勝手に【ラブライブ 第3期、4期】を作ってみた。   作:スターダイヤモンド

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第18話『私たちの名は』

 

部室。

 

 

 

花陽がホワイトボードの前に立つ。

 

「色々考えたんだけど…ラブライブのエントリーは…1年生の6人だけにします」

花陽は苦悩の末、部員に告げた。

もちろん、凛も真姫も納得済みである。

 

 

 

 

 

 

3年生が受験勉強で事実上の引退。

自分たちも生徒会の仕事がある以上、並行してステージに立つ…というのは困難を極めた。

 

 

 

いや、去年の穂乃果たちはどうだった?

そんなことを言い訳にしなかったではないか。

 

それはわかってる。

でも…勢いが違う。

何も考えずに突っ走ってきたあの時とは、状況が違う。

 

正直μ'sという看板効果は大きい。

 

9人という数字にこだわるなら、自分たち+1年生で丁度。

活動するにあたって、違和感はない。

 

 

 

「…でも1年生にとって、不利だと思うんだ」

 

μ'sは解散したとはいえ、自分たちが出れば、どうしてもオリジナルメンバーの顔がチラつく。

花陽はデメリットが大きいと考えた。

 

「1年生はμ'sじゃないから…」

 

 

 

 

 

 

「わかりました!頑張ります!!」

大きく頷いた1年生たち。

 

予想はしていた。

最近の2年生の雰囲気を、それとなくみんなが感じていたからだ。

 

「望むところです!」

 

「私たちの歴史は、自分たちで作ります」

先輩の提案に依存はなかった。

 

 

 

「それで名前なんだけど…『ν's』なんてどうかな?」

花陽がホワイトボードに大きく書き出した。

 

 

 

「ブイズ?」

 

首を捻る1年生一同。

 

 

 

「違うわ…これはギリシャ文字でν(ニュー)と読むのよ」  

真姫がフォローする。

 

 

 

「ニュー?」

 

 

 

「えへへ…ギリシャ文字で…『μ(ミュー)』の次は『ν(ニュー)』なんだよ。『新しい音ノ木坂のスクールアイドル』って意味も込めて…」

 

 

 

「We are『ν's』!!」

意図を理解した1年生の6人は、新しく付けられた名前を大きな声で叫んだ。

 

「今日から私たちは『ν's』だ!」

 

 

 

「それでね…その中でチームをふたつに分けようと思うんだ」

と花陽。

 

「ユニットですか?」

 

「そんな大袈裟なものじゃないけど…どうしてもアナタたち、ペアで行動しがちでしょ?」 

 

 

 

「確かに…」

 

雪歩と亜里沙、桃子とデルフィナ…そして、和香と奈美…。

こんな組み合わせで動くことが多い。

 

 

 

「でも、せっかくだから、みんな、もっと仲良くなった方がいいと思うだにゃ」

 

「そこで私が勝手にチームを分けました」

花陽が再び、ホワイトボードに名前を書いた。

 

・チーム【WAD(仮)】和香ちゃん、亜里沙ちゃん、デルちゃん

・チーム【NTY(仮)】奈美ちゃん、桃子ちゃん、雪歩ちゃん

 

「今日から『半分に別れて』って言ったら、これでお願いします」

 

 

 

「わ、わかりました」

1年生の6人は照れくさそうに、それぞれ顔を見合わせた。

 

 

 

 

 

〜つづく〜

 

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