勝手に【ラブライブ 第3期、4期】を作ってみた。   作:スターダイヤモンド

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第17話『どうするの?』

 

花陽の部屋。

 

 

 

「…で…私たちはどうするの?」

 

「どうするにゃ?」

 

「何が?」

 

「ラブライブよ」

 

「あ…うん…」

 

3年生の事実上の引退宣言。

それを聴かされ、真姫と凛は迷っていた。

花陽への質問は、そのまま自分への問い掛けでもあった。

 

 

 

「…う~ん…そうだね…」

彼女のその返事で『答え』は何となくわかる。

そして、それは自分たちの考えと同じだと感じた。

 

 

 

「そうね…私はあなたの結論に従うわ」

 

「凛もにゃ」

 

 

 

「!!…ずるいなぁ…2人とも…花陽はまだ何も言ってないよ」

 

 

 

「言わなくてもわかるにゃ」

 

「長い付き合いだもの」

 

凛と真姫が顔を見合わせニヤリと笑う。

 

 

 

「…そっか…そうだね…」

 

花陽もそれを見て微笑んだ。

 

 

 

 

 

 

「えっと…念の為確認なんだけど…ラブライブのエントリーに反対する人っているかなぁ」

 

 

 

翌日の部室。

 

部長は1年生に問い掛けた。

誰も手を挙げなかったのを確認すると「うん、そっか…」と一人頷いた。

 

 

 

「どういう意味ですか?」

 

「この間、にこちゃんと奈美のお姉さんのこと、みんなも聴いたでしょ?『スクールアイドルが好き!』『アイドル活動が好き!』って気持ちは同じでも…その先の目標が異なっていた為に、バラバラになっちゃった…って話」

 

「ラブライブに出る!って言うと、どうしても勝ち負けに拘(こだわ)る必要があるでしょ?でもそれでいいの?…ってことよ」

 

「凛たちは、何にも考えずに突っ走ってきちゃったけど…みんなはどう思ってるのかにゃ?って」

 

 

 

穂乃果が音ノ木坂の廃校阻止の為、いわば学校のアピールとして始めたスクールアイドル。

そこに元々活動をしていた『にこ』が加わり…彼女たちの目標はラブライブの出場、そして優勝へと変わっていった。

 

しかし、勝利を目指すことと、歌って踊るのを楽しむことは別なのではないか?

 

にこが以前言っていた『テクニックだけにこだわり過ぎて、笑顔のないアイドル』に意味があるのか。

 

もちろん、両方できるに越したことはない。

 

たが、いずれにしてもメンバーの心が同じ方向を向いていないと、空中分解することは前例に示す通りだった。

 

その為の意思確認。

 

 

 

「ラブライブ…優勝…目指す?」

 

「愚問ですよ、真姫先輩!」

 

「私たち、全員、そのつもりです!!」

 

1年生は事も無げに言い放った。

 

 

 

「ふふふ…わかったわ。そういうことなら容赦しないわよ」

 

「おぉ!真姫ちゃんに海未ちゃんが乗り移ったにゃ!」

 

 

 

「あ、いや…お手柔らかに…」

 

 

 

「あはは…」

花陽と凛は、ビビる1年生を見て笑った。

 

 

 

 

 

〜つづく〜

 

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