インフィニット・ストラトス ~暮桜の懺悔~ 作:熾天使セラフィム
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クラス代表戦当日
――第三アリーナ整備ブロック。
重金属の匂い。
高出力電源の低い駆動音。
整備用アームが規則正しく動き続ける空間の中央で、一機の黒いISが静かに佇んでいた。
《ヤタガラス》。
世界初、日本製量産第三世代型IS。
その永夢専用カスタム機である。
全身を黒い重装甲が覆い、鋭利なラインを描くシルエットは、まるで猛禽類そのものだった。
腕部と脚部には大型クロー。
背部には、折り畳まれた一対の光翼発生器。
エナジーウィング。
未完成ゆえに“光の翼”として可視化される高出力推進システム。
それが、この機体を「高機動型」と誤認させる原因だった。
だが実際のヤタガラスは違う。
高機動機ではない。
火力。
装甲。
演算能力。
継戦能力。
拡張領域。
――全部が高水準。
その結果として、“速い”。
「左脚部スラスター出力、まだ0.3%ズレてるわね」
整備ブロックに響く声。
セシル・クルーミー博士だった。
白衣姿の彼女は、コンソールを操作しながらこちらを見る。
「永夢君、再同期かけるわ」
「了解」
俺は整備フレームに固定されたヤタガラスのコックピット内部で操作を走らせる。
瞬間。
機体内部でエネルギーラインが再点灯した。
ブゥン――。
低く唸る駆動音。
同時に、背部ユニットの一部が淡く発光する。
「エナジーウィング安定率92%。実戦なら問題なしね」
「92か……まだ低いな」
「未完成技術に何求めてるのよ」
呆れたようにセシル博士が笑った。
「そもそも量産段階で積んでること自体おかしいんだから」
「まぁ、それはそうですね」
俺はコンソールを閉じる。
視線を横へ向けた。
整備ラックに固定されている武装群。
試製一一式九〇連装高速機関銃《鴉嘴》。
黒いケースレス機関銃。
90連ヘリカルマガジン。
高機動制圧射撃仕様。
さらに。
量産型雪片。
白銀の物理剣。
その内部には、零落白夜用カートリッジが装填されている。
そして最後。
拡張領域へ格納済みのファンネルミサイル群。
総数、二四〇基。
《鴉嘴》用ヘリカルマガジン四十基。
普通のISなら、その時点で積載限界を超えている。
だがヤタガラスは違う。
拡張領域容量そのものが、狂っていた。
「……本当に使うの?」
セシル博士がミサイル搭載データを見ながら聞いてきた。
「ファンネルミサイルを?」
「はい」
「模擬戦で二十発同時運用なんて普通やらないわよ?」
「だから使うんですよ」
俺は淡々と答えた。
「相手は第三世代型。それもBT兵器運用機」
「遠隔兵装相手なら、こっちも遠隔飽和攻撃で潰した方が早い」
「なるほどねぇ」
セシル博士が肩を竦めた。
「まぁ、相手からしたら悪夢でしょうけど、イギリスの国家代表候補生に恥はかかせないでよね?」
「努力はしますよ」
俺は立ち上がる。
同時に、整備アームがヤタガラスをゆっくり持ち上げた。
カタパルト搬送開始。
巨大な搬送レールの上を、黒い機体が前進していく。
やがて。
第三アリーナカタパルト。
巨大な発進ブロックへ機体が固定される。
ガコン、とロック音。
モニター起動。
通信回線接続。
『永夢、聞こえるか』
織斑千冬の声。
「はい」
『安全装置は最低限のみ適用。殺すなよ』
「努力はします」
『“努力”じゃなくて厳守しろ馬鹿者』
通信が切れた。
同時に、正面シャッターが開放される。
眩しい光。
観客席のざわめき。
そして。
アリーナ中央。
青いISが浮かんでいた。
