龍と狐と人間の子   作:人外の人間

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今回長めです。


第20話 人外の人外による人外のための講座①

「はい、力はわかったかな?」

 

彩「はい!」

 

「じゃあ寝ようか。また明日やろう。」

 

そうして、眠りについた。

 


 

気持ちの良い朝だ。

 

昨日は外郭で会った少女が本当に来てびっくりした。覚悟がガン決まってたね!

 

ということで人外の人外による人外のための講座やりますか。

 

「おはよう。」

 

彩「おはよー、ふわぁ。」

 

「まだ眠いね?じゃあ少し体を動かそうか。」

 

こういう時は軽い運動が大切。

 

講座としても、生きていくのは自然界だろうからこれは相当大切。

 

「はい。部屋に戻ろう。」

 

彩「はーい。」

 

〜部屋の中〜

 

「今日は妖怪の仕組みについてやろうと思うよ。」

 

彩「はい。」

 

「妖怪には主に2つの種類がある。

 

まず、人を実際に食べてお腹を満たす妖怪、いわゆる人喰い妖怪。

 

この妖怪はここらへんだと外郭にいる人間を食べているみたい。

 

また、死者、遺体を食べるのも中にはいる。

 

瀬那がそう。瀬那は元々猫で、こういうのは火車と言うよ。

 

次に、恐怖でお腹を満たす妖怪。

 

例えば、」

 

瀬那「にゃ!」

 

彩「ギャー!?」

 

「こういうこと。今ので瀬那はお腹が膨らんだでしょ?」

 

瀬那「うん。」

 

「彼女は猫だからああやって忍び寄れるの。そうやって驚かすのもいる。

 

あとは、じわじわと陰湿にやるタイプもいる。

 

で、多分彩ちゃんは一番気になる情報だけど、

 

人間が人外になる方法。

 

①一部の妖怪に特定の行為をされる

 

そういう能力があればそうなる。

 

②精神を捨てる

 

単純に捨てるだけではダメ。死にたいとかそういうのもあってはいけない。ある意味悟りだが、その前に妖怪に洗脳とかそういうので完全に精神に魂を持ち、肉体を捨てる。つまり、メインを肉体から精神にするということ。

 

③妖怪の肉を食べる

 

これが手っ取り早い。酒とか漬け込んだ肉とかでなければ、その妖怪の種族になれる。ただし、この場合完全に妖怪になる場合は少なく、大体半人半妖とかそうなる。

 

やる方法は③ね。②なんか危険すぎて精神どころか妖怪になる前に肉体がなくなってるから。

 

あと、動物とかはいきなり強い力を持つと調子に乗って、最終的に退散、ひどい場合は殺されることだってある。だから、こうやってきちんと勉強して、精神を鍛えてるの。わかった?」

 

彩(書き書き)「わかった。大妖怪とかならなくても、すぐ退治されるような妖怪にはならない。きちんと頭を使える妖怪になる。」

 

「じゃあ午前の部は終わり。一旦ご飯食べて、また戻っておいで。」

 

彩「はーい。」

 

そうして、午前の部が終わった。

 

はっきり言う。疲れた。

 

あのこうやってしっかり教えるのは一度もない。おそらく転生前もなかっただろう。

 

「じゃあ午後の部はこの部屋でずっと待っててもらう。」

 

彩「え?ちょっと待って!」

 


 

Side彩

 

今訓練しているけど、まさかこれとは。とりあえず待とう。

 

あ、時計外されてる。

 

〜30分後〜

 

暇だね。本当に。

 

〜1時間後〜

 

もう2時間ぐらい経った?

 

あ、そういうことか。

 

長い時を耐久する必要があるということか。頑張ろう。

 

そうして、日が暮れるまで耐久、修行した。




はい、ということでリンカーンの

「人民の人民による人民のための政治」

をパロディしました。

ネタですね。はい。

中身は割ときちんとしてるという個人の感想がありますので。
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