不定期で自己満な感じですが見ていただけると幸いです。
第1話 始まり
「あ!」
少女、
〜死後の世界〜
神「すまない。轢く対象を間違ってしまった。」
桜智子「え?えっと、ここは?あと、すまないとは?」
神「非常に申し上げにくいのだが、死んでしまった。もっと後の人が罪人で、そっちを轢くはずが間違って貴女を轢いてしまった。本当に申し訳ない。」
桜智子「私は、どうすれば…。」
神「どこか転生させることができるけど…。」
桜智子「この世界は疲れたんだよなあ。」
神「じゃあ古代に飛ばす?」
桜智子「うーん。まあ面白そうだし。お願いします。」
神「儂の全ての力を使って飛ばす。消滅するけど、罰せられるから、貴女の望みを叶えよう!」
神はとてつもない光を出しながら詠唱し始める。
神々の世界の処罰はとても厳しいのである。
それならば、使って消滅した方がよっぽどの償いだと感じたのだろう。
さて、まもなく転生するわけだが、人生を振り返ってみる。すると、もう嫌気がさす。すぐに思い出すのをやめた。
神「ふう。詠唱終わった。あ、まだだからね?今神力を壺に貯めただけだから。あと1時間ぐらい待って。」
桜智子「そんなに大変なんですか。」
神「うん。なんせ自分が生まれる前に送るわけだからね。普通はできないけど力を注げばいけるから。儂が生まれたの100年くらい前で神々の中だと子供じゃよ。」
桜智子「へえそうなんですね。」
神「なんか他に希望とかあるか。」
桜智子「…あ、記憶は消えても良いので知識だけは残したいです。あと転生したというのも。これさえあれば記憶は消えかろうが消えなかろうが大丈夫です。」
神「わかった。じゃあ知識を残す詠唱しよう。」
そう言って、神はまた詠唱を始めた。桜智子は今更だが、変な圧を感じた。しかしそれが異物というわけでもなかった。
神「終わった。まあこの詠唱は割と簡単だからね。さて、そろそろ詠唱入りますか。遺書書いてと。」
自分自身を使うので消滅する。それなので遺書を書いた。
すると、神は目を開けないくらい眩しい光を出して詠唱を始めた。
神「じゃあ、もうすぐ転生だよ。」
桜智子「はい。お父さん、お母さん、ありがとう。」
神は、さらに本気を出す。
桜智子は、これが神なのだと感じる。
これまでの生を感謝した。転生とはいえ、この生は一度きりだから。
神は、最後に話せて良かったと感じる。そして、無関係の人を殺めてしまったことに悔いを感じている。
神「少しの間だったけど、ありがとう。君の、次の生に、幸あれ!!!」
そして、光が消えると、桜智子と神はいなかった。
今度からは桜智子視点になると思います。
p.s.
誤字があったので修正しました。
p.p.s
桜智子に読みをつけました。また、追記を後書きに移しました。