しすこん☆外伝 ブラコン美少女のACLR! 作:アルファるふぁ/保利滝良
「ぐっ・・・」
日が暮れ始めた頃、ユウリはお腹に手を当てて苦しみ始めた
「どうしたのユウリ、まさか陣痛っ!?」
「バカ言え、まだ一ヶ月も経ってないんだぞ!」
シーラの発言に、エド・ワイズが否定する しかし、二人とも大慌てだった
「だ・・・大丈夫だよ・・・」
明らかに苦しそうに、ユウリは二人に笑顔を向ける
「でも・・・」
「それより、依頼はある? 早く行かないと・・・」
そう言いながら、ユウリはお腹を抱えてACガレージに向かって行った
その体に、兄の子を宿して
バーテックスの拠点、アイザールダム そこに独立武装勢力が侵入してきた
今回の依頼は、それを迎撃すること
「敵はヘリだけね、拍子抜けだわ」
「油断しちゃ駄目だよ、ライウンみたいな例もあるんだから」
「それもそうね ユウリ、作戦開始よ」
「りょーかいっ!」
今回のアセンブルは、タンク脚部を使った超火力 いわゆる
しかし敵は、戦闘ヘリが数機のみ オペレーターが油断しても仕方がないというものである
まずタナトスは、上に向かってレーザーライフルを放った
寸分違わずレーザーは、戦闘ヘリに命中した が、しかし
「えぇっ!?ヘリコプターってあんなに堅かったっけ!?」
戦闘ヘリはレーザー弾を耐え、タナトスにロケット砲を撃ってきた
動きが全脚部中最も遅いタンク脚では、回避など出来ない コアに被弾しながら、ユウリはヘリ部隊にレーザーライフルを乱射する
「一気に決める!」
左手のハイレーザーライフルも使い、
光が敵を焼き尽くす 反撃も、タナトスの重装甲に阻まれ大したダメージにはならない
ダムの上に、いくつもの
「これで・・・」
ハイレーザーライフルがチャージされる
「終わり!」
最後の一機を撃ち落とし、ユウリは肩の力を抜いた
ダムの縁に、ブーストジャンプで登るタナトス
「敵の増援よ、ACだわ」
シーラの報告、ユウリは振り替える
「あの程度の戦力じゃ、お前さんには失礼だったか」
フロートACが
「俺となら満足してもらえると思うがね?」
レーザーライフルを撃ちながら、ユウリはそのACの名を呼ぶ
「クライストチャーチ・・・」
策士を気取る三流レイヴンの機体だ 確か、彼には仲間がいたはず
「ウォーンタン・バスカー、悪いけど倒させてもらうよ」
サブタイトルこそミッションのステージのことだったけど、実際はユウリがお腹痛がってただけという