前作を捨てて(というか完全に廃棄して)新しく書き始めました。
できれば完結(?) まで書きたいなー…。
青い海が面積の7割以上を占める惑星…そこに突如海より現れた正体不明、目的不明の敵「セイレーン」。圧倒的な科学力を有するそれらの侵攻により、人類は世界の海域の9割を支配され、その制空権と制海権を完全に失うこととなった。
未曾有の脅威に立ち向かうべく、人類は国家陣営の枠組みを超えた世界軍事連合「アズールレーン」を結成する。彼女たちがセイレーンに対抗するための切り札としたのは、艦船の記憶をその身に宿した少女たち「KAN-SEN」であった。彼女たちは鋼鉄の艤装を身に纏い、失われた海を取り戻すための果てしない戦いへと身を投じていく。
しかし、戦いの中で人類の歩調は乱れ始める。セイレーンの技術を解析し、その力を利用することで敵を打倒しようとする「レッドアクシズ」が離反(否、アズールレーンが追放したという方が適しているだろうか)。
理念の違いから、連合は「アズールレーン」と「レッドアクシズ」という二つの勢力に分かれ、人類同士の衝突という新たな火種が生まれてしまう。
そして、アズールレーン、レッドアクシズ、セイレーンの3つ巴の戦いは、終わることなく続いていた…
同じか、それともまた違う世界か。
宇宙の果て、辺境にルビコンという惑星系と、ルビコン3という惑星がある。
コーラルという物質が産出し、半世紀前に「アイビスの火」と呼ばれる惑星系規模の大災害によりすべて焼失したと思われた星。
とある独立傭兵による情報のリークにより、コーラルがいまだに残っていることが分かり、その利権を狙う星外企業、企業からの依頼に活躍の場と報酬を求める独立傭兵、「アイビスの火」以前からルビコン3に住んでおり、完全な自治を求める土着の反体制勢力、そして宇宙政府軍の末端組織であり、封鎖・隔離を行っている軍事組織、惑星封鎖機構による十重二十重に重なる数々の抗争が繰り広げられていた。
しかし、ルビコンで繰り広げられていた
第4世代強化人間、C4-621。登録番号rb-23、識別名レイヴン。
ハンドラー・ウォルターの猟犬にして、自ら選び戦う意思を持った者。
ハンドラーの猟犬としてACに乗った”それ”は、Cパルス変異体との遭遇、戦友との共闘や対決などの数奇な運命に翻弄され、数々の経験を経て、「
かつてその世界で最も恐れられた存在である黒い鳥に、ルビコンに来ていた企業勢力、反体制勢力の指導部、惑星封鎖機構の主力部隊はなすすべもなく撃滅される。
“それ”は、自らの意志と一番の仲間であるCパルス変異体と共に、「コーラルリリース」を完遂する。そして黒い鳥は、黒さを増し、世に広まった戦いの炎へと身を投じる。
自らが起こした、業火へと…
まずは無難に導入から。
次回からアズレンの世界に入っていきます