ブラック・ブレット 贖罪の仮面   作:ジェイソン13

98 / 120
保脇卓人のウワサ

眼鏡はファッションの中で一番お金をかけていたらしい。


交渉・妥協・手打ち、そして――

 8月18日――ジェリーフィッシュ襲来、マーケット壊滅、リエンとの交渉という濃い一日を越えた朝、昨日までの晴天が嘘のように空は灰色だった。今年一番の大雨が降り、窓の外は水のカーテンで景色がゆらぐ。

 水の奏でる雑音に混じり、機関銃の発射音や爆裂音が聞こえる。エールの言った通り、次の西外周区の支配者を決める“戦争”が始まっているのだろう。朝から灰色の盾の面々も忙しなく走り回っている。

 紛争地帯と化した周囲の雰囲気など余所にして壮助はバンタウの一室のソファーに座り、ナオから拝借したスマホを眺めていた。今朝、リエンからタウルス・チルドレンの栽培とドールメーカーの精製に必要な資材・機材のリストが送られてきたのだ。

 画面には東京エリアでテレビを見ていれば番組のスポンサーやCMで目にする大企業の名前がずらりと並んでいた。冷凍機やポッドは司馬重工に並ぶ東京エリア大手の『五峰重工』を中心に手配しており、農薬や栄養剤は『ルーサ製薬』のものを使用している。チルドレンからドールメーカーへの精製に使う機材は化粧品メーカーの『白花堂』の研究所が仕入れているものを横流しして貰ったようだ。

 

「こりゃとんでもない大企業どもだな。どこから調べれば良いのか分からねえ」

 

 壮助は頭を抱え、遂にはスマホをテーブルに放り捨てる。詩乃がタブレットを拾い上げるが、彼女にも画面が「CMで見たことある大企業のリスト」にしか見えなかった。ここから五翔会残党を探すのは至難の業だ。

 リエンからのリストをティナ、朝霞、常弘と朱理、鈴音と美樹が回し読みするが彼女達にもピンとくるものは無かった。

 

「もう少しフィルタリングする要素が欲しいね」

 

「そうなるとジェリーフィッシュの中身か……」

 

 壮助の脳裏でジェリーフィッシュの中身こと保脇卓人の名前、とりわけ保脇という苗字が引っ掛かる。この一件以外でも何度か耳にした記憶がある。赤の他人かもしれないが、どうしてもそれが振り払えなかった。

 スマホから着信音が鳴る。発信者の項目には「大角さん」と表示されていた。通話ボタンを押すと同時に全員に声が聞こえる様にスピーカーモードに切り替える。

 

『義塔。今、大丈夫か? 』

 

「大丈夫っすよ。あと全員、ここにいるっす」

 

『それなら丁度いい。今、優雅小路から保脇に関する調査報告書を貰った。ペーパーでな』

 

「相変わらずアナログっすね」

 

『仕方ない。昔ネットで酷い目に遭っているからな。とりあえず、俺の方で読み上げるぞ。特殊加工のフィルムのせいで撮影が出来ない』

 

 バサバサと紙を捲る音が聞こえた後、勝典から咳払いが聞こえた。

 

『保脇卓人。元聖天子付護衛隊・隊長。享年25歳。戸籍上は2031年10月に死んだことになっている』

 

「死因はなんすか? 」

 

『自殺……ということになっている』

 

 ティナ意外だと思った。6年前、自分に銃口を向ける保脇は出世欲と自己顕示欲に塗れた人間に見えた。自殺するぐらいなら意地汚く誰かを呪いながら生きることを選ぶタイプの人間だと思っていた。

 

『とりあえず、時系列順に話すぞ。生まれは2006年4月10日。衆議院議員の保脇良寛(ヤスワキ リョウカン)、元女優の保脇夏子(ヤスワキ ナツコ)の長男として生まれる。親のコネでエリート街道をまっしぐらなお坊ちゃま人生を歩んでいたが、ガストレア大戦で父親が死亡。戦後は母親が女手一つで育て上げる』

