ソードアート・オンライン〜剣の世界の探索者〜   作:来主 結斗

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第五話 プレイヤー

サイト・ユウキ・キリト「遅い」

 

昨日の約束通り今日は僕、ユウキ、キリト、アスナで74層の迷宮区を攻略する予定だったのだが…

 

ユウキ「アスナ遅いね」

 

キリト「そうだな…」

 

待ち合わせの時間を過ぎたのにいつまでたってもアスナが来ないのだ。

 

サイト「アスナが遅刻って珍しいよね、何かあったのかな?」

 

ユウキ「アスナからメッセージとかはきてないの?」

 

キリト「いや、こっちから送ってみるか」

 

とキリトがウィンドウを開いてメッセージを入力していると転移門が青く輝いた、そして同時に…

 

アスナ「きゃああああああああああ!!どいてぇえええ!!」

 

キリト「は!?」

 

転移門から現れた人影とキリトが衝突して地面に転がる。

 

サイト「ちょ、大丈夫?二人とも」

 

地面に倒れこんでいる二人に手を貸そうと近づくがそのときキリトが―――

 

キリト「いてて、ん……?この感触は……」

 

公衆の面前でアスナの胸を揉みだした。

 

アスナ「き、きゃあああああああああああああああああああ!!」

 

悲鳴と共にアスナのパンチが炸裂しキリトが吹っ飛んだ。

 

顔を真っ赤にしたアスナはキリトを睨んでいる、キリトはそんなアスナと目を合わせながら―――

 

キリト「お、おはようアスナ」

 

と朝のあいさつを交わす。

 

アスナ「……」

 

サイト・ユウキ「ひっ」

 

殺気!?僕とユウキが震えていると再び転移門が青く輝いた、それを見たアスナがキリトの後ろに隠れた。

 

現れたのは純白のマントに赤い紋章、ギルド血盟騎士団のユニフォームを着込み両手用剣を装備した男だった

 

確か名前は…

 

アスナ「クラディール…」

 

そうそれ

 

クラディール「アスナ様…勝手なことをされては困ります…!ギルド本部まで戻りましょう。」

 

アスナ「いやよ!今日は活動日じゃないし…そもそもなんでアンタ朝から私の家の前で張り込んでるのよ!?」

 

サイト、ユウキ「!?」

 

クラディール「ふっふっふ、こんなこともあろうかと一ヶ月前からアスナ様の監視の任についておりました」

 

一ヶ月前から家の前で監視ってそれもうストーカーだろ……

 

アスナ「そ、それって団長からの指示じゃないわよね?」

 

クラディール「私の任務はアスナ様の護衛です!それには当然ご自宅の監視も含まれ……」

 

サイト「含まれないでしょ!?」

 

あ、声にでてしまった……

 

クラディール「何か言ったか貴様ァ……!」

 

あー、すごい睨んでるぅ、こっち来るぅ

 

ユウキ「含まれないって言ったんだよ?というかそれってもはやストーカーだよおじさん?」

 

おいぃぃぃぃ!?なんで火に油注いでんのぉぉぉ!?

 

クラディール「小娘が……私は栄光ある血盟騎士団の一員としてアスナ様をお守りする為に」

 

キリト「悪いな、お前さんとこの副団長さんは今日は俺たちの貸切なんだ」

 

クラディール「貴様…」

 

キリト「アスナの安全は俺たちが責任持つよ。本部にはあんた一人で帰ってくれ」

 

クラディール「ふざけるな!貴様らのような雑魚プレイヤーにアスナ様の護衛が務まるか!!」

 

怒りと苛立ちの表情を浮かべたクラディールは乱暴にアスナに歩み寄り手を伸ばしてきた。

 

ユウキ「女の子に乱暴はよくないと思うな~」

 

ユウキがクラディールをさえぎるようにアスナの前にでる。

 

クラディール「いい加減にしろ!!そこをどけ!!」

 

大声で叫びながらクラディールがユウキを払いのけようと手を出してきた。

 

アスナ「ユウキ!!」

 

サイト「っ!!」

 

体が勝手に動いていた。僕はユウキを強引に払いのけようとしていたクラディールの手首をにぎっていた。

 

サイト「……いい加減にするのはあんたのほうだ、黙って聞いてれば好き放題言いやがって…」

 

苛立ちでゆがんでいた顔をよりいっそうゆがませながらクラディールは僕の手を振り払った。

 

サイト「雑魚だ、護衛が務まらんだ、好き勝手言った挙句ユウキに手をだそうとするわ……」

 

クラディール「私の護衛任務を邪魔する貴様らが悪いのだ!!これ以上妨害するのなら」

 

サイト「……なら?なんです?」

 

クラディールは右手を震わせながらウインドウを呼び出し操作を始める、すると僕の視界に半透明のシステムメッセージが出現した。

 

その内容は―――

 

【 クラディール から1vs1デュエルを申し込まれました。受諾しますか?】

 

と書かれていた。

 

僕はアスナのほうを向き……

 

サイト「…やっちゃっていいですか?」

 

