詐欺占い師と米花町   作:罠ビー

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占い師と処理班と爆弾(劇場版)


詐欺占い師と赤い糸の伝説

 

 

 

 

「……それであの映画みたく赤い糸でこの人と繋がってるか占って欲しくて」

 

 GWも中日。休日に浮かれた若者達の冷やかし混じりの相談のおかげで今日の営業は大盛況。辟易しちゃうがそれが飯の種故に表情筋を笑顔に固定しながら仕事を続ける。

 今占っている彼女もそんな熱に浮かされた様子で、今からデートなんですなんて私に惚気ていた。そして出てきた言葉がこれ。

 

 ふむも少し顔を伏せてどのように攻めるかを考える。

 既に彼氏彼女のご関係なのでしょう?でしたら彼に愛を囁く方が確実ね。それでも私の前に座ったという事から考える必要があるわね。

 一つは流行りの映画デートの熱に浮かされて第三者の話が聞きたくなった。いわゆる惚気。であるならば彼女は今を肯定的に捉えているのでしょう。一方で繋がっているか?という聞き方に引っかかりを覚える。基本的に恋に熱中しているなら赤い糸は繋がっているものであるはずなのだ。この聞き方は片思いとかの相談に近い。

 

 

「⋯⋯そうね、繋がっている」

 

 

 口を繋ぎながら彼女の表情を観察する。得意げというよりは安堵の色の方が滲んでいるように感じられた。という事は惚気というより懸念点があるのだろう。

 

 

「とは言えないわね。貴女が信じられてないわね。それが貴女に起因するものか彼に起因するものかわからないけど」

 

 

 そう言いながら彼女を見つめビジョンに潜る。彼女の未来は何時ぞやの惚気じみた結婚相談の時とは違い健やかなものである。であるならば彼女の悩みを飛ばしてあげるのが良いだろうか。

 いつも通りカードを拡げる。今回引かせるのは法王。人生の岐路や心、価値観の解放、ストレートに宗教みたいな意味もあるのだが愛情の深まりや幸福への助言者などの意味もある。まあ岐路であることと深まる愛情あたりを押して答えようかしらね。

 

 

「⋯⋯そんなに怯えた顔はしない方がいいわよ。ん、法王ね。悪くないんじゃないかしら。貴女と彼の関係はひとつの分岐点にあるのかもしれないわ。でもこのカードは悪い寄りではないわよ。貴女たちの愛は深まるわよ。貴女がその分岐点をちゃんと前に踏み出せば、いい方に進んでいくわ」

 

 

 努めて笑顔で、安心させるように。相談者の彼女に告げていく。一瞬沈んでた彼女の表情に明るさが戻っていく。

 

 となれば私がする事はあと一つ、集金だ。

 

 

「あとはあなたしだい。そんな勇気を出したいって貴女にお勧めしたい商品があるのだけれど……」

 

 

 

 

 

 

 

「……見てたわよ、最後のは良くないんじゃないかしら?」

 

 

 声をかけて来たのはナタリーさん。現役刑事の婚約者がいる私の元顧客だ。旦那に言いつけちゃおうかしらなんて小癪な事を言ってくる。

 

 

「はて、何がいけないのかしら?私は今回アレで恋愛が成功するなんて誇大表現はしてないわよ。勇気が欲しいならと言ったわ。勇気を出すために、退路を断つために少々値の張るものを買う。どこも不自然ではないわね」

 

 

 そんな彼女に私は芝居つけてそう答える。今回は不可能な効果を謳ったりなどの決定的な事をしていない。いわば言い回しひとつで決まるラインの事である。私が普段から何も学んでないとでも思ったかしら。

 

 

「それにしても赤い糸、ロマンチックでいいじゃない」

 

「もとは大陸の方の伝承らしいわよ。小指ではなく足首に赤い縄を巻いていたらしいの。おそらく指切りげんまんあたりとの交雑かしらね。どちらも契約に基づくものであるし」

 

 

 私が蘊蓄を垂れればナタリーさんはへえという。この手の雑学は仕事上身を助けることが多い。占い師は探るものでもあるが私の出す答えがいかに納得できるか、受け入れられるかという事は重要である。でっち上げる⋯⋯こともあるがこじつける為にこの手の手数は多いに限る。

 

 

「それで何の用かしら」

 

「映画いかないかしら、赤い糸の伝説」

 

 

 は、私とナタリーさんでロマンス映画?

