FOX小隊が何か話しているようですよ!見てみましょう!

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いなり寿司編

 

SRTの汚名返上を図るため、戻って来た連邦生徒会長がユキノを呼び出しロア追跡作戦の任務に着くようにと指示を受けた。FOX小隊の隊長七度ユキノはこれを承諾。シャーレの先生と共にロア追跡作戦が開始するのだった。

 

 

これはその時のお話

 

 

クルミ「ちょっと!私の下着、誰か間違えたでしょ!」

 

シャーレの地下室、今はFOX小隊の拠点となっているこの部屋でポイントマンをやっているコールサインFOX3 高倉クルミの声が響いた。

 

オトギ「ん〜〜??もしかして『また』?クルミの勘違いじゃない?」

 

能天気な声で勘違いを問うているのはスナイパー、コールサインFOX4 天神山オトギ。クルミをよくからかい、クルミがオトギによく声を上げているため仲が悪いと思われるがそんなことはなく、むしろ仲は良い。

 

クルミ「そんな訳無いでしょ!ちゃんと私の籠に入れたもの!明示されている籠に、ね!」

 

ニコ「うーん?なら誰かが間違えたんでしょうか?確認してみますね。」

 

疑問を口にしたのは副隊長、コールサインFOX2 吉野ニコ。いなり寿司をよく作っており彼女のいなり寿司はFOX小隊を越えてSRTでも絶品だという。

 

オトギ「んじゃぁ私も確認してみるか。⋯⋯⋯⋯よいしょっと。」

 

クルミ「ちょ!どうして制服をめくるのよ!上からちょっと覗き込んだほうが良いでしょ!」

 

オトギ「えぇ?その方が良くない?」

 

クルミ「良くない!先生とか他の人に見られたらどうするのよ!」

 

オトギ「大丈夫でしょ。先生に見られたら責任を取ってもらうだけだから。」

 

ユキノ「オトギ、そんな事を言うな。先生に対して私達は多くの迷惑を掛けたんだ。先生の目の前でわざと迷惑になるような事、するわけではあるまいな?。」

 

そう苦言?を言ったのはFOX小隊の隊長、コールサインFOX1 七度ユキノ。FOX小隊の隊長であり、先生に申し訳ないと感じており早く大人になりたいと願っている。

 

オトギ「わ、分かってるよ。ごめん。」

 

クルミ「全くオトギってば。」

 

ニコ「そういえばクルミはなに付けてるの?」

 

クルミ「え?それは⋯⋯⋯⋯⋯。」

 

オトギ「キャミソールでしょ。胸部装甲小さいからそれでも代用できるんだもんね。」

 

クルミ「オートーギー!!」

 

ニコ「ははは。クルミ、落ち着いて。」

 

困り顔でオトギに突っかかるクルミを宥めつつ疑問を口にする。

 

ニコ「にしても一体誰なんでしょう?さっき確認しましたが私ではありませんでしたし。」

 

オトギ「私も違うよ。めくったもん。」

 

じゃあ一体誰が⋯⋯⋯⋯⋯。

 

そんな沈黙の中、ポツリと呟く者がいた。

 

ユキノ「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯私だ。私が間違えた。」

 

クルミ「え!?」

 

オトギ「え?ウソでしょ?」

 

ニコ「ええ!?」

 

意外。この小隊で一番真面目な隊長がまさか間違えるなんて。

 

オトギ「今までユキノが間違えるなんて数えるくらいしかなかったのに。もしかして明日は大雨が降るのかな?」

 

ユキノ「?⋯⋯⋯いや、この前確認したがここ一週間の天気は快晴だぞ?」

 

クルミ「いや、そういう意味じゃないと思うの。」

 

ユキノ「??」

 

クルミ「ダメねこれ。」

 

オトギ「ユキノ。もう少しユーモアがなきゃ。」

 

ユキノ「問題無い。それらはオトギが振ってくれる。私じゃなくてもいい。」

 

ニコ(これは治らないねユキノちゃん。)

 

ユキノ「すまないクルミ。後で洗濯して返す。」

 

クルミ「別に良いわよ。この小隊じゃよくある事じゃない。」

 

こういう事は過去に何度もある。

 

原因?先生が考えてくれ。

 

ユキノ「そうだが⋯⋯⋯⋯。」

 

オトギ「珍しいねユキノ。最近なにかあった?」

 

ユキノ「なにか、とは?」

 

クルミ「ほらあるじゃない。悩みとかいろいろ。相談に乗るわ。」

 

ニコ「ユキノは私達を頼って、ね。」

 

心配そうに語り掛けるニコ。その言葉がユキノの心に響きある悩みを打ち明ける。

 

ユキノ「⋯⋯⋯⋯⋯そう、だな。相談に乗ってくれるか?」

 

ニコ、クルミ、オトギ「「「もちろん(よ・さ)!」」」

 

ユキノ「では話すとしよう。実は先生のことで⋯⋯⋯⋯⋯。」

 

オトギ「先生?どうかした?」

 

クルミ「⋯⋯⋯⋯⋯は!もしかして!先生に何かされた!?」

 

ユキノ「いやそういう事はされていない。先生とは友好な関係だ。」

 

クルミ「良かった〜。」

 

オトギ「なになに〜?何を想像したの〜?」

 

クルミ「う、うるさい!」

 

ニコ「先生がどうかしたの?」

 

ユキノ「先生のことだが先生のことでもないというか⋯⋯⋯⋯⋯。」

 

クルミ「?どういうこと?」

 

ニコ(⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯もしかして!)

 

ユキノ「先生といるとだな、何故か鼓動が高まるんだ!」

 

ニコ、クルミ、オトギ「「「え。」」」

 

ユキノ「な、何故かは分からないんだ!でも先生と一緒にいる時や一緒に食べる時、作戦以外での会話でも高まるんだ!」

 

ニコ、クルミ、オトギ「「ええ!?(は?)」」

 

ユキノ「前までは嬉しいとか恥ずかしいとか、先生に対してそういう感情を抱いてはいたが、最近では鼓動が高まって!更に顔まで熱くなるんだ!私はどうすればいいんだ!」

 

ニコ、クルミ、オトギ「「「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」」」

 

ユキノ「みんな?」

 

クルミ「⋯⋯⋯⋯⋯⋯は!え、ええと!そう!そうね!そういうときは!⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯えっと。」

 

暗闇の中でも道を切り開く凄腕のポイントマンでも機転は利かなかったようだ。

 

オトギ「青春してるねぇ。」

 

ニコ(ユキノ。) 

 

ユキノ「どうしたんだみんな?⋯⋯⋯⋯⋯やっぱりこういうのは自分で解決しなければ。ありがとう、相談に乗ってくれて。」

 

ニコ(意外な所でライバルがいたなんて⋯⋯⋯⋯⋯!先生は私の物です!)

 

クルミ「と!とりあえず!食事にしない!ほら!ちょうどご飯の時間だし!ね!」

 

ユキノ「そうだな、食事の時間だ。そういえばニコの作ってくれたいなり寿司があったな。ニコ、いつも作ってくれてありがとう。」

 

ニコ「⋯⋯⋯⋯どういたしまして。」

 

ユキノ「?」

 

オトギ「いつか修羅場になりそう。」

 

 

 

その後ニコのお稲荷さんは美味しくFOX小隊が食べましたとさ。

 

 

 

めでたしめでたし。

 





またしても一発ネタ。

次から連載の小説を書くつもりです。私の短編小説はこのためにあると言っても良いでしょう。私の小説をいつも読んでいる皆さん、どうか楽しみにして下さい!それと強欲ではありますが高評価と感想お願いします!

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