翌日の朝8時半
東京エリア某所の警察署、昨日から当番だった遠藤警部は仮眠時間を終えて、自分のデスクに着いた。今は眠気など欠片も無く、眼も頭もスッキリしていた。こうも年老いてくると生活リズムは朝方になり、逆に若い頃やっていた徹夜や夜勤は辛くなっていく。
「遠藤警部」
昨日、取調室にガストレアの解剖報告を持ってきた若い刑事が声をかけてきた。その手には二部の書類が握られていた。
「どうした?水雲」
「昨日のガストレアの件で報告が」
「おぅ。昨日の今日で早いな」
「別に隠されていた情報というわけでもなかったので。エリア内の大学病院や国際イニシエーター監督機構(IISO)のデータベースに検索かけたら簡単にヒットしました。これコピーです」
「そうか。少し場所を変えよう」
署内の裏口付近にある自販機で遠藤は缶コーヒーを2人分買う。一つは若い刑事に投げ渡し、自分は近くのベンチに座って缶を空ける。
「報告を続けてくれ」
「はい。昨日のガストレアと同じく身体の爆破により死亡した過去のガストレアについてですが、全て同じ民警によるものでした。プロモーターは薙沢彰磨。イニシエーターはモデルキャットの布施翠。共にIP序列元970位です」
「元?」
「はい。2人とも6年前の第三次関東会戦で戦死しています。2人は拠点を持たず、日本の各エリアを点々としていましたが、第三次関東会戦の際に東京エリアに戻り、里見蓮太郎のアジュバントに加盟して参戦しています」
アジュバントとは民警を分隊単位で組織し、自衛隊に組み込むシステムである。第一次関東会戦で民警と自衛隊の間に連携が取れなかったことによる大敗北の教訓から生まれた。スタンドプレーヤーの民警を分隊単位で組織し、組織的活動に長ける自衛隊に組み込むことで民警を自衛隊の指揮下に置いた。このシステムが初めて利用されたのは第二次関東会戦だったが、最前線の自衛隊がガストレアを殲滅させたため民警に出る幕は無く、ほとんど無意味と言われた。また自衛隊内に余所者が入り込むことによる統率の乱れの懸念により、一時期はアジュバントシステムの撤廃まで叫ばれていた。
「里見蓮太郎って、あの東京エリア最強のプロモーターの?」
「はい。それは間違いありません」
IP序列970位と里見蓮太郎のアジュバントに所属していたという経歴だけで薙沢ペアが高い実力を持った民警であることが窺える。
「ガストレアを爆殺する方法なんですが、これは向こうでもあまり調べられていなくて、知見は乏しい状況にあります」
それを聞いて遠藤は軽く舌打ちする。民警の杜撰な調査体制に怒りを覚える。何度も調べるチャンスを持ちながらそれを不意にしたことは警察の人間である彼には我慢ならないことだった。手間を惜しんで迷宮入りにするなどもっての外だ。
「奴の得物は?」
「はい。登録されていたのは拳銃のSIG SAUER P226だけです。爆発物の類は登録されていません」
「そうか……」
遠藤は飲み終えた缶コーヒーを足元に置き、腕を組んで熟考する。
「俺は、昨日の黒い仮面が薙沢彰磨だと睨んでいる」
「でも彼は6年前に死んでいますよ?」
「第三次関東会戦は乱戦だったと聞いている。死体を回収する余裕は無いだろうし、敵前逃亡したってバレやしないだろう。仮面で顔を隠しているのだって、そいつの写真あるか?」
「はい。民警ライセンス証の写真がデータベースにあったのを印刷してきました」
刑事は書類の束から写真を大きくプリントした紙を出す。
銀色の髪に黒いサンバイザーをつけた端正な顔立ちの青年だ。
遠藤は昨日の似顔絵を思い出すが、どう見ても黒い仮面の男と薙沢彰磨は別人だった。髪の色や顔立ちが異なる。共通するのは線の細い体型の男性ということだけだ。
「違うな。こいつじゃない」