 

 

「ナタリーさん、やっぱりあの時の事怒っているでしょう」

 

「そんな想像をされることに今怒りたいわね」

 

 

 いや、ワタルさんに私が殺されるわ。間接的な殺人以上の何物でもないじゃない。大方連休中に人気企画のチケットを早々に準備したけれど当日はワタルさんは休みをとれずにお仕事。チケットを一緒に処理する相手を探しているといった所だろう。

 

 

「それに貴女ならワタルへの当てつけになるじゃない」

 

 

 哀れワタルさん。でもそれはワタルさんへの当てつけ以上に私にヘイトが向くのでナタリーさんの独り勝ちではないだろうか。

 

 

「⋯⋯それを聞いて釣られるわけないじゃない⋯⋯熱っ」

 

 

 そう言ってチケットを手に取る。指を触れたとたん私の指先が焼けるような熱を感じる。

 ⋯⋯30年弱、初めての感覚だ。ただこれが未来視に紐づいている何かなのは直感できた。私にサイコメトリーの気はないがこれはサイコメトリーに近いんじゃないだろうか。見ているわけじゃないから私のビジョンは発動しない。試しにナタリーさんを視てみるが⋯⋯異常なし。というか結局映画行かないのね。

 

 チケットを持つと今度は持てるがじんわりと熱を感じる。熱というのがポイントだろうか。よーく見ればそれは今日の日付。場所は米花シティビル。ということはここで何か起こるのだろう。熱とすれば火災か⋯⋯爆発。しかし流石に確証は持てない。

 

 

「ごめんなさい。はい、返すわ。今度ワタルさんと二人で改めて見ればいいじゃない」

 

 

 

 

 

 私は別に免許を持っていないわけではないがアルコールを入れることが多い都合上移動は電車の事が多い。東都環状線はそれなりに利用することが多い。なのでいつものように乗り込めば電車のドアは音を立てて閉まる。

 

 とたんに嫌な予感がするがそれはほんの一時的ですぐに収まった。電車はいつものように走り始める。車内に特に異変などは確認できない。さっきのはなんだったのだろうかとキョロキョロする私は挙動不審に映るだろう。

 

 早めに降りた方がいいかもしれない。そう察したころには乗客も異変に気付き始めていた。電車が停止しないのである。何が起きてるかわからない。しかし少なくとも致命的な結果を生み出すようなら未来視によって警告されていたはずである。不信感を持った私は車内をキョロキョロと見まわす。しかし何もわからない。

 

 

「あーこの前のお姉さん」

 

「キョロキョロして⋯⋯何か探し物ですか」

 

 

 そんな挙動不審であれば子供たちに目を付けられる。ああ、この前公園にいた子たちか。別に何でもないわよとあしらおうとすれば彼らの付けているバッジから声が聞こえる。若干音質は悪いがコナン君の声のような気がする。

 

 

 

 

『爆弾が仕掛けられてる』

 

 

 ⋯⋯おいおいマジか。しかしだとすれば何かしらヒントが映りそうなものだが未来視をしてみても変化は起こらない。とりあえず爆弾といえば、とこそこそと萩原君に向けて電話をかけてみる。

 

 

「リンちゃんごめん今忙しい」

 

「私が東都環状線にいるって言ったら」

 

「リンちゃん、爆弾の場所判ったの?」

 

 

 ⋯⋯釣れた。という事は爆弾は『ある』。いやあるとされている。

 

