勝手に【ラブライブ 第3期、4期】を作ってみた。   作:スターダイヤモンド

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第7話『部長SOS』

 

今年も昨年同様、オープンキャンパスが開催されることとなり、穂乃果たちに「ライブをやってほしい」と理事長から声が掛かった。

 

ところが…二つ返事で快諾したものの2年生と3年生は、なかなかパフォーマンスが上がらない。

 

 

 

理由は明らかだ。

μ'sとして過ごした1年間があまりにも濃密だった故の…燃え尽き症候群。

にこ達が抜け、後輩を迎えての活動を再開した6人であったが…ライブに向けて気持ちを高めていくことが、これほど大変だったとは…。

 

 

 

3年生は生徒会の活動で抜けることも多い。

また1年生が6人となったことで、2年生負担も(昨年の穂乃果たちと比べれば)単純に倍である。

 

こうなると…曲と詞はストックがあるものの…衣装やセット、機材の制作や準備などまでは手が回らなくなる。

 

「こんな中途半端な状態でライブなんて…」

後輩がいないところで、彼女たちはうなだれていた。

 

 

 

 

 

 

「頼ってみたら?」

花陽がにこに相談すると、彼女は即座にそう答えた。

 

「えっ?」

 

「放送部とか美術部とか…もちろん、アイツらだってヒマじゃないだろうけど…『自分たちの作品を発表する場がひとつ増える』と思ったら、手伝ってくれるんじゃない?」

 

「そう上手くいくかな…」

 

「アタシと違って…アンタなら大丈夫よ」

 

「にこちゃん…」

 

「μ'sのキャッチフレーズは?」

 

「みんなで叶える物語…」

 

「わかってるじゃない!その『みんな』に『アイツら』も入れてあげなさいよ」

 

「う、うん…」

 

「さぁ、そうとわかったら電話急げよ」

 

(善は…だけどね…)

花陽はスマホの向こうの先輩にツッコミを入れた。

 

 

 

 

 

 

次の日…

 

にこのアドバイスを受けたスクールアイドル研究部の部長は、各部室を走り回る。

 

 

 

しかし、さすがに一筋縄ではいかない。

 

 

 

「『μ's』には敬意を表するけど、それとこれとは話は別」と断わられる。

 

そこで花陽は提案する。

「じゃあ、最後みんなでステージに上がるっていうのはですか?」

 

 

 

「ステージに上がる?」

 

 

 

「皆さんが、何を手伝ってくれたか、ひとりひとり紹介します!」

 

 

 

「わ、私たちが…ステージの上に?」

 

 

 

「わたし、いつも思ってたんだ。アイドルが輝く影には、その何倍ものスタッフさんがいるってことを…。でも、大抵の人は…顔だけじゃなく名前すら世に出ない…。それは違うんじゃないかなぁ…って」

 

「だから…皆さんも、一緒にステージに上がりませんか?この衣装を作ったのは、このポスターを作ったのは、私なんだよ!って思い切り自慢しませんか?」

 

 

 

 

〜つづく〜

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