「そうですか。これで振り出しですね」
「いや、そうでもないさ。これを見ろ」
遠藤は書類のコピーの中、薙沢彰磨の経歴について詳細に記された文面に指をさす。
「薙沢は天童式戦闘術の指南を受けていた。里見蓮太郎も天童式戦闘術、天童木更は天童家の直系で天童式抜刀術の免許皆伝だ。この3人は天童で繋がっている」
「じゃあ、天童式には殴った相手を爆破させる秘術でもあると?」
「薙沢が爆発物を使わなかったのなら、そうとしか考えられないだろ」
そんなB級映画のような馬鹿げた話あるわけないだろうと思いつつも可能性は排除できない。1%でも可能性があるのなら、それに賭けて全力で調べ上げるのが警察というものだ。
遠藤は立ち上がると缶コーヒーをゴミ箱に入れた。脱いでいた上着を再び羽織る。
「報告ご苦労さん」
「あの……どちらへ?」
「片桐民間警備会社」
第三次関東会戦の里見蓮太郎のアジュバントで唯一所在が判明している人物、片桐玉樹が社長を務める個人経営の民間警備会社だ。
「でも遠藤さんってこの後は非番ですよね?」
「触れるだけで生物を爆発させる奴が東京エリアを闊歩してるんだ。おちおち休んでもいられんよ」
*
東京エリア某所に位置する4階建ての雑居ビルに一人の男が入って来た。男は階段裏にあるエレベーターに乗り込み、3階のボタンを押す。年齢的かつ体力的に3階も階段を昇るのは彼にとって辛いのだ。
1階のキャバクラ、2階のゲイバーを昇り抜け、4階の金融会社の手前で止まる。エレベーターが3階に到着し、短い廊下を歩いて自社のロゴが刻まれた扉を開いた。
彼は松崎民間警備会社の社長を務める松崎である。かつて外周区で呪われた子供たちを対象とした小学校(とは名ばかりの青空教室)を営んでいたが、爆弾テロで小学校は壊滅。彼は失意と絶望の中で余生を過ごすつもりだったが、再び呪われた子供たちのために何かしようと決意し、今はこうして民間警備会社の社長を務めている。
また彼がこの会社に一番乗りだ。老いを迎えると朝が早くなる。一人の会社で机の上に積まれた書類を眺める。階段を昇る足音が聞こえ、松崎はそれに耳を傾ける。
目の前の扉が開き、特徴的な金髪メッシュの頭が見えた。
「あ、松崎さん。その……はよっす」
「おはようございます。義搭くん」
義塔壮助だった。見た目に似合わず物凄く申し訳そうな顔で会社に入って来た。松崎には完全に頭が上がらないようだ。
「あの……昨日の仕事の件ですが……」
「警察から話は聞いています。大変な目に遭ったみたいですね」
「え、ええ。そうなんですよ。ガストレアに食われそうになったり、変な黒い仮面に手柄を取られたり、報酬貰えなかったりで昨日は散々でしたよ」
「でもまぁ、皆が無事なので良しとしましょう。して、義塔くんはどうしてここに?」
「昨日の件で司馬重工に報告書を出さないといけないんで」
壮助が使う銃は「司馬XM-08AG」と呼ばれる銃器――東京エリアに拠点を持つ司馬重工が開発したオリジナルモデルのアサルトライフルである。特徴としては豊富なオプションパーツを持ち、パーツを取り換えることであらゆる局面、屋内の銃撃戦も長距離狙撃もこの銃一つ、工具なしのパーツ交換だけで対応できる。またこの銃の型番の末尾にあるAGは対ガストレアを意味し、従来の対人ではなく対ガストレア戦闘を想定した設計になっている。違いとしては対人のものより口径が大きく、使用する弾薬も殺傷能力の高いものが使用されている。
現在は試験段階であり、壮助のものも含めて10丁前後しか存在しない。壮助はテスターとして司馬重工からこの銃を与えられ、実際に使用することで動作テストを行っており、銃の使い勝手や機能に関する意見書や報告書を使用する度に作成している。
壮助はカバンをデスクの上に置き、ノートパソコンを取り出した。かなり古い型落ちしたものだ。