 

「萩原君のところに環状線に爆弾があるという話が行ってる。それを確認したかったの」

 

「リンちゃん、リンちゃんは何か見えた?」

 

「いや、私の視る限り何も見えてな⋯⋯」

 

 

 言い終わる前に背筋にゾワリとしたものが走る。まるで比喩でもなく死神の鎌を突きつけられるような、そんな感覚が走る。電話口では萩原君が急に押し黙った私を心配する声をかけてくる。⋯⋯今一度未来を視れば今度は私の身体に衝撃が襲う。

 

 車内の状態は⋯⋯思ったより被害はない。多少散乱しているがこの車両のダメージはそれなりだ。とにかく何か情報を拾えないか⋯⋯そう思い窓の外に目を向ける。時間帯はまだ日が出ている。場所は⋯⋯パッとで分かるほど地理に明るくないが前方には駅舎が見えている。ちらりと見れば後方車両の方が状態は悪い。

 

 

 

 

 

「大丈夫か姉ちゃん?」

 

「電車で電話しちゃいけないんですよ」

 

 

 現実に戻ってくればヴィジョンの未来で起きた衝撃で吹っ飛んだ私を子供たちが心配そうに見ていた⋯⋯とともに携帯通話を幼い子に注意される。子供から注意される恥ずかしい大人だが今はそれどころじゃない。ならまずはこの子たちを一旦味方にしよう。

 

 

「ごめんなさい。でもこの電話は必要なの⋯⋯爆発する未来を変えるために」

 

 

 意味ありげに塩らしくしていれば彼らのような子供は釣れるだろう。

 

 

「お姉さん、何か知ってるの」

 

「内緒にしてね、お姉さん未来人なの」

 

 

 そう言えば子供たちはキラキラした瞳でにわかに盛り上がる。よしとりあえずこっちはオッケー。次は電話先だ。吹き飛んだ衝撃で切れてしまった電話でリダイヤルを試みる。

 

 

「リンちゃん大丈夫」

 

「⋯⋯ええ、ヴィジョンで吹き飛んだだけ。端的に言うわ。私が萩原君に電話して安全を伝えようとしたときに未来が書き換わったわ。だから爆弾は『ある』わね」

 

 

 電話口の声には緊迫感がある。自分で状況を説明しながら頭の中を整理していく。書き換わったタイミングは萩原君との電話、私の未来視による情報を伝えたタイミングだ。そう考えれば理由は想像がつく。

 対応が違ったのだ。何故か、私からの情報提供が信頼に足る物だと知っている人間が無い寄りでものを考えるから。そして垂らされた安全の可能性はいち早く避難させて乗客の安全を確保したい対応者にとっては甘い蜜だ。私への評価が逆に事態を悪化させた⋯⋯と捉えられる。

 

 

 ⋯⋯失態だ。おいおいこんな無様許されるのかよ。

 

 

「爆弾は⋯⋯何処に」

 

「私の推察とヴィジョンで得た情報をぶちまけるわよ。まず時間帯はまだ昼間。私の車両は爆発していないわ。だけれど後方車両は強い衝撃が加わったみたい。私は⋯⋯5両目、真ん中くらいかしら。前方に駅舎が見えていたわ。残念だけれど駅名までは分からないわ。」

「ココからは推測。車両だとしたら後方に仕掛けるかしら?被害を考えるなら前か真ん中よね。そして私の電車の事故は主に脱輪ね。もう少し早ければ前方車両も酷いことになってたかもしれないけれど前方はホームに入っていただろうし減速していただろうね。とにかく被害を出すならタイミングと場所が最適化されてないわ」

 

 

 矢継ぎ早に情報を伝えながら、口に出すことで整理していく。そうすれば不自然さが何個か浮き上がってくる。そもそも目的は何なのだろうか?とにかく時間が惜しい。

 

 