 

「苦労してるんすね」

 

『母子家庭と言えばそう聞こえるが、どうも実態はそうでなかったらしい。夏子は旦那のコネを使って政財界の大物たちと繋がりを持ち、金銭面で莫大な援助を受けていた。関係者の話によると肉体関係も持っていたという話だ――――失礼。10代の女の子に聞かせる話じゃなかったな』

 

「気にしなくても良いっすよ。全員、手遅れなんで」

 

 全員が壮助を睨む。「ガーデンの話を聞いているから大丈夫」というニュアンスで言ったつもりだったが、彼女達には違った意味で伝わってしまったらしい。「さーせん」と呟く。

 

『話を続けるぞ。母親が作ったコネで戦後も保脇はエリート街道を歩み防衛大学校を卒業後は聖天子付護衛官に任命され、1年後には隊長になっている。20代男性が聖天子様に近付くには絶好のポジションをゲットした訳だ。まぁ、話はそう上手くいかなかったがな』

 

 その話の続きを知っている壮助は切っ掛けとなったティナに向けてにやけ顔を見せる。ティナは壮助のしたり顔を視界に入れないよう目を逸らした。

 

『まず普段の行いが悪過ぎた。表向きは真面目で器量の良い護衛官を演じていたが、実態は金と権力を振りかざして部下や聖居関係者へのパワハラを繰り返し、休日は呪われた子供を狩猟する娯楽(マンハント)に興じる生粋のクズだったのさ。極めつけは聖天子暗殺未遂事件の時だ。保脇は意気揚々と陣頭指揮に当たったが、情報漏洩と失策続きで能力を疑われ、果てには臨時で雇われた民警に手柄を取られた。さぞ屈辱だっただろうな。周囲から白い目で見られ、職務評価はストップ安、しばらくしない内に精神の均衡を崩し、聖天子付護衛官を罷免され、精神病院にぶち込まれた』

 

 勝典はエリート公務員の没落物語を陽気な口調で語り、実験と称して自分を撃った男の顛末を知ったティナは思わず笑いそうになり、口元を手で隠す。

 

「そりゃあ……自業自得っていうか、身から出た錆っていうか、当然のこと過ぎて何の感情も湧かないっすね。で、病院の屋上から飛び降りたんすか? 」

 

『いや、病室で首を吊ったそうだ。最初に母親が発見し、医師の死亡確認後は彼女が遺体を引き取っている』

 

 その話を聞かされた直後から全員の中でこの件の黒幕の想像が固まっていた。

 

 五翔会残党の機械化兵士“ジェリーフィッシュ”には制御装置として保脇卓人の脳が入っていた。四賢人のような天才、高位序列イニシエーターでもない限り人間の脳にそれほど価値は無く、五翔会残党がわざわざ卓人の脳を選んだとは考えられない。そうなると彼の関係者が火葬で灰にする予定だった脳を利用したと考えるのが妥当だった。

 

「大角さん。優雅小路に保脇夏子の調査、依頼してください」

 

『大丈夫だ。もう資料が手元にある』

 

 まさかの返答に全員がぽかんと口を開ける。一流の情報屋は気の利かせ方も一流のようだ。これにかかった費用がいかほどのものか考えたくもなかった。

 

『どうした? 読み上げるぞ?』

 

「……お願いします」

 

『保脇夏子。63歳。1974年1月16日生まれ。旧財閥の名家で生まれたお嬢様。大学進学で上京した際、芸能事務所にスカウトされてモデルとして活躍する。その後は女優、タレントとしても活動を広げ、30歳の時に衆議院議員の保脇良寛と結婚する』

 

 常弘がスマホで夏子の名前を検索し、ヒットした画像を映してテーブルに置く。

 順当に老けた美人という印象の女性だった。気品のある白茶色のモダンヘアと鋭い視線、パンツスーツに包んだ細身の体格は元モデルという彼女の経歴に説得力を持たせる。顔の皺など年齢を想わせる特徴もあったが、日頃の美容の賜物だろうか上手く隠れていた。

