前回は光の剣匠でいろいろと書いたのですが、原作のアニメと言うこともあり、書くのが難しくて辞めたのですが、一から作ろうと再開しました
誤字報告及び評価や感想などを宜しくお願いします ⤵️
ルーフェリア大陸南西にある魔物などが跋扈する危険な森『デヒュマの森』の奥地では
『グォォォ!』
全長20m以上あるドラゴンが咆哮を上げていた
そんなドラゴンの前には剣を構えて冷や汗を流していた1人の青年が居た
(全く・・・・運が悪いぜ・・・・こんな時にドラゴンと出会ってしまうとはな・・・・)
俺の名はゼオン
大陸中央部にある国【セルディン王国】の伯爵領にある【ラガヤの街】にある冒険者ギルド所属のAランク冒険者だ
とある貴族からの依頼で【デヒュマの森】の奥地にある貴重な薬草を採取しようとしたら突然魔物の頂点であるドラゴンが現れた
あまりの出来事に採取を中断して腰に差していた剣を抜いて構えて警戒して今に至る
目の前に居るドラゴンは風魔法を操る白と緑の竜
【風竜 ウィンドメリア】
(・・・・ドラゴンを相手に逃げ切るのは到底無理だな・・・・ならば・・・)
ゼオンはそう思うと強化魔法で攻撃力、防御力、俊敏力、などを底上げした
(何とか撃退して生き延びるしかねぇ・・・・死ぬ可能性はたけぇが、俺は冒険者だ・・・・死ぬ覚悟はとうに出来てる・・・・行くぜぇ!)
「オラァァ!」
ゼオンはとてつもないスピードで【風竜 ウィンドメリア】に目掛けて剣で斬りかかった
それに対し【ウィンドメリア】は
『グォォォ!』
吼えたと同時にドラゴンの前に高密度の風のバリアが展開した
斬ろうと振り抜いたゼオンの剣は展開した風のバリアとぶつかった
『バフォォォ!』
「ぐっ!」
ゼオンは剣を防がれると【ウィンドメリア】から距離を離れて着地した
(強化魔法で強化しても通じねぇか・・・・流石は魔物の頂点と言うだけあるか・・・・次はどうするかべきか・・・・)
ゼオンは次の手を考えていると
『グォォォ!』
いきなり【ウィンドメリア】が吼えた
(何だ?)
ゼオンはそう思っていると突然
『ズバババン!』
「ぐぅぅぅ!」
ゼオンの両腕と両足が斬り刻んだ
ゼオンは剣を杖代わりにすることで倒れないようにするとポーチから【ポーション】取り出すと斬り刻んだ四肢に掛けて回復した
回復したゼオンは思考した
(不可視の風の刃を繰り出したってとこか・・・・不可視の攻撃を防ぐのは簡単じゃねぇな・・・・やはり、強化魔法で底上げした俺じゃあ・・・・無理だな・・・・クエスト失敗な上にギルドに居る皆には申し訳ねぇな・・・・)
ゼオンは再び剣を構えた
(なら・・・・死ぬまでとことんやってやるぜ!)
「最期まで付き合ってやる!行くぜ!風竜 ウィンドメリア!!」
『グォォォ!』
ゼオンは再び【風竜 ウィンドメリア】に突撃した
それから数十分後
「ハー、ハー、ハー・・・・」
ゼオンは血塗れになった瀕死の状態で地面に横たわっていた
そんなゼオンの前には
『グルルル・・・・』
【ウィンドメリア】が居て唸らせていた
(こ、ここまで・・・・か・・・・ポーチにあるポーションは尽きてしまったし、長年愛用していた剣は折れてしまったからな・・・・俺の命運はここで終わるか・・・・流石は魔物の頂点であるドラゴンだな・・・・)
ゼオンはそう思っていると
【ウィンドメリア】が片方の前足振り上げてゼオンに狙いを定めると
(・・・・とんでもなく強かったな・・・・出来れば俺も・・・・ドラゴンになってみたかったな・・・・)
そう思った瞬間
『ドゴォォン!』
勢い良く振り下ろした【ウィンドメリア】の前足
によってゼオンは絶命した
「う・・・・ん・・・・ここ・・・・は・・・・?」
目を醒ますと視界の中には薄暗い洞窟が高い視点で見えていた
「天国じゃなく洞窟?それに、高い視点だなぁ・・・・」
ゼオンは自分の身体を見てみると驚愕した
「つ、爪に鱗?!」
ゼオンは爪が付いている手で自分の頭を触れると
「この感触は、角?!」
更に身体を動かしてみると
『バサァ!』
「背中に翼?!」
『ブォン!ドスン!』
「長い尻尾?!・・・・ってことは・・・・」
ゼオンは周囲を見回すと近くに大きな水溜まりがあったので近づいて水面を覗き込むと
ドラゴンの顔が写っていた
「ド・・・・ド、ド、ド、ドラゴンに転生してるぅぅぅ!!」
「しかも・・・・今更だが・・・・ドラゴンなのに言葉が話せるぅぅぅ!!!」
こうして死んだと思ったゼオンはドラゴンに転生したのだった