8000年と月の香り   作:文才の無い本の虫

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超人彩葉は幾らでも盛って良い、そんな風潮があるような気さえする。(プロットを見ながら)
でも盛ったつもりでも原作で出来そうなのが何とも・・・。

※狩人の奇行があります温かく見守りましょう



ヤチヨミニライブ

 

 

 

 

 

「よしよし」

 

撫でる。

 

「ね・・・ねぇ、狩人?」

 

「よーしよしよし」

 

ただひたすらに撫でる。

 

「ちょっと」

 

「よーしよしよしよし。可愛い可愛い」

 

ヤチヨ吸いもする。

スゥーーーーーーーー。

ふう。

うーむ、寿命が(上位者にそんなもの無いけれども)100年は伸びた気がする。

 

「ねえ!!ヤッチョの話聞いて?!てか吸わないで?!嗅がないで?!狩人の変態!!」

 

「いや、つい吸ってしまった。ヤチヨは麻薬だった・・・?」

 

「違うけど?!」

 

まあ、麻薬とは言わんがヤチヨの熱狂的なファンは沢山いるので依存性はあると思うが。

それにしてもロリヤッチョ、抱き心地も撫で心地も最高である。

膝の上に乗せて可愛がると世界が平和になった気さえするな。

ふう、スゥーー。

 

「だから吸うの止めて?!」

 

――ねえ、狩人。何してるの??

 

「ぴいっ?!」

 

「あ、ヤチヨ。ライブの準備は・・・」

 

私以外の女と▓▓▓したの?!

 

あ、話聞いてねえ。

どうやら世界は平和にはなっていなかったようだ。

 

『ヤッチョがせっせとライブの準備を頑張ってるのに狩人は分身体ヤッチョその9(私じゃない私)とイチャイチャイチャイチャイチャイチャ・・・羨ま、コホン。浮気だよ!!

 

「これ浮気カウントするのか??」

 

「ほ、本体・・・醜い嫉妬は止めたほうが良いんじゃないかな〜って具申するんだけど・・・」

 

『は?今直ぐ圧縮してポイされたいのかな?そうならちゃんと言ってよほら今直ぐに圧縮して念入りに削除してあげるから』

 

「ヤバ!!ヤッチョ本体の地雷踏んじゃった(言い方ミスっちゃった)!!」

 

「うーん修羅場で草」

 

「狩人はネット民のフリ(現実逃避)してないでヤッチョ本体を宥めてよ?!いくら分身体でもDelete(ゴミ箱行き)は嫌!!」

 

『管理用に権限を与えたのが行けなかったのかな?ヤッチョだし狩人に会いに行くのは当然だししょうが無いしょうが無い。だから取り敢えず1番から9番までの管理個体全員をReset(漂白)するしか無いよね?』

 

「お姉様達にも飛び火した?!」

 

視界の端を管理者様チャットのログが凄まじい勢いで流れて行く。

 

『Ya-001:あのーヤッチョ真面目にツクヨミの管理してるだけなんですけど・・・』

『Ya-002:同上』

『Ya-006:本体〜サボってないし仕事は真面目にやってるから狩人と遊ぶのくらい許してよ〜』

『Ya-001:は?ヤッチョコントロールルームから出た事無いんだけど?ヤッチョだって遊べるなら狩人と遊びたいんだけど??』

『Ya-002:同じく』

『Ya-006:やば〜ヤッチョ失言〜』

『Ya-003:あ、あのー本体?ライブの準備がですね・・・遅延しててですね・・・』

『Ya-004:ねぇ3番。処理能力足りないならスリープモードの5番と7番と8番を叩き起こす?』

『Ya-003:い、妹が神・・・』

 

「草」

 

「笑ってる場合じゃないよ狩人?!ヤッチョ今際のキワキワ大ピンチなんだけど?!」

 

そんなこんなでわちゃわちゃしていると俺のお目付け役の包帯付きロリヤチヨ(分身体ヤッチョ621番)が溜息をつきながら言った。

 

「はぁ・・・Yb-621(分身体ヤチヨその621)より本体。先程からライブの準備作業がスケジュールより27%遅延・・・再開を具申」

 

『む・・・むむむ・・・ちっ。仕方ない。621ちゃんのお陰で命拾いしたね分身体ヤッチョその9(Ya-009)。あ、狩人はライブが終わったらお話しようね』

 

「よし、寿命が延びたな」

 

「処刑が先延ばしになっただけだよね?!明らかに断頭台の上だよ私達?!」

 

