ブラック・ブレット 贖罪の仮面   作:ジェイソン13

73 / 120
ヒーローは6年遅れてやって来る②

 見るも無残な光景となったイクステトラ1階エントランス、そこで大角勝典はかつての相棒と6年越しの再会を果たす。

 赤目ギャングのリーダーとなった飛鳥に何て声をかければいいのか、勝典の頭脳でも答えが出て来ない。彼女は関東会戦で人の闇を見たのかもしれない。6年もほったらかしにしていた恨みを吐かれるだろう。「今更来ても遅い」と言われて毒針を向けられるだろう。

 花束を片手に「久し振りだな。元気にしてたか? 」と気軽に声をかけられる微笑ましい再会にはならないだろうと、相応の覚悟はしていた。

 

 

 だが、かつての相棒が機械化兵士になり、何者かに身体の主導権を奪われていた。――などという状況を一体どこの誰なら想定できただろうか。

 

 

『僕をスクラップにする? やれるものならやってみろぉぉぉぉ! ! 』

 

 勝典の視界から死龍が消える。――と同時に彼のいた場所を熱切断ブレードが穿つ。刃先が地面に突き刺さるが、そこに勝典の姿は無い。

 

「随分と大振りで読みやすい動きだな。飛鳥よりは楽に勝てそうだ」

 

 背後から聞こえる勝典の声と同時にバラニウム大剣が振るわれる。バラニウムとバラニウムが衝突する鈍い音、勝典の咆哮が轟き、死龍が柱に叩きつけられる。

 尾はすぐに体勢を立て直し、再び蛇のように壁を高速で這いずり回る。呪われた子供でも目で追うのがやっとの高速移動に勝典の目は追い付いていない。

 

 死龍の尾は背後に廻った瞬間に方向転換し、勝典に迫る。

 それに気づいたティナが対物ライフルのトリガーを引き、死龍を牽制。弾丸を避けるように尾が動いたことで勝典が振り向くまでの刹那を稼いだ。

 振り向いた瞬間、死龍は尾をバネにして飛び上がる。

 

『これは読めなかっただろう。筋肉達磨』

 

 前方宙返りで熱切断ブレードを振り下ろされるが、余熱で服を焦がしながらも紙一重で回避。そのタイミングを狙って、右脚の義足から高周波ブレードが飛び出す。

 爪先から延長した刃は勝典の首を刎ね飛ばす軌道に入った。

 銃声と共に高周波ブレードの刃先が宙を舞い、H&K MP7から硝煙が上がる。

 刃が首に届く前、ティナの12.7×99mm弾が高周波ブレードに直撃、側面を打つように当たった弾丸はブレードを叩き割った。

 死龍は今の一撃で勝典の首を斬るつもりだったのだろう。それを阻止されたことに驚き、次の手を案じようと勝典から距離を取る。

 ティナが死龍に銃口を向けながら大角に歩み寄る。

 

「助かった。スプラウト」

 

「どんな事情があるかは知りませんが、イニシエーター抜きで戦うなんて無謀です。ヌイさんはどうしたんですか? 」

 

「あいつには別の仕事を頼んである。人助けも民警の仕事だからな」

 

 ティナは勝典の判断に不審を抱く。

 壮助がまだ入院していた頃、大角ペアの実力を測るために模擬戦をしたことがある。司馬重工が管理する外周区の試験場を舞台に「テロリスト ティナ・スプラウトを拘束せよ」というミッションを与えた。

 大戦前の廃ビルという狙撃ポイントが多数あり、非殺傷性のトラップも多く仕掛けたティナが圧倒的に有利なフィールド。そこで6時間に亘る激戦が繰り広げられた。

 

 結果だけ先に言えば、ティナの勝利だった。しかし接戦となり、決着がつかずに長期戦に陥ったのは想定外だった。

 

