龍と狐と人間の子   作:人外の人間

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p.s.
話数間違っていたので修正しました。


第27話 打ち上げ(試し編)

今日はロケットの試し打ち上げをするそうだ。

 

テレビ越しだが、ものすごい神力が込められているのがわかる。

 

「そういえば、彩は月へ行くの?」

 

彩「ううん、行かない。というか、人外排斥するし同じでしょ。」

 

「それもそうね。」

 

瀬那「そういえば、永琳はこの計画に関わっているの?」

 

永琳「…。」

 

「沈黙を貫いても無駄だけど。私たちだって妖怪の追い払いで計画に加わってるの。」

 

永琳「貴女達も相当頭が回るのね。」

 

「私たちは人間より遥かに永い年生きているからね。」

 

永琳「で、計画だっけ?ええ、加わっているわよ。私は主に計算とかしていたわ。」

 

「本番よりは…という感じ?」

 

永琳「そうね。」

 

彩「永琳先生もやってるんだ。」

 

彩は少し悲しそうな顔で言った。

 

「私たちは残るけどね。あくまでも旅とかそういうわけだし。」

 

彩「ほんと!?」

 

「うん。」

 

瀬那「そういえば、この国のトップについてどう思う?」

 

永琳「…。話すのが嫌わね。それくらい嫌い。あの態度はものすごくムカつく。国民もそうだけど。それに理解できないことは排除しようとする。私の言うことが理解できない時に『何それ?そんなわけないでしょ?』みたいなこと言うからね。それでも上の人達は頼りにしているし、一国民と見てくれているから良いけどね。私も恩がないわけじゃないし。旅人、それこそ貴女達のような人を排斥しようとするからね。」

 

永琳も嫌悪感を抱いているようだ。まあ国民だから大っ嫌いというほど嫌いではないようだが。

 

「排斥…。この国兵器はどうなっているの?」

 

永琳「核が2個とからしい。」

 

核…前世の知識では悲惨な結果をもたらし、これで揉め事が起こる、そんな恐ろしいもの。それを持っているとは…。

 

何か、とんでもないことが起こる予感がしてしかたがない。

 

「何もなければ良いなあ。」

 

そんな小声で言った呟きは、誰にも聞こえていなかった。

 


 

Side瀬那

 

昨日の会議?は最悪なものだった。

 

あいつらは自分たちが良ければそれで良い。他がなんと言おうと、それはお前らでなんとかしとけみたいなやつらだ。断ってもよかったが、せっかくだし乗ることにした。

 

この国の陰陽師ははっきり言って無能。

 

他のところの陰陽師は私たちが妖怪というのを気づく者もいた。

 

だから、そこそこ強めていたが、少し緩めても気づかないというのは、どうなのだろうと思った。おそらく、自分たちは全部見つけられているという、鼻が高いだけなのだろう。実際、そんな会話は聞こえてきたし。

 

この国は、崩壊する…いや、今すぐ崩壊するべきだ。

 

だからと言って、私がやるのではなく、自分の手で少しずつ壊れていく…これは理想でそうならないだろうが。

 

不安が多い。




今日は2話!
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