「さぁて、仕事仕事」
壮助は学校に通っていない。中学を卒業した後に民警の資格試験を受けて合格し、現在に至る。そのため、依頼が無い日は銃の意見書や報告書の作成、事務所の掃除を担っている。
2人ともパソコンと書類に向かって仕事を始めたため、再び事務所の中が静寂に包まれる。
壮助が司馬重工に報告書を送り、仕事に一区切りつけたところだった。
「おはようございまーす」
静寂を破る快活な女性の声、その声の主が扉を開けて事務所に入って来た。
灰色のレディススーツを着用したOL風の女性だ。明るい栗色の髪に軽くパーマをかけている。服装のわりには派手な格好で服も胸元を開けた際どくセクシャルな格好をしている。本人がグラマラスな体格をしていることもあって女性的なアピールは顕著に出る。OLと言うより、OLもののアダルトビデオに出演する女優のようだ。
彼女の名は千奈流空子(ちなりゅう くうこ)。昼はこの松崎民間警備会社の事務員であり、夜は下のキャバクラで働いている。二足の草鞋を履いた勤労ウーマンだ。
彼女の格好を何一つ気に掛けることなく、松崎は「おはようございます」と返す。壮助も「おはよ~っす」とくだけた表現で挨拶する。
「昨日は下で働いていたのではないですか?」
空子は下のキャバクラで働いた日の翌日は午後から出勤する。時計の短針はまだ9時もまわっていない。
「いえ、今日中に片付けたい仕事があるので。それに昨日は早めに帰りましたし」
「空子さん。さすがに働き過ぎじゃねえの?」
手を止めて壮助が語り掛ける。それに対して空子は嫌味な笑みを浮かべる。
「年下の中学生に養われるヒモロリコンになりたくはないからね」
「いや、俺民警だし。ヒモじゃねえし」
心当たりがあるのか、壮助の額を冷や汗が流れ、態度がしどろもどろになる。
「民警を一端の職業って言うなら大角くんぐらい稼ぎなさい」
「大角さんと一緒にしないでくれ。あの人、序列……何位だっけ?」
「1095位。対して義塔くんは?」
「きゅ……9644位」
認めたくないが現実だ。事務所の稼ぎ頭の序列は遥か雲の上、壮助の序列はこれといった実績のない名ばかり民警と変わらない。
「ほとんど底辺じゃない。最近やった仕事は?成功したもので」
「1週間前の保護施設から逃げたニホンザル捕獲」
「それ民警の仕事?しかも最終的に捕まえたの詩乃ちゃんだし」
壮助はぐうの音も出なかった。人生経験、学歴の差(中卒と大卒)で空子には頭が上がらない。口喧嘩では常に敗北を喫している。亀の甲より年の劫とはよく言ったものだ――これを口にしてしまえば空子の鉄拳制裁が飛んでくる。
「そういえば、聞いたわよ。昨日の仕事。報酬を貰い損ねたらしいじゃない」
「うっ……そ、そうだけど」
空子が大きくため息を吐いた。とてもわざとらしく、壮助にはっきりと聞こえるように。
「赤字だねぇ~。大角くんが稼いでいるから会社としては黒字だけど、壮助が生み出す利益は雀の涙だから、そこから壮助を雇う経費を引くと赤字になっちゃうんだよねぇ~」
「ま、まさか……」
「これは別の仕事をやって埋め合わせないと大変だねぇ~。お、丁度いいところに1階のゲイバーのアルバイト募集のチラシがあるねぇ~。どうしてだろうね~」
「い、嫌だ!その仕事だけは!」
空子は見せつけるよにチラシを壮助の目の前に翳し、ヒラヒラとさせて強く主張する。
「そういえば、マスターも『義搭は客受けが良いからなぁ。また来てくれたら給料弾むぜ』って言っていたわよぉ~」
「いや、それでも、やっぱり……」
威圧するように空子が近づき、募集のチラシを壮助の顔面につきつける。彼女の迫る顔には妙な迫力があり、時にはガストレアよりも恐ろしさを感じる。
(松崎さん!助けてくれ!)