 

『大戦後は自ら政界に進出。今は野党・エリア民主党の衆議院議員だ。亡き夫のコネって奴だな』

 

 壮助ははっと何かに気づき、手をパンと叩く。

 

「見たことあると思ったら、国会中継で聖天子とレスバしてるオバサンじゃん」

 

『正解だ。野党議員として聖天子様とは国会でよく問答を繰り広げている。その様から関係者には皮肉も込めて聖天子の天敵野党の女帝などと呼ばれている。性格もあだ名に似てかなりきついらしい。彼女の秘書曰く『他人を支配して自分が一番でないと気が済まない人』だそうだ』

 

 ――ビンゴだ。

 

 壮助は悪辣な笑みを浮かべ、歪む口元を隠す。常弘が卓に置いたスマホ画面を見つめる。これから自分が全てを奪い、壊し、己の生誕を呪うまで嬲り殺しにする女を目に焼き付ける。保脇夏子は五翔会残党だ。この件の黒幕か関係者だ。そう断言できる情報が揃っていた。旧財閥の名家生まれなら、同じく旧財閥の生き残りである五翔会と関わりを持っている可能性は十分に考えられる。聖天子と敵対している立場なら、聖天子肝煎りのプロジェクトである侵食率管理システムを崩壊させ、人間と呪われた子供が共存する社会を破壊する動機もある。つい先日も夏子は国会で侵食率管理システムの不備について聖天子を詰っていたばかりだ。

 

 もし姉妹の本当の侵食率を公表してしまったら、夏子の思う壺だったかもしれない。

 

 ――後はドールメーカーと夏子をどう紐付けするかだ……。

 

「大角。ちょっといい? 」

 

『どうした? 森高』

 

「資料に保脇夏子と関係が深い企業の一覧ってある? 選挙の後援や忖度して貰ったところとか」

 

『ああ。勿論、揃ってる。五峰重工、霧ヶ島建設、ユリシロ、ルーサ製薬、白花堂、四葉海上保険、関東通信、あと――』

 

 タブレットから企業名を読み上げる勝典の声が聞こえる。詩乃の思った通り、それらはリエンが用意したリストにも名前が載っている企業だった。ドールメーカーの精製に必要な資材・機材を持つ企業、機械化兵士になった保脇卓人、その二つの情報が結びつけられたことで「五翔会残党」という姿形の見えない敵が「保脇夏子とその支援企業」という形で滲み出て来た。

 

「この纏まり方、どっかで見たことあるな……」

 

 壮助は思い出そうと企業名を暗唱する。順番を変えたり略称に変えたりして記憶領域に引っ掛けようとするが、中々引っ掛からない。

 

「あの……義塔さん」

 

 呼ばれて鈴音に視線を向けると彼女は小さく手を挙げていた。

「どうした? 」そう尋ねようとした瞬前だった。テーブルの上に置かれていたスマホに着信が入る。常弘が置いたものではない。持ち主はここにいない。

 

 ――何故?

 

 着信が入る筈のないスマホが鳴ったことに全員が驚愕する。それは――死龍こと鍔三木飛鳥のスマホだったからだ。画面には「クソご主人様」と発信者の名前が表示されていた。

 

『どうかしたのか? 』

 

 タブレット越しに全員の動揺が勝典にも伝わる。

 

「飛鳥のスマホに“クソご主人様”から着信が入ってる」

 

『五翔会残党か? 』

 

「おそらくは……」

 

 相手が出るのを待っているのか、律儀にクソご主人様は電話を発信し続ける。自分の駒が倒され敵の手に落ちたのは向こうも知っている筈だ。この着信が飛鳥宛とは考えにくい。そうなると可能性は一つに絞られる。

 

 

 

 

 五翔会残党からの接触(コンタクト)だ。

 

