☆月%日
依頼が終わって再び拠点に帰ってきた
目下の問題は二つある
まず一つ目が人手不足
色々ロボットと傭兵の依頼とか買い物とかほかにもやること多すぎて 頭がパンクしそう
圧倒的人手不足! さすがに疲れないといってもこれは精神的にきつい
俺生まれも育ちも研究所育ちだからコミュニケーション能力は前世に依存してるんだけど
前世コミュ障だったし 会話がぎこちないから人を雇えない
というかここホロウだから機械人もシリオンとかの人間全般雇えなかったは‼
HAHAHAHAHAHAHAH
はぁ~ シンド
第二の問題が手作業だと効率が悪いことが増えてきた
銃のパーツやら車の部品やらをこれまで手作業で対処してきたけど
最近だいぶつらく感じることが多くなった
それに俺もともとサクサク進むほうが前世ゲームでは好きだったし
好きなことには、ためらわないけどさすがに非効率になってきた
これらの問題に対処するために方法を見つけた
一つ目の問題には、俺のナノマシンのエーテル完全耐性を持たせた作業戦闘人型ロボット(趣味もある)を製作すること
これは、人型のロボ作って労働源にすればいいと思いついた
イメージは、PURAGUMATAに登場したロボットと人で
趣味でヒューとディアナを作って
量産型はPURAGUMATAのウォーカーにしようと決定した
これで現実でもあの絡みを見られるぜ あ~目の前にあの尊さが浮かぶんじゃ~
でもう一つの作業非効率問題は、ファブリケーターを作ろうと思う
なんでこの発想に至ったかというとサブノーティカとかPURAGUMATAのファブリケーターってすごく便利じゃないか?
とふと思ったのであるこれ関連でヒューとディアナも思いついた
この技術は多少手作りよりは耐久性に劣るものの
今の俺には革命的な技術で素材さえあればありとあらゆる部品や道具を作れるようになる
つまりはある程度時短になるということ
まぁ 設計図は自分でAR使って作成したり街にあるものをヘルメットでスキャンしなきゃいけないから
多少は時間がかかってしまう
今の俺の知識とAiさんの演算能力でギリギリ再現できる技術でだいぶ時間がかかる
あといまさらながらだけどAIさんの名前をアイさんに変えようと思う
忙しくて気がつかなかったけど呼びにくかったから変更した
肝心のアイさんは
<了解 名称変更 アイ>
やっぱり論理コアじゃなくてai だからなのかそっけない
今日はまず手を付けてなかった拠点の地下空間に手を出そうと思う
この拠点は拠点の周りに独自に作ったしたエーテル安定波発生装置によって安定化されてるけど
地下は結構エーテルの乱れが激しいせいで設置できなかったけど
最近地下のエーテルがおとなしくなってそのすきに設置したからやっと地下にものを置けるようになった
(バンブルビーや銃作ってる時もタイミングあったけど逃してた)
広さ的には20ⅿ×20ⅿ くらい
左側に物資保管倉庫 右側にファブリケーターと開発研究スペースにしよう
地下へ降りるエレベーターが重い駆動音を鳴らす
ギギギギギ……
地下へ行くにつれて空気が変わっていく
冷たい
というかエーテルが濃い
肌にまとわりつく感じがする
ヘルメットのARには薄紫のノイズみたいな波形が表示されていた
<地下エーテル濃度 地上比287%>
「うへぇ……」
地下空間へ到着すると無機質なコンクリートの壁が広がっていた
照明は最低限しかない
薄暗い
だが逆に秘密基地感があってテンションは上がる
「さて 始めますか」
まず最初にやるのは床の補強
ファブリケーターはかなり重量がある予定だから普通の床じゃ耐えられない
だから手作業で加工した鋼板床をしいて隙間なく敷いていく
3時間くらいで作業は終了
次は左側の保管スペースに棚とロッカーを設置していく
案外一時間で作業終了 ナノスーツ様様だわ~
今日はここらへんで終了しとこ
今日の記録終了
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中央に素材を入れて.........
素材を分解をナノレベルまでに分解するには................
エーテルの変換方式は循環式で..........
簡易版完成試しに出力してっと....うわっ溶けた中止! 中止‼......
金がね~~~.........
よしここで冷却しながら再構成すれば..........
よっすシーザー久しぶり元気だったかこっちは............
