ヒロアカ世界に転生した者が千手を背負い過ごしていく。   作:名も無き住人

18 / 18
本当に大変申し訳ありません。様々な理由から(文才がないという理由だけではありません)障害物競走と騎馬戦をカットいたします。理由全部話すととても長くなるのですが、結論から言うと原作を読んでいるものとして、他の素晴らしい小説を書く方々と比べいくら駄文とタグをつけてるもののとてもお出しするには申し訳ないと感じたからでございます。こんな作品でも楽しみにしてくださった方には申し訳ありませんが何卒よろしくお願い致します。


十八話・謝罪文あり

障害物競走二十位……騎馬戦三位……

 

トーナメント表が発表され。

 俺は控室でその撮ったトーナメント表を眺めた。

 

 一回戦。千手悠太 vs 芦戸三奈。

 

二回戦の相手は組み合わせ次第だが——おそらく常闇踏陰が来る。

 

 準決勝まで行けば、爆豪勝己。

 

 俺はその名前を見て、少し息を吐いた。

 

 (あいつが来ると確信しているのか)

 

 素直にそう思った。爆豪とやれるなら、それは楽しみだ。あいつの爆発と、俺の真数千手がぶつかったとき、どうなるか——考えるだけで頭が動く。

 

 ただ、まず目の前の相手だ。

 芦戸三奈。酸の個性。物が溶ける。

 俺は控室の壁に背を預けて、目を閉じた。

 

 暫くして透が来た。

 

「悠太、準備できた?」

 

「できてる」

 

「……緊張してる?」

 

「してない」

 

「本当に?」

 

「本当だ。ただ、考えてることはある」

 

「何を?」

 

「芦戸の酸の射程と濃度だ。接触型か投射型かで動き方が変わる」

 透がしばらく黙った。

 

「……悠太は試合前もそういうことを考えてるんだね」

 

「それ以外に何を考える」

 

「普通は緊張するんだよ」と透は言った。「私は今、めちゃくちゃ緊張してる。悠太の試合、見てるだけなのに」

 

「見てるだけの方が緊張するかもしれない。自分で動けないから」

 

「……そうかも」

 透が俺の隣に座った。

 

「頑張ってね」

 

「ああ」

 

「ちゃんと言葉にして」

 

「……頑張る」

 

「よし」と透は言った。少し笑った声がした。

 

  スタジアムに出ると、大きな歓声が上がった。

 雄英体育祭のトーナメントの観客席にはスカウトやマスコミが多い。プロヒーロー来ている。

 

 俺はその雰囲気を感じながら——特に飲まれなかった。

 人が多い場所は苦手じゃない。ただ、必要以上に意識しない。今日この場で俺がやることは、対面した相手と向き合うことだけだ。

 芦戸三奈がステージに上がってきた。

 

 明るい雰囲気の女子だ。クラスが違うから直接話したことは少ないが——体育祭の前日に少し話した。真っ直ぐな目をしている。

 

「千手くん! よろしくね!」

 芦戸が大きな声で言った。

 

「ああ。よろしく」

 

「本気でいくよ! 遠慮しないから!」

 

「それでいい」

 

 芦戸が少し驚いたような顔をした。それからにっと笑った。

「……なんか、やりやすい。変な遠慮されるより」

 

「遠慮する理由がない。お前は強い」

 芦戸の目が真剣になった。

 

「……うん。全力でいく」

 

「来い」

 

 「試合開始‼︎」

 

 開始の合図が鳴った。

 芦戸が即座に動いた。

 両足から酸が噴出した。投射してくると思ったが、滑りながら近づいてくる——また手からも酸を出して地面を溶かしていき、少しずつだが足場が無くなっていく。

 

 俺は後ろに跳びながら、真数千手を顕現した。

 黄金の光が広がった。千の腕が展開する。

 

「っ——! やっぱりあれが……!」

 芦戸が一瞬止まった。

 

 観客席から驚きの声が出る。

 

 クラスの皆んなもUSJを知ってるからか決着はついた。という表情で見ているのが気配でわかるようになってきた。

 

 ——真数千手——

 

 ——壱乃掌——

 

  瞬間酸の霧が——吹き飛んだ。

 そして芦戸の体が後方に吹き飛んだ。

 ドォン!!

 音が遅れて聞こえるように感じた。

 芦戸がステージ白線側まで転がる。

 

 俺はその瞬間、真数千手の腕を一本伸ばして——芦戸の体を優しく押さえた。

 

「……降参するか?」

 芦戸が動こうとした。でも俺の腕の圧力を感じて——少し考えた。

 

「……降参!」

 

 ミッドナイトの声が上がった。

 

「勝者、千手悠太!!」

 

 観客席から歓声が上がったのが聴こえる。




戦闘描写……本当に難しいですね。因みに騎馬戦は心操チームに入っており流れは原作通りとなっています。ただ洗脳は受けてません。派手な動きはしてないため観音を出すのはこれが初めてとなります。後遅くなりましたが、UA2万越え本当にありがとうございます、本当に励みになります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

シューターのヒーローアカデミア(作者:なかりょた)(原作:僕のヒーローアカデミア)

ハイスぺの体と個性『射手』で転生した主人公がおくる物語。なお全方位にさわやかスマイルを振りまいて、脳破壊をしていく模様。


総合評価:610/評価:6.24/連載:24話/更新日時:2026年05月18日(月) 07:01 小説情報

赤き血の英雄、悪を穿つ。(作者:ただねこ)(原作:僕のヒーローアカデミア)

赤血使いのヒーローアカデミア。転生特典とかはないです。たまたま赤血に凄く似た個性を持って生まれたよってだけ。▼突発だけどできる限り頑張ります。


総合評価:590/評価:7/連載:13話/更新日時:2026年05月26日(火) 23:51 小説情報

個性:斬魄刀ガチャ(作者:らいこう)(原作:僕のヒーローアカデミア)

 『BLEACH』と『ヒロアカ』のクロスオーバーです。▼ 能力だけクロスオーバーしてます。▼ 名前:玩真 漂白(がんまひょうはく)▼ 個性:『斬魄刀ガチャ』▼ 魂石というエネルギーを消費して、斬魄刀をランダムで獲得する能力。▼※更新停止します。▼


総合評価:273/評価:5.33/未完:12話/更新日時:2026年03月08日(日) 20:53 小説情報

普通科ですが(作者:リクルート7)(原作:僕のヒーローアカデミア)

有名な雄英高校に入学ししたが、引寄蓄真(ひきよせ たくま)はあえて普通科に入学した。▼ヒーローに興味がなく、今後の進路に有利だと判断していた。▼ヒーロー科の派手な活躍を横目に、特に大きな夢もなく、淡々と日常を過ごし一年の月日が流れようとしていた。▼しかし、超常解放戦線による大規模な戦いの最中、彼の起こした行動により、運命は大きく一変することになる。


総合評価:288/評価:5.62/連載:25話/更新日時:2026年05月26日(火) 11:00 小説情報

適応って強すぎんか?(作者:マーボーマコマコ)(原作:僕のヒーローアカデミア)

ヒロアカ世界に生まれ変わった男が手にした個性は『適応』だった!▼彼はこのチート個性でヒーローを目指す!


総合評価:215/評価:4/連載:7話/更新日時:2026年05月27日(水) 03:11 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>