勝手に【ラブライブ 第3期、4期】を作ってみた。   作:スターダイヤモンド

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第15話『エントリー』

 

部室。

 

 

 

スクールアイドル研究部は12人に増えた、全員が集まると席が足らなくなる。

机の左右に4人ずつ8名、手前と奥の誕生日席で2名…そしてパソコンデスクに2名。

満席である。

 

「これ以上増えたら、誰かが誰かの膝の上に乗らなきゃだね」

穂乃果が冗談めかして言ったことがある。

 

 

 

 

 

 

今日パソコンデスクに海未とことりが座り、奥の正面に穂乃果。

そこから時計周りで花陽、凛、真姫、デルフィナ、桃子、和香、奈美、亜里沙、雪歩。

 

 

 

 

 

「…というわけで…私たちは今回のラブライブに出ないことなりました」

 

 

 

「えぇ!?」

穂乃果の説明に、部室内の1年生、2年生がどよめく。

 

 

 

「ごめんね!ラブライブに出たいのはやまやまなんだけど…元生徒会長が赤点取って『活動停止!』なんて言われても、みんなに悪いし…」

 

「それは受験以前の問題ですが…」

海未が眉を顰めた。

 

「でも、お姉ちゃんは卒業直前まで活動してました」

亜里沙の無邪気な一言。

 

「いや、それはさ…頭のデキが違うというか」

膝から崩れ落ちる穂乃果。

 

 

 

 

「でも引退ってこと?そんなに大事な事、軽く言わないでよ」

真姫が不満げに口を挟む。

 

「そうにゃ!そうにゃ!」

 

 

 

「引退とは言ってないよ!ただ…ステージに立つのは厳しいかな…って」

 

「えっ…あっ…うん…仕方ないよね…お勉強、大事だもん」

花陽は事前に聴かされていたようだった。

 

 

 

 

もちろん、穂乃果も悩みに悩んだ。

熟考しての決断。

 

それはみんな理解している。

それでもショックは隠せない。

部屋の空気が重くなった。

 

 

 

「はい、はい!みんな暗い顔、しない!」

それを振り払うように、穂乃果が手を叩いた。

 

 

 

しかし

「でも、それじゃあ、花陽先輩に負担が掛かりすぎだよ!お姉ちゃんはいつも、人を振り回してばっかりで…」

雪穂は高坂先輩に…ではなく、姉に対して意見した。

 

 

 

「そう思うならさ、みんなで花陽ちゃんを助けてあげればいいんじゃないかな?」

穂乃果が食い気味に言葉を遮った。

 

 

 

 

「!!」

 

 

 

「えへへ…私が言うのもなんだけどさ、みんな花陽ちゃんに頼りすぎてない?もっと自分たちで色々作っていかないと…ね?」

 

「雪穂の心配はもっとも話です。確かに生徒会長も押し付けてしまった上に、部長を兼任する花陽への負担は大きく…申し訳なく思っています…ですから…」

 

「うん、私たちも出来る限りのバックアップはするよ♡」

 

「大丈夫!みんななら出来る!!ファイトだよ!!」

 

 

 

「まったく、無責任なんだからぁ」

屈託のない表情でそう言い放つ姉を見て、妹がそう呟くと部室は笑いに包まれた。

 

 

 

 

 

 

〜つづく〜

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