ヒロアカ世界に転生した者が千手を背負い過ごしていく。   作:名も無き住人

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最近AI君が仕事してくれないので殆ど修正して追加してをして時間かかってきました。


三十三話

 合宿先に着くとまず、荷物を降ろして特訓の準備の時間にあてる。自分の課題は理解してるつもりだ。それは屋内戦闘力向上と上限の突破及び上限突破行動可能時間を伸ばすこと、もしくは負荷を軽くすることだ……だが言うのは簡単だが克服するとなると話は変わる。

 

(さて……どうするかな)

 

 まずは考えをまとめる時間を貰った、それで午前中は終わってしまったが粗方方向・優先順位は決まった……

—————————

午後……

 結局皆お昼までには来なかった……まぁ気にしてもしょうがない、流石に再起不能の怪我とかはないだろう、あの人たちはプロヒーローだしな。

 俺はリューキュウさんから事前に教えてもらった……「君は屋外戦闘は強い。だから弱点とも言える屋内戦闘を補う為の訓練を中心にするといいと思う」と言ってくれた。

 プッシーキャッツの一人が、俺に専用のメニューを用意してくれていた。

「千手くん、君は要望通り屋内戦闘の訓練ね。個性で作った建物があるから、そこで動いてもらう」

「お願いします」

 

 建物は土性で、それなりに広い空間だった。でも——真数千手を全展開すると、腕が天井や壁に当たる。

 訓練の目的が、まさにここにあった。

 限定された空間で、どう真数千手を使うか。

 俺は最初、いつも通りに腕を展開しようとした。

 

 ドゴォン!!

 

 腕が天井を破壊した。

「壊れた……」

「想定の範囲内だよ!」とプッシーキャッツのピクシーボブが言った。「修理は私の個性でやるから、気にしないで。それより——どうやれば壁を壊さずに動けるか、考えてみて」

 俺は考えた。

 真数千手は千本の腕だ。でもその全部を一度に展開する必要はない。屋内では、必要な数だけ出せばいい。

 もう一つ——腕の長さも調整できるはずだ。これまで試したことがなかったが、出力を絞れば、腕を短くできるかもしれない。

 

 俺は試した。

 真数千手を顕現する。だが今度は——百本だけ。長さも、いつもの半分。

 黄金の光が、いつもより控えめに広がった。

「これは……」とマンダレイが言った。「いつもより小さいね!」とラグドール。

「屋内用に絞ってみました。」

「動かしてみて!」

 俺は腕を動かした。

 百本の短い腕が、倉庫の中で滑らかに動いた。天井にも壁にも当たらない。

「お、できてるね!」

「やはり——」

「うん?」

「これじゃ威力が足りない。普段の三分の一以下だ。屋外なら、これでは戦えない」

「だけど屋内では、これが必要でしょ?」とピクシーボブが言う。

「……そうですね」

「悠太くん、君の個性は強い。だからこそ、力を絞る訓練が大事なの。全力を出せる場面より、絞らなきゃいけない場面の方が多い」

 俺はその言葉を聞いた。

 力を絞る、ということ。

 体育祭の芦戸戦で、抑制放を使った。あの時も、出力を抑えた頂上化仏だった。

 あれと同じ考え方を、屋内戦闘にも応用する。

「わかりました」

 俺はもう一度、絞った真数千手で動いた。

 今度はより慎重に、腕の動かし方を変えた。長さを変える、角度を変える、本数を変える。

 一時間ほど動いて、いくつかパターンが見えてきた。

 屋内戦闘用の真数千手——名前をつけるなら、「百式観音」とでもしようか。

 俺は心の中で、その名前を試した。悪くないと思う。

 

 粗方形になってきたところで一度瞑想をし頭の中で整理する。まず屋内戦闘はこれからといったところか、百式観音……これに慣れるようにならなくては……さて……次は上限近くまで解放した時の持続時間増加・もしくは克服を目指すとするか……

