〈個性〉を奪い、ストックし、与える能力の転生者:ヴィラン 作:アマテス豆
少し展開を変えるかもしれません。
てことで本編をどうぞ!
「――あれ? 友虹くん?」
名前を呼ばれて、後ろを振り返ると輝くような金髪の美少女…メリッサ・シールドがそこにいた。
え?なんでいるの?てか、変装してるのに…なんで分かったの?!(帽子を被っただけ。)
驚愕しながら、周囲を見渡す。
あ‥ここよく見たら、映画冒頭で、メリッサがオールマイトと会う場所じゃん!
まずいな、ここは軽く挨拶をして、早めに一人になるしか…
出会ってしまったものはしょうがない。
「久しぶり、メリッサ!」
「やっぱり、 友虹くんだよね!」
嬉しいからか凄く明るい笑顔になる…眩しい、惚れそう。
「二年ぶりだね。」
「そうだよ!去年 友虹くん来てくれなくて、寂しかったんだから!」
笑顔が…く…一人になろうとしているのことに罪悪感が芽生えそう…。
「ごめんね、去年は色々あって、ヴィ…受験シーズンだったし。」
「そっか、それは来られないね…じゃ、今年はとことん楽しんでって!」
「うん、楽しむよ!」
あ、あぶねー、気が抜けてた。
口走りそうになるのを、すんでて抑える。
ここから…一人になるように持っていくか…
「じぁ、俺は行くと…「あれ!!マイトおじさま?!」
…聞いてはいけない名前を口にした。メリッサが…
オールマイト…やばい!やばい!やばい!
「おー!メリッサ!招待ありがとう!」
メリッサが返答に答える形で嬉しそうに駆け寄って抱きつく。
「あれ?この子は?お友だちかな?」
あ…終わった。
気ずかれる…オールマイトなんか勝てるわけないよ…
「うん、紹介するね。マイトおじさまと同じ日本から来た友虹くん! 毎年〈i・エキスポ〉に来てくれてる子なの」
「そうか、そうか!知っていると思うが、私はオールマイト!」
…あれ?ばれてない?オールマイトには、顔共有されてないのか?なら…
本物のオールマイトだ!!やばい!画質が違う!筋肉が!最高!
知られていないとわかるやいなや、気を緩めてしまった。
「初めまして!オールマイトさん、友虹です!」
「友虹少年だな。お忍びで来てるから拡散とかしないでね!」
「はい!あ、サイン貰っていいですか?このスーツケースにお願いします!」
「お安い御用さ!」
やった……ヴィランなのにオールマイトにサインもらっちゃった。
「マイトおじさま! その横でアワアワしてる子は誰なの?」
オールマイトの後ろにいた少年を指差す。
「あっ、はい。ぼ、僕は雄英高校1年の緑谷出久です」
原作どうり…やっぱりぎこちない。
じゃなかった!ワンチャン麗日ちゃんが緑谷くんに俺の特徴を伝えている可能性が…
いや、それはないな。考えすぎだな。
「マイトおじさまの生徒さん?!」
「あ、はい……色々学ばせてもらっています」
…ちょっと話がしたい!主人公と!よし、最悪、ばれてもいいや!
と欲に負けて話すことにした。
「雄英生……君、体育祭でボロボロになってた人だよね?」
「あ、いや……そうです」
「いやー、かっこよかったよ! ヒヤヒヤした。超パワーだっけ? 二回戦はすごかった!」
「い、いや、それほどでも……」
照れ隠しに上を向く緑谷くん。かわいい。
「メリッサ、そろそろ……」
「そうだね。友虹くんも来て! パパを驚かせたいから!」
眩しい笑顔…あれ?