《ブルー・ティアーズ》。
イギリス第三世代型IS。
射撃特化機。
長大なスターライトmkIIIを構え、その周囲には既にBT兵器が待機している。
セシリア・オルコット。
彼女はこちらを見つめていた。
『……烏間さん』
プライベート通信。
「なんだ?」
『まず、謝罪を』
少しだけ迷うような間。
『今回の件、貴方を巻き込んでしまいました』
『本来なら、これはわたくしと織斑一夏さんの問題でした』
『それを――』
「別にいい」
俺は遮った。
「謝罪は受け取る」
『……はい』
「だが、それはそれ。これはこれだ」
俺はヤタガラスの起動確認を行う。
各部正常。
推進器正常。
武装展開正常。
「戦闘で手加減する気はない」
『……』
「君も国家代表候補生なら分かるだろ」
少しだけ笑う。
「手加減された方が侮辱だ」
短い沈黙。
そして。
『……ふふっ』
セシリアが小さく笑った。
『えぇ。そうですわね』
『なら、全力で参ります』
『こちらも容赦は致しません』
「上等」
アナウンスが響く。
『これより、一年一組クラス代表候補戦を開始します』
『戦闘開始』
瞬間。
青い閃光。
スターライトmkIIIが火を吹いた。
超高出力レーザー。
だが。
ヤタガラスは既にそこにいない。
エナジーウィング展開。
背部から光翼が解き放たれる。
蒼白い粒子光が尾を引き、黒い機体が空間を滑る。
速い。
だがそれ以上に。
“軽い”。
空気抵抗。
慣性。
姿勢変換。
その全てを無視するような機動。
セシリアの狙撃が追いつかない。
(なるほど)
俺は機動しながら観察する。
(ブルー・ティアーズ本体は典型的砲撃機)
高火力。
高精度。
だが近接圧力へ弱い。
問題は――。
動いた。
セシリア・オルコットが《ブルー・ティアーズ》を展開した瞬間。
俺は確信した。
(――来たな。本命)
青い六基のビットが、セシリアの背後で花弁のように展開される。
空間へ浮かぶ無線誘導兵器。
第三世代型ISの象徴。
イギリスが誇る遠隔制圧システム。
普通の操縦者なら、この瞬間から地獄を見る。
死角。
多方向。
同時攻撃。
しかもビット自体が高速機動する以上、“視界”だけでは追えない。
だが。
俺は静かに目を細めた。
ヤタガラスの装甲内部。
その拡張領域深部。
そこには、待機形態へ圧縮されたEx-Sガンダム――《アーミラリ天球儀》が格納されている。
本来ならあり得ない運用。
IS内部へ、別のISのワンオフ・アビリティを搭載。
しかも目的は単純な武装追加ではない。
演算。
情報処理。
つまり――
Ex-Sそのものを、“外付け戦術演算機”として使用していた。
(リンク正常。遅延……〇・〇〇〇二秒)
ほぼゼロ。
通常なら外部通信で発生するラグが存在しない。
機体内部に格納しているからこそ可能な、物理的直結。
そして。
Ex-Sに搭載されたワンオフアビリティ。
《オムニ・カルキュレーション》。
本来はEx-S専用。
だが今この瞬間だけは違う。
ヤタガラスの全センサー。
全姿勢制御。
全武装管制。
それら全てへ、Ex-S側から直接介入している。
つまり。
ヤタガラスでありながら、Ex-Sの“脳”で戦っている状態。
あり得ない。
普通ならISコア同士が干渉し、暴走して終わる。
だが。
それを成立させているのが、倉持技研第一研究所の狂気だった。
烏間博士の制御理論。
ロイド博士の多重構造フレーム。
セシル博士の同期アルゴリズム。
その全てがあって、初めて成立する。
世界で唯一の運用法。
そして。
その演算能力を真正面から受けることになるのが、今のセシリアだった。
「踊りなさい!」
ブルー・ティアーズが散開。