 プロモーター大角勝典は(イニシエーターや機械化兵士に及ばないものの)身体能力は前衛型プロモーターの中でも上位に入る。更に明晰な頭脳から来る判断力や豊富な知識はトラップの応用や再利用といった形でティナの肝を冷やした。

 

 だが、それ以上にイニシエーター飛燕園ヌイが脅威だった。延珠と同様にスピード特化型のイニシエーターだが、ペイント弾にペイント弾をぶつけて相殺し、ブービートラップに引っ掛かっても攻撃が来る前に回避するという飛び抜けた動体視力と反射神経を持っていた。判断の甘さ、経験の浅さ、戦いへの過度な恐怖心といった欠点があるが、それもいずれ時間が解決する。

 5~6年後には片桐弓月や壬生朝霞に代わって、東京エリア最強のイニシエーターに躍り出るかもしれない。

 

 ――飛燕園さんを直接戦わせた方が手っ取り早い、というのは野暮なんでしょうね。

 

 ティナは口に出したかったが抑えた。それが最も正しい判断なのは勝典も理解しているだろう。これは正しさや効率だけの問題ではない。そこには因縁があり、彼の意地や感情がそこには入っているのだと察した。

 

『何故だ何故だ何故だ何故だ! ? 何故、たかだか人間一人仕留められない! ! 僕は機械化兵士だ! ! 機械化兵士になったんだ! ! 全てを超越し、支配する存在に! ! 』

 

 死龍を支配する者はもっとスマートな勝利を頭に思い浮かべていたのだろう。思い通りに事が運ばず、癇癪を起こすその言動から器の小ささが伺い知れる。

 

「聞いたか? スプラウト。全てを超越し、支配する存在だとさ。同じ機械化兵士としてどう思う? 」

 

「大言壮語もいいところですね。里見蓮太郎ですらこの東京エリアに敗北したんです。あんな小物が何かを成し遂げられる訳ないでしょう」

 

『里見……蓮太郎……? あいつと、あいつと一緒にするなあああああああああああ! ! ! ! 』

 

 

 怒りのボルテージが上がると共に尾から青白い炎が噴き上がる。同時に死龍が視界から消える。大理石を焦がす匂い、黒い残像の消滅と共に熱切断ブレードが迫る。

 勝典は再び身を翻して回避、バラニウム大剣のカウンターを叩き込む。渾身の一撃は尾を主体とした死龍のバランスを崩した。

 

『何故だ! ? 何故、僕の動きが分かる! ? 』

 

“一撃でも貰えば即死”――それが俺達民警の戦場だ。その中を生き残りたければ、“観察”“先読み”は必須だろう」

 

『ガストレアと同列だと言うのか! ? この僕を! ! あんなケダモノと! ! 』

 

「いや、ガストレアの方が強いな」

 

 尾が刺突を仕掛けるが軽々と回避される。大剣の殴打で再び壁に撃ち飛ばされるとH&K MP7から放たれた銃弾の雨嵐をフレームに受ける。同時にティナのライフルも追撃をかける。

 

 ――幸い、あいつは自分の力を完全にコントロール出来ていない。情報処理が自分のスピードに追い付いていないといったところか。それでも速度を武器にすることに固執している。

 

 壁に焼き跡を作りながら尾が縦横無尽に駆け巡る。勝典には姿が見えていないが、溶解した大理石の痕が尾の動きを物語る。

 

 ――動きは確かに読めるが、俺の目が追い付いていないのは確かだ。それに大剣も銃もあの尻尾には有効打にならない。同じバラニウムでも強度が桁違いだ。背中の“これ”を使おうにもあの速度に追い付けない。

 

 ヌイを連れて来るべきだったと今更ながら後悔した。

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

 コントロールルームでは迫るドローンと灰色の盾・司馬重工職員の応戦が続いている。銃声は鳴り止まず、出入り口に続く道にはドローンの残骸が至る所に散らばっている。スクラップの山が出来上がるが、それでも進軍が止まる気配はない。他のセクションからも集まったのか、壁の向こう側から次のドローンが待ち構えている。

