勝手に【ラブライブ 第3期、4期】を作ってみた。 作:スターダイヤモンド
部室。
スクールアイドル研究部は12人に増えた、全員が集まると席が足らなくなる。
机の左右に4人ずつ8名、手前と奥の誕生日席で2名…そしてパソコンデスクに2名。
満席である。
「これ以上増えたら、誰かが誰かの膝の上に乗らなきゃだね」
穂乃果が冗談めかして言ったことがある。
…
今日パソコンデスクに海未とことりが座り、奥の正面に穂乃果。
そこから時計周りで花陽、凛、真姫、デルフィナ、桃子、和香、奈美、亜里沙、雪歩。
…
「…というわけで…私たちは今回のラブライブに出ないことなりました」
「えぇ!?」
穂乃果の説明に、部室内の1年生、2年生がどよめく。
「ごめんね!ラブライブに出たいのはやまやまなんだけど…元生徒会長が赤点取って『活動停止!』なんて言われても、みんなに悪いし…」
「それは受験以前の問題ですが…」
海未が眉を顰めた。
「でも、お姉ちゃんは卒業直前まで活動してました」
亜里沙の無邪気な一言。
「いや、それはさ…頭のデキが違うというか」
膝から崩れ落ちる穂乃果。
「でも引退ってこと?そんなに大事な事、軽く言わないでよ」
真姫が不満げに口を挟む。
「そうにゃ!そうにゃ!」
「引退とは言ってないよ!ただ…ステージに立つのは厳しいかな…って」
「えっ…あっ…うん…仕方ないよね…お勉強、大事だもん」
花陽は事前に聴かされていたようだった。
もちろん、穂乃果も悩みに悩んだ。
熟考しての決断。
それはみんな理解している。
それでもショックは隠せない。
部屋の空気が重くなった。
「はい、はい!みんな暗い顔、しない!」
それを振り払うように、穂乃果が手を叩いた。
しかし
「でも、それじゃあ、花陽先輩に負担が掛かりすぎだよ!お姉ちゃんはいつも、人を振り回してばっかりで…」
雪穂は高坂先輩に…ではなく、姉に対して意見した。
「そう思うならさ、みんなで花陽ちゃんを助けてあげればいいんじゃないかな?」
穂乃果が食い気味に言葉を遮った。
「!!」
「えへへ…私が言うのもなんだけどさ、みんな花陽ちゃんに頼りすぎてない?もっと自分たちで色々作っていかないと…ね?」
「雪穂の心配はもっとも話です。確かに生徒会長も押し付けてしまった上に、部長を兼任する花陽への負担は大きく…申し訳なく思っています…ですから…」
「うん、私たちも出来る限りのバックアップはするよ♡」
「大丈夫!みんななら出来る!!ファイトだよ!!」
「まったく、無責任なんだからぁ」
屈託のない表情でそう言い放つ姉を見て、妹がそう呟くと部室は笑いに包まれた。
〜つづく〜