東方長旅録   作:雪音の物語

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長く続けれるように頑張りたいと思います。



転生と旅する妖怪

俺の名は篠原灸斗(ささはらきゅうと)、そこら辺にいる普通の高校生だった。

 

気になることもあるかもしれないが、まぁとりあえず俺の話を聞いてほしい、というより聞いてくれ。

 

「灸斗、何ぼーっとしてんだよ。信号青だぞ?渡るぞ」

 

このとき俺は学校が終わり放課後、仲の良い男友達といつもどおり帰っていた。

ただ一つだけいつも通りでないものを除いたら。

 

「危ないっ」

 

そう、信号無視であろう車が物凄い勢いでこちらに突っ込んできたのだ。

それで、庇った俺が死に親友が助かったところまではいい。

 

「けど、ここはどこだよーーー」

 

運が良かったのか目を覚まし、あたりを見渡すと一面緑豊かな森だったのだ。

 

「なんか紙が落ちてる。」

 

紙を拾い広げて掻いてあった文字を読む。

 

「君は友達をかばい死んだ、それが評価されての、転生させることにしたのじゃ。君に無断で行動したのは外見を変えたので許してねっ」

 

転生、今まで夢物語だと思ってたけど実際になると死んでるし色々複雑だな。ていうか、この世界の説明とかいろいろ欲しかったな。

ていうか、外見を変えた?確かに言われたら背も高くなっているしな。

 

「水たまりは、あった。鏡よりかは見にくいけど見れなくはないな。」

 

そこにいたのは顔が整っており、髪は前世と真逆の白髪の美男子がいた。

 

「なにこれ!?神様ありがとう。もちろん許しますよ。」

 

「まぁ、とりあえずまず何をすべきかだな。冷静に対処しなきゃいけないって教わったし。」

 

俺一人でできることは限られているし時間も有限だからな、ある程度して余裕が出てきたら人を探すのもありだな。

 

「あなた、生まれたばかりの妖怪?」

 

もう人に出会えた、ラッキーだな。ていうかこいつ今なんて言った?妖怪?そんな馬鹿なことを、多分中二病なんだろう。

髪の色も白髪で薄紫色が所々あり、角と翼があったりなど様々な特徴が見れるしな。

 

「妖怪?かどうかは知らないが、生まれたばかりなのはあってる。」

 

「妖怪ってことを隠さなくても大丈夫だよ。何なら私も妖怪だし」

 

だめだ、この女。幻覚まで見えているらしい、かろうじて意思疎通ができて良かった。

それにしてもどんな思考しているんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は目的地のない旅をしているしがない妖怪である。

 

この生まれたての妖怪、生まれたばかりにしては妖力が異様に多い、面白そうと思って近づいたがそんなに、妖力丸出しで妖怪ということを隠しても意味ないのに。

 

「とりあえず話せる場所に移動しようか。私についてきて。」

 

「あ、あぁ」

 

よし、ここらへんでいいかな。

そう思い地面に座る。それと同時に妖怪にも座るよう促す。

 

「私の名前は上田雪音(うえだゆきね)、そういえばあなたは生まれたばかりだから名前がないのよね。」

 

「あぁ、こっちではまだない。雪音が決めてくれないか?」

 

少し言葉に気になる部分があるがスルーしてこの妖怪の名前を考える。

白髪だから苗字は白凪で、今は寒いから、零とか良さそうだな、じゃあ。

 

「決めた。白凪零(しろなぎれい)とかどう?」

 

「気に入ったよ、ありがとう。」

 

「ところで君さ、能力はわかる?」

 

「能力ってものがあるのか?どうやったらわかるんだ?」

 

能力の存在も知らないのか、普通は生まれた瞬間にわかるものなんだけどな。

やっぱり面白い、助けて正解だった。

 

「少し触れるよ。」

 

私の能力と魔法を使って零の能力を調べる。その結果は。

 

「零の能力は風向きを変える能力だね。あ、ちなみに自己申告をするときは程度をつけてね」

 

「そういう決まりがあるのか?まぁ別にいいが。ちなみに雪音の能力はなんなんだ?」

 

「零には面白そうだから特別に教えてあげる。私の能力は短縮する程度の能力だよ。」

 

そんなことより自分が言いたかったことを伝える。

 

「ねぇ零、私の旅についてこない?よほどのことがない限りは食料はなくならないから。まぁ旅だから大体が野宿になるんだけど。」

 

「いいのか?行くところがなくて困っていたから助かるよ。」

 

よし言質を取れた、一人の旅より二人の旅のほうが面白いに決まってる。

 

「私の旅についてくるなら、強くならなきゃだね。足手まといは私の旅に必要ないから。」

 

「急に辛辣だな。まぁ俺が雪音だったとしても足手まといはたびには絶対に連れて行かないな。」

 

「じゃあ立って、今すぐやるよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ立って、今すぐやるよ。」

 

そんなに早く旅をしたいのか?もう中毒者の域だと思うんだが。

 

「はいはい、最初は何をすればいいの?」

 

「自分の体に流れている力はわかる?今私の体から出ているやつ。」

 

なんかオーラみたいなのでて強そうにみえるな。雪音って強いのかな?

 

「ちなみに零は妖怪じゃないと思っているけど普通に妖怪だからね。」

 

「まじで俺妖怪なの?雪音が厨二病なだけだと思ってた。」

 

あの神様やっぱり許せないな。説明が少なすぎる。

 

「厨二病扱いされていたのは不服だけど、妖怪なのは確かだよ妖力が流れているしね。」

 

やばいやばい話が脱線していってしまっている、話を戻さなきゃな。

 

「俺が妖怪なのはわかったから、修行の内容を教えてくれ」

 

「まずは自分の妖力を自分の体のように扱えるまで頑張って、こればかりはコツとかじゃなくて努力次第だから。」

 

コツとかないのか、大変そうだな。ていうかさっきから動かしているけど結構動かすのは簡単だな。

 

「ちなみに明日には試験として私と戦ってもらうから。まぁ能力はハンデとして使わないであげる」

 

明日だと、いくらなんでも早すぎだろ。動かすことはできても攻撃に応用することはまだできてないのに、いじめをしたいのかこの妖怪は。

 

「いくらなんでも早すぎじゃないか?」

 

「ありすぎなくらいだよ、零の妖力量を考えたら普通だしね。」

 

確かに雪音に勝てとは言われてないし試験って言ってたもんな。

けど能力は風向きを変える程度だろ?ぱっと聞くと弱いと思ったけど結構強くね?

 

「この能力ならあれを妖力で作ることができれば合格になるかもしれないな。」

 

「意外といけそうしょ?じゃあ明日の正午にここに来るから頑張ってね。」

 

そういい雪音はどこかに去っていった。

よし、なら作れるように練習をするか、難しいが一日もあればできなくもないな。

 

そう思い、練習に没頭する零であった。

 

 




ちなみに雪音ちゃんは朱鷺子をイメージしてもらえればいいと思います。
なぜ朱鷺子なのかはただたんに主が好きなだけです。
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