第二次スーパーロボット大戦Z Another 作:Dr.クロ
前回の後、地球に戻るまでの間、AN達は各々に過ごしていた。
ロックオン「ありがとなANさん。ケルディムの武器の調整をしてくれて」
AN「いえいえ、これくらいお安い御用です」
移動を開始する前にARISIAに乗艦してケルディムを見て貰っていたロックオンの感謝にANはそう返す。
そんなロックオンを見てゲッちゃん達はんーと唸る。
Zちゃん「どうしたんだ?唸ったりなんかしてよ」
ゲッちゃん「いえ、ロックオンさんを見てて何か引っかかるんですわ」
引っかかると一緒に聞いていたハヤテもロックオンを見る。
ハヤテ「引っかかること?」
ガールズガラダ「どっかであった事があるとか?」
ライガ様「どっかで会ったはない筈ですのにどうしてでしょうか?」
ポンちゃん「んだぁ、博士さん以外だと知り合いに似た男の人や面白い話をする女の人に狙撃がめっちゃうめぇ女の人がいたな~」
首を傾げるライガ様の後のポンちゃんのにゲッちゃんはそれですわ!とビシッと差す。
武者「どの人でござる?」
ゲッちゃん「ポンちゃんが言った最後の人ですわ!その人と顔つきが似てるんですわ!」
ハヤテ「ロックオンさんと顔つきが似ていて狙撃の名手…?」
ゲッちゃんの言葉にハヤテは首を傾げる。
ハヤテ「(ロックオンさんに似ていて狙撃の名手で女性?そんな人居ました…ん?)」
考えていてハヤテはまさかな考えが浮かぶ。
ロックオン、いやライルに似て、狙撃の名手の人物となると知識の中で1人しか当て嵌まらない。
それ故に馬鹿なと考える。
ハヤテ「(だけどあの人は既に…って言うか男性ですし…)」
うーーーむと唸ってから確認の為にクロウに話しかける。
クロウ「どうしたハヤテ?何か聞きたい事があるのか?主に金の稼ぎ方関連で」
ハヤテ「…クロウさん。ロックオンさんに似ていて、狙撃の名手って言えばだれが思いつきますか?」
その問いにクロウは悲しい顔をする。
クロウ「そう聞かれたら、俺は……あいつの兄ちゃん……初代ロックオンしか思い浮かばねえな……あいつに似た狙撃の名手なんて、俺の知る限り、いねぇよ」
ハヤテ「…ですよねぇ……」
すいませんと謝るハヤテにクロウは首を横に振る。
クロウ「俺も考えちまうもんだ……
ハヤテ「……あーそっか。そう言う事ですか…」
その言葉はハヤテの頭にストンと落ちた後にある可能性が出て来た納得してロックオンと話していたANに話しかける。
ハヤテ「ANさん、ちょっと良いですか?」
AN「ん?なんですかハヤテさん」
話を止めて聞くANにハヤテは真剣な顔で聞く。
ハヤテ「ANさん。あなたの師匠さんって…死んでる人でも生き返らせれますか?」
AN「…まあ、できると言えばできますねあの人なら」
ライル「?ハヤテ、お前は何を聞きたいんだ?」
ANへと聞いたハヤテにライルは訝し気に聞く。
ハヤテ「……おそらく、大切な事なので二度言いますがおそらくですが、初代ロックオンさんは……ミセスSさんのところで
最後の言葉に時が止まった。
特にクロウとロックオンが……
Aエクシア「ハヤテ、えぐいっスね」
フェニーチェR「ああ、鬼だな」
X魔王「引きますわー」
ハヤテ「だってロックオンさんに似た人物+狙撃の名手+女性のキーワードを組み合わせるとこうなるんですよ!」
香鈴「だが何故女体化の考えになる;」
シオニー「べ、別人の可能性は…」
思わず引くガンダム3人に慌てて弁解するハヤテに香鈴はツッコミ、シオニーもないのでは……と思う。
ハヤテ「…前にANさんが薬で男性を女性にしたって聞きましたからANさんの師匠であるその人も同じことができると考えたんです」
クロウ「あ、あー……あのエリア11の時の奴か……」
香鈴「(そういえば凄い騒ぎあったって聞いたけどそんなことあったんだ…)」
女体化を入れた理由を述べるハヤテにクロウは思い出して顔を抑え、香鈴もミレイから聞いた事を思い出す。
コマンド「けどよぉ、そんな事を言ったら……固まってたのが真っ白になってるぞ」
ロックオン「」燃え尽きたぜ……真っ白にな……状態
コーラサワー「うわ、ホントに真っ白になってやがる;」
シオニー「真っ白になってますねぇ…」
グレンダさん「ショックが大きすぎたんですね…」
ガールズ男爵「そ、それはそうでしょうね。ご兄弟が生きているかもと思ったら女性の姿になっているかもと聞いたらね;」
そう言ってコマンドが指さした先には、何時の間にか椅子に座り、真っ白になっているロックオンに誰もがうわーとなる。
その中でクロウは人知れず真剣な顔をしていた。
そんな顔をする理由は1つだ。
スメラギから親しかったと言うのと口がこういう時堅いと信頼されて聞いた事……別の場所で保管されていた
クロウ「(まさかな……)」
☆
暗黒大陸近くの海上
そこを見えない何かが飛んでいた。
見えない何かの中で女性が座っていた。
女性「ミッションを確認する。暗黒大陸の海岸近くに出るはぐれ次元獣の群れの討伐。合ってるな?」
???《うむ。間違いないのじゃ》
確認する女性に通信の相手はそう返す。
女性「新しい姿になった相棒の試運転。試すには丁度良い相手だな」
???《試運転の結果、良い結果を楽しみにしてるぞ》
ああと返した後に前を見つめる。
そしてセンサーに反応を探知すると共に海岸にダモンが10匹現れる。
