勝手に【ラブライブ 第3期、4期】を作ってみた。 作:スターダイヤモンド
第14話『なってしまった』
廊下を楽し気にスキップする花陽。
「♪なんと私が!生徒会長に!穂乃果ちゃんの薦めで…」
だが…突然立ち止まり…膝から崩れ落ちる。
そして
「いや無理、無理、無理、無理…無理です!無理です!花陽には無理です!」
と叫んだ。
…
部室。
「大丈夫ですよ、花陽!穂乃果でさえ、務まったのですから」
「う…海未ちゃん、それはひどいなぁ…穂乃果だってそれなりに頑張ったよ」
「うん、頑張った!偉い、偉い!」
ことりが頭を撫でる。
「だよね?だよね?」
「いや、穂乃果ちゃんと私とじゃあ…行動力とかカリスマ性とか…全然違うから…」
「そんなことないよ、花陽ちゃんは花陽ちゃんの良さがあるもん。花陽ちゃんなら大丈夫だよ」
「ことりちゃん…」
「真姫、凛…しっかりサポートを頼みますよ」
「まっかせるにゃ~」
「まぁ…仕方ないわね」
「うぅ…みんな…」
こうして無理やり立候補させられた花陽は、無投票で新生徒会長に選任されたのであった。
…
穂乃果の部屋。
「ところで穂乃果…あなた、進路は本当に…」
海未が神経な眼差しで穂乃果を見る。
「うん!まさか『家事手伝い』って訳にもいかないしね」
「わかっていますか?そうであれば…相当、勉強をしないと…」
「わかってるよ…だから…海未ちゃん、ことりちゃん…高坂穂乃果を、何卒よろしくお願いします」
三つ指をついて穂乃果は頭を下げた。
「なるほど…覚悟は決めたのですね?それなら容赦はしませんよ」
にやりと笑う海未。
「や、やっぱ…やめようかな…」
「ふふふ…頑張ろうね、穂乃果ちゃん!ファイトだよ!」
「ことりちゃん…それ、私のセリフ…」
…
花陽の部屋。
「穂乃果ちゃんが受験?」
「うん…そうみたい」
「今からじゃ遅くないかにゃ?」
「そうね…でも穂乃果はやればできる人だから…」
真姫は髪の毛をクルクルと指で巻く。
「真姫ちゃん、上から目線にゃ」
「私たちだって、卒業後の進路は今から考えておかないと…」
「現実はつらいにゃ…」
「真姫ちゃんはもう進路決まってるの?」
「医大」
「愚問でした…」
苦笑する花陽。
「凛はやっぱりスポーツ関係の学校に進みたいかな」
「体育大学?」
「わかんない…専門学校とかもあるのかな」
真姫の質問に、凛は首を捻りながら答えた。
「かよちんは?」
「私?私はまだ…その…」
「あなたは保育園の先生じゃなかったの?」
「う〜ん、それは幼い頃の夢というかなんというか…」
「じゃあ、アイドルにゃ!」
「!!…ううん、それはないよ。にこちゃんも言ってたんだけど、この年齢から始めて成功するほど甘くない世界だから…」
「そうなのね」
「でも…」
「でも?」
「今は生徒会長と部活に集中するよ!!」
「そうね」
「わかったにゃ!」
〜つづく〜