と聞いた、するとアスナは

 

アスナ「う、うん大丈夫。団長には私から説明しておくから」

 

僕はYesボタンに触れオプションから【初撃決着モード】を選択した。

 

クラディール「ご覧くださいアスナ様!私以外に護衛が務まらないことをここで証明してみせますぞ!」

 

そう歓喜に満ちたような声をあげながら芝居がかった仕草で両手剣を引き抜き構えた。

 

僕も腰から愛刀を引き抜いた。

 

僕とクラディールは5メートルほど距離を取り向き合いカウントを待った。

 

気がつけばまわりは騒ぎを聞きつけたギャラリーが集まってきていた。

 

そんな緊迫した空気のなかで

 

ユウキ「サイトー!がんばれー!」

 

……早く終わらせよう。

 

カウントが一桁をきった。

 

ギャラリーも静まりかえり、僕も目を瞑り集中をした。

 

【DUEL!!】

 

と文字がはじけたと同時にクラディールは地を蹴り一直線に僕に向かって突っ込んできた。

 

どうやらクラディールは両手剣専用ソードスキル【アバランシュ】を使用してきたようだ。

 

初撃決着モードでこの手のスキルを使うのはまぁ普通だろう。

 

スピード、パワー、使いやすさと全てにおいて文句の付け所がない

 

そうこう考えてるうちにクラディールは目前まで迫っていた。

 

目を開くとそこには勝利を確信している満面の笑みのクラディール…だが―――

 

サイト「……」

 

僕は一歩前に踏み込み刀専用ソードスキル【絶空】を使用した。

 

クラディールはこちらのソードスキルに反応することが出来ずまともに攻撃をくらった。

 

結果クラディールのHPは半分以下に減り、そして―――

 

クラディール「なんだと……!?」

 

手に持っていたご自慢の両手剣が腹の部分からへし折れていた。

 

同時にギャラリーからの歓声とデュエルの終了を意味するアラームが鳴り響いた。

 

クラディール「馬鹿な……私が……負けただと?」

 

なにやらぶつぶつとつぶやいているクラディール

 

そんなクラディールに歩み寄る人影……アスナだ。

 

アスナ「クラディール、血盟騎士団副団長として命じます。本日を以て護衛役を解任。別命があるまで本部にて待機。以上」

 

クラディール「……了解しました」

 

かろうじて返事をしたクラディールはとぼとぼと僕たちの前から姿を消した。

 

ユウキ「おつかれさま!」

 

キリト「おつかれさん」

 

サイト「なんか疲れた……」

 

二人が労いの言葉をかけてくれてる途中…

 

アスナ「皆ごめんね、いやなことに巻き込んじゃって……」

 

とアスナが謝罪の言葉をかけてきた。

 

キリト「いや…俺は平気だが」

 

キリトが僕を見てくる

 

サイト「ん…?何…?」

 

キリト「いや、お前相変わらずユウキのことになるとキレやすいよなって」

 

サイト「ユウキに手を出そうとしたあいつが悪い」

 

即答

 

キリト「あ、はい」

 

アスナ「即答ね……」

 

ユウキ「//////」

 

え?何か僕間違ったこと言ったかな?言ってないよね?

 

サイト「よし、気持ちを切り替えて攻略に行こう攻略攻略」

 

アスナ「そうね、ずいぶん時間を無駄にしちゃったわ」

 

ユウキ「そうときまれば早く行こう!」

 

キリト「そうだな、張り切っていくとするか」

 

サイト「そういうことなら前衛はキリトに任せる、僕は疲れた」

 

キリト「なっ!?」

 

ユウキ「おー!さすがキリト!」

 

アスナ「そういうことならよろしくねキリト君♪」

 

キリト「ちょ、まっ、前衛は普通交代でやるもんだろ!?」

 

サイト「気が向いたら変わってあげるよ」

 

といった笑い話をしながら僕たちは迷宮区に向かって歩き始めていた。

 

 




結斗「……」

サイト「……」

結斗「……」

サイト「何か言えよ」

結斗「皆さん!!お久しぶりです!!」

サイト「斬っていい?」

結斗「すんませんでしたぁ!!」

サイト「お前…前回の投稿いつだったか言ってみろ」

結斗「2月15日です!」

サイト「2016年のなぁ!?今2017年だよぉ!?もうこれ亀更新ってレベルじゃないでしょ!?」

結斗「あけましておめでとうございます!!」

サイト「斬るわ」

結斗「やめてください死んでしまいます」

サイト「構わん、逝け」

結斗「ゆるしてぇ!!」

サイト「聞こえなーい」

結斗「次回こそは早めの投稿をお約束しまs」

サイト「信じられるかぁ!!」

結斗「本当です!!というか実はもう次の話はほとんど出来上がってるんですよ!!」

サイト「……本当か?」

結斗「本当です…」

サイト「わかった、今回は見逃してやろう」

結斗「ほっ」

サイト「今回は…だよ?」

結斗「はい…」

サイト「よし」

結斗「では次回 攻略 お楽しみに……」

サイト「ではでは~」
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