絵描きの転生者
ここはあきれかえるほど平和な国、プププランド。
みんなで美味しいご飯を食べて、一緒にお昼寝タイム。
今日も変わらず平和な日常が続いているようです。
そんなプププランドに、新しい仲間が増えたようです。ほら、木陰に1人ベレー帽を被り緑の服を着た少女がスヤスヤと寝息をたてています。
おや、どうやら目が覚めたようです。
これは、そんな1人の絵描きの物語り。
「うーん…なんか、長い事寝てた気がするなぁ」
「…って、ここ何処だ!?」
背伸びをし目を覚ます少女。
どうやらここが何処なのか分からないようです。大きな声を上げてびっくりしています。
「あれ?オレは確か…って、そうだ!オレは確かあの時に…」
少女はどうやら趣味の絵を描く為、海崖に向かい絵を描いていた様でしたが、突風が吹き足を滑らせ崖から落ちてしまったそうです。
「って事はここはあの世なのか?つーか、さっきから声が変だな。オレの声こんな高かったか?服もこんな服着てないし持ってもいないし」
雨が降っていたのでしょうか、少女は水溜まりを見つけ何となく覗き込みました。
すると少女は。
「…なんじゃこりゃああああ!!」
大声を上げ驚いてしまいました、いったい何があったのでしょう。
「だれ!?オレ!?コレが!?嘘だろ!?」
どうやら少女は以前までと姿が違った様です。
自分の顔をぺたぺたと触りながら驚いています。
「声どころか見た目も性別も違うんだが…どうなってんだよ」
「おーい!どうしましたかー!」
そんな少女の声を聞いたのか頭に青色のバンダナを巻き背中に槍を背負った橙色の丸い生き物、バンダナワドルディが走ってきました。
「あ、あぁ悪い色々おかしな事が起きすぎて混乱してて…って、なんだお前!?」
「なんだお前って、僕はワドルディです。そんなに驚くことですか?」
どうやら少女は見た事のない生き物であるワドルディに驚いてしまった様です。
(珍しく無い!?コレがか!?本当にここあの世なのか!?)
「な、なぁここってあの世じゃ無いのか?」
「あの世?何言ってるんですか、ここはあきれかえるほど平和な国、プププランドですよ」
「…まじ、か」
少女は驚きのあまり困惑してしまいました。
ここがプププランドという国である事や死んでしまった自分が何故こんな所にいるのかなど、少女があれこれ考えていると。
「そういえば貴方、ここら辺じゃ見ない顔ですね最近プププランドに来たんですか?」
そうバンダナワドルディが聞くと、少女は困惑しながらも答えます。
「あ、あーそうだな、多分、そんな感じだ」
少女がそう言うとバンダナワドルディは笑いながら
「それなら僕がここを案内しますよ!」
バンダナワドルディがそう言うと
「え、良いのか?」
意外そうに答えます。
「もちろんですよ!みんなにも合わせたいし、何より困ってそうだったので」
「困ってる…まぁ、そうだな、結構困ってるな」
(死んだオレがなんでここ、プププランドだったか?に居るのかとか、なんで姿が変わってるのかとか)
(やっぱり道に迷って困ってるんだ)
「それじゃあ案内しますね!」
バンダナワドルディはどうやら少女が道が分からず困っていると勘違いしているようです。
こうして少女はバンダナワドルディに連れられプププランドを巡ることになります。
「そういえば、あなたの名前は何ですか?」
バンダナワドルディが思い出したように聞ききます。
少女は自分の名前を名乗ろうかと思うと、ふと頭に名前が浮かびました。
少女は何となく、この姿での名前はこの名前なのだと理解しました。
「オレの名前は…アド、アドってんだ。よろしくな」
読んでくれてありがとうございます!
こんな小説と呼べるかも怪しい作品で申し訳ない。