〈個性〉を奪い、ストックし、与える能力の転生者:ヴィラン   作:アマテス豆

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ユニの能力について質問が来ていたので、これを機に色々設定などをまとめたものを、出そうと思っています。
リメイクがひと段落した後に出そうと思っています。

何か知りたいことがあればコメントに書いてください、メタバレにならない程度に答え、必要だなと感じたら設定をまとめたもので細かく書きます。

てことで本編をどうぞ!


第十五話 A組と共闘!?

俺は今、パーティー会場へ続く7番ロビーにいた。

映画で緑谷達が集合する、あの場所だ。

 

なぜそんなお茶子ちゃんとに正体がバレるような危険を犯すのか?

 

それは、ウォルフラムと遭遇したときに思いついた「協力者を作ろう大作戦(仮)」を遂行するため。

そう、ウォルフラムの事件を利用するのだ。

まあ、この作戦…すごく、大きな壁があるのだが…

そのれを乗り越えるための準備を、貴重な一時間でなんとか終えた。

ここからが本番気を引き締めるぞ!

 

そんなことを考えていると――

 

「もう誰かが来ている?! くっ、委員長として情けない……!」

 

A組の委員長である、飯田が颯爽と登場した。

 

「感心したぞ!」

 

そう言って、僕の肩に手を置く。

…あ、これ完全にクラスメイトと勘違いされてるやつだ。

 

「ひっ!」

 

触られた瞬間、変な声が出た。

いや、ヒロアカファンとしては嬉しいんだけど!?

手がしっかりしてて、なんか安心感ある…

 

「申し訳ございません! クラスメイトだと思ってつい! 」

 

声で気づいたらしい。

直ぐに、45度のきれいな謝罪をしていた。

いや、謝らなくてもいいのに……これが飯田クオリティ(?)か。

 

「大丈夫ですよ。帽子かぶってますし、よく間違われます」

 

ちなみに今日はハードボイルド主人公みたいな白スーツとハット。

そして、マスカレードマスクをつけていた。

理由はもちろん――麗日さんにバレないため。

 

「あなたも誰かを待っているのですか?」

「まあ、そんな感じです」

 

君たちとは、さすがに言えない。

そんな会話をしているうちに、A組男子が続々と集まってくる。

 

「飯田君、その子は?」

「デク、俺だよ。ユニ」

 

麗日がいないことを確認したのち、直ぐになじめるように緑谷に素顔を見せる。

 

「緑谷くん、知り合いなのかい?」

「うん。メリッサさんの友達で、みんなに会う前に逸れちゃってて」

「そうだったのか。さっきは失礼した。俺は飯田天哉、緑谷くんのクラスメイトだ」

「俺、上鳴」

「オイラ、峰田」

「じゃあ、あなた達も雄英生なんですね」

「おう! しかもヒーロー科! てかそんなことより――」

 

 

二人がぐいっと近づいてくる。

え、バレた!? 独自に調べられていたとか?まずいまずいまずい――

 

「メリッサのメアド教えろよ」

「メリッサさん、昔どんなだった!?」

 

よかった~…ただの変態たちだった~

しかも、生で峰田のゲスボを聞けるとは……ありがたや。

 

そんなこんなで男子と話していると、メリッサ率いる女子陣が到着する。

 

「みんなゴメン! 遅れてしもた!」

「そちらの方は?」

「あ、友虹くん!」

 

来た…!て、ええ!なんですぐばれた!!マスカレードマスクしてるよ!!

顔隠せてない?いやデクのときはマスクとるまで気いてなかったから…

 

「あ、えと改めて、メリッサの友達のユニです」

 

平常心、メリッサが例外なだけ…

 

「ユニくん、だっけ?」

 

はじめに話しかけてきたのは、麗日だった。

そして、近づいてきて、じっと見つめてくる。

 

やばい、気づかれたか?いや、大丈夫…一応バレた用の対策あるし…

 

「私と、どこかで会ったことある?」

「い、いや?ないよ?」

「そうだよね、(あいつがここに入れるわけないし)…変なこと聞いたわ。あはは」

 

ふ~気ずかれてない!よかったよかった。

 

「もう、どこいったか心配してたんだから!」

 

メリッサよ、なぜそんなに気づくんだ。

そこへ飯田くんがみんなに…

 

「爆豪くんと切島くん、どちらも電話が繋がらない」

「じゃ、俺たちだけで先に行こうぜ!」

「え、でも――」

 

ブゥゥゥゥン!