 持ち前の得物は弾を撃ち尽くし、灰色の盾はスカーフェイスが持って来た得物で応戦、司馬重工職員たちはデスクやキャビネットを入口に寄せて、バリケードを作る準備に入った。

 

「局長。PC繋ぎました」

 

 未織は流れ弾に当たらないよう身を屈めながら、部屋の隅に向かう。小此木たちがセットアップしたデスクトップPCのキーボードを掴み、ログインのIDとパスワードを入れる。

 

「ウチの権限でドローンを強制停止させたる。これでお終いや! ! 」

 

 コマンドを入力した未織はトドメと言わんばかりにエンターキーを力強く押した。

 灰色の盾メンバー、ルリコの目の前でドローン達が一斉に止まる。地上を走行するドラム缶型のドローンはローラーが止まると同時に銃口を下ろし、飛行型もローターの回転数を落として着陸する。

 

「すっごい。やるじゃんお姉さ―――――――ズドン! !

 

 ルリコの顔面から数センチ隣の壁に穴が開いた。声にならない悲鳴が上がる。

 再びドローンが銃口を上げ、進軍を再開する。ルリコ含む灰色の盾も応戦を再開する。

 

「ちょっと! ! 止まってないんだけど! ! どうなってんの! ? 」

 

 未織は「ああもう! ! 」と喚きながら頭をかく。髪のセットが崩れるのをお構いなしだ。確かに強制停止コマンドは入れた。しかし、ドローンが自ら停止コマンドを解除している。本来の仕様には無い機能だ。

 

 ――あのクモや! !

 

 サーバールームで見かけたクモ型のロボットが脳裏に浮かぶ。もしかすると、あれが何十~何百体もいて、ドローンに貼り付いて直接プログラムを書き換えているかもしれない。

 未織は敵味方識別情報の改竄や映像処理ブログラムへの介入を試みるが、クモが介入に気付いたのか、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 キーボードを持つ未織の手が止まった。

 

 応戦する灰色の盾や職員たちの弾もなくなり、次第に銃声も少なくなっていく。

 

 処刑装置となった警備ドローンが刻々と迫る。

 

 

 

 

 その中で駆ける足音が聞こえた。小さく、軽く、ドローンのモーター音の中で掻き消えてしまいそうだが、それは確実に近づいていた。

 

「伏せて! ! 」

 

 オペレーションルーム前に広がる幅広な廊下にリュックサックが投げ込まれる。ドローン群の中心まで飛んだそれは爆発し、爆風と轟音で空間を埋め尽くす。

 爆炎の中から飛燕園ヌイが飛び出した。ドローンでごった返す中、敵群の中心を舞う彼女は両手のワルサーMPLのトリガーを引く。

 10発/秒のフルオート射撃で放たれた弾丸は1発も無駄にすることなく、ドローンのカメラや装甲の隙間を的確に狙い、ドローンを無力化していく。

 3秒足らずで弾倉を空にしたヌイはワルサーを捨て、両手のレイピアを抜く。着地した瞬間、床を蹴った。目にも留まらない速さでドローンに真正面から接近した彼女はレイピアでカメラを破壊し、装甲の隙間に刃を通す。

 

 ドローンはヌイの動きに対応できなかった。照準はおろか、映像の処理が彼女のスピードに追い付いていない。決して足を止めることなく、駆け回る彼女を前にドローンは成す術もなく無力化されていく。

 ドローンも学習したのか、照準をつけず搭載した機関銃から弾丸をばら撒く。マシンにも「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」という概念があるのだろうか。数の暴力が生み出した弾丸の雨はヌイに回避する余地すら与えない。

 弾丸の雨が吹き荒れ、レイピアと衝突した火花が散る。ヌイは自分に当たりそうな弾丸だけレイピアで弾く。ハチドリ(ハミングバード)の因子を持つ彼女の動体視力、1秒間に60回の動作が行える神速の腕がアニメでしか見ない神業を現実のものにする。