六方向同時包囲。
レーザー軌道形成。
普通なら回避不能。
だが。
遅い。
(ビット間通信ラグ確認)
(予測補正開始)
(機動パターン収束)
世界が“止まる”。
オムニ・カルキュレーションによる超高速演算。
脳内へ、未来予測に近い軌道線が展開される。
ビットがどこへ動くか。
どこへ撃つか。
どの角度で包囲するか。
全部見える。
「――右上二基、フェイント」
ヤタガラスが加速。
レーザーが空を裂く。
だが既にそこへ機体はいない。
「左下ミサイル型、半テンポ遅い」
クロー付き脚部が空中を蹴る。
爆炎が背後を通過。
被弾ゼロ。
セシリアの目が揺れた。
「なっ……!?」
当然だ。
ブルー・ティアーズは強い。
だが。
“思考を読む演算機”相手には相性が悪すぎる。
無線兵器は、制御思考が存在する。
つまり。
読む対象が増える。
俺は回避しながら観察を続けた。
(ビット推力……想定より弱い)
(旋回性能高)
(だが急制動時にエネルギー損失が大きい)
(レーザー収束速度、二号機側が〇・三秒遅延)
データが蓄積される。
解析。
分解。
理解。
セシリアが撃てば撃つほど、ブルー・ティアーズは丸裸になっていく。
ヤタガラスが青い閃光の中を駆け抜けた。
黒い装甲。
そこから噴き出す、光の翼。
エナジーウィング。
未完成ゆえ可視化された高エネルギー粒子流。
まるで黒い猛禽類が蒼空を裂いているようだった。
「速すぎますわ……!」
セシリアが叫ぶ。
無理もない。
彼女の視界から、ヤタガラスが“消えている”。
だが実際には違う。
速度だけではない。
機動そのものが異常なのだ。
オムニ・カルキュレーションが、空間単位で最適軌道を構築している。
どこへ動けば最小動作で避けられるか。
どこなら相手の死角へ潜れるか。
どの瞬間なら視線誘導を崩せるか。
全部計算済み。
そして。
十分だった。
解析完了。
俺は静かに呟く。
「……なるほどな」
セシリアが警戒する。
「何ですの……?」
「ブルー・ティアーズ」
俺は言った。
「思想は面白い」
「だが、まだ未完成だ。エネルギーのロスがあまりにも多すぎる」
次の瞬間。
ヤタガラスの拡張領域が開く。
そこから現れたのは。
細長い黒色弾体。
合計二十。
「――ミサイル?」
セシリアの声が揺れる。
そう。
遠隔誘導兵器。
思想そのものは、ブルー・ティアーズと近い。
だがブルー・ティアーズと違うのは圧倒的完成度、物量、パイロットのスペック。
ブルー・ティアーズが“操縦する遠隔兵器”なら。
こちらは、“思考そのものが飛んでいる”。
「行け」
二十発同時射出。
空間が黒く染まる。
セシリアが即座に迎撃へ移る。
「ブルー・ティアーズ、迎撃ッ!」
レーザー乱射。
だが。
ミサイルが“直角に折れた”。
「――え?」
空力。
慣性。
推進理論。
その全てを嘲笑うような機動。
まるで、最初から“そこへ飛ぶ”と決まっていたかのように。
「そんな軌道……!」
ブルー・ティアーズのレーザーが空を焼く。
だが当たらない。
なぜなら。
撃たれる未来を、こちらが先に読んでいるから。
オムニ・カルキュレーション。
予測。
誘導。
未来演算。
その結果。
ミサイル群が、まるで生き物のようにセシリアへ襲い掛かった。
「くっ……!」
回避。
旋回。
加速。
だが。
避け切れない。
一発。
二発。
三発。
爆炎。
衝撃。
シールドエネルギー減少。
ブルー・ティアーズの隊形が崩れる。
「まだ――!」
セシリアは諦めない。
だがその瞬間。
最後の四発が、一斉に死角へ潜り込んだ。
左右。
上。
下。
完全包囲。
そして。
――ドォォォンッ!!!
