勝手に【ラブライブ 第3期、4期】を作ってみた。 作:スターダイヤモンド
「だいたい、穂乃果はいつだって、いい加減すぎるんです!」
「部屋に入ってくるなり騒がしいわね、一体何したのよ」
「あはは…生徒会の書類の上に、ジュースをこぼしちゃってさぁ…」
「穂乃果ちゃんらしいにゃ」
「らしい…で済まされる話じゃありません!!そもそも…」
「海未ちゃん、海未ちゃん…あんまり雪穂ちゃんの前で、怒るのは良くないと思うよ…」
「そうだよ!ことりちゃんの言う通り!一応、穂乃果にだって姉の威厳というものがあるんだから」
「あっ…それは失礼しました」
「ねっ?前に言ったでしょ?高坂穂乃果はみんなが崇め立てるようなスターじゃないんだって…」
雪穂の言葉に同級生がクスクスと笑った。
「そういう凛ちゃんも、職員室で先生に怒られてたよね?」
穂乃果が凛を巻き込む。
「にゃ?…テストの点数が少しだけ足りなくて…ゴメン!かよちん、今日の夜、勉強教えて欲しいにゃ…」
「えっ…あっ…うん…じゃあ、ご飯食べたら行くね?」
「ちょっと、いい加減にしなさい。人にばっかり頼らないの!そんなんじゃ1年生もついてこないわよ…」
「わ、わかってるにゃ…」
「花陽も甘やかすのやめなさいよ。あなただって部長を任されて、いっぱいいっぱいなんでしょ?」
「う…うん…それは…まぁ…でも…」
「そんな調子じゃ、また『赤点取ったら活動中止!』なんて言われるわよ…あなたたち1年生も…勉強はちゃんとやりなさい」
…
真姫ちゃんのバカ!
凛が悪いのはわかってるにゃ…。
わかってるけど…さ…。
1年生の見てる前で言わなくてもいいと思うんだけどなぁ…。
凛は落ち込んだ。
悩みに悩んだ末、希に電話した。
「凛、かよちんに迷惑かけないようにしたい。このままじゃ、かよちんに嫌われちゃうにゃ…あと、後輩にバカにされないようになりたいにゃ」
「バカにはしてないんやない?」
「でも今度の1年生、みんな頭良さそうなんだよ」
「こればかりは、自分が頑張るしかないと思うんやけど…」
「魔法のおまじないみたいなのはない?」
「ウチは『にこっちやないから』なぁ…『魔法使いは始めてない』んやけど」
「?」
「いや、別に…まぁ、神頼みしても…努力しない人には応えてくれないと思うよ」
「うにゃ…」
「う~ん…そうしたら、朝一、神社のお掃除なんてどうやろか?ウチが紹介するよ」
「えっ?」
「昔から早起きは三文の徳…っていうやろ。自分の心を清めるつもりで、朝練の前に行ってご奉仕する。そういう習慣を付ければ、自ずとやるべきことがきちっと出来るようになるんやないかなぁ」
「凛には無理だにゃ」
「やらないうちから、諦めたらいかんよ!相手は神様やん。頑張る姿はちゃんと見てくれるよ」
「…」
…
「あれ?凛ちゃん、今日は早いね!」
朝練をしにきた花陽が驚く。
「そう言う、かよちんこそ」
「わ、私は…ほら…朝ごはんの準備があるから、早起きなだけで…」
「凛、知ってるよ…かよちん、毎日、夜遅くまで練習日誌を書いてるよね?」
「ん?それは…ほら、趣味みたいなもので…」
「それなのに凛、何もしないで…勉強教えてだなんて…」
「真姫ちゃんの言葉なら気にしなくて…」
「それじゃダメなの!凛がダメなの!!」
「凛ちゃん?」
「あのね…かよちん…今までゴメンにゃ…」
「へっ?」
「凛…やるにゃ!かよちんに捨てられたくないから」
「捨てる?凛ちゃんを?」
「な、何でもない!さぁ、ストレッチを始めるにゃ!!」
継続は力なり…や!
がんばれ、凛ちゃん!
ジョギング途中と思われる、フードを被ったパーカー姿の胸が大きい女性は…境内の木の陰から、そっと呟いた。
〜つづく〜