〈個性〉を奪い、ストックし、与える能力の転生者:ヴィラン 作:アマテス豆
リメイクがひと段落した後に出そうと思っています。
何か知りたいことがあればコメントに書いてください、メタバレにならない程度に答え、必要だなと感じたら設定をまとめたもので細かく書きます。
てことで本編をどうぞ!
俺は今、パーティー会場へ続く7番ロビーにいた。
映画で緑谷達が集合する、あの場所だ。
なぜそんなお茶子ちゃんとに正体がバレるような危険を犯すのか?
それは、ウォルフラムと遭遇したときに思いついた「協力者を作ろう大作戦(仮)」を遂行するため。
そう、ウォルフラムの事件を利用するのだ。
まあ、この作戦…すごく、大きな壁があるのだが…
そのれを乗り越えるための準備を、貴重な一時間でなんとか終えた。
ここからが本番気を引き締めるぞ!
そんなことを考えていると――
「もう誰かが来ている?! くっ、委員長として情けない……!」
A組の委員長である、飯田が颯爽と登場した。
「感心したぞ!」
そう言って、僕の肩に手を置く。
…あ、これ完全にクラスメイトと勘違いされてるやつだ。
「ひっ!」
触られた瞬間、変な声が出た。
いや、ヒロアカファンとしては嬉しいんだけど!?
手がしっかりしてて、なんか安心感ある…
「申し訳ございません! クラスメイトだと思ってつい! 」
声で気づいたらしい。
直ぐに、45度のきれいな謝罪をしていた。
いや、謝らなくてもいいのに……これが飯田クオリティ(?)か。
「大丈夫ですよ。帽子かぶってますし、よく間違われます」
ちなみに今日はハードボイルド主人公みたいな白スーツとハット。
そして、マスカレードマスクをつけていた。
理由はもちろん――麗日さんにバレないため。
「あなたも誰かを待っているのですか?」
「まあ、そんな感じです」
君たちとは、さすがに言えない。
そんな会話をしているうちに、A組男子が続々と集まってくる。
「飯田君、その子は?」
「デク、俺だよ。ユニ」
麗日がいないことを確認したのち、直ぐになじめるように緑谷に素顔を見せる。
「緑谷くん、知り合いなのかい?」
「うん。メリッサさんの友達で、みんなに会う前に逸れちゃってて」
「そうだったのか。さっきは失礼した。俺は飯田天哉、緑谷くんのクラスメイトだ」
「俺、上鳴」
「オイラ、峰田」
「じゃあ、あなた達も雄英生なんですね」
「おう! しかもヒーロー科! てかそんなことより――」
二人がぐいっと近づいてくる。
え、バレた!? 独自に調べられていたとか?まずいまずいまずい――
「メリッサのメアド教えろよ」
「メリッサさん、昔どんなだった!?」
よかった~…ただの変態たちだった~
しかも、生で峰田のゲスボを聞けるとは……ありがたや。
そんなこんなで男子と話していると、メリッサ率いる女子陣が到着する。
「みんなゴメン! 遅れてしもた!」
「そちらの方は?」
「あ、友虹くん!」
来た…!て、ええ!なんですぐばれた!!マスカレードマスクしてるよ!!
顔隠せてない?いやデクのときはマスクとるまで気いてなかったから…
「あ、えと改めて、メリッサの友達のユニです」
平常心、メリッサが例外なだけ…
「ユニくん、だっけ?」
はじめに話しかけてきたのは、麗日だった。
そして、近づいてきて、じっと見つめてくる。
やばい、気づかれたか?いや、大丈夫…一応バレた用の対策あるし…
「私と、どこかで会ったことある?」
「い、いや?ないよ?」
「そうだよね、(あいつがここに入れるわけないし)…変なこと聞いたわ。あはは」
ふ~気ずかれてない!よかったよかった。
「もう、どこいったか心配してたんだから!」
メリッサよ、なぜそんなに気づくんだ。
そこへ飯田くんがみんなに…
「爆豪くんと切島くん、どちらも電話が繋がらない」
「じゃ、俺たちだけで先に行こうぜ!」
「え、でも――」
ブゥゥゥゥン!
