勝手に【ラブライブ 第3期、4期】を作ってみた。   作:スターダイヤモンド

15 / 29
第4期
第14話『なってしまった』


 

廊下を楽し気にスキップする花陽。

 

「♪なんと私が!生徒会長に!穂乃果ちゃんの薦めで…」

 

だが…突然立ち止まり…膝から崩れ落ちる。

そして

「いや無理、無理、無理、無理…無理です!無理です!花陽には無理です!」

と叫んだ。

 

 

 

 

 

 

部室。

 

「大丈夫ですよ、花陽!穂乃果でさえ、務まったのですから」

 

「う…海未ちゃん、それはひどいなぁ…穂乃果だってそれなりに頑張ったよ」

 

「うん、頑張った!偉い、偉い!」

ことりが頭を撫でる。

 

「だよね?だよね?」

 

「いや、穂乃果ちゃんと私とじゃあ…行動力とかカリスマ性とか…全然違うから…」

 

「そんなことないよ、花陽ちゃんは花陽ちゃんの良さがあるもん。花陽ちゃんなら大丈夫だよ」

 

「ことりちゃん…」

 

「真姫、凛…しっかりサポートを頼みますよ」

 

「まっかせるにゃ~」

「まぁ…仕方ないわね」

 

「うぅ…みんな…」

 

こうして無理やり立候補させられた花陽は、無投票で新生徒会長に選任されたのであった。

 

 

 

 

 

 

穂乃果の部屋。

 

 

 

「ところで穂乃果…あなた、進路は本当に…」

海未が神経な眼差しで穂乃果を見る。

 

 

「うん!まさか『家事手伝い』って訳にもいかないしね」

 

「わかっていますか?そうであれば…相当、勉強をしないと…」

 

「わかってるよ…だから…海未ちゃん、ことりちゃん…高坂穂乃果を、何卒よろしくお願いします」

三つ指をついて穂乃果は頭を下げた。

 

「なるほど…覚悟は決めたのですね?それなら容赦はしませんよ」

にやりと笑う海未。

 

「や、やっぱ…やめようかな…」

 

「ふふふ…頑張ろうね、穂乃果ちゃん!ファイトだよ!」

 

「ことりちゃん…それ、私のセリフ…」

 

 

 

 

 

 

 

花陽の部屋。

 

 

 

「穂乃果ちゃんが受験?」

 

「うん…そうみたい」

 

「今からじゃ遅くないかにゃ?」

 

「そうね…でも穂乃果はやればできる人だから…」

真姫は髪の毛をクルクルと指で巻く。

 

「真姫ちゃん、上から目線にゃ」

 

「私たちだって、卒業後の進路は今から考えておかないと…」

 

「現実はつらいにゃ…」

 

「真姫ちゃんはもう進路決まってるの?」

 

「医大」

 

「愚問でした…」

苦笑する花陽。

 

「凛はやっぱりスポーツ関係の学校に進みたいかな」

 

「体育大学?」

 

「わかんない…専門学校とかもあるのかな」

真姫の質問に、凛は首を捻りながら答えた。

 

「かよちんは?」

 

「私?私はまだ…その…」

 

「あなたは保育園の先生じゃなかったの?」

 

「う〜ん、それは幼い頃の夢というかなんというか…」

 

「じゃあ、アイドルにゃ!」

 

「!!…ううん、それはないよ。にこちゃんも言ってたんだけど、この年齢から始めて成功するほど甘くない世界だから…」

 

「そうなのね」

 

 

 

「でも…」

 

 

 

「でも?」

 

 

 

「今は生徒会長と部活に集中するよ!!」

 

 

 

「そうね」

 

「わかったにゃ!」

 

 

 

 

 

〜つづく〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。