勝手に【ラブライブ 第3期、4期】を作ってみた。 作:スターダイヤモンド
今年も昨年同様、オープンキャンパスが開催されることとなり、穂乃果たちに「ライブをやってほしい」と理事長から声が掛かった。
ところが…二つ返事で快諾したものの2年生と3年生は、なかなかパフォーマンスが上がらない。
理由は明らかだ。
μ'sとして過ごした1年間があまりにも濃密だった故の…燃え尽き症候群。
にこ達が抜け、後輩を迎えての活動を再開した6人であったが…ライブに向けて気持ちを高めていくことが、これほど大変だったとは…。
3年生は生徒会の活動で抜けることも多い。
また1年生が6人となったことで、2年生負担も(昨年の穂乃果たちと比べれば)単純に倍である。
こうなると…曲と詞はストックがあるものの…衣装やセット、機材の制作や準備などまでは手が回らなくなる。
「こんな中途半端な状態でライブなんて…」
後輩がいないところで、彼女たちはうなだれていた。
…
「頼ってみたら?」
花陽がにこに相談すると、彼女は即座にそう答えた。
「えっ?」
「放送部とか美術部とか…もちろん、アイツらだってヒマじゃないだろうけど…『自分たちの作品を発表する場がひとつ増える』と思ったら、手伝ってくれるんじゃない?」
「そう上手くいくかな…」
「アタシと違って…アンタなら大丈夫よ」
「にこちゃん…」
「μ'sのキャッチフレーズは?」
「みんなで叶える物語…」
「わかってるじゃない!その『みんな』に『アイツら』も入れてあげなさいよ」
「う、うん…」
「さぁ、そうとわかったら電話急げよ」
(善は…だけどね…)
花陽はスマホの向こうの先輩にツッコミを入れた。
…
次の日…
にこのアドバイスを受けたスクールアイドル研究部の部長は、各部室を走り回る。
しかし、さすがに一筋縄ではいかない。
「『μ's』には敬意を表するけど、それとこれとは話は別」と断わられる。
そこで花陽は提案する。
「じゃあ、最後みんなでステージに上がるっていうのはですか?」
「ステージに上がる?」
「皆さんが、何を手伝ってくれたか、ひとりひとり紹介します!」
「わ、私たちが…ステージの上に?」
「わたし、いつも思ってたんだ。アイドルが輝く影には、その何倍ものスタッフさんがいるってことを…。でも、大抵の人は…顔だけじゃなく名前すら世に出ない…。それは違うんじゃないかなぁ…って」
「だから…皆さんも、一緒にステージに上がりませんか?この衣装を作ったのは、このポスターを作ったのは、私なんだよ!って思い切り自慢しませんか?」
〜つづく〜