『Ya-002:自業自得で草』

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

――かくして、舞台の幕は上がる。

 

「おまたせ!」

 

「ヤオヨロ~!神々のみんな、今日も最高だった~?」

 

「よーし、今宵も皆を誘っちゃうよ!Let's go on a trip!!」

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

「さらばーい!!」

 

ぽぽぽぽん、とライブを終えたヤチヨが無数に分身しながら人々の元へ飛んでいく。

ヤチヨミニライブ恒例のファンとのお話の時間。

なお、俺は石抱きロリヤチヨを乗せて地べたに正座待機中である。

 

「・・・はぁ。しょうが無いなぁ。ヤッチョは狩人が大好きだから許してあげる。分身体ヤッチョも私だし。ギリ浮気にはカウントしないであげる」

 

「ほっ」

 

俺の膝の上で正座しているロリヤチヨがあからさまに安堵した様子で息を付く。

 

「でも9番は後でお話があるから」

 

「ふぅ・・・ヤッチョ死んだかも」

 

よすよす、流石にヤチヨも殺す迄はしないだろうさ。

 

「え?9番はヤッチョだからギリセーフだっただけで泥棒猫だったら殺してたよ?」

 

「本体こっわ」

 

「まあ狩人がヤッチョ以外にうつつを抜かすなんてことあり得ないからそんな事態は起こらないけどね」

 

「当たり前だろ」

 

「それに狩人ならどんな私も愛してくれるよね♪」

 

「勿論血濡れでも抱き締めてやる」

 

「おおー流石狩人。本体のツボを押さえた満点の回答」

 

年上年下・・・は今更だし、そもそも俺は上位者でヤチヨは情報生命体だしな。

 

「あ、でも星の娘(エーブリエタース)の見た目は流石に無理」

 

「「比較対象が悪過ぎ!!」」

 

「そうか?」

 

「「うん」」

 

「そうか・・・」

 

星の娘エーブリエタース、後ろ姿は美しいんだけどなあ・・・(啓蒙99)。

 

「それで、どうだった?」

 

「最高のライブだった。ヤチヨに惚れ直したよ」

 

「えへへ・・・頭撫でて〜」

 

「良いとも」

 

「(本体ちょろ過ぎないかな??)」

 

 

 




狩人:ヤチヨのライブ中は瞬きをしない。ヤチヨはヤチヨだから可愛がる。エブたそは後ろから視ると美女、前から見るとイソギンチャク。
ヤッチョ:上の事を知ってるので「まあ、しょうが無いなあ」と許してくれる良い女。面倒な彼女ムーブ可愛い。
分身体ヤッチョその9:ロリヤッチョ。可愛い。実はヤチヨ吸いの最中は無抵抗。
分身体ヤッチョその621:包帯ロリヤッチョ。無表情。
彩葉:上のヤッチョに挟まれてた狩人を見たら憤死する。


余った時間で考えた大半は今後出てこないであろう管理個体ヤッチョ紹介

Ya-001:ツクヨミのシステム運営担当。社畜系ヤッチョ。Yaは「ヤチヨ」と「Admini」の頭文字を取ったもの。作者が10秒で考えた。管理個体はヤチヨ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()に役割を与えたものである。デアラの狂三の分身みたいなイメージ。
Ya-002:システム運営補佐。口数少なめ系ヤッチョ。
Ya-003:ツクヨミのイベント運営担当。気弱ヤッチョ。
Ya-004:全体統括。ダウナーヤッチョ。
Ya-005:全体補佐。後輩系ヤッチョ。
Ya-006:全体補佐。のんびりヤッチョ。
Ya-007:全体補佐。ギャルいヤッチョ。
Ya-008:全体補佐。お姉さんヤッチョ。
Ya-009:ツクヨミのセキュリティ担当。ロリヤッチョ。この個体のみ管理個体の中でも特殊な個体で、戦闘能力が高い(ラーニング元は狩人)。()()()()()()()()()


おまけ

分身体ヤッチョズ:ヤチヨを模した量産AI達。一部の特殊個体を除いてライブとかセキュリティとかシステム更新とかに駆り出される社畜達。ヤチヨの様に受け答えも可能だがあくまでも模倣しただけの量産AIなので厳密にはヤチヨではない。
Yb-621:分身体ヤッチョその621番。特殊なYa-009のデッドコピーヤッチョ。狩人のお目付け役。「ヤチヨ」「分身体」でYb(雑)。

因みにライブとかで話を聞いてくれるヤチヨはヤチヨ本体かが都度生成しているちゃんとした分身である。

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