「とにかく車両にはなさそうかしら。あるとすれば後方車両だけど、被害が目的なら後ろより前につけるわよね。外回り内回り後続車両すべての面において前に仕掛ける方が妥当よ」

 

「ありがとうリンちゃん、無茶しないでね」

 

 

 さて、あとは運否天賦⋯⋯なんてのはらしくないわね。無様を晒した埋め合わせにはまだ足りない。今の電話で未来が切り替わる可能性もあるが電話一本で切り替わる程ギリギリで綱渡りの運命ならばまだそちらの未来に繋がる可能性もあるわけで

 

 

「お姉さん、どこに行くんですか?」

 

「ちょっと野暮用よ。危ないからそこに居なさいね」

 

「僕たちも手伝います」

 

 

 子供たちに暗についてくるなと言ってみるが彼らは私に付きまとってくる。⋯⋯問答してる時間が惜しいため振り払うように後部車両を目指すが電車内というロケーションでは子供を振り払うのは困難であり結局後部車両までついてきてしまった。

 

 

「⋯⋯仕方ないわね」

 

 

 再びそこでビジョンを使う。⋯⋯先ほどとは違う風景に接続する。昼ではなく空が薄ら暗くなっている、大分さっきより先の時間軸だ。衝撃は来ない。代わりに私の身体に浮遊感が襲い来る。⋯⋯これは、緊急停車。であるならば車内アナウンスで答えが出るかもしれない。

 

 線路の破壊、追突を防ぐための緊急停車、爆弾予告があった事への言及等々が車内アナウンスで聞こえる。、幸運なことにこの車両は巻き込まれていない。そして今ので確信した。

 

 

 爆弾は車両に設置されていない。

 

 

 再び電話を手に取る。リダイヤルで萩原君だ。

 

 

「萩原君、爆弾は車両にないわ」

 

「え、リンちゃんどういう事」

 

「後部車両まで来たけど今度はこの車両で爆発はしていなかった。線路破壊による緊急停車が車内アナウンスよ。アナウンスのどこまで本当かわからないけど本命筋は線路よ」

 

 

 私が萩原君に叫ぶと解ったとどこかに伝えに行ったようだ。といっても根拠が私の未来視という飛び道具だけではあまりにも薄弱だ。たくさんの命がかかってる場面では説得力にあまりにも欠ける。

 

 

「コナン君、電車の中に変なものは無いよ」

 

「未来人の変なねーちゃんは電車じゃなくて線路って言ってたぞ」

 

「未来人の変なねーちゃん?」

 

 

 隣では子供たちがコナン君にバッジで連絡を取っている。彼の口からなら私の答えに肉付けられるのではないだろうか。ならばと大きい少年の頭を軽くひっぱたく。彼の頭脳に差し込めれば私が生きて帰れる可能性も上がる。

 

 

「変なねーちゃんで悪かったわね」

 

「その声は⋯⋯リンネさん、リンネさん線路って」

 

 

 

「⋯⋯リンネさん!!線路の上か!!」

 

 

 子供たちだけの意見ではなく、変なねーちゃんが私であると印象付けられればいい。なのでそれ以上は言わない。私が口を閉ざしていれば諦めたのか私の出したヒントから向こうにある情報も照らし合わせて答えにたどり着いたらしい。ならばあとはなるようになるだろう。

 

 それにしても、こんなに不安定で変化する中で未来を何度も視たからだろう。視るたびに違う未来に行きつく。そして自分も含む多くの人の未来を握っていたプレッシャー、なにより私の行動が状況の悪化へとポイントを傾けた事実。

 それは脳そして心に結構な負荷をかけていたようで、死神に鎌を突きつけられた時とは違う寒気が背中から襲ってくる。目が霞み、頭がくらくらする。血圧下がってんなあとどこか冷静に判断しながら私は意識を手放した。

 

 

 

 

 