 刃こぼれしたレイピアを投擲、ドローン2体を串刺しすると腰にマウントしていた予備のレイピアを抜き、再び群れの中に飛び込む。

 

 一瞬にして銃声が止んだ。モーターの駆動音も聞こえなくなり、ヌイがドローンの残骸を蹴飛ばす音だけが聞こえた。

 

 一部始終を見ていた灰色の盾と司馬重工職員たちが絶句する。

 

「何だよ。あれ。エールよりヤバくねえか? 」

 

「もう死龍のせいで、その辺の感覚が分かんないわよ」

 

 ヌイはレイピアとワルサーをホルダーに戻すとオペレーションルームに駆け寄る。

 

「松崎PGS所属イニシエーター・飛燕園ヌイよ。義塔のバカ野郎の仲間って言えばわかる? 」

 

「ええ。大丈夫よ」

 

 誰も初対面のヌイを疑わなかった。壮助が内地で集める仲間の候補を事前に共有していたからだ。ドローンを殲滅し、窮地を救ったという実績を見せたのも大きい。

 ヌイはオペレーションルームに入ると床の大穴に驚いた。相手が機械化兵士と聞かされていたので覚悟はしていたが、やはりと言うべきか、蓮太郎と同様に常識から外れた敵なのだと改めて認識させられる。

 

 ――私の先輩、ヤバすぎ。

 

 見渡すと“ある人物”が目に映った。相手もヌイの存在を認識し、こちらに目を向けている。

 突然、ヌイの態度が畏まる。足を揃え、手を前に組む。その所作と表情は生意気なキッズギャルから良家のお嬢様に様変わりする。

 

「あ、貴方……まさか……」

 

「ご無沙汰しております。未織お姉様。分家筋の忌み子です」

 

 

 

 *

 

 

 

 死龍の尾は勝典とティナに攻撃が当たらず、対する勝典とティナは尾の装甲を破る決定打がない。互いに互いを仕留められない戦いが続き、ティナは持ち前の動体視力で、勝典は先読みで回避を続ける。

 しかし、勝典の先読みにも限度があった。相手も馬鹿だが知能が無いわけではない。先読みから外れようと不規則な動き、不正確な狙いで攻撃を展開する。

 それでも勝典はギリギリで避けるが、ブレードの余熱が彼の身を焼いていた。全身に服の焼け跡と火傷で爛れた皮膚が痛々しく残る。

 

 ティナが勝典から距離を取った。少しでも尾を自分に引き付けようと「こっちですよ」と言いながら手を叩く。

 

「まだ私達を倒せないんですか? この欠陥品。機械化兵士のとんだ面汚しですね。生身の蓮太郎さんの方がまだ強いんじゃないですか? 」

 

『黙れ黙れ黙れ黙れ黙れええええええええええ! ! ! ! ! 』

 

 尾はまんまと策に引っ掛かった。煽るティナに向けて猛進する。

 

 しかし、推進力となっていた青白い光と炎が消え、残った慣性で死龍の尾が柱に激突する。

 

 突然の異変にティナは目を丸くする。エネルギー切れか、それともフェイントのつもりか、様々な憶測を脳内で展開する。

 

 死龍が立ち上がった。尾に引っ張られるわけではなく、身体が手と足をつきながらゆっくりと立ち上がる。

 

 尾が青白い炎を吹き上げようとするが、再び自身を柱に叩きつける。尾のブレードをティナに向けようとするが、それとは逆に向こうとする動きが拮抗する。バグを起こしたゲームのように尾はガクガクと揺れる。

 項垂れる死龍の口が動いた。

 

 

 

 

 

「……………………やれ。デカブツ」

 

 

 

 

 ティナの背後から勝典が走り抜ける。巨体と共に風が通り過ぎた。

 勝典の背中が見えた瞬間、ティナは目を見開いた。

 

 ――あれは、強化外骨格(エクサスケルトン)! ?