 

 

 誰が電話に出るのか、壮助は周囲の顔色を窺おうとするが、全員の視線は自分に集まっていた。誰も何も言わなかったが目で語っていた。

 

「俺かよ……」

 

 壮助はテーブルから飛鳥のスマホを拾い上げ、通話ボタンを押す。

 

「はいはい。どなたですか? 」

 

『君は誰かな? 』

 

 ボイスチェンジャーで辛うじて男性とだけ分かる声、自分のことを明かさないくせに一方的に名前を尋ねる偉そうな物言いで壮助の眉間に皺が寄る。敵と会話する唯一の機会を激情でふいにする訳にはいかない。沸き上がる怒りを抑え、ため息に見せかけて深呼吸する。

 

「松崎民間警備会社所属プロモーター・義搭壮助」

 

『なるほど。日向鈴音の護衛か。よろしく。義塔くん』

 

「そういうアンタは……五翔会って呼べば良いのか? 」

 

『よくご存知で』

 

「死龍の身体に怪しい都市伝説サイトと同じ刺青があったからな」

 

 相手の意図がどうであれ、自分達が博多黒膂石重工からの情報を持っていることは隠すことにした。知らない振りをしていれば、それを前提に相手が隠したり騙したりするのがハッキリ分かるからだ。

 

『成程。ただ、それは我々を表す名前だ。私個人のことはネストとでも呼んでくれ』

 

「そうかい。ネストさん。で、ご用件は? 」

 

『君達と交渉しに来た』

 

 電話の用件が与太話でないことは分かっていた。武力では上手くいかないことを悟り、交渉というステージを用意して仕切り直す魂胆だろう。壮助は身構える。相手は旧財閥の生き残り達から選ばれた交渉人、大して自分は小学校中退(厳密に言えば中学校も少し行っていた)のチンピラ民警だ。どこまで戦えるのか分からない。詩乃、ティナ、朝霞といった頭の良い面々に代わって貰いたい気分だ。

 

『恥ずかしながら、我々は君達の力を過小評価していた。死龍とスカーフェイス、ジェリーフィッシュが倒されるのは想定外の事態だった。兵力の更なる投入という手もあるが、いたずらに消耗できるほど潤沢という訳でもない』

 

「だから手打ちにしようって訳か」

 

『その通りだ』

 

「言っておくが、鈴音と美樹を売るってのは無しだぜ。俺達はそんなものの為に戦っちゃいない」

 

『重々承知している……。では本題に入ろう』

 

 ――さて、鬼が出るか蛇が出るか。

 

 

 

 

【日向姉妹に身分を偽らせ、他のエリアに移住させること】【二度と我々のことを詮索しないこと】それが要求だ』

 

 これまで機械化兵士や赤目ギャングを投入し、多数の死傷者を出した悪党とは思えない比較的ソフトな要求に拍子抜けした。壮助は一瞬、間抜け顔になるが、二つ目の要求を聞いた途端、顔つきが険しくなる。相手の要求は「負けたまま全てを諦めて遠いところで平和に暮らせ」ということだ。少なくともそれは壮助が望むものではなかった。

 

『これを呑んでくれれば、我々は全ての攻撃行動を中止し、加えて移住と当面の生活費として日本円で5億円振り込む』

 

 この言葉が本当であれば、五翔会残党にとって最も重要なのは「日向姉妹を生死不明のまま表舞台から消すこと」になる。それは姉妹の拉致を最優先にしていたスカーフェイスの行動と合致する。ジェリーフィッシュの行動とは矛盾するが「暴走して五翔会残党でも制御出来なかった」と解釈することが出来る。

 

「5億円とは……随分と大盤振る舞いだな」

 

『初対面かつ身分を明かせない私が示す()()()()()()()だ』

 

「誠意ねぇ……。このスマホにかけて来たんだ。アンタが五翔会の人間だってことは信じるよ。けど5億円も攻撃中止も信用できねえ。他のエリアに移って安心したところで殺して金を回収って可能性もあるだろ」

