ゴム人間になってブルアカ世界に来ちゃった…… 作:わっきょうらん
皆様いつも誤字報告、お気に入り登録、しおり、ご評価、ご感想誠にありがとうございます。
パンデモニウムの夏イベに出てきたエアプナギちゃんに笑っちまったよ。「こうちゃちゃちゃちゃちゃちゃww」とか「ナーギナギナギナギナギw w」みたいな感じで笑いそうな勢いでした。
そして安定のわんぱくフォックス、振り回されるゴリ……ミカ。
あと今回めちゃ短いです。申し訳ありません。色々試行錯誤してここで切るのがいちばんしっくりくるなぁと思ったので………よろしくお願いします。
アビドスの捨てられた砂漠のさらに奥、もはや砂以外はなにも存在しない場所をルフィたちは歩き続ける。
「る、ルフィくん ? オアシスは別の方向の筈だけど……」
「今は一緒にオアシス掘ってくれる奴のところへ向かってるんだ ! そもそもおれオアシスの場所しらねェしな !」
「手伝ってくれる人……こんな砂漠の奥地にいるの…… ?」
シロコたちが困惑するのも当然だ。人どころか、生物一匹居るかすら怪しい過酷な地に手伝ってくれる存在があるとはとても思えない。
「あぁ人じゃねェぞ ? それにユメは見たらビビっちまうかもだから目閉じてた方がいいかもな !」
軽く笑いながらさらに砂漠の奥地へと進むと、ルフィは足を止める。周りの景色は依然砂だらけであり、何も変化はない。
「ここら辺なら届くかな……ふんっ !!」
ルフィはいきなり地面を強く殴りつける。そしてそれから数秒が経過すると、地面から強い振動が起こり、巨大な何かがさながら浮上する。
《GYAAAAAAAAAAA !!!!》
「えっ……えぇぇええええええええ !?!?!?」
ユメが忘れるはずも無い、その巨体を、クジラとヘビを合体させたような怪物のその姿を。
「る、るるるるルフィくん !! こ、この子って……」
「……まぁユメの反応が当たり前だよな。逆に他のみんなが落ち着きすぎ………あ、放心状態になってるだけか ! ハハハ」
「…………なにこれ」
即座に銃と盾を構えたホシノと驚きのあまり数m後ろに転がったユメを除くと、アビドス対策委員会も先生もまさに開いた口が塞がらない状態になっている中、セリカが辛うじて声を漏らした。
「……で、コイツは一体なんなのさ ?」
「銃向けなくても大丈夫だよホシノ ! 昔は人襲ってたけどよ、今はもうおれのペットだ !!」
「ごめんもうちょっと起承転結聞かせて ??」
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「………って言う訳だ !!」
ルフィはユメと協力しながら事の顛末を説明した。……話のスケール、さらに2人とも擬音を使いすぎるせいでみんな殆ど理解できていないのは内緒である。
“………と、とりあえず敵では無いんだね。今も襲ってくる気配はないし”
「だとしてもびっくりしたよ〜 !! 心臓止まるかと思ったじゃん !!」
そう言いながら、ユメはルフィのことをポカポカと殴る。
「いやぁ〜ごめんごめん。悪かったってハダをひっぱんだハダを」
「……とにかくだ !! ヘビにいっぱい掘ってもらうんだよ !! だから早くオアシスがあった場所へ案内してくれ !!」
「………ヘビってもしかしてこのでかい奴の名前 ?」
「うん」
「せめてもうちょっとマシな名前つけてあげなさいよ……」
────ホシノside────
私たちはオアシスがあった場所を目指して歩き続ける。
(〝ねぇホシノちゃん。私にとってはね、ただホシノちゃんやルフィくんといられることが奇跡みたいなものなの〟)
……昔ユメ先輩が言っていた言葉に従うのなら、今の私には奇跡が起きすぎている。
「ここが元オアシスかぁ〜、面影ねェなぁ〜 ! 」
ユメ先輩はいつもそばにいてくれて、とっても可愛い後輩ちゃんたちもいて、先生といういい大人の存在も知れて、ルフィとも仲直りができて……そして、みんなに助けてもらえて………これ以上求めたら、きっと天罰が下る。だって、あまりにも強欲すぎるから。
「まぁとにかく掘るか !! 行くぞヘビ〜 !!!」
────────あぁ、それなのにどうして………
────────どうして彼は、こんなにも眩しいのだろう。
ホシノの……アビドス対策委員会の前には、これからオアシスを再び創り上げるであろう噴水が目に映っていた。
「うそ………」
砂漠の日差しを一身に受け、宝石のように輝く水をユメは呆然と眺める。彼女は今も昔もずっとアビドスの再興を願い、それのために行動してきた。しかしオアシスの復活、砂祭り……それらはかつて彼女がホシノと喧嘩した際に、実現することはきっぱりと諦めた。
無論アビドスの再興自体を諦めた訳ではない。〝いくらなんでも夢物語がすぎた〟〝これからはもう少し現実的なアイデアにしよう〟そう思い、ホシノや後輩たちと共に別のアイデアを考えたり、実行していただけだ。
………だが、今彼女の目に映っている、天へ向けて吹き出し続ける大量の水……そして、それに打ち上げられながらも、太陽を背に輝く笑顔を見せる少年の姿は………
──────彼女の夢を実現しようとしていた。
「あっはっはっはっ !!! 冷てェ〜 !! 力出ねェ〜 !!!!」
今回も閲覧いただきありがとうございました。文字数少なくて申し訳ありません。
そして相変わらず水が描けねぇ !!
次回でアビドスは完結です。よろしくお願いします。
ーおまけー
てれれれーんてれてれてれてれてーん !! (次回予告風ウィーアー!)
ナレーター「復活するアビドス砂漠 !! それぞれの思いを込めながら、オアシスを見つめるホシノ、ユメ、そして先生たち……そんな中、ホシノ本人も忘れていた……ルフィへ渡した手紙の内容が当人である彼の手によって明らかとなり、アビドス対策委員会に衝撃が走る !!!」
ルピー「次回 !! 『絶対防御 !! ホシノの布団バリア !!!』キヴォトス王に、おれはなる !!!」