現れたのをみつえながら女性は操作すると共にステルス機能で姿を消していた自身の機体を出現させる。
その機体は見た目の近さはガンダムデュナメスだが、ブレードアンテナが黒色に染まり、両肩のシールドがGNシールドビットに代わっており、両手には緑色のナックルガードの様に装甲が追加され、右腰にライフルが装着されていた。
ガンダムは右腰にあるライフルを掴むとバレルが伸びてロングバレルとなってスナイパーライフルに代わる。
女性「ガンダムデュナメス改め、ガンダムスナイピル……」
ブレードアンテナが下がってバイザーの様になった後に狙いを定め……
女性「狙い撃つぜ!!」
咆哮と共にスナイパーライフルの銃口が火を噴き、1体のダモンへと炸裂して消滅させる。
???《まずは一体じゃな。次のが来るぞ》
その言葉と共にスナイピルに気づいたダモン数体が回転円盤を投げつけて来る。
女性「ガードは頼むぜ、弟ハロ!」
黄色ハロ「マカセロ!マカセロ!!」
それにコックピットの後ろに備え付けられた台座にセットされた黄色ハロが答えるとスナイピルの両肩のGNビットが前に展開されて光った後にバリアを展開して回転円盤を防ぐ。
女性「ガードも良好!」
???《防御もよし…む、後ろから反応あるぞ》
その言葉にスナイビルはロングバレルから通常のバレルに戻したライフルで振り向かずに腕を逆方向に縦回転させて銃口を噛み付こうと飛び掛かって来た次元獣に狙いを定めてビームで貫く。
女性「腕の回しっぷりと動きの速さも良し、腕を簡単に回転させるってあんたの技術に脱帽だぜ」
???《褒めてくれてどうも。その女性の身体での操縦も問題ないみたいじゃな》
その言葉に攻撃しながら女性は顔を歪めて自分のたわわに大きい胸を見る。
女性「まぁ、助けてくれた事には感謝はしてる……だけどな、女性の姿にされたのは結構気にしてるんだぜ?」
???《しょうがないじゃろ。元々の身体があんなにボロボロじゃったんじゃ。治すよりも他の体に移した方がマシだったんじゃ》
不満が籠ったぼやきに対して返された事に女性は唸る。
最初に聞いた時もそう言われたが今の今でもまだ慣れてないのだ。
女性「ホント、ライルや刹那達に会った時どういう顔をされるか分かったもんじゃないな……と!」
そうぼやきながら左側から向かって来たのにスナイピルの左手のナックルガードから爪状のビームを展開してダモンを切り裂く。
女性「爪も良好!」
???《近接戦闘もOKっと…》
そのまま向かって来たのを両断して行き、最後の1匹と見ると逃げようとスナイピルから距離を取っていた。
それにライフルを再びスナイパーライフルに変える。
女性「さてと……もう1回狙い撃つぜ!!」
咆哮と共にビームが放たれ、最後の1匹を撃ち貫いて消滅させる。
女性「周囲に反応なし、そちらに帰還する」
???《うむ、了解なのじゃ》
ふうと息を吐きながら女性はスナイピルを帰還させる為にステルスモードにする。
女性「ホント、あんたの科学力はすげぇよ。デュナメスを改良してより使いやすく、武装や移動のエネルギー消費も抑えてる。感謝しかないな」
???《わしにとってこんなの朝飯前じゃからのう。面白いことのためならこれぐらい普通じゃよ》
面白い事ね……と女性は自分の着ているパイロットスーツ、特にそれに包まれた胸を見る。
しばらくするとどこかの森に降り、そこに隠されている戦艦の中へと着艦する。
スナイピルから降りた女性はヘルメットを脱ぎ、息を吐いてからパイロットスーツのチャックを降ろす。
ボボン!!
直後、先ほど大きく見えていた胸が解放された様にさらに大きく飛び出してプルンと揺れる。
巨乳から爆乳へと戻った己の胸に女性はさっきとは違ってため息を吐きだす。
女性「この伸縮自在のスーツのお陰で苦しくないけど、ここまで胸を大きい体はないと思うぞ……ミセスS……」
ジト目で自分を待っていた白いメッシュが入った紫髪に、右目が藍色で、左目は黒いSのマークが描いてある眼帯をした蜘蛛の巣が描かれた黒のシャツの上に赤いジャケットとその上に白衣を羽織っている女性を見る。
仕方ないじゃろとミセスSと呼ばれた女性は肩を竦める。
ミセスS「お主のDNAをちょっと弄って作った身体がそれじゃったんだから」
女性「それじゃったって言われてもビックリだっつうの……普通にあの艦長より大きいし、あいつ等と対面した時マジでどう言われるかな……」
頭を抑えながらぼやいているとニールさん、と言う声と共に茶髪のショートカットの女性が来て、女性へと駆け寄る。
女性→ニール「絹江か、そっちはオペレーターの勉強はどうなんだ?」
ミセスS「毎日ちゃんと勉強しているようじゃぞ」
だからオペレートも十分じゃよとミセスSは変わって答えて笑う。
絹江「そう言えば……彼は大丈夫なの?」
ニール「ああ、あいつか……そっちはどうなんだ?」
ミセスS「あー、あやつのう…多分大丈夫だと思うのじゃが…」
今も慣れる為に特訓中って言っておったワイとミセスSはそう呟く。
ミセスS「(多分あの戦いには間に合うと思うんじゃが…大丈夫じゃろうか)」
渡されたタオルで汗を拭いながら絹江と話してるニールを見ながらミセスSはそう心の中で呟く。
シミュレーションルームでは1人の青年が集中して特訓している。
彼らがZEXISの前に出るのはしばらく先である。