龍と狐と人間の子   作:人外の人間

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p.s.
話数間違っていたので修正しました。


第28話 刀鍛冶

今日はいつもの私たちが住んでいるところに帰ってきた。

 

前買った玉鋼を刀にする。

 

まず、高温の炉に玉鋼を入れて整形できるようにする。

 

「おりゃ!おりゃ!」

 

火花が、それ、大丈夫?、となる程で出るぐらい叩く。

 

玉鋼は作るのがものすごく大変らしいから、それがないだけマシなのか。

 

ある程度叩けたら今度は水に入れる。

 

割れると失敗。

 

「割れるな、割れるな!」

 

ジューーーー。

 

そこそこ放置したが問題なかったので、とりあえず一安心だ。

 

ここからは切れ味を良くするため、ただ研ぐのではなく、霊力等の力を込めながら研ぐ。

 

これができたら鞘も作る…のは大変なので、そこは皮屋に任せるとして、持ち手がないので作る。

 

木は家の裏の上質なものを使う。

 

さて、どのような形状と図柄にするか…。

 

形状は自分の手に合わせよう。

 

うーん、これくらいが持ちやすいか?

 

とりあえずこれで一回削って、そこから合わせよう。

 

図柄はどうしようか。桜の花びらでも入れてみる?

 

それにしてもものすごい長いのできたなあ。刃の部分で1mはあるか?重さもかなりある。

 

これ削るの難しいなあ。

 

瀬那「変わろうか?」

 

「うん、お願い。」

 

さすがに疲れた。

 

まず鍛治をした後にやっているからこの時点で結構疲れている。そんな状態でそこそこ力のいる木を削る作業をやっているので大変でしかない。

 

瀬那にやってもらっている間、私は持ち手と鞘の図柄を紙に書いている。

 

持ち手は白の菱形にしておこうか。

 

でも、黒の基調にしたいから、壊さない程度に入れよう。

 

鞘は桜と梅を入れておこう。

 

よし、これで図柄完成!

 

いやあどうなるかなあ。

 

瀬那「こんな感じでいい?」

 

「うん、ありがとう。」

 

できたようなので私に代わる。

 

持ちやすいようにしたら、磨いて朽ちさせないよう力を込める。朽ちさせないというよりは私の生命力エネルギーに共鳴させているだけだが。

 

一回り小さくした柄に、絹を巻く。

 

そして、墨を塗る。真っ黒にする。

 

漆喰を用意したので、それで白い菱形を作る。

 

塗る作業は心が落ち着くのと、愛着が湧く。とてもいいことだ。

 

最近は本当に色んなことがあった。

 

特に月移住計画についての話。

 

まあ態度のデカさには驚いたし呆れたけど。

 

あとは普通に彩に教えているものか。

 

つまり、忙しかったというわけだ。

 

され、塗り終わったことだし、差し込んでみよう。

 

おお、ジャストフィット。成功だ。

 

これが相棒になるというのは楽しみだ。

 

じゃあ火を消して街へ戻って皮屋さん行きましょうかね。

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