 

緑谷が、発言しようとしたとき、警報が鳴り響いた。

 

『iアイランド管理システムよりお知らせします――』

 

来た……本編イベント!!

テンションが上がるのを抑えつつ、僕はメリッサに声をかける。

 

「メリッサ、この警報……おかしくない?」

「ええ。爆発物が仕掛けられただけで厳重モードに入るなんて……」

 

「携帯が圏外だ。情報が遮断されている」

「エレベーターも止まってるよ」

 

皆が異常事態に気づき始める。

 

「一旦、パーティー会場に行こう!」

「なぜだ?」

「会場には、オールマイトが来てるんだ」

 

緑谷の言葉に表情が少し和らぐ。

さすがオールマイト。

 

「会場の天井はガラスだから、様子が見えるよ。案内する」

 

僕は先導し、会場を見下ろす位置へ。

 

「デクくん、残念なお知らせだ。オールマイトが捕まってる。それとヴィランが5名」

「そんな……!」

 

…モニター近くにいるヴィラン、どっかで見たことがあるんだよな。

 

そこからは映画通り。

耳郎さんがオールマイトの声を拾い、皆で作戦会議が始まる。

 

「ここから脱出することを提案する!」

「私も賛成ですわ」

「外のヒーローに――」

 

飯田の提案に八百万と峰田が賛成する。

 

「いや、脱出は無理だと思う、タルタロス並みの防災設計だし。センサー触れたら即アウト。それも島全体だから…助けを呼べる見込みは…」

 

俺はそこに釘をさす。

 

「……ウチは助けに行きたい」

 

耳郎さんが静かに言った。

その声は震えていたけれど、強く芯があった。

 

「おいおい、オールマイトが捕まってんだぞ!」

 

峰田くんが叫ぶ。

 

「俺たちはヒーローを目指してる」

「ですがまだ私たちは――」

「だからって何もしなくていいのか?」

「うっ……」

 

八百万さんが言いかけると、轟くんが再度問いかける。

 

「助けたい。戦わずに、みんなを救ける方法を探したい!」

 

緑谷の言葉にメリッサが提案をする。

 

「I・アイランドの警備システムはこのタワーの最上階にあるわ。ヴィランがシステムを掌握しているなら認証プロテクトやパスワードは解除されているはず…」

「なら俺たちでもシステムの再変更ができるね、多少ロックされてても俺なら行けると思うし。」

「ヴィランの監視を逃れ最上階まで行くことができれば、みんなを救けられるかもしれない。」

 

メリッサの提案に俺も便乗する。

 

「戦わずしてシステムを元に戻す…か。」

「それなら行けんじゃね!?」

 

皆がすこしずつ、希望を見いだしていく。

 

「しかし最上階には絶対にヴィランが待ち構えていますわ。」

「戦う必要はないんだ。システムを元に戻せばオールマイトや他のヒーローが動けるようになる一気に逆転できるんだよ!」

 

緑谷は、八百万をそう説得する。

 

「どっちにしろヴィラン達に見つかる可能性があるんだ、なら勝率が高い方がいいんじゃ無いかな?俺はそう思うよ。」

 

俺も後押しするように発言する。

 

「うん!みんな!行こう!私たちにできることがあるのに何もしないでいるのは嫌だ!」

「無理だと判断したら引き返す。その条件で俺も行こう」

「あーもう! 行けばいいんだろ行けば!!」

「ありがとう、みんな!」

 

そしてここに居る全員が決意を固める。

 

「ユニくんとメリッサさんはここで――」

 

緑谷がつれないことを言う。

 

「私も行くわ!」

「でもメリッサさんには“個性”が……!」

「ええ。でもこの中に警備システムの設定変更が分かる人なんているの?」

「足手まといになるのは分かってる。でも私もみんなを守りたいの!」

「俺も行く、俺も手伝いたい!一応、機械系詳しいし、逃げ足も速いし」

 

だが、メリッサがそんなことで引き下がる子じゃないし、俺も作戦のため以上に今は、緑谷たちの力になりたいと思った。

 

 

「……わかった。行こう、みんなで!」

 




コメントなどはじゃんじゃんしてもらって結構です!全てに返信を返します!(些細なことでも結構です!あとめっちゃ嬉し!)

それではまた次回!

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