にゲームで遊んでいるグレちゃん、震えるシオニーを見てワイワイ話してるグレンダさんとAN見る。

 

ゼロ「それに…あの3人組に対する説教役がいた方がこちらとしても助かる」

 

ガールズ男爵「ああ……;」

 

仮面を抑えるゼロにガールズ男爵は納得する。

 

ゼロ「あなた方はANのARISIAに乗って貰う。機械獣達の整備は彼女が適任だからな」

 

ガールズ男爵「わ、分かりました。色々とありがとうございます」

 

頭を下げるガールズ男爵に礼はいらないとゼロは返す。

 

しばらくはほんわかになりかけた所、事態は急転した……アロウズの新兵器、衛星兵器が地上を攻撃したのだ。

 

それによりZEXISは陽動で地上に残る組と衛星兵器を壊す組に分かれる事になり、クロウとAN達は衛星兵器を破壊する組に加わり、トライアからリ・ブラスタの格闘戦用の換装パーツを渡されてから宇宙へと飛び出した。




キャラ設定

ガラダK7
外見:体の色の暗い紫の部分が綺麗な薄紫になったガラダK7
作品:マジンガーZ+X-Ω
概要
ある世界で機械獣ガールズのガラダと友達になったガラダK7
ミセスSの改良によりカラーリングが変わり、喋れるようになった。
改良された事で刃の切れ味がアップしていて超合金Zでさえ少し切る事ができる。
また口と胸部分からルストハリケーンより少し強いガラダハリケーンを放てる。
性格は馬鹿でどんな時でも自信満々に言うタイプ

ダブラスM2
外見:カラーリングをお腹部分と、顔、腕に足が明るい黄緑色になっているダブラスM2
作品:マジンガーZ+X-Ω
概要
ある世界で機械獣ガールズのダブラスと友達になったダブラスM2
ミセスSの改良によりカラーリングが変わり、喋れるようになった。
改良された事でレーザー光線の威力がアップひして超合金Zでも少しずつなら溶かせる。
また目と胴体部分からブレストファイアーより少し強いダブラスファイアーを放てる。
それぞれの首が喋る感じで、左は陽気で右は真面目

合体勇者ガラダブラ
外見:真マジンガーの勇者ガラダブラを目が普通のに変えて、右腕をガラダK7の腕にして顔付きも軟らかい感じにし、色も赤い所を明るい赤にして、紫の部分は腕部分が黄緑で足は青色に変更した感じ。
作品:マジンガーZ+オリジナル
概要
ガラダとダブラスが合体した姿
ガラダブラーとしか言えないけど名乗り上げる時とか必殺技名を叫ぶ時は普通に喋る感じの仲間思い
二体の技使える他にガラダハリケーンとダブラスファイアーを同時に放つことで生まれる必殺技ガラダブボルケーノを放つことができる。

ガールズガラダ
外見:原作と変わらず
作品:ロボットガールズZ
概要
ある世界で機械獣のガラダK7と友達になった機械獣ガールズのガラダ
ミセスSが強化させてくれたことで刃の切れ味が上がり、さらに口からガラダハリケーンを放てるようになった。

ガールズダブラス
外見:原作と変わらず
作品:ロボットガールズZ
概要
ある世界で機械獣のダブラスM2と友達になった機械獣ガールズのダブラスM2
ミセスSが強化させてくれたことでビームの威力が上がり、さらにパペットの目と自分の目からダブラスファイアーを放てるようになった。

ガールズあしゅら男爵
外見:原作と変わらず
作品:ロボットガールズZ
概要
別の世界から多次元世界に来てしまった機械獣ガールズの保護者
今作ではロボットガールズメンバーの保護者的存在に収まっていて、色々とハラハラドキドキしている。
ミセスSに改造してもらい杖からどんな攻撃も跳ね返せるリフレクトバリアを展開できる。
なおバリアの大きさは調節可能

Zちゃん
外見:原作と変わらず
作品:ロボットガールズZ
概要
チームZのリーダー
お転婆かつ男勝りな性格でスケバンに近い。
X-Ωでの集結!ロボットガールズのから帰還中にガールズ男爵たちと同じ様に来てしまう。
次元獣相手に大暴れしていた所をZEXISに保護される。
ADWに来ての不満は甲児とガールズ男爵の説教

グレちゃん
外見:原作と変わらず
作品:ロボットガールズZ
概要
チームZの最年少、ゲームやイラストが好きなダウナー系ツンデレ
X-Ωでの集結!ロボットガールズのから帰還中にガールズ男爵たちと同じ様に来てしまう。
次元獣相手に大暴れしていたZちゃんを見ていた所をZEXISに保護される。
ADWに来ての悩みは戦艦に乗っている事での船酔い

グレンダさん
外見:原作と変わらず
作品:ロボットガールズZ
概要
チームZ最年長のお姉さん、サラリと怖いことを口にする腹黒ドS天然女王様
X-Ωでの集結!ロボットガールズのから帰還中にガールズ男爵たちと同じ様に来てしまう。
次元獣相手に大暴れしていたZちゃんを見ていた所をZEXISに保護される。
ADWに来ての楽しみはANとシオニーの弄りについて語り合う事

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。