 

『では、こうしよう。君達が承諾してくれれば、指定した口座に前金として2億円を振り込む。君や灰色の盾も一緒に移動する資金としては十分だろう。行った先で高位序列の民警ペアを雇うという手もある』

 

 博多黒膂石重工からのタレコミが真実であれば、東京エリア以外の五翔会は全滅している。残党が集結した東京エリアですら自分達を潰すのに苦労している。護衛付きで他のエリアに移った後の暗殺は難易度が高くなろだろう。このネストという男が正気ではないのか、それとも壮助の思っている以上に「日向姉妹を表舞台から消すこと」は重要な目標なのか。

 

『言っていなかったが、姉妹の侵食率は心配しなくていい。48%というのは我々が偽装したものだ』

 

 ――んなことは知ってるんだよ。クソが。

 

 さて、ここからどう話を展開させようかと壮助は思案する。承諾だけして2億円を持ち逃げしても良いが、今はゴネて話を続けて敵の情報を一言でも引き出すのが得策ではないかと考える。

 

 

 

 

 

ズン……

 

 

 

 

 

 突然、部屋が揺れた。地震が来たかと思ったが、同時にアサルトライフルの連発する銃声とグレネードの爆発音が聞こえる。赤目ギャング同士の仁義なき戦争が始まった今日の西外周区では紛争地帯よろしく常に聞こえているが、今回は近かった。灰色の盾のナワバリの中で誰かが撃った。そう確信できる大きさだった。

 どこかのギャングが襲って来たのかと不安になる。一昨日までなら特に気にしなかったが、昨日の「バンタウから出ろ」と忠告したエールの弱音を思い出す。

 壮助は飛鳥のスマホを握ったままベランダの外に出て地上の様子を見た。

 

「おい……冗談だろ」

 

 ガストレアで溢れかえる西外周区に目を疑った。しかし、それは現実だ。見える範囲だけで20体近くのガストレアが暴れている。彼らはその巨体で廃墟を崩壊させ、西外周区のギャング達を蹂躙している。これだけのガストレアがいつの間に来たのか分からなかった。外周区の赤目ギャングにとってガストレアは獲物だ。血肉を欲しがる業者や討伐実績を欲しがる民警に売れる高額商品だ。利益の為にガストレアを狩る陣地が自然と構成されていた筈だ。それが今は立場が逆転している。ホームレスの男達やギャングの少女達の悲鳴が聞こえる。ガストレアが人間の血肉を食い千切り、弄ぶ地獄のような光景が目に映る。

思わず出た声は耳に当てたままだった飛鳥のスマホにも吹き込まれる。ネストにもその言葉は届いただろう。

 

『騒がしいようだが、何か起きたのか? 』

 

「第四次関東会戦だよ。……これも五翔会のシナリオなのか? 」




あーあ。保脇なんか使ったから……。


オマケ 前回のアンケート結果

常弘「新しい隠れ家、どこにしようか……」

 (3) 純和風でリラックス・我堂家の屋敷
 (2) 二人の愛の巣・常弘と朱理のマンション
→(7) THEオタクの城・ティナのマンション
 (5) 狭い部屋でドキドキ密着?壮助のアパート
 (1) 伝統とテクノロジーの融合・司馬家の屋敷
 (4) 腐女子の洞穴・華麗のマンション
 (3) 昔懐かしのホームレス生活

美樹「なにこれ? ドカポン?」
鈴音「気晴らしにみんなでやりましょうか」

“友情破壊ゲーム”ことドカポンをプレイした一行は仲間割れを起こし、血で血を洗う激闘を繰り広げ、五翔会残党が手を出す前に全滅した。



次回「家と墓標」

壮助「5億円ゲットしたぜ。どこに移住する?」

  • 札幌エリア
  • 仙台エリア
  • 大阪エリア
  • 博多エリア

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。