『艤装装甲パージ!30ミリ機銃、スタンバイ!』
艤装船は艤装装甲をはずし中から30ミリ機銃が出てきた。レイブンは、後部の30ミリ機銃に乗り込みいつでも撃てる状態にしていた。
「宇宙空間ではどれだけの性能を出せるんだ?」
額から嫌な汗が流れ唾をごくりと飲み込むと。
「!見えたぜモビルスーツが」
追っ手が来た。追っ手は黒いMS-05 ザク3機と青いMS-05 ザク1機だった。
「宇宙空間でモビルスーツがどれだけの性能があるか見せてもらうぞ」
MS-05 ザクが射程距離に入ると30ミリ機銃で迎撃を開始した。
「散会したか」
MS-05 ザクは、30ミリ弾を躱し散会すると上下左右から襲って来た。
「隊長!どうやら連中は、ドクターの奪還を考えてません!敵は、ドクターを消すつもりだ!」
『分かっている!弾幕を張って敵を近づけさせるな!』
艤装船から弾幕が張られた。正規の艦と比べたら弾幕は薄いがその分、威力の高い兵装を積み連邦軍の新型戦闘機であるセイバーフィッシュでも少数であれば近づくのは難しいはずだった。
「なんだ、あの動きは!?」
だが、モビルスーツの動きは、レイブンの予想を遥かに上回った。これまでの常識がまったく通じない。
「なんなんだあの動き」
弾幕は躱されマシンガンを連射してきた。MS-05 ザクの攻撃が命中し船体が大きく揺れた。
『左舷機銃破壊されました!』
(左舷機銃がやられたのか!?いや、それよりもうドクターの奴、なんつー兵器を作りやがった!戦闘機なんかよりも小回りがきいて火力も高い。こんなのが量産されたら連邦軍は、一瞬で負けるぞ!)
嫌な未来を予想しながら攻撃を続けていると下部機銃も破壊されて右舷機銃も破壊された。残りは上部機銃と後部機銃のみ。レイブンは、大きく吸って息を止めると後ろからマシンガンを構えて突っ込んでくる黒いMS-05 ザクに合わせて撃った。しかし、弾幕は躱されマシンガンの反撃を受けた。
そしてレイブンの運が良かったのかそれともパイロットが下手くそだったのかMS-05 ザクの右足に30ミリ弾が何発か命中し右足が壊れると黒いMS-05 ザクは、宙返りをしながら明後日の方向に飛んで行った。
「よし、まずは1機」
そう言ってレイブンは、2機目を攻撃しようとすると。
「ん?」
何かがすごい勢いでこちらに来た。
「何か来る?」
すると、爆発が起きた。
「!メインブリッジがやれたのか!?」
艤装船は、次々と爆発を起こしその爆発の衝撃でレイブンは、宇宙空間に吹き飛ばされた。
「ま、まずい!宇宙空間に!!」
そして更に
「!!」
破片が船の後頭部にあたった。あたりどころが悪かったのか目の前が真っ暗になりそして最後に見たのは赤いMS-05 ザクだった。
この戦いは公式に残されてはいないが後の黒い三連星と呼ばれるガイアとマッシュが弱らせオルテガは、レイブンの抵抗により機体は小破、足をやられてしまいどこかに飛んで行ってしまったのを回収されます。
青いザク1に乗っていたランバ・ラルは、ミノフスキー博士を説得してジオンに引き返させようとしたが叶わず、船は後の赤い彗星と呼ばれるシャア・アズナブルによって沈められました。