蒼い爆炎がアリーナを揺らした。
煙が晴れる。
そこにいたのは。
シールドエネルギーをほぼ喪失し、空中で静止する《ブルー・ティアーズ》。
そして。
その喉元へ。
量産型雪片を突き付ける黒いIS。
ヤタガラス。
静寂。
数秒後。
『――勝者、烏間永夢』
アナウンスが響いた。
その瞬間。
観客席が爆発したようにどよめく。
当然だ。
誰も理解できていない。
何が起きたのか。
ただ一つ分かるのは。
イギリス代表候補生が。
第三世代型ISが。
真正面から、圧倒されたという事実だけだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺はヤタガラスを整備ブロックへ帰投させた。
減速。
着地。
黒い機体がハンガー中央へ固定され、整備アームが順次ロックを開始する。
ガコン、ガコン、と重い金属音が響いた。
俺は機体装甲を展開し、ヤタガラスから降りる。
その瞬間。
「……っ」
頭の奥が鈍く痛んだ。
軽い頭痛。
熱でも出した時のような、不快な圧迫感。
おそらく、ヤタガラス経由でのファンネルミサイル運用による負荷だろう。
Ex-Sで使用した時は、こんな症状は一切なかった。
嫌になるほど性能差が分かる。
「永夢くん」
声が聞こえ、振り返る。
そこにはセシル博士がいた。
「あぁ、大丈夫ですよ」
俺は軽く手を振る。
「ブルー・ティアーズ相手に雪片は使ってませんから。エナジーウィングは見られましたけど、それ以外の機能はほとんど見せてません」
「違います」
セシル博士は呆れたように眉を寄せた。
だが、その目には明らかな心配の色が浮かんでいる。
「頭、痛いんでしょ」
「……」
見抜かれていたか。
まぁ、隠せるほど余裕のある顔はしていなかったんだろう。
「えぇ、まぁ」
俺は観念して肩を竦める。
「風邪引いた時の頭痛程度ですよ」
「Ex-Sに頼りっぱなしだったってのが、よく分かりました」
「やっぱり、ヤタガラスじゃEx-Sに比べると性能不足?」
「えぇ」
即答だった。
「Ex-Sなら、ファンネルミサイルを八十発同時運用しても頭痛なんて一切ありませんでしたから」
おそらく。
オムニ・カルキュレーションだけじゃない。
Ex-Sそのものが持つ演算補助機能。
情報処理機構。
脳負荷分散システム。
そういった“機体側の完成度”の差だ。
ヤタガラスは強い。
だが、Ex-Sは別格すぎる。
「どうする?」
セシル博士が聞いた。
「次、一夏くんとの試合でしょ?」
「辞退します?」
「しませんよ」
俺は即座に否定した。
「この程度でへこたれるほど弱くありません」
それに。
「次の相手は論外です」
「ファンネルミサイルを使う必要すらない」
「使ったとしても、ヤタガラス側のオートエイムだけで十分です」
セシル博士は数秒だけ俺を見つめ――。
やがて、小さく息を吐いた。
「……分かったわ」
「ミサイルの補給と機体チェックはこっちで済ませておきます」
「永夢くんは少し休んでなさい」
「お願いします」
そう返しながら、俺は整備ブロックの出口へ向かう。
頭痛はまだ残っていた。
だが、それ以上に。
俺の脳裏には、さっきの戦闘データが延々と流れ続けていた。
ブルー・ティアーズ。
第三世代型IS。
そして――オムニ・カルキュレーション。
Ex-Sの“脳”を移植したヤタガラスは、想像以上に危険な機体へ変貌しつつあった。
ヤタガラス 解説
《ヤタガラス》は、倉持技研第一研究所によって開発された世界初の日本製量産第三世代型ISである。
