――人類の歴史は戦いの歴史だった
戦いの起源を明確に覚えるものはいない
農耕社会が成立した頃に作物を奪い合って争った後が発見されている
青銅器時代にはエジプトやヒッタイトが戦車(チャリオッツ)を持ち、
シューメールが軍隊を組織した
やがてアレクサンドロス、ゲルマン、チンギスハーンが次々に現れては消えた
――火薬を発明したのは中国人だ
火器は世界を変えた、鎧を砕き、城を粉々にぶっ飛ばした
ナポレオンは戦火をヨーロッパにもたらしたし、二度の世界大戦は人々を苦しめた
やがて二つの超大国は冷戦を始め、総力戦の時代は終わりを告げた
だが、それは新たな時代の始まりをも意味したのだ・・・・・・
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ここはキヴォトス、ヨーロッパでもなく北米でもない、むしろ当てはまるほうがおかしい
学園都市の体裁を持つも「国家」と遜色ないゲヘナ、トリニティ、ミレニアムを三大学園として経済を発展させている
ゲヘナの鉱物、トリニティの商品、ミレニアムの技術など、これらも世界規模で戦えるれっきとした『武器』である
だがしかし近代工業の発展の常に中心にあったのはなんであろうか?
そう、『石油』である
古くは燃える水として古書に記述がある
古代ビザンチンは火炎放射器の燃料として石油をつかった
各学園はそれぞれの特徴があるが、共通して石油だけは持っていなかった
だがミレニアムの科学を使い、人工石油や自然由来の資源を使ってプラスチックやナフサを生み出していた
”はあぁぁ・・・今日の生産量はまずまずだなぁ”
「ああ、でもだいぶ良い方じゃないかい?」
”やだなぁウタハ、「良い方」なんてのはないんだぜ?”
”俺たちの目標を忘れちまったのかい?”
「・・・一日の目安は約500万バレル、最近は1万バレルを切っている」
”そうだ そうなんだ!なにが500万だっ!こんなことしてたらカイザーにシェアを奪われちまう!帝愛モドキに負けるなんてエンジニア部の恥だっ!?”
「賴助、君エンジニア部じゃないだろ・・・」
”・・・・・・いいんだよそんにゃことは それよりもカイザーだ、いっそのこと殴り込みが一番効果てきめんじゃないかな・・・”
「物騒だよ、石油を取るまえに自分が捕られたら元も子もないだろう?」
「それよりもデカい油田を見つけられればもう勝ちだろ」
”オイ、待てよ・・・こっちに寄るなよ”
「? どうしたって言うんだい、なぜ離れてくんだ?」
”その・・・気づかないのか・・・スカートがずり落ちてるぜ・・・それ”
「あれぅ・・・・・・・・・・・・・・・」
”・・・・・・朝ちゃんと飯を食わなかったな、お前・・・”
「っ~~~~~~~~~・・・」
ウタハ「ぺぇろぺぇろ」
賴助”ベロベロ”