龍と狐と人間の子   作:人外の人間

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第21話 人外の人外による人外のための講座②

今日は何を教えようか、そう考えながら朝食を食べ、始まった。

 

「はい、今日は霊力について深掘りしたいと思います。

 

霊力は誰が持つ?」

 

彩「えっと、人間!」

 

「正解。つまり現時点では彩は何か特殊でない限り、霊力を多く持っている可能性がある。

 

人間が一概に霊力を持っているとは限らない。

 

妖怪などは存在していること自体が力だから、絶対に持ってないなんてことはない。妖力を持っていなくとも、魔力は持っている。

 

しかし、人間というのは肉体が主で、力自体ではない。だから、弱い人間だって実際いる。

 

持っている人間について話そう。

 

軍の身体能力の面での精鋭とか、陰陽師なんかは持っている。

 

それで彼らの中には空を飛ぶことができる者もいる。

 

あとは、身体強化をしたり、弾幕を出したり、防御に使ったり…色々ある。

 

それで陰陽師などが人間と見極める一つの材料にはなる。これがあれば基本は人間だから。

 

ある意味大事。

 

反対に、妖怪はこれを嗅ぎつけて来るわけだから、霊力というのは大切だということがわかったかな?」

 

彩「そうなんだ。」

 

「じゃあどうしたら霊力は使えるようになるか。

 

妖力は感覚で使えるのだけれども、霊力はそうはいかない。普段から触れる場所にいないならなおさらだ。

 

まず、それが自覚できるかだ。

 

これは魔力とも共通点はある。

 

自覚するには様々な方法があるが、瞑想してみるが多い?のかな。

 

一番大事なのは、気づけばわかる、そういうことに気づくこと。

 

これは答えを言ったら悪いからこれで。

 

次に、それを使うトレーニング。

 

最初にやるとしたら、飛ぶか弾幕を出すか。このどちらかが最初の方が良いと思う。

 

それで発展していって陰陽師とかになるわけ。

 

でも、彩ちゃんにやってもらうのは途中までだと思う。」

 

彩「へえ、なるほど。あ、そういえば昨日の午後のはなんだったの?」

 

「あれは、暇に打ち勝つ修行。

 

妖怪になると長寿になる分、暇なことも増える。

 

私だってそう。もう8.5億年生きているけど、ものすごい暇だった。

 

だから、人間誕生の瞬間はすごく喜んだ。

 

ここまで長く生き続けられるかはあれだけど、暇になるのは必然だけど、これを耐え抜いてこそ立派な妖怪だと思う。」

 

彩「へえ。」

 

「はい、じゃあご飯食べたら瞑想。それで自分の真ん中を感じて、霊力の自覚をしよう。まずは霊力で妖力の前に練習。割と覚えちゃえば妖力も簡単に操れるから。じゃあ、一旦終わり。」

 

そうして、今日の

 

人外の人外による人外のための講座

 

は終わった。

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