今日はテストをする。
「じゃあテストね。」
彩「え!?」
「はい、鉛筆持って。開始!」
彩はいきなりのことで困惑していたが、予告していたらそこまで意味がない。
もし妖怪になったとして、忘れたらどうするの?というお話。
問題数は10問。全部記述式。
試験時間は15分。割と短い。
見直しもさせない。ぱっぱ出るかを見る。
この子の霊力は人間の中でも大きいほう。下手したらそこらの弱小妖怪より強大。
あと、最上質で妖力との親和性も良いから妖怪化したら強大になると思う。
だからこそ、きちんと経験を積ませる。
調子に乗っては絶対にいけない。
「はい、終わり。」
彩「ギリギリだった…。」
さてと、丸つけ。
「じゃあその間また霊力を自在に操れるように練習してて。」
彩「は〜い。」
〜10分後〜
「よくできたね。満点!」
彩「良かった〜。」
彩は満点だった。どれも完璧だった。
「どう?できるようになってきた?」
彩「うん。弾は出せた。あと、自分の霊力が大きい気がしてきたのだけど…。」
「その通りだよ。弱小妖怪よりも強いと思う。妖力との馴染みも良いから、妖力は人外になったら失うことなく、むしろ増えると思うよ。」
彩「そうなんだ。でもまだ自在ってほど自在に操れていないからもっと練習する!」
「その意気よ!」
彼女はきっと良い子に育つだろう。
瀬那「あのね?絶対に調子乗っちゃダメだからね?私も調子乗った妖怪見たことあるけど、一番ひどかったのは舐めてかかってしかも挑発するような感じ。それなのにそこまで強くないから、華那が『意気がるんじゃねえ!』って言って無惨に殺されていったからね。」
彩「ひ、ひい!必ずそうならないようにしよう!」
なんちゅうこと話してくれたんだ。いや確かにそんなこと言ったしさあ、あってるよ?でもまだマシなやつ言えば良かったんじゃない?そう思ったけれども、これで身が引き締まったならいっか。
「これ人間だったらほぼみんな同じようなことするからだからあれほど口酸っぱく言ってるの。まあ、本心は単純に救われたいというだけらしいから良いけど。もし本心が力が欲しいって言ったなら
人間というのはそういうのだから、お灸を据える意味でそうするのだ。それでもダメだったら恐怖をむしりにむしり取った後肉体を食べる。
彩「あ、もしかしたら大量に出す感じがわかったかもしれない。」
「成長早いね。…そんなことなかった。もう1週間経ってた。元からその素質あったから当然っちゃ当然か。じゃあ違う次元で試してみようか。」
講座4話しかないのですが、実は1週間経っています。
いやあ大雨ですね。私も北日本ではないので怖いですね。
お気をつけて。