壮助はデスクで書類を眺める松崎に視線を向ける。人道的な彼なら助けれくれると信じて、救済を求める。
「義搭くん。経営者とは、時に非情な決断をしなければなりません」
(今、それをやらなくてもいいじゃないですか!)
松崎の非情な決断に後押しされ、空子は更に壮助に詰め寄り、「さぁ!さぁ!」と彼がゲイバーのアルバイトに「YES」と頷くように圧力をかけていく。近づくにつれ彼女の顔は赤くなり、鼻息も荒くなって壮助に吹きかかる。
(前々から思っていたけど、この人って思考回路が腐っている系女子!?)
YESとは言いたくない。しかし、壮助にはもうNOと答える権限は無い。空子には何も言い返せないし、自分を雇ってくれた松崎とこの会社には恩義がある。穀潰しにはなり下がりたくない。しかし、以前やったゲイバーのアルバイトの記憶が半分トラウマになっている壮助は出来る限りアルバイトを避けたかった。
(大角さん!早く来てくれ!)
「おはようございます」
活きの良い野太い声に響き渡る。壮助の懇願と共に、あまりにもいいタイミングで来たので、壮助が召喚したかのようにも思える。
松崎民間警備会社のもう一人の民警、大角勝典(だいかく まさのり)が入って来る。身長190センチの隆々とした筋骨。総髪にした黒髪に無精髭、全身の傷痕が彼の強さとワイルドさを演出する。ダメージジーンズに黒いTシャツ、その上に軍用ジャケットを羽織っており、彼の筋肉はジャケットが上になっても主張を忘れない。
見た目ヤンキーの壮助、AV女優っぽいOLの空子、筋骨隆々の勝典、この三人と松崎の組み合わせは違和感しか抱けず、事情を知らない人達から見れば、松崎が温和そうに見えて実はとてつもない人物なのではないかと勘違いする。
「おはようございます。大角くん」
勝典の目にデスクで作業する壮助と彼の前に立つ空子が目に映る。空子はばつが悪そうに密かに舌打ちすると、壮助と距離を置き、ゲイバーのチラシを丸めてポケットに隠す。
「義塔と千奈流も来ていたのか。2人とも今日は早いな」
「司馬重工への報告書を作っていたので」
「私もやっておきたい仕事がありましたので」
勝典の前だと二人の態度は変わる。彼は序列1095位、1000番台と呼ばれる世界中の民警のエリート層であり、松崎民間警備会社の稼ぎ頭である。彼の肉体が持つ圧力とベテランとしての風格は伊達ではなく、壮助にとっては幼い頃からの兄貴分、空子にとっても逆らえない会社の大黒柱として存在する。
「義塔。聞いたぞ。そういえば、昨日はステージⅡを仕留めたんだってな」
壮助の活躍が本気で嬉しいのか、勝典は満面の笑みで話しかける。
「止めは別の奴に取られたんですけどね。報酬も貰えず仕舞いで」
昨日のことを思い出して壮助は少しひねた態度で答えた。
「でもけっこう追い詰めたらしいじゃないか。違うのは最後の一手だけだ。犠牲者も出さなかったなら、上出来だ。成功していたら、序列7000番台には登れていただろう」
勝典はその大きな手で壮助の頭をわしわしと撫でる。ワックスでセットしたプリン頭がすぐにボサボサになる。弟分の活躍が嬉しいのか、更に力が入り、壮助の首が縦横無尽に振り回される。
「大角くん。いくら何でも甘くないかしら?」
「少しは甘くなるさ。こいつがランドセルを背負っていた時からの仲だからな。昔からこいつのやんちゃに付き合わされてきた」
「誰も付き合ってくれとは言ってねえよ。――――まぁ、この会社に入れてくれたことは感謝するけど」
「全く素直じゃないクソガキだなぁ!」と勝典は更に力を入れてシフトレバーのように壮助の頭を回す。彼は撫でているつもりだが、傍目からすれば暴力にしか見えない。