 目が覚めると周りには救急隊と子供たち。無事電車は停車したのだろう。私の身体は電車の床に寝かされておりバイタルなど取っている。乗客は周りにはすでにおらずぶっ倒れた私を搬送する直前みたいな状態だろう。

 

 病院に行きますか?という救急隊にやんわりと拒否をする。症状を聞かれるが問題はないと答える。一応頭部を打ってる可能性もあるのでと言われるが頭は痛くないと断る。ゆっくりと立ち上がりお礼を言って最寄りの駅への線路を歩いた。

 

 萩原君への電話を試みるが今は絶賛撤去作業中かつながらない。仕方ないと松田君にもかけるが同様。ならばメールかと思うがあのチケットの熱量は初めての事でそれを文面では伝えにくい。

 

 であるならば待ちかと思って環状線が使えなくなった私は別の手段で帰る方法を探る。大動脈の環状線が止まれば周辺路線に人が流れるのは必然の理。若干酸欠で頭がくらくらする中でこの人ごみによる情報量はツーンと頭を痛くするには十分すぎた。

 

 これ帰らなくてよくない?と思い始めたころに萩原君の電話は帰ってきた。

 

 

「リンちゃん。リンちゃんの見立て通り爆弾は線路の上にあったよ」

 

「そう、何とかなってよかったわ。私は環状線が使えなくなって帰れないわよ」

 

「そう、送って上げれたらよかったんだけどまだ爆弾はあるらしくて」

 

 

 まだ爆弾はある。その情報を待っていた。私がこんなに巻き込まれて不快にされてるのはシンプルに気に食わない。

 

 

「萩原君、ひとつ可能性を言っていいかしら」

「ああ、ロハでいいわよ。確証はないし私も怒ってるから」

 

 

「米花シティビル、今日映画のチケットをナタリーさんに見せてもらったんだけど触ったら異常に熱を感じたの」

 

「班長の彼女さん?え、リンちゃん止めたよね」

 

「止めてないけどワタルさんが釣れなかった時点で行く気ないみたいだったわよ」

 

 

 

 結局私はその日は帰宅を断念し夜間営業を気まぐれに少しした後ホテルに泊まることにした。

 

 

 

 

 

「犯人は建築家の森谷帝二。動機は完璧なシンメトリー建築を愛する彼は若いころの作品が気に食わず破壊したかったらしい」

 

「へえ、それを何で私に伝えに来たのかしら松田君」

 

 

 後日私の営業に現れたのは珍しく松田君だった。曰く腹立ってるだろうから教えてやろうだそうだ。私のそういうところは萩原君より松田君の方が理解しているように感じる

 

 

「それで占い師先生の見解は」

 

「そうね、彼は苦しむんじゃないかしら。過去の作品が気に入らなくて壊したというじゃない」

「不思議なことに失ったものって評価されるのよね。彼の壊した作品は無くなったことによって評価されて、彼の愛した作品は今回の事により巨匠森谷が耄碌した後の作品として悪評が付きまとうわ」

「彼の自己認識と世間の評価の差異。そして憎むべき作品はすでにこの世に残されてないから壊すこともできない」

「作れるのは刑務作業の画一品。ここまで言えば胸もスッとするかしら」

 

 

 過去は壊した程度で無くならない。常に増えていき身体にのしかかる。

 

 

「はは、性格悪い女」

 

「知ってて振ってきた松田君も大概よ」

 

 

 過去から逃げようとした罰かしらね。

 

 

 




未来分岐について
萩原に電話→環状線はダミーだと判断したわけでもないが停車して乗客を逃がす方針が強くなる→速度低下による爆発で後部車両が吹き飛ぶ未来

後部車両爆発を伝える→停車爆発は逃れるが先ほどのタイムロスや情報の錯綜から時間切れの可能性が出てきていた。→時間切れの線路爆発の未来(の可能性)

線路の可能性を萩原(コナン)に伝える→線路という可能性を強く意識してから日没条件等からの推理ショートカット→本来の未来
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