本来、第三世代型ISとは各国が試験開発段階にある極めて高度な兵器群であり、量産化どころか安定運用すら困難とされていた。
その中で日本は、《ヤタガラス》を既に自衛隊へ正式配備しており、現日本国家代表にも供与している。
その事実だけで、世界の軍事・技術バランスを崩壊させかねない存在と言える。
■ 機体コンセプト
《ヤタガラス》は特化型ISではない。
高機動型でもなく、砲撃型でもなく、近接戦型でもない。
火力。
装甲。
機動力。
演算能力。
継戦能力。
拡張領域容量。
その全てを高水準で成立させることを目的とした、“万能型の極致”として設計されている。
結果として、全性能が高すぎるため「高機動型」と誤認されることが多い。
■ 機体外観
全身を黒い重装甲が覆っており、シルエットは猛禽類を思わせる鋭いデザイン。
腕部・脚部にはクロー状装甲を備え、近接戦にも対応可能。このクローは展開するとビームサーベルが発生する。またビームバルカンとしても使用可能。
頭部以外はほぼ完全装甲化されており、防御性能も極めて高い。
背部には《エナジーウィング》発生器を装備。
展開時には蒼白い“光の翼”が出現する。
■ エナジーウィング
セシル・クルーミー博士が開発した高出力推進システム。
思想としてはミノフスキー・ドライブに近い。
本来は不可視化される予定だったが、未完成技術であるため高エネルギー粒子が光として漏れ出しており、“光の翼”として可視化されている。
極めて高い推進性能を誇り、
空中姿勢制御
超高速機動
急制動
高速方向転換
を可能としている。
ヤタガラスの異常な機動性能の根幹。
■ 量産型雪片
烏間真理博士が開発した近接武装。
白夜に搭載された《雪片弐式》とは異なり、通常時は高周波物理ブレードとして機能する。
しかし専用カートリッジを装填することで、一時的に《零落白夜》を発動可能。
白夜のような常時展開は不可能だが、
機体エネルギーを消費しない
任意タイミングで発動可能
出力集中による超高威力化
という利点を持つ。
事実上の“一撃必殺武装”。
■ 試製一一式九〇連装高速機関銃《鴉嘴》
倉持技研製ケースレス高速機関銃。
90連ヘリカルマガジンを採用しており、高密度制圧射撃を可能としている。
薬莢排出機構を廃止したことで、
空中姿勢安定性
継戦能力
高速機動時の命中精度
が大幅向上している。
高機動IS戦を前提とした実戦兵器。
■ 拡張領域
《ヤタガラス》最大の特徴の一つ。
異常なまでの容量を誇り、
大量弾薬
予備マガジン
ミサイル群
追加兵装
を大量搭載可能。
通常ISでは過積載となる武装量でも問題なく運用できる。
永夢専用機では、
ファンネルミサイル240基
《鴉嘴》用ヘリカルマガジン40基
など狂気的物量を積載している。
■ 永夢専用カスタム
烏間永夢専用機のみ、Ex-Sガンダムの待機形態《アーミラリ天球儀》を機体内部へ格納している。
これにより、Ex-Sのワンオフアビリティ《オムニ・カルキュレーション》をヤタガラス側から使用可能。
実質的に、
「ヤタガラスをEx-Sの脳で動かしている」
状態となっている。
これにより、
超高速戦術演算
思考予測
無線兵器解析
超精密軌道制御
半思考誘導兵器運用
を実現。
ただし機体側が演算負荷へ耐え切れておらず、長時間運用時にはパイロットへ深刻な脳負荷が発生する。
■ 総評
《ヤタガラス》は、量産機でありながら世界の軍事バランスを崩壊させかねない怪物である。
そしてその永夢専用仕様は、
「量産機」という枠組みすら逸脱した、事実上の戦略兵器と化している。