〈個性〉を奪い、ストックし、与える能力の転生者:ヴィラン 作:アマテス豆
リメイク前を観ていた人はすみません!
長々となって収集が付かなかったのでリメイクという形で再スタートいたします。
前回やこれまでの反省を活かして、スピーディーにそして丁寧に書いて行きます!
これからどうかよろしくお願いします!
てことで本編にどうぞ!
ふわふわとした感覚。
意識はあるのだが、体がどうにも動かない…いや動かした感覚がないと言った方が正しいか…
目の前には、まるで雲のような神秘的な空間が広がっていた。
「えぇ…」
あ、声は出るっぽい。
まあ、口を動かした感覚がないのだが…
そんな奇妙な状況に戸惑っていると、目の前がパッと光り一人の女性が姿を現した。
「私は女神です。…単刀直入に申しますと、あなたは死にました。」
「えっ!」
突然、自称・女神に「死にました。」と言われてしまった。
その、あまりにも唐突な宣告に俺は驚くことしかできなかった…
「ですが安心して下さい。あなたには転生できる資格があります。…あるのですが…手違いにより、本来はご自身で選んでいただくはずの転生先が、間違えて『僕のヒーローアカデミア』の世界に決まってしまいました!」
「え、えぇ……?」
脳が追いつかない。何かどんでもなく重大なことを言われた気がするのだが…
内容を整理する暇もないまま、自称・女神は話を続けた。
「そして、これまた手違いにより……『個性を奪い、ストックし、与える』能力を授けてしまいました!」
「あ、私のせいでは‘決して’ありませんからね!?本当ですよ!」
となぜか自称・女神は必死になって何かを言っていたが、俺の耳には全く入っていなかった。
俺の脳内が『死にました』『転生』『ヒロアカ』という三つの要素でパンク状態だったからだ。
でも、自称・女神が必死になっているのを見て、少しだけ冷静さが戻ってきた。
「ちょっと待って下さい!状況を把握できてないんですが?というか、さっきから俺『え』のニュアンスでしか反応してないんですけど?!」
否、冷静さなどは取り戻せていなかった。自分にセルフツッコミを入れてる場合か!…もっと聞くことがあるだろ!
自称・女神は、俺の言葉が聞こえてないのか、はたまた聞こえないふりをして、強引に話を締めくくる。
「ちなみに、本来は“個性”を授ける所を、違う世界の能力を与えてしまったので、“無個性”として生まれることになります。人生ハードモードになるかもしれませんが、それもまた人生!転生ライフを楽しんでくださ〜い。」
「あ、ちょっ、まっ!」
待ってと言おうとした瞬間、ふわふわした空間が消え、少しぶりの重力を感じる。
そして目を開けると、そこには白い衣服まとった大人たちが俺のことを嬉しいそうに見ていた。
そう。つまり、俺は…転生したのだ。
ーーーーーーーーー
ヒロアカの世界に転生して十五年の月日が経った。
俺に授けられたのは、『“個性”を奪い、ストックし、与える』という実質“オール・フォー・ワン”な最強能力!
…まあ、これを思い出すのに赤ちゃん脳でまる二年かかったのだが。
せっかくヒロアカの世界に転生したんだ。
ヒーローを目指して努力し、雄英高校に合格!
主人公である緑谷出久やクラスメートたちと切磋琢磨しながら、これから起きる大事件を一緒に乗り越え、順風満帆なヒーローライフをおくるぞ!!
…なんて考えてた時期もありました。
現実は、非常である。
「見つけたでごわすよ!〈ユニークバンパイヤ〉ッ!」
背後から野太い怒鳴り声が響く。
ここら辺の地域を管轄しているご当地ヒーロー、餅つきヒーロー『モチドン』だ。
お相撲さん体型特有の地響きのような足音が鳴り響き、振り返らなくても全力疾走でこちらに向かって来ていることが嫌でも分かる。
普通なら「ヴィランが居るのか…てことは近くでヴィラン退治見れんじゃん!」と期待するところだろう。
だが、現実は違う。できればそうあって欲しかったが…モチドンが追いかけて居るのは、紛れもなく……俺だった。
コメントなどはじゃんじゃんしてもらって結構です!全てに返信を返します!
頑張って今週は、三話までは書きたい…
急遽アンケート!
台本形式ではないんだけど、ヒロアカは人物が多くて個人的にセリフの前に人物名書いた方が読みやすいかな?と思って付けたんだけど、いりますか?いらないですか?
締切は三話が投稿されるまでにしたいと思っています!ご協力お願いします!
それでは、また次回!
セリフの前に人物名はいる?(一応、台本形式ではないつもりだけど)
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いる!!
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いならい!!