——————————

夕方、五時過ぎ……

 少しずつ持続時間が伸びてきた頃、ようやく皆が来た。

「何が「3時間」ですか……」

「腹減った……死ぬ……」

「誰か……飯を……」

「悪いね、それ、私達ならって意味てっアレ、悪いね」

「実力差自慢の為か……やらしいな……」

「ねこねこねこ……でも正直もっとかかると思ってた」

「私の土魔獣が思ったより簡単に攻略されちゃった。いいよ、君ら……特に、そこ四人!躊躇の無さは経験値によるものかしらん?」

 ピクシーボブは緑谷、爆豪と轟と飯田を名指しして来たと同時にあいつらに詰め寄って行って、唾を吐きかける仕草をして来た。

「3年後が楽しみ!!ツバつけとこー!!」

「うわ!!やめてください!!」

 ピクシーボブが唾を本当にかけていき緑谷達が驚いている……汚ねぇなあれは……

 

「マンダレイ、あの人あんなでしたっけ?」

「彼女焦ってるの、適齢期的なアレで」

 相澤先生とマンダレイがそのような会話をしていると、緑谷がハッと何かに気づいた顔をする。

「適齢期と言えば……「と言えばて!!」ずっと気になってたんですが……その子はどなたかのお子さんですか?」

 大体小学生くらいの子供がいる事に気づいた。

そういや、ここに来る前もプッシーキャッツの後ろにいたな…そう思っているとマンダレイが説明する。

「あぁ違う、この子は私の従甥だよ。洸汰、ホラ挨拶しな、1週間一緒に過ごすんだから」

 マンダレイがそう言って挨拶するよう促す。緑谷が前に立ち、屈んで目線を合わせて挨拶する。

(従甥って従兄弟の子供だよな。何でわざわざ連れて来たんだ?親は今何やってるんだ?それとも……)と思っていると。

 

「あ、えと僕、雄英高校ヒーロー科の緑谷。よろしくね」

 緑谷が挨拶した次の瞬間。洸汰という子供は緑谷の股間に思いっきり正拳突きをした。それにより緑谷は股間を押さえながら変な声を出し全身真っ白になりながら悶絶する。

 (痛いなあれは……特に警戒してないからさらに)

 緑谷を心配して飯田がすぐにかけつける。

「緑谷くん!おのれ従甥!!何故、緑谷くんの陰嚢を!!」

「ヒーローになりたいなんて連中とつるむ気はねぇよ」

「つるむ!?いくつだ君!!」

「マセガキ」

「お前に似てねぇか?」

 爆豪がまた轟にキレている……そういう所だと思うが……しかし

「皆ボロボロだな」

 と言う俺にやっと目に入ったのか皆疲れてる筈なのに有る事無い事言ってきた……何故か特に峰田がうるさかった。

 

「茶番は良い、バスから荷物降ろせ。部屋に荷物を運んだら食堂にて夕食、その後入浴で就寝だ。本格的なスタートは明日からだ。さァ早くしろ」

「待って先生!なんで千手だけさっきの無かったんですか!?」

 上鳴がそう聞き何人かは確かにと同調する。すると相澤先生が答える。

「単純な理由だ、千手がいるとお前ら楽するだろ、ピクシーボブの土人形相手に対してな、それではお前らの訓練にならんからな、千手はあのオールマイトさん相手に一定の戦いをする実力を持つ。そんな奴にあの項目は必要ないと判断した、それだけだ」

 というと何人か黙り下を向く、どうやら俺がいたら楽だったのにとか思ってたらしい。すると爆豪が凄い顔で睨んでくるがスルーを決める。

 

「まぁ確かに悠太がいるとそうなのは仕方ないよね〜だって強いもん!」

 と透が言ったお陰で、まぁ確かにという空気に皆なっていき、再度相澤先生に睨まれた皆は慌てて荷物出して合宿先に入っていく。




次回は原作通りになっちゃうので所々飛ばします。
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