数か月分の日記が書かれている
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●月☆日
数か月分の試作と失敗
溶けた金属 吹き飛んだ配線 焦げたナノマシン液 消えた貯金
その全部が積み重なった結果 地下研究スペースの中央に
ついにそれは存在していた
高さ二メートルほどの白と黒の複合装置 白い外装は耐熱セラミック装甲 内部骨格には黒い強化フレーム
中央には青白いリング状のエーテル循環炉 無数の冷却パイプが脈動している
表面にはAR投影式の操作画面 そして中央には素材投入口
俺は数秒無言で見上げていた
「……できた」
喉が震える 何回失敗した? 何回金が消えた? 何回寝落ちした? 何回エーテル暴走で地下が停電した?
全部報われた 思わず床に倒れ込む
「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
地下空間に叫び声が響く
「ファブリケーター完成じゃああああああああ!!!!!!」
<騒音レベル上昇>
<近隣存在反応 なし>
<鼓膜保護を推奨>
「うるせぇ! 今くらい叫ばせろ!」
<了解>
相変わらず温度差がすごい
地下空間に俺の叫び声が反響する
冷却パイプの駆動音
エーテル循環炉の低い脈動
青白いリング光
それら全部が混ざって
まるで巨大な生物が呼吸しているみたいだった
俺は床に座り込んだまま笑う
「はは……マジで完成した……」
数か月
飯より配線
睡眠より設計
依頼帰りでも地下にこもって試作
正直途中で何回か
「もう普通に手作業でよくね?」
ってなった
でも完成した瞬間
全部その考えが吹き飛んだ
俺は立ち上がってファブリケーターへ近づく
白い外装に手を触れるとほんのり暖かい
内部の循環炉が動いている証拠だ
<システム安定>
<エーテル循環率 92%>
<冷却正常>
<ナノ分解ユニット正常>
<初回起動可能>
「…………」
ついにこの瞬間が来た
俺は深呼吸して素材投入口を開く
中へスクラップ金属を放り込んだ
銃の破損パーツ
車のフレーム片
解体した機械部品
全部適当に突っ込む
ガコン
投入口が閉鎖
内部で低い駆動音が響く
ヴヴヴヴヴ……
AR画面に大量の情報が流れ始めた
<素材解析開始>
<鉄 38%>
<炭素複合材 12%>
<銅 8%>
<不純物除去開始>
内部で青白い光が走る
次の瞬間
金属が液体みたいに崩れた
「うお……」
何回見てもすごいナノレベルで物質が分解されていく
構造情報ごと分子単位で
まるで現実が書き換わってるみたいだった
<出力対象を選択してください>
AR画面に一覧が表示される
・弾薬
・工具
・簡易配線
・機械部品
・試験用プレート
俺は少し考えて
「……とりあえず」
工具セットを選択した
<了解>
<出力開始>
循環炉が強く発光する
ゴオオオオオ……
内部で無数のナノマシンが走る
再構成
結合
冷却
固定
工程が一瞬で進んでいく
数秒後
中央出力トレイが開いた
プシューッ……
白い蒸気が漏れる
そこには
銀色の工具セットが綺麗に並んでいた
「…………」
持ち上げる
重みがある
質感もちゃんとしてる
レンチを軽く振る
カンッ
金属音
「成功……?」
俺はすぐ壁際の鉄板へ叩きつけた
ガンッ!!
普通に使えるし強度も問題ない
「うおおおおおお!!」
思わずまた叫ぶ
「やばい! マジでできてる!!」
<騒音レベル上昇>
「知るか!!」
俺は完全にテンションが壊れていた
だってこれ革命だぞ?
今まで数時間かけて作ってたものが
数秒で出てきた もちろん精密品はまだ無理だ
高性能武器も無理
でも基礎部品 工具 簡易パーツ 素材の合成、化合
それだけでもデカい
あまりにもデカすぎる
俺はファブリケーターを見上げる
「お前ヤバすぎるだろ……」
<肯定>
<製作者はあなたです>
「そうだけどそういうことじゃない」
<理解不能>
「だろうな」
相変わらずアイさんは無機質だった
だがその声が
今は妙に安心する
地下空間に機械音が響く
俺は工具を握りながら考える
ここから始まる
ウォーカー量産
ヒューとディアナ製作
装備開発
車両強化
全部一気に進められる
人手不足問題 作業効率問題
その両方を解決する第一歩
俺は笑いながらAR画面を開いた
そこには新しい設計フォルダあり
【Hugh】
【Diana】
【Walker Mass-production】
の三つが表示されていた
「さて……」
「次はロボット開発だ」
地下研究室の青白い光の中 俺は進む
日記編でどっちを開発してほしいですか
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PURAGUMATA ヒュー&ディアナ
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APEX MRVN