龍と狐と人間の子   作:人外の人間

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第2話 降り立つ

「う、うん?」

 

見たことない世界。ここはどこ?私は誰?

 

あれ?私は転生したの?でもそれ以外は…知識しかわからない。

 

というか、尻尾と耳とかあるし。って、感覚がある…。え、どういうこと?

 

とりあえず、人がいないか探してみよう。

 


 

もう、太陽も沈みそうなのに見つからない。

 

…お腹空いてないね。疲れも感じていない。私、人間じゃないのかな。

 

うーん、困ったなぁ。どうすれば良いのだろう。

 

え、何あれ。獣!?

 

に、逃げないと!

 

あ、バレた!?うわ、すごい速度で走ってくる。どうすれば…。

 

痛い!腕が、一本、なくな、った?

 

急に力がみなぎってきた…。これを手に込めれば!

 

「えい!」

 

えぇ、一発で倒せた!?

 

でも消し飛んだ腕…あ、そうだ。力を回して、

 

「うおりゃぁーーーー!」

 

再生、でき、た…。

 

そしてそのまま倒れてしまった。

 


 

桜智子が転生する際、こう願った。

 

「転生したら、人一倍の幸せが欲しい。」

 

神は別に聞いてはいなかった。聞いていたとしても、不可能だっただろう。

 

 

しかし、言霊というのはとても強烈であった。

 

幸せを守る力は転生した桜智子に与えられた。

 

転生した桜智子はまだ気づいていない。気づけるはずがない。

 

人間として生きてきた前世。知識もその人間としての知識。記憶は知識と転生したことしかないため、神という存在が本当にいたということも、忘れているのである。そしてこれらが思い出されることは、二度とないであろう。

 


 

「うーん。あ、寝てたのか。」

 

私はそうゆっくりと立ち上がった。日は沈みかけていたが、上がってきているので寝ていたのだろう。

 

さて、昨日、私にはよくわからない力があることがわかった。使えるようにしてみよう。

 

瞑想をしてみる。すると、私の中に、性質の違う3つの力があった。

 

1つはとても馴染みが深い。なんだろうか、親和性が高いというか。

 

もう1つは何か尻尾とかそういうのと共鳴するような感じがある。

 

最後の1つは色々違う。

 

私はこの力はなんだろうと考える。

…。もしかして…。

 

知識に、霊力、魔力、妖力があった。*1

 

もしかして、これらなのでは?

 

霊力は、確か人間が持つ力。前世は人間だったらしいから親和性が高いのがそうだろう。

 

魔力は、魔法使いが使って、人間にも妖怪にもあった。だから色々な面で違うのが魔力かも。

 

妖力は、妖怪。

 

あれ?じゃあ私は妖怪?でもそれだったら霊力はないはず。あ、半人半妖ってやつ?

 

妖怪のはなんだろう。

 

私の尻尾は2本ある。

1つはフサフサ、もう1つは鱗みたいなのがついている。

 

狐と、龍__?

*1
どこかのアニメだか漫画だか




間違って本文を前書きに書いていた。コピペ機能に助けられた。
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