 

 イクステトラに着いた時からずっと背負っていた巨大なミリタリーリュック、その中に入っていたのは、両腕のみの強化外骨格だ。

 ただでさえ筋肉という鎧で逞しかった彼の両腕を金属装甲が被う。無骨な外観の裏側には小型のロケットブースターが搭載されており、ノズルから轟音と共に圧縮された空気が吐き出される。

 

 “クレイジー・メテオライト”

 

 腕にロケットを積んでガストレアを殴り殺すという最高に頭の悪い発想で生まれた強化外骨格の異端児だ。

 

 ロケットの推進力を利用して死龍に急速接近。勢いを殺さず、バラニウム大剣を死龍の尾に振り下ろした。

 今まで傷一つつけられなかった死龍の尾に大剣が食い込み、フレームに亀裂が入る。

 勝典は動きが鈍った尾にバラニウム大剣を叩く。

 

『調子に乗るなぁ! ! 』

 

 ぶっ叩く。

 

『僕は機械化兵士だ! ! 』

 

 ぶっ叩く。

 

『叡智の結晶なんだ! ! 』

 

 ぶっ叩く。

 

『貴様のような脳筋にぃ! ! 』

 

 ぶっ叩く。

 

 刃こぼれしても腕は止まらない。ブースターも点火させたままだ。その推進力と尾に打ち付けられた衝撃に耐えきれず、()()()()()()()()()()()

 

 勝典は大剣を放り捨て、強化外骨格のマニピュレーターで握り拳を作る。文字通りの鉄拳をロケットブースター極大出力と共に叩きつける。右腕の次は左腕、左腕の次は右腕、一発一発に憤怒が上乗せされる。

 殴る度に強化外骨格の装甲が衝撃で弾け飛び、黒膂石拡張儀腕のフレームが歪んでいく。

 

 

 

 

 

「ここで死ね! ! クソヤロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ! ! 」

 

 

 

 

 

 

 トドメの一撃は重かった。強化外骨格の外装は全て弾け飛んで内部が剥き出しになり、尾のバラニウムフレームは割れて死龍から分断された。

 

 尾から青白い光が消え、駆動音も聞こえなくなった。割れた根元から先端にまでかけて地面にへたり付く。

 勝典は息を荒げながら、強化外骨格を外す。尾の停止と共にその場で倒れた死龍を抱きかかえる。何度も「大丈夫か」と声をかけ、身体を揺さぶる。

 

 

 

 彼女の目が開いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「待たせたな……。飛鳥」

 

「……6年遅い」

 

 

 

 死龍(スーロン)――改め、鍔三木(ツバミキ)飛鳥(アスカ)は目に涙を浮かべながら、しかめ面で答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 *

 

 

 

 

 

 

≪黒膂石拡張義腕の停止を確認。警備システムも奪還されました≫

 

ジェリーフィッシュは? ≫

 

≪未だ暴走状態です。こちらからの指示を受け付けません≫

 

≪人格洗浄が完璧ではなかったか≫

 

≪ジェリーフィッシュは強制停止させろ。回収はこちらに任せてくれ≫

 

≪了解≫

 

≪それと、スカーフェイスは全て処分しろ

 

≪宜しいのですか? ≫

 

≪問題無い。ようやくナイトメアイーグルがロールアウトに入った。後は彼に任せればいい≫

 

≪了解しました。スカーフェイス、全ての処分を実行します≫

 




執筆のテンションが途中からおかしくなったので、今回は戦闘や武器がブラブレっぽさから離れているなぁ……と感じています。


若人もすなるTwitterといふものを我もしてみむとてするなり。

@drunk_writer13

本作の裏設定やボツ案、進捗状況、誰得な気持ち悪い妄想などを呟いていますので、興味がありましたら是非。



次回「命の在庫処分」

性根の腐ったクソ野郎は?

  • ぶっ叩く
  • ぶっ叩く
  • ぶっ叩く
  • ぶっ叩く
  • ぶっ叩く

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。