緑谷が、発言しようとしたとき、警報が鳴り響いた。
『iアイランド管理システムよりお知らせします――』
来た……本編イベント!!
テンションが上がるのを抑えつつ、僕はメリッサに声をかける。
「メリッサ、この警報……おかしくない?」
「ええ。爆発物が仕掛けられただけで厳重モードに入るなんて……」
「携帯が圏外だ。情報が遮断されている」
「エレベーターも止まってるよ」
皆が異常事態に気づき始める。
「一旦、パーティー会場に行こう!」
「なぜだ?」
「会場には、オールマイトが来てるんだ」
緑谷の言葉に表情が少し和らぐ。
さすがオールマイト。
「会場の天井はガラスだから、様子が見えるよ。案内する」
僕は先導し、会場を見下ろす位置へ。
「デクくん、残念なお知らせだ。オールマイトが捕まってる。それとヴィランが5名」
「そんな……!」
…モニター近くにいるヴィラン、どっかで見たことがあるんだよな。
そこからは映画通り。
耳郎さんがオールマイトの声を拾い、皆で作戦会議が始まる。
「ここから脱出することを提案する!」
「私も賛成ですわ」
「外のヒーローに――」
飯田の提案に八百万と峰田が賛成する。
「いや、脱出は無理だと思う、タルタロス並みの防災設計だし。センサー触れたら即アウト。それも島全体だから…助けを呼べる見込みは…」
俺はそこに釘をさす。
「……ウチは助けに行きたい」
耳郎さんが静かに言った。
その声は震えていたけれど、強く芯があった。
「おいおい、オールマイトが捕まってんだぞ!」
峰田くんが叫ぶ。
「俺たちはヒーローを目指してる」
「ですがまだ私たちは――」
「だからって何もしなくていいのか?」
「うっ……」
八百万さんが言いかけると、轟くんが再度問いかける。
「助けたい。戦わずに、みんなを救ける方法を探したい!」
緑谷の言葉にメリッサが提案をする。
「I・アイランドの警備システムはこのタワーの最上階にあるわ。ヴィランがシステムを掌握しているなら認証プロテクトやパスワードは解除されているはず…」
「なら俺たちでもシステムの再変更ができるね、多少ロックされてても俺なら行けると思うし。」
「ヴィランの監視を逃れ最上階まで行くことができれば、みんなを救けられるかもしれない。」
メリッサの提案に俺も便乗する。
「戦わずしてシステムを元に戻す…か。」
「それなら行けんじゃね!?」
皆がすこしずつ、希望を見いだしていく。
「しかし最上階には絶対にヴィランが待ち構えていますわ。」
「戦う必要はないんだ。システムを元に戻せばオールマイトや他のヒーローが動けるようになる一気に逆転できるんだよ!」
緑谷は、八百万をそう説得する。
「どっちにしろヴィラン達に見つかる可能性があるんだ、なら勝率が高い方がいいんじゃ無いかな?俺はそう思うよ。」
俺も後押しするように発言する。
「うん!みんな!行こう!私たちにできることがあるのに何もしないでいるのは嫌だ!」
「無理だと判断したら引き返す。その条件で俺も行こう」
「あーもう! 行けばいいんだろ行けば!!」
「ありがとう、みんな!」
そしてここに居る全員が決意を固める。
「ユニくんとメリッサさんはここで――」
緑谷がつれないことを言う。
「私も行くわ!」
「でもメリッサさんには“個性”が……!」
「ええ。でもこの中に警備システムの設定変更が分かる人なんているの?」
「足手まといになるのは分かってる。でも私もみんなを守りたいの!」
「俺も行く、俺も手伝いたい!一応、機械系詳しいし、逃げ足も速いし」
だが、メリッサがそんなことで引き下がる子じゃないし、俺も作戦のため以上に今は、緑谷たちの力になりたいと思った。
「……わかった。行こう、みんなで!」
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それではまた次回!
文字数に関してのアンケート
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今のままぐらいが読みやすい。
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もうちょい増やした方が読みやすい。
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二話分の文字数のほうが読みやすい。