俺、単独行動できるように立ち回ろうとしてたに、完全にペースに飲まれてる。
「分かった」
あ、口が勝手に……笑顔に負けた。
そのままメリッサに連れられ、大きな最先端ビルへ。
「三人とも待ってて。お父さん呼んでくるね」
あ、残されてしまった…
三人になり少しの不安と気まずさを覚える。
「雄英ってすごいね。オールマイトに教えてもらえるなんて」
「あ、うん。ほんと恵まれてると思うよ。君もヒーロー志望なの?」
いや、現役ヴィランです!なんて言えない。
ここは――
「いや、どちらかと言えばサポート志望かな。ヒーローに憧れてた時期はあったけど……俺―」
言いかけたところで、メリッサが合図を送ってきていた。
なので言えず、そのままオールマイトにつずく。
「私が感動の再会に震えながら! 来たー!!」
「トシィ……オールマイト!!」
オールマイトとデヴィットとの感動の再開を横目に俺たちも入室。
「お久しぶりです、さん……って、めっちゃ揺れてる」
オールマイトに揺られ、頭がシェイク状態になりそうになってた。
「どう? 驚いた?」
「ああ。驚いたとも……」
「お互いメリッサに感謝だな。会えて嬉しいよ、デヴィット」
「私もだ、オールマイト」
あぁ、この友情……尊い。なのに…あんな事に、悲しいなぁ。
「紹介しよう! 私の親友、デヴィット・シールドだ!」
「知ってます! デヴィット・シールド博士! ノーベル“個性”賞を受賞した――」
緑谷くんの早口が炸裂する。
「紹介の必要はないみたいだね。……ユニくんも久しぶり」
「久しぶりです」
これが最後の再会になるのかと思うと、少し胸が痛む。
「会って早々悪いが、オールマイトとは久しぶりなんだ。少し二人で話させてくれないか? メリッサ、緑谷くん達を案内してあげなさい」
「わかったわ。さ、二人とも行きましょ!」
「はい! よろしくお願いします!」
廊下を歩きながら――
「君のこと、なんて呼べばいい?」
とメリッサが緑谷に質問する。
「デクでお願いします」
「デクか、俺のことは、ユニって呼んで。」
「わかった。ユニ」
「早く行きましょう!」
そのまま、メリッサに連れられるまま、エキスポを回った。
約1時間後
…やばい!一人になれる隙がない、けど楽しい!
でもそろそろ、離れないと麗日ちゃんと鉢合せちゃうし…
「このメカやばい! こっちも!」
ちょっと強引だけどこれで…
それから、数分。
「ユニくん、すごく離れてしまいましたね」
「ふふ、ユニくんはいつもああなのよ。私たちはゆっくり回りましょ」
ユニと離れた二人を見つめる影が――
「緑谷くんが……知らない女の人と……」
麗日が近づき、ニコッと笑う。
「楽しそうやね、デクくん……」
「麗日さん?! どうしてここに!」
「た・の・し・そ・う・や・ね!」
麗日はさらに一歩近づき、笑顔のまま語尾を区切る。
「なぜ二回言った?!」
「緑谷さん、それは良くないと思いますわよ?浮気?ですわよ!」
八百万さんが、そこにややこしくなることを言う。
「え!なになに?どういう事?」
さらに耳郎が更に入る。
「???」
メリッサは、その状況を理解できなかった。
―この後、緑谷は誤解を解くために原作以上に苦労することになった。。
ーーーーーーーーーー
一方その頃、俺は―
「ここまで来れば大丈夫。今頃、麗日さんと出会ってるんだろうな…」
「メリッサには悪いけど、ここからは単独行動だ。カフェとヴィランアタックに行かなければ遭遇率は低い……よし、観光続けよ」
それから、一人で回り、夕方になった、パーティーまであと1時間てところか…
「そろそろ協力者探ししないとな……協力者……誰なんだよ!二人も」
頭を抱えながら歩いていると――ゴツン!
「あっ、ごめんなさい……考え事してて……」
顔を上げると、どこかで見た赤髪の男。
「ちっ、気をつけろや……」
この声……前世で聞いた某眠りの探偵に似てる。
ウォルフラムだ!
「すみません……」
ウォルフラムはそのまま去っていく。
「……はぁ〜、緊張した。あの人もヴィランなんだよな……デヴィットさん騙されて……あれ?」
ここで、閃いてしまった。
「……これ、協力者ゲットできるし、原作の追体験もできるんじゃ……?」
俺はさそく、思いついた作戦を実行するため、ある場所へ向かった。
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それではまた次回!
文字数に関してのアンケート
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今のままぐらいが読みやすい。
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もうちょい増やした方が読みやすい。
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二話分の文字数のほうが読みやすい。