???(元気)「かぐやっほー!!!!」
??P(超人)「うるさっ」
上位者(擬き)「何故貴公らが此処に??」
アル(被害者)「他所でやってくれないかな・・・」
――今は昔〜・・・では無くて。
「どうすんのよこれ?!」
「えっ・・・ええっと、警察?」
――ヤッチョと狩人がよく知る世界とはまた違った世界。
「イタズラ電話って思われるのがオチよ」
「そ、そうだよね・・・」
――死闘からの帰り道の途中のお話。
「もうお腹いっぱいなんですけど?!」
「ふえ、うええええええん!!」
「あ、やば!!」
――もと七色に光る電柱・・・から現れた赤子の処遇について悩む少女達ありけり。
「子守唄、子守唄・・・あ、そうだ!・・・〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」
「ヤチヨのRemember?子守唄じゃないでしょそれ・・・って寝たし」
「ヤチヨパワーすげー・・・」
「こうやってヤチヨファンはヤチヨ信者に成って行くのね・・・」
――名をば酒寄彩葉と遠坂凛となむ言いける。
「彩葉と凛って呼ぶべし!・・・って感じかな〜?」
「まあ、その通りではあるが」
「衛宮士郎は???」
「ねーねー。なんで弓兵さんは人の名前を呟いてるの?」
「「さあ?」」
◇◇◇
狂戦士――ヘラクレスを殺し、そのどさくさに紛れてイリヤスフィール・フォン・アインツベルンをキューの船体(この場合は真体だろうか)に放り込んでから数十分程のこと。
何故か草臥れた三人組(酒寄彩葉その2、遠坂凛、弓兵)との帰路の途中にそれはあった。
――もと七色に光るゲーミング電柱が。
そして予定調和の様に酒寄彩葉はそのゲーミング電柱から出て来た赤子を抱き上げて今に至る。
・・・うーむ。
聞き覚えのある話である。
「かわいい赤ちゃんだね〜・・・・・・
「だろうな。耳にタコが出来るほど聞かされた話だ」
『ど、どうしよう狩人?!』
「テンパってるのはわかるが
しかもテンパり過ぎて霊体化までしてるではないか。
『うう・・・狩人を監禁してヤッチョも引きこもるぅ・・・』
ヤンデレみたいな波動出すのも止めろ。
ちょっと面白そうだからでやってるだろ。
弓兵は「怨霊の類か?!」と警戒し始めるし、酒寄彩葉その2と遠坂凛とかぐや(仮)が怯えてるぞ。
『むぅ』
膨れても現実は変わらんぞ。
「それにあのメッセージから予想は出来ただろうに」
『・・・それはそうだけど』
「では何か問題が?」
『大有りだよっ?!目の前で赤ちゃんの自分を見せられるとか黒歴史じゃん!!』
そうか?
前なんて『それ以上思い出しちゃ駄目だよ』・・・。
わかった、わかった。
どうにかしてみるから後ろから抱き着きながら首を絞めるのはやめ給え。
「酒寄彩葉その2」
「はい?」
「貴公、日が出ているうちは学び舎や仕事があるのだろう?その間、この赤子の面倒は私が見よう。護衛はヤチヨと弓兵が居れば事足りる」
「ヤッチョが護衛だよ〜」
「ヤチヨが護衛?!神か?!」
「貴女がヤチヨ狂いなのは今更だけど今は赤ちゃんの方を気にしなさいよ」
「いやでも私達に選択肢ってあんまり無いと思う。凛か私のどっちかが学校を休むか、明日から3連休だったりしたら話は別だったんだろうけど」
「・・・それはそうね。彩葉は勿論として私も学校を休む気は無いし。アーチャーにやらせるのも手だけど真っ昼間から襲って来る奴が居ないとは限らないから護衛って意味では警戒と中〜遠距離戦闘が出来るアーチャーと話によるとキャスター相当なヤチヨが居れば確かに万全ね」
酒寄彩葉その2から赤子を受け取る。
ぐずぐずと泣きかけていたが、ゆっくりと揺らし、あやす。
すると直ぐに泣き止んだ。
うむ、素直ないい子だ。
「私が君を守ろう」
「うあ?」
ぽかんとした愛くるしい表情に頬が緩む。
「私は狩人。君が笑える様な、一時の宿となろう」
「うー!」
「ふむ・・・空腹か。そうかそうか。元気なのは良いことだ。拠点まで少し時間が掛かる。今は少量で我慢すると良い」
虚空に手を差し込み、『夢』にある保管庫から哺乳瓶とミルクを取り出して宛行う。
すると赤子は直ぐに飲み干してしまった。
軽く背中を叩いてげっぷを促す。
「・・・けぷっ」
「うむ、良い飲みっぷりだ。元気に育ち給えよ」
「ぎゃー!!狩人が取られちゃう!!・・・あ、でも考え方によってはこの子は狩人との子供・・・予行演習・・・うん。狩人、ヤッチョ頑張っちゃうよ!!」
「ヤチヨ・・・結婚・・・引退・・・うっ(脳破壊)」
「・・・アイツ、あんな表情も出来たのね」
「ああ・・・サーヴァントは見かけによらない、ということだろう。それはそうと彼女は大丈夫なのかね?」
「うごごご・・・・・・ヤ゛チ゛ヨ゛ォ〜い゛か゛な゛い゛でぇー!!」
「ピッ」
「彩葉が変なのはいつもの事よ。放っとけば元に戻るわ・・・って何でヤチヨは横になってるのよ」
何故か横になっているヤチヨを担ぐ。
トラウマでも再発したか?
それはそうと夜明けが近い。
「貴公達、そろそろ夜明けが近い。急がなくて良いのかね?」
「うあ〜」
「え?・・・うそ、もう3時じゃない!急ぐわよ彩葉!!」
「ずびっ・・・ヤチヨ・・・」
「・・・・・・はぁ・・・全く。アーチャー、コイツ抱えて。学校の準備はしてあるけど綺礼への連絡とかもやらなくちゃいけないことあるから急いで帰るわよ」
「了解した」
◆◆◆
「・・・ほう?」
「どうした、ギルガメッシュ」
「面白い珍獣が紛れ込んだ様だ。綺礼、我は出掛けるぞ」
「それは構わないが・・・ランサーが死んだ今、出来るだけ騒ぎは起こさないでくれると嬉しいのだがね」
「ふ、それは珍獣次第よ」
かぐや:未来変わっちゃったねえ・・・。
彩葉:唐突に脳破壊をくらった可哀想な超人。
凛:宇宙を背負ったあかいあくま。それより先は地獄だぞ。
アーチャー:衛宮士郎、何処行った????
狩人:かぐやのお世話をする事に。本人曰く「このようなプ・・・赤子の世話は慣れている」との事。赤子≒ヤチヨなので甘々である。
ヤチヨ:怨霊とか荒御霊の適性がある。彩葉の「行かないで」でトラウマ再発ヤッチョに。赤ちゃんプ・・・黒歴史については「ノーコメントで(真顔)」との事。
キュー:イリヤスフィールと一緒に笑い転げている。
イリヤ:キューの解説付きでギャグ映画観てる感じ。
アル:唯の被害者。騎士王(男)。通称プーサー。騒がし過ぎてふと何処かの根源の姫を思い出したとか。