「痛たたたたた!痛い!痛い!首もげる!!」
「おぉ。すまない」
勝典は手を離す。壮助は首と肩をゆっくりと回して首の位置を直す。
「ただ……まぁ、序列が変わらないのは痛いっす」
「また序列の話か。まぁ、そこが民警の肝みたいなところだからな」
「9000位じゃあ、データベースへのアクセス権は一般市民と同レベルですからね」
民警にはIP序列というものがあり、序列によって様々な権限や恩恵が与えられる。そのうちの一つに各エリアが保有するデータべースへのアクセス権がある。序列が高ければ高いほど多くの権限が与えられる情報にアクセス出来る。9644位の壮助のアクセス可能レベルは一般人のそれと変わらないため、情報取得における民警としての優位性は無い。
「何度も言っているだろう。そんなに見たいなら、『俺のアクセスキーを貸してやろうか』って」
勝典が胸ポケットの中からUSBメモリを取り出し、それを壮助に差し出す。このUSBにはエリアのデータべースにアクセスするためのアカウント、セキリュティ解除コードが入っており、序列の高い民警は本来厳重に管理しなければならない。無造作に胸ポケットに入れるどころか、気軽に他人に貸し出していいものではない。
空子が2人の間に割り入り、勝典の手からUSBメモリを取り上げる。
「大角くん。流石に甘やかし過ぎよ。これ以上は彼のためにならないわ」
「心配しなくても大丈夫っすよ。大角さん。実力でなんとかしますから」
「そうか。でも、もし本当に必要になったら教えてくれ。その時は手を貸す」
勝典は空子の手からUSBメモリを取り戻し、再び胸ポケットに入れた。
「話は終わったようですね」
3人の話題が終わるのを見計らって、松崎が口を開いた。全員が松崎の方に顔を向け、姿勢を正す。
「義搭くん。昨日はお疲れさまでした。報酬のことに関しては残念でしたが、犠牲者を一人も出さなかったことは誇るべきことだと私は思います」
「あ、ありがとうございます」
「大角くん。千奈流さん。彼はまだ民警になって半年しか経っていません。至らない点については2人でサポートしていってください。金銭面については、私が何とかしましょう」
「「はい!」」
松崎民間警備会社。従業員6名の民警としては小規模な会社だ。小学校爆破テロの悲劇から立ち上がった社長の松崎、キャバ嬢と兼業する得体の知れない事務員の千奈流空子、序列1000番台というエリート層の大角勝典とそのパートナー、――そして、多くの可能性を秘めた義搭壮助・森高詩乃ペア。
それぞれの想いと目的を胸に秘め、今日も彼らは黒い弾丸でガストレアを屠る。
中途半端ですが、今回はここで終わりです。
今回は壮助たちが所属する松崎民間警備会社がメインです。
察しの良い読者の方々は会社の名前から第一話の時からピンと来ていたと思います。
また松崎民間警備会社はかつて天童民間警備会社があった場所です。
壮助の使う銃の型式番号は
司馬=司馬重工
X=eXperiment(試作)
M=Model(モデル)の頭文字
08=司馬重工オリジナルモデルの番号(順番)。
AG=対ガストレア
見た目としては、実在するH&K社のXM8がモデルになっています。
また人物の名前の由来は
千奈流空子:中国では大スターの日本人AV女優 蒼井そら
(“China”で“流”行、蒼井“そら”)
大角勝典:里見八犬伝の犬村大角礼儀(いぬむら だいかく まさのり)
ちなみに遠藤弘忠警部は第1話だけの登場のつもりだったので名前に元ネタは無く、その場でなんとなく決めました。この調子